今回紹介するのは、大阪府四條畷市逢阪に位置する「なるかわ園地」の一角に整備されている「つつじ園」にて咲き乱れる「つつじ」です。
春の訪れを告げる穏やかな日差しが降り注ぐ4月末~5月中旬に見頃を迎える「つつじ」ですが「なるかわ園地」では例年ゴールデンウィークの後半に掛けてつづら折りになった散策路の両側に紅・白・ピンクの「ひらどつつじ」が一面に咲き誇ります。
大阪随一の「つつじの名所」で大人気のスポットではありますが、専用駐車場の駐車台数に限りがあるのと「つつじ園」まではそれ相応のハイキングが必要になると言った問題点はあります。
そんな「なるかわ園地」は、大阪府と奈良県の府県境に広がる「大阪府民の森」の一部で「金剛生駒紀泉国定公園」に指定されているのですが、都心の近くではあるものの大自然が残るハイキングコースが充実していることもあり、年間を通して多くの方が訪れるスポットとなります。
「金剛生駒紀泉国定公園」は奈良県と大阪府の府県境となる生駒山地を中心とした金剛山地一帯と、大阪府と和歌山県の府県境に広がる和泉山脈一帯からなる国定公園のことになります。
「なるかわ園地」は、暗峠(くらがりとうげ)の下から鳴川峠(なるかわとうげ)を越える約204haにも及ぶ広大な園地となるのですが、標高524メートルの最高地点には「ぼくらの広場」があって大阪平野の街並みが一望できます。
良く晴れた日には大阪湾や六甲の山並みさらに遠く淡路島まで眺めることができ、南に目を向ければ遥か彼方の葛城山や金剛山までの大自然の景色を大パノラマで楽しむことができます。
ここでは「なるかわ園地」の一角に整備されている「つつじ園」に向けてハイキングを行いつつ「つつじ園」に咲き乱れる「つつじ」の観賞を楽しみたいと思います。
準備が整いましたら「なるかわ園地のつつじ園」の散策スタートです!
なるかわ園地~大阪府随一のつつじの名所【アクセス・駐車場】
今回は、大阪府東大阪市上六万寺町に位置する「なるかわ園地」の一角に整備されている「つつじ園」にて「つつじ」のお花見を楽しむため、バイクにまたがりアクセルを絞ります。
大阪府と奈良県の府県境に広がる「大阪府民の森」のひとつ「なるかわ園地」は、暗峠から鳴川峠を越えて広がる約204haを誇る広大な園地となります。
例年「なるかわ園地」の「つつじ園」では、4月末~5月中旬にかけて「ひらどつつじ」が咲き誇るのですが、大阪府随一と言われる「つつじの名所」であることから多くの方が訪れて賑わいます。
大阪随一の「つつじの名所」ではありますが幾つかの問題点があるのも事実で、まずひとつ目が「専用駐車場の駐車台数に限りがある!」と言うのと「つつじ園までは約2kmほどのハイキングが必要になる!」と言った問題です。
「なるかわ園地」の西側には、中部園地へのアクセスの基本となる連絡道として「らくらく登山道」があり「なるかわ園地」をはじめ「ぬかた園地」や「くさか園地」に向かう方々の共通の入口となる無料駐車場になっているため、時期によっては大変込み合う形となります。
まず初めに「なるかわ園地」を訪れるための基本となる「らくらくセンターハウス」への「アクセス」と「駐車場」に関して簡単に紹介しておきます。
なるかわ園地を訪れる際はマイカーがお勧めです!
「なるかわ園地」を訪れる際にはマイカーを利用することをお勧めしますが、ハイキングを目的とする限りは最寄り駅から歩き進めて行くのも醍醐味となります。
ただ、ハイキング初心者の方が公共交通機関を利用して訪れるには、少し過酷な道のりとなりますのでお勧めはできません!
まず初めにマイカーを利用して訪れる場合は「らくらくセンターハウス」の無料駐車場へのアクセスが必要になります。
大阪市内方面から「らくらくセンターハウス」へ行く場合には「阪神高速13号東大阪線」の「水走IC」を降りることになります。
降りたら「国道308号線」をそのまま東へと進み「被服団地前」の交差点を右折して「国道170号線」に入ります。
「国道170号線」を南下するように走り進めた先にある「下六万寺」の交差点を左折します。
道幅が狭く急勾配の住宅街を道なりに進み、突き当りの手前にある「らくらく登山道センターハウス」と書かれた看板に従って左折したあとは、道なりに走り進めていけば「らくらくセンターハウスの駐車場」に到着です。
「水走IC」から「らくらくセンターハウスの駐車場」まで5.7kmほどですので、約15分で行くことができます。
また、奈良県方面からになると「第二阪奈有料道路」の「西石切IC」を降りることになります。
「国道308号線」を少し西に進み「被服団地前」の交差点を左折して「国道170号線」に入ります。
あとは先程と同じルートで走り進めるのですが、5.3kmほどですので約12分で行くことができます。
続いては駐車場に関する紹介になるのですが「らくらくセンターハウス」に用意されている無料駐車場まで行くには、2つのゲートを越える必要があります。
朝の9時00分~夕方の17時00分までが利用可能となるのですが、利用するにあたって気を付けなければいけないのは「夕方の17時00分を過ぎるとゲートが閉められて車を出すことができない!」と言う点です。
「第1のゲート」はチェーンが渡さてて施錠されるようですが、自転車やバイクなどは横から出られそうでした。
「第2のゲート」は木製の扉が閉められるのですが、人は横から出入りできますが自転車やバイクなどは出られそうにありませんでした。
駐車スペースに関しては2ヶ所に分かれており、合計で「乗用車55台・身体障害者用5台」の駐車が可能となるのですが、本日は平日で昼一番の13時00分過ぎに到着しましたが、すでに八割ぐらいは先客者の車が駐車されていました。
訪れる時期や曜日によって違いはありますが、訪れる人の数から考えると乗用車が55台しか駐車できないのは競争率としては非常に高いと言えます。
ここ「らくらくセンターハウス」は中部園地へのアクセスの基本となる連絡道がある駐車場になっているため、専用の駐車場が無い「なるかわ園地」をはじめ「ぬかた園地」や「くさか園地」に向かう方の共通の入口となる駐車場ですので、時期によっては大変込み合う形となります。
平日でこんな感じですから、休日になれば訪れる方も多くなることが予想されますので、早い時間帯の来園をお勧めするのと同時に、訪れる時間帯が遅くなる場合には「公共交通機関」の利用を考えるのが良いかと思います。
上記のようなことから今回は「バイク」で訪れたのですが、自転車及びバイクに関しては、駐車場の最奥まで進めば10台ほど止められる駐輪場が用意されていますのでご安心ください!
続いては「公共交通機関」をご利用の場合ですが、こちらは幾つかのアクセスルートがあります。
「近鉄奈良線」の「枚岡駅」で下車した場合は「平岡展望台」を経て「神津嶽ハイキングコース」を歩き進めて行くのですが、最短距離で歩いても「神津嶽休憩所」まで約1.3km⇒「らくらく登山道」の「客坊大橋」まで1.1km⇒「客坊展望台」まで500m⇒「つつじ園」まで600mで、合計3.5kmほどのハイキングが必要となります。
また「近鉄奈良線」の「瓢箪山駅」で下車した場合は「客坊谷ハイキングコース」を歩き進めて行くことになりますが「客坊大橋」まで2.1km⇒「客坊展望台」まで500m⇒「つつじ園」まで600mで合計3.2kmほどのハイキングが必要となります。
最後は「近鉄奈良線」の「瓢箪山駅」で下車した場合ですが「なるかわ谷ハイキングコース」を歩き進めて行くことになりますが「赤トンネル」まで2.1km⇒さらに「水車小屋跡の分岐点」まで500m⇒「イシダタミの路」から「つつじ園」まで600mで合計3.2kmほどのハイキングが必要となります。
ハイキング上級者の方でしたら何の問題も無く歩くことはできると思いますが、ハイキング初心者の方や小さなお子様連れのご家族さらにはお年を召した方などには「公共交通機関」での来園はお勧めできませんので、マイカーを利用して早い時間帯の到着をお勧めしておきます。
いずれの駅からもまず初めに「らくらく登山道」に入るまでのハイキングが必要となりますのでご注意ください!
と、言ったところが「らくらくセンターハウス」への「アクセス」及び「駐車場」の紹介となります。
なるかわ谷ハイキングコースでつつじ園に向かいます!
今回は、約204haを誇る広大な「なるかわ園地」の一角に整備されている「つつじ園」にて大阪随一と言われる「つつじ」の観賞に訪れたのですが「つつじ園」が整備されているのは「らくらくセンターハウス」より2.4kmほど先とのことで、絶対的にハイキングが必要なので気持ちは少し重めです。
まずは「らくらくセンターハウス」に立ち寄って「園内マップをゲットしてからのスタート!」になるのですが、屋根を大きくした個性的なログハウス造りの建物は、角材をふんだんに利用しつつも壁の無い開放的な内部は大変広々としているのですが、日光を十分に取り込めるように西側はガラス張りになっています。
建物の奥にあるレストスペースでは飲み物やアイスクリームなどの自動販売機が備えられていますので、出発前には水分補給のためのお飲み物などはここでお買い求め下さい!
また、生駒山の植物に関する展示スペースがあるのですが、ゆったりと設けられた開放感のあるスペースでは、備え付けの本を読んだり歩き疲れた体を癒すことができます。
レストスペースの奥には扉がありますので、一歩外に踏み出せばウッドデッキの展望テラスまで用意されています。
心地よい風が吹き抜ける展望テラスですから、景色を眺めながらお弁当を広げることで大変贅沢なお食事を楽しめます!
標高が150mほどしかない展望テラスからの眺めですので、密に立ち並ぶ大阪平野の街並みが一望できます。
本日は少しもやが掛っていますが、大阪のシンボルになっている「あべのハルカス」や「通天閣」などを眺め見ることができます。
あまりの居心地の良さに「つつじ」の観賞に訪れたことを忘れて長居してしまわないようにお気を付けください!
さて「らくらくセンターハウス」にて「園内マップをゲット!」したところで「つつじ園」へと向かうのですが、まずは中部園地への連絡道となる「らくらく登山道」を歩き進めて行きます。
「らくらく登山道」から「なるかわ園地」へと向かうには三ヶ所の登山道となるハイキングコースがあります。
1つ目は「らくらくセンターハウス」から歩き始めて約400mの地点にある「赤色の鉄製のトンネル」と木製ゲートのある分岐点となります。
この分岐点は「なるかわ谷ハイキングコース」への連絡道となるのですが、左手側に進めば「近鉄奈良線」の「瓢箪山駅」に向かい、右手側に進めば「鳴川峠・つつじ園」にアクセスできる登山道となります。
2つ目の連絡道があるのは「らくらく登山道」を約1500m歩き進めた地点にある「客坊大橋」の下を通る「客坊谷ハイキングコース」です。
左手側に進めば「近鉄奈良線」の「瓢箪山駅」に向かい、右手側に進めば「客坊展望台」を経由しながら「ぼくらの広場」や「つつじ園」にアクセスできます。
最後の連絡道は「らくらく登山道」を約2700m地点にある「神津嶽ふれあい広場」の少し先にある「神津嶽ハイキングコース」です。
左手側に下れば「近鉄奈良線」の「枚岡駅」に向かい、右手側に進めば「なるかわ休憩所」を経由しながら「ぼくらの広場」にアクセスでき、その後「つつじ園」へとアクセスできます。
ハイキング上級者の方でしたら最後のハイキングコースを選択しても問題ないかと思いますが「つつじ」の観賞に訪れた場合は、基本的には1つ目の「なるかわ谷ハイキングコース」で向かうのが最短距離になります。
今回はもちろん最短コースで「つつじ園」に向かうのですが、まずは約400m先の地点にある「赤色の鉄製のトンネル」と木製ゲートのある分岐点まで行くと「なるかわ谷ハイキングコース」へと入って行きます。
「らくらくハウスセンター」には「ここからつつじ園まで約2.4kmです」と書かれていましたが「赤のトンネル」まで約400mで「なるかわ谷ハイキングコース」に入ったところに「つつじの広場(1.5km)」と書かれていましたので「約1.9km」ではないかと思います。
初めに言っておりますが、結論から言えば距離がどうのこうの言う前に、かなりハードなハイキングになります。
「らくらく登山道」は舗装された遊歩道で歩きやすく勾配もほとんど感じませんので軽快に歩き進めることができるのですが「なるかわ谷ハイキングコース」へと入って行くと同時に気配は大きく変わります。
歩き始めこそは舗装されていますが、すぐに急勾配で足元の悪い登山道へと変わります。
急勾配の登山道を歩き進めていると約500m先に休憩所となる「水車小屋跡」の分岐点へと差し掛かるのですが、これより先は左手側に進路を変えて「いしだたみの路」を歩き進めることになります。
引き続き「いしだたみの路」も急勾配の登山道になっているのですが、ほぼ最後まで階段が多い路が続くのですが、この辺りまで来ると吹き出す汗が止まりません!
何度も立ち止まって呼吸を整えるのですが、先ほどまで後ろに誰もいなかったはずなのに、お年を召した3人の男女が軽快に歩き進めて近づきつつあります。
追いつかれないように気合を入れて歩き進めますが、止まることなくどんどん近づいてくる足音に我慢ができず端に寄って路を譲ります。
見た目からしても倍ほどの年を召しているであろう高齢者の方に「お先にどうぞ~!」と言うと「私たち歩くの遅いので大丈夫ですよ~」と返されます。
追いつかれて今にも追い越されそうなのに「歩くのが遅い?では我々は・・・」と心の中で思うのですが「めちゃくちゃ元気ですね~!私たちはもう限界ですよ~」と言うと「まだまだ若いのに・・」と、笑いながらパワーのいる階段をスタスタと歩き進めて行くのを見ていると、これがまさに高齢化社会の力かと思い知らされます。
「いしだたみの路」を歩き進めること約500mの地点で「なるかわ管理道」と交わる分岐点があり左手側へと進路を変えます。
「なるかわ管理道」に入ると平坦な道へと変わり、砂利道から舗装された歩きやすい散策路へと変わっていきます。
なるかわ園地のつつじ園は大阪府随一の名所です!
少し歩き進めていると「らくらくセンターハウス」付近で目にしたっきり全く気配のなかった「つつじ」が咲いているのを見ることができます。
「園内マップ」には「つつじ広場」までは残すところ400mと記載されていますが、100mほど歩き進めていると「つつじ園」の入口に差し掛かり、散策路の両側にはピンク・白・赤・紫・褐色の「ひらどつつじ」が一面に咲き誇る景色が目に飛び込んできます。
「なるかわ園地」の「つつじ園」では約2500株を誇る「ひらどつつじ」が色鮮やかに咲き誇るのですが、つづら折り状に整備された散策路は約400m先にある「つつじ広場」まで延びていきます。
三段からなるつづら折り状になった散策路は、高さを増しながら上段・中段・下段に整備されているのですが、下段の散策路の「つつじ」は七分咲きほどですが見ごたえは十分です!
「つつじ園」に来るまでの過酷なハイキングのことなど頭の中から消えてしまうほどの景色で、疲れているはずの足が軽やかに前に進みます。
下段から中段へとつづら折り状の散策路を歩き進めて行くのですが、中段の「つつじ」の開花状況はほぼ満開になっていて、両側に咲き乱れる「つつじ」はまさに絶景となります。
まるで「つつじ」の壁が迫りくるような景色の中に身を置いていると「つつじ」の壁が迫ってきて今にも埋もれてしまいそうな感覚に包まれます。
そんな「つつじ」は、日本の国花と言っても過言ではない桜の花が終わりを迎えた頃から徐々に開花しだすのですが、色鮮やかで大輪の花を咲かせる「ひらどつつじ」は、見ているだけでも抜群の存在感となります。
中段の散策路には、ゆっくりと腰を下ろして観賞できるように幾つかの丸太状のベンチも置かれています。
「ひらどつつじ(平戸つつじ)」は「ツツジ科ツツジ属」の常緑樹となるのですが、交易の中心地であった長崎の平戸で栽培された「つつじ」で、各地の「つつじ」が集まる場所で自然交配などを経て選抜された品種です。
「つつじ」の中では大型で放任すると樹高は1~2mほどになるのですが、刈り込みができる性質から生垣にもよく使われるほか、お手入れ次第では樹高を低く仕立てることも可能なので低木の街路樹の足元などにも植栽されますので、意識して周りを見渡すと至る所に植栽されていることに気付きます。
「つつじ」は、鮮やかなピンク色の花が印象的な植物になるのですが、「躑躅色(つつじいろ)」とされるのは紫がかった鮮やかな赤色の「つつじ」を指すのですが、花色は白や赤または複色で漏斗形(ろうとけい)の花弁が5つに分かれます。
昔から沢山の人に愛されて和歌に詠まれてきましたが、赤紫の中でも代表的な日本の伝統色で「清少納言」は「枕草子」に「躑躅色」を冬の下襲(したがさね)に合う色だと記しています。
「ひらどつつじの花」はどれも大輪で、その大きさは10cmを超えるものもあり、横向きや上向きに星の形のように花びらを咲かせるのですが、花びらの中央から雌しべが空に向かって伸びていて、上方の花びらにだけ「斑点」があります。
この斑点はガイドマークと呼ばれる蜜標で昆虫たちに蜜のありかを知らせる役目をしています。
「ひらどつつじ」の葉は常緑で互生して枝の先の方に付くのですが、先がとがった厚みのある楕円形の葉の大きさは5~10cmほどで色鮮やかな花の色とのコントラストが抜群の美しさになるのが魅力的です。
「ひらどつつじ」の品種は300種以上もあると言われているのですが「なるかわ園地」の「つつじ園」では、大紫(オオムラサキ)・曙(アケボノ)・白妙(シロタエ)などの丈夫で育てやすい人気の品種が中心になっています。
中段の散策路より上段の散策路へと進むのですが、上段の散策路では片側だけ「つつじ」の植栽があるのですが、歩き進めて行くと「つつじ広場」があり「つつじ園」の全体を眼下に見下ろすことができるように整備されています。
「つつじ広場」には幾つかのベンチが設置されていますので、眼下に咲き乱れる「つつじ」のお花見を楽しみながらの昼食は贅沢極まりない時間になることは間違いないです。
「つつじ広場」に着いたときには5~6組ほどの方がいましたが、いずれもお弁当を広げて楽しそうに雑談しながらお食事中でした。
最初は手ぶらでハイキングに専念しようとも考えたのですが、とりあえずはパンとおにぎりと飲み物は持ってきていましたので、眼下に広がる「つつじ」のお花見を楽しみながら美味しくいただくことができました。
それ相応に過酷なハイキングになりますので、本当は手ぶらで向かうのが良いのではないかとも思いますが「つつじ広場」より眺める「つつじ園」の景色はまさに絶景となりますので、リュックサックにお弁当とお飲み物を忍ばせて向かうのがお勧めとなります。
「つつじ」は「6月7日」の誕生花ですが「ひらどつつじ」は「4月25日」の誕生木となるようです。
「つつじ全体」の花言葉は「節制・節約・節度・慎み・自制心・訓練・努力」などで、群生して咲く華やかな花のイメージとは違って固い花言葉が並びます。
「つつじ」は、花が筒のような形をしていることからその名前が付けられたと言うのですが、ほかにも次々に花を咲かせるようすから「続き」がもとになっていると言う説もあるようです。
「ひらどつつじ」は、長崎県の平戸で栽培されていたことが名前の由来になっているのですが、固い花言葉は日本原産と言うこともあって古き良き日本人の気質を表現しているようにも思います。
「ひらどつつじ」の花言葉は花色によって異なるのですが、赤色は「恋の喜び」で紫色は「美しい人」さらに白色は「初恋」を意味します。
赤色や濃いピンク色の「恋の喜び」は、色鮮やかな花びらが一斉に咲く様子がまさに情熱的な恋を表していると言えます。
紫色の花言葉の「美しい人」は、紫は昔から高貴な人や美しいものを表す色と言われていて実物もそのイメージ通りです。
白色の花言葉の「初恋」は、純白の花は初めて恋をするときの純粋でまっすぐな気持ちを象徴しているかのようです。
本日は天気も良くて爽やかな風が吹きつけてくるのですが、そんな風にのって「つつじ」の香りが時折フワリと香ります。
「つつじ」の香りに関してですが、言葉で表すには少し難しくて「バラやユリを思わせるフラワーな香りにスイセンのような力強さも感じる!」と言った表現をする方もいます。
私自身が花弁に鼻をつけて嗅いでみた感じでは、甘いと言うか甘い中にも青っぽさを感じる匂いで、その匂いが強すぎる訳でもなく弱すぎる訳でもなくほのかに漂っている感じで、意識しなければ気付かない程度の香りでした。
匂いに敏感な方は「良い匂いするわ~!」なんて言いながら観賞していましたが、私自身は花粉症デビューしていることもあってか「良い匂い!」とは言えませんでした。
最後に「なるかわ園地」では、例年ゴールデンウィークの後半にかけてにつづら折りになった散策路の両側に白・紅・ピンクの「ひらどつつじ」が咲き誇るのですが、 開花状況に関しては4月から5月にかけてホームページで掲載されるので状況をお確かめの上でお出かけください!
その年によって多少の前後はあるかと思いますが、今年は例年よりも少し早く開花しましたので4月末でほぼ満開状態でした。
「なるかわ園地」はハイキングのスポットとして非常に人気がありますが「つつじの名所」としては大阪随一の大人気のスポットになっています。
それ相応に過酷なハイキングになりますが、その先に待ち受けている「つつじ園」に咲き乱れる「つつじ」は、圧倒的な迫力でまさに絶景となります。
本当は手ぶらで向かうのが良いのではないかとも思いますが「つつじ広場」では贅沢な昼食を頂くことができますので、リュックサックにお弁当とお飲み物を忍ばせることをお忘れなく!
ハイキングの道中には足元の悪い場所が多くありますので、履き慣れた運動靴でお出かけになることを忘れないようにして頂くことに加えて、最も大事なのは「ご自身の体調!」となりますので、無理のないように楽しむことをお勧めします。
「つつじ広場」より眺める「つつじ園」の景色はまさに絶景となりますので、日頃の運動不足の解消も兼ねて是非一度お出かけになり、大阪府随一の「つつじ」が咲き乱れる景色をご堪能下さい!
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【基本情報】
*基本情報は、できる限り新しい情報を掲載することを心掛けていますが、すべての変化に対応できないのが現状となりますのでご了承ください。
「なるかわ園地」
- 住所:〒579-8062大阪府東大阪市上六万寺町1748-2
- 電話:072-988-4184(らくらくセンターハウス9:00~17:00)
- 時間:24時間園内の散策自由
※なるかわ園地「森のレストハウス9時30分~16時30分まで」 - 定休日:火曜日(火曜日が休日の場合は翌日)・年末年始12月29日~1月4日まで
※施設及び駐車場の利用はできませんが入園は自由です。 - 入園料:無料
- 駐車場:無料(乗用車55台・身体障害者用5台)
- アクセス:【公共交通機関】「近鉄奈良線」の「枚岡駅」で下車した場合は「平岡展望台」を経て「神津嶽ハイキングコース」を最短距離で歩いても「神津嶽休憩所」まで約1.3km⇒「らくらく登山道」の「客坊大橋」まで1.1km⇒「客坊展望台」まで500m⇒「つつじ園」まで600mで(合計3.5km)
「近鉄奈良線」の「瓢箪山駅」で下車した場合は「客坊谷ハイキングコース」を歩き進めて行き「客坊大橋」まで2.1km⇒「客坊展望台」まで500m⇒「つつじ園」まで600mで(合計3.2km)
「近鉄奈良線」の「瓢箪山駅」で下車した場合「なるかわ谷ハイキングコース」を歩き進めて行き「赤トンネル」まで2.1km⇒「水車小屋跡の分岐点」まで500m⇒「イシダタミの路」から「つつじ園」まで600mで(合計3.2km)
【お車】「大阪市内方面」から「らくらくセンターハウス」へ行く場合「阪神高速13号東大阪線」の「水走IC」を降りて「国道308号線」を東に進み「被服団地前」の交差点を右折して「国道170号線」に入ってからしばらく南下して「下六万寺」の交差点を左折して住宅街を道なりに進んだ突き当りの手前にある「らくらく登山道センターハウス」の看板に従って左折して道なりに進めば「らくらくセンターハウスの駐車場」に到着です5.7km(約13分)
「奈良県方面」から「らくらくセンターハウス」へ行く場合「第二阪奈有料道路」の「西石切IC」を降りて「国道308号線」を西に進み「被服団地前」の交差点を左折して「国道170号線」に入ってからは先程と同じです5.3km(約12分)
「なるかわ園地内の森のレストハウス」へ行く場合「信貴生駒スカイライン」を利用して「信貴生駒スカイライン沿い」にある「なるかわ駐車場」に駐車して向かえば徒歩で約15分で行くことができます。
最後までお付き合い頂きまして、本当にありがとうございます。
「なるかわ園地」の「つつじ園」は大阪府随一の「つつじの名所」となり、例年ゴールデンウィークの後半につづら折りになった散策路の両側に白・紅・ピンクの「ひらどつつじ」が咲き誇ります。
それ相応に過酷なハイキングになりますが、その先に待ち構えている「つつじ」は圧倒的な迫力でまさに絶景となります。
公共交通機関でのアクセス面が少し悪いうえに駐車場にも限りがあると言う難点はありますが、是非一度訪れて楽しいお時間をご堪能下さい!
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