なるかわ園地【アクセス・駐車場】ハイキングの見どころ紹介!

今回紹介するのは、大阪府四條畷市逢阪に位置する「なるかわ園地」にて行うハイキングの見どころです。

なるかわ園地「ぼくらの広場」です。

なるかわ園地「ぼくらの広場」です!

大阪府と奈良県の府県境に広がる「大阪府民の森」の一部となる「なるかわ園地」は「金剛生駒紀泉国定公園」に指定されているのですが、都心の近くではあるものの大自然が残るハイキングコースが充実していることもあり、年間を通して多くの方が訪れるスポットとなります。

「金剛生駒紀泉国定公園」は奈良県と大阪府の府県境となる生駒山地を中心とした金剛山地一帯と、大阪府と和歌山県の府県境に広がる和泉山脈一帯からなる国定公園のことになります。

「なるかわ園地」は金剛生駒紀泉国定公園の一角に位置しており、暗峠(くらがりとうげ)の下から鳴川峠(なるかわとうげ)を越える約204haにも及ぶ広大な園地となります。

標高524メートルの最高地点には「ぼくらの広場」があって大阪平野の街並みが一望できるのですが、良く晴れた日には大阪湾や六甲の山並みさらに遠く淡路島まで眺めることができます。

南に目を向ければ、遥か彼方の葛城山や金剛山までの大自然の景色を大パノラマで楽しむこともできます。

4月末~5月中旬に春の穏やかな日差しの中で見頃を迎える「つつじ」ですが「なるかわ園地」では例年ゴールデンウィークの後半に掛けてつづら折りになった散策路の両側に紅・白・ピンクのヒラドツツジが一面に咲き誇る大人気のスポットになります。

そんな「なるかわ園地」の見どころを紹介しながらのハイキングとなります。

準備が整いましたら「なるかわ園地」の散策スタートです!

 

なるかわ園地【アクセス・駐車場】ハイキングの見どころ紹介!

今回は、大阪府東大阪市上六万寺町に位置する「なるかわ園地」にてハイキングを行なうため、マイカーを走らせます。

大阪府と奈良県の県境に広がる「大阪府民の森」のひとつ「なるかわ園地」は、暗峠から鳴川峠を越えて広がる約204haを誇る広大な園地となります。

見どころのひとつとなる「つつじ園」では、4月末~5月中旬にかけてたくさんの方が訪れて賑わうほか、最高地点にある「ぼくらの広場」と称される展望スペースからは大阪平野の景色を大パノラマで眺めることができます。

「なるかわ園地」の西側には連絡道として「らくらく登山道」があり「鳴川峠・つつじ広場」に繋がる「なるかわ谷ハイキングコース」をはじめ、旗立山を経て「ぼくらの広場」へ繋がる「客坊谷ハイキングコース」さらには「なるかわ休憩所」から「ぼくらの広場」に繋がる「神津嶽ハイキングコース」などを通って園内にアクセスできるようになっています。

従って、マイカーで訪れる際には「らくらくセンターハウス」の無料駐車場を利用することになりますので、まず初めに「らくらくセンターハウス」への「アクセス」と「駐車場」に関して簡単に紹介しておきます。

 

なるかわ園地を訪れる際はマイカーがお勧めです!

「なるかわ園地」を訪れる際にはマイカーを利用することをお勧めしますが、ハイキングを目的とする限りは最寄り駅から歩き進めて行くのも醍醐味となります。

ただ、ハイキング初心者の方が公共交通機関を利用して訪れるには、少し過酷な道のりとなりますのでお勧めはできません!

まず初めに、マイカーを利用して訪れる場合は「らくらくセンターハウス」の無料駐車場へのアクセスが必要になります。

大阪市内方面から「らくらくセンターハウス」へ行く場合には「阪神高速13号東大阪線」の「水走IC」を降りることになります。

降りたら「国道308号線」をそのまま東へと進み「被服団地前」の交差点を右折して「国道170号線」に入ります。

「国道170号線」を南下するように走り進めた先にある「下六万寺」の交差点を左折します。

道幅の狭い住宅街を道なりに進んだ突き当りの手前にある「らくらく登山道センターハウス」と書かれた看板に従って左折したあとは、道なりに走り進めれば「らくらくセンターハウスの駐車場」に到着です。

らくらくセンターハウスのアクセスです。

らくらくセンターハウスのアクセス!

「水走IC」から「らくらくセンターハウスの駐車場」まで5.7kmほどですので、約15分で行くことができます。

また、奈良県方面からになると「第二阪奈有料道路」の「西石切IC」を降りることになります。

「国道308号線」を少し西に進み「被服団地前」の交差点を左折して「国道170号線」に入ります。

あとは先程と同じルートで走り進めるのですが、5.3kmほどですので約12分で行くことができます。

続いては駐車場に関する紹介になるのですが「らくらくセンターハウス」に用意されている無料駐車場まで行くには、2つのゲートを越える必要があります。

らくらくセンターハウス無料駐車場です。

らくらくセンターハウス無料駐車場!

朝の9時00分~夕方の17時00分までが利用可能となるのですが、利用するにあたって気を付けなければいけないのは「夕方の17時00分を過ぎるとゲートが閉められて車を出すことができない!」と言う点です。

駐車スペースに関しては「乗用車55台・身体障害者用5台」の駐車が可能となるのですが、本日は平日で朝一番の9時10分頃に到着しましたが、すでに半分ぐらいは先客者の車が駐車されていました。

訪れる時期や曜日によって違いはありますが、訪れる人の数から考えると乗用車が55台しか駐車できないのは競争率としては高いと言えます。

ここ「らくらくセンターハウス」は中部園地へのアクセスの基本となる連絡道がある駐車場になっているため、専用の駐車場が無い「なるかわ園地」をはじめ「ぬかた園地」や「くさか園地」に向かう方の共通の入口となる駐車場ですので、時期によっては大変込み合う形となります。

平日でこんな感じですから、休日になれば訪れる方も多くなることが予想されますので、早い時間帯の来園をお勧めするのと同時に、訪れる時間帯が遅くなる場合には「公共交通機関」の利用を考えるのが良いかと思います。

公共交通機関をご利用の場合は「近鉄奈良線」の「枚岡駅」で下車した場合は「神津嶽ハイキングコース」を歩き進めていくのですが、最高地点の「ぼくらの広場」までは約2.7kmほどあるので約90分のハイキングが必要となります。

また「近鉄奈良線」の「瓢箪山駅」で下車した場合は「客坊谷ハイキングコース」を歩き進めて行くことになりますが「ぼくらの広場」までは約3.3kmほどありますので約110分ほど必要になるかと思います。

さらに「近鉄奈良線」の「瓢箪山駅」で下車して「なるかわ谷ハイキングコース」を通って「つつじ園」まで行くには、こちらも約3.3kmほどで約110分のハイキングが必要になります。

ハイキング上級者の方でしたら何の問題も無く歩くことはできると思いますが、ハイキング初心者の方や小さなお子様連れのご家族、さらにはお年を召した方などには「公共交通機関」での来園はお勧めできませんので、マイカーを利用して早い時間帯での来園をお勧めしておきます。

尚、到着時間に関しましては、個人の歩く速度によって大きな個人差がありますので、あくまでも目安と考えてください!

と、言ったところが「らくらくセンターハウス」への「アクセス」及び「駐車場」の紹介となります。

 

らくらく登山道で神津嶽ハイキングコースまで・・

今回は、約204haを誇る広大な「なるかわ園地」にてハイキングを行なうのですが、マイカーでのアクセスを選択したので「らくらくセンターハウス」の駐車場を利用して中部園地への連絡道となる「らくらく登山道」から「なるかわ園地」へと向かうことになります。

なるかわ園地へのアクセスルートです。

なるかわ園地へのアクセスルート!

「らくらく登山道」から「なるかわ園地」へと向かうには三ヶ所の登山道があります。

1つ目は「らくらくセンターハウス」から歩き始めて約400mの地点にある赤色の鉄製のトンネルと木製ゲートがある分岐点となります。

この分岐点は「なるかわ谷ハイキングコース」への連絡道となるのですが、左手側に進めば「近鉄奈良線」の「瓢箪山駅」に向かい、右手側に進めば「鳴川峠・つつじ園」にアクセスできる登山道となります。

2つ目の連絡道があるのは「らくらく登山道」を約1500m歩き進めた地点にある「客坊大橋」の下を通る「客坊谷ハイキングコース」です。

左手側に進めば「近鉄奈良線」の「瓢箪山駅」に向かい、右手側に進めば「旗立山」を経由しながら「ぼくらの広場」にアクセスできます。

最後の連絡道は「らくらく登山道」を約2700メートル地点にある「神津嶽ふれあい広場」の少し先にある「神津嶽ハイキングコース」です。

左手側に下れば「近鉄奈良線」の「枚岡駅」に向かい、右手側に進めば「なるかわ休憩所」を経由しながら「ぼくらの広場」にアクセスできます。

以上の三ヶ所の連絡道が「なるかわ園地」へ向かうハイキングコースとなります。

今回は「らくらく登山道」をゴール地点となる「神津嶽ふれあい広場」まで歩き進めて、その先にある「神津嶽ハイキングコース」より「なるかわ園地」へと入って行きたいと思います。

尚、ここでは「らくらく登山道」に関しての紹介はせずに「神津嶽ふれあい広場」からのスタートになりますが「らくらく登山道」に関する見どころは別のページにて詳しく紹介していますので、そちらをご覧下さい!

らくらく登山道に関する記事は後ほどコチラをご覧下さい!

見晴らし広場のみはらし展望所です。
らくらく登山道【アクセス・駐車場】気軽に楽しめるハイキング

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らくらく登山道を上手く利用してハイキングルートを選択!

今回は「なるかわ園地」の見どころを押さえながらのハイキングとなるのですが、ハイキング初心者となる管理人ですから約204haを誇る広大な「なるかわ園地」の全てを歩き通せるかが少し心配です!

まず初めに「なるかわ園地」を歩き進めるために考えたのは「らくらく登山道」を最大限に利用することです!

らくらく登山道「みはらし展望所」です。

らくらく登山道「みはらし展望所」

先ほど上記で紹介しましたが「なるかわ園地」に繋がる登山道は三ヶ所あるのですが、最初の「なるかわ谷ハイキングコース」を歩き進めると、標高が524mの最高地点にある「ぼくらの広場」までは、険しい登山道を長く登り進める必要があります。

スタート地点の「らくらくセンターハウス」の標高が約160mなので、おおよそ364mほど登り進めることになります。

「らくらく登山道」を最大限に利用して「神津嶽ふれあい広場」まで行くことで、約2700m歩く必要はありますがその分標高が304mとなりますので、最高地点の「ぼくらの広場」までの距離は1200mありますが、高低差が220mになるので何となく楽になるような・・

神津嶽ふれあい広場です。

神津嶽ふれあい広場です!

本当のところを言えば「らくらく登山道」の中間地点の「客坊大橋」から「客坊谷ハイキングコース」に入る選択をすれば、歩く距離は一番少なくて楽に「ぼくらの広場」に行けるのですが、園内にある見どころを全て押さえておきたいので「神津嶽ハイキングコース」を選択して「なるかわ園地」へ入ることにしました。

と、言うように「らくらく登山道」は「なるかわ園地」をはじめ、北側にある「ぬかた園地」や「くさか園地」への連絡道も兼ねていますので、ご自身の目的に応じたハイキングルートを考えて歩き進めれるのが楽しいところでもあります。

 

なるかわ休憩所に向けて神津嶽ハイキングコースを突き進む!

さて「神津嶽ふれあい広場」まで来たのですが、思っていた以上に「らくらく登山道」は「らくらくではなかった!」ので、この先の「なるかわ園地」で行うハイキングが心配になります。

まずは「神津嶽ふれあい広場」より数十m先にある「神津嶽ハイキングコース」に歩みを進めます。

「神津嶽ハイキングコース」は登山道となるため、かなり険しく少し足元の悪い階段が続きますが、歩きはじめて数十段で足が止まって大きく深呼吸をします。

神津嶽ハイキングコースです。

神津嶽ハイキングコースです!

ここまでに「らくらく登山道」を約2700m歩いたのですが、疲れはそれほどないとは思いますが「らくらく登山道」を歩いてきた傾斜角とは違い、一歩一歩進むのにかなりのパワーが必要となります。

永遠と続く急勾配の階段に足が前に出なくなると同時に心臓が痛くなります。

「これぞハイキング!」と思いだし、先ほどまで歩いていた「らくらく登山道」が「なんて楽だったんだろう・・」と、少し懐かしく思えてしまうほどの心臓破りの急勾配です!

休憩を繰り返しながら歩き進めていると「胸突き八丁!」と刻まれた木板の横にベンチがあるので少し長めの休憩です!

「胸突き八丁!」すなわち「物事を成し遂げる過程でいちばん苦しい正念場!」を指す言葉となるのですが、休憩スぺースが設けられるほど過酷な場所になっていると言うことです!

「胸突き八丁!」でゆっくりと休憩したあと、一気に「なるかわ休憩所」まで歩き進めます。

程なくすると巨石が点在する場所へとでるのですが、ここからは急勾配の登山道から平坦な登山道へと変わる足休めの道になります。

なるかわ休憩所です。

なるかわ休憩所です!

「なるかわ休憩所」の手前には「あじさいの花」が綺麗に咲き乱れるのですが「そうです!」本日は6月25日となり「あじさい」の最盛期を迎える時期になっています。

この時期になると「なるかわ園地」の北側に位置する「大阪府民の森」のひとつ「ぬかた園地」では「あじさいまつり」が開催されます。

総延長1500mを誇る「あじさいプロムナード」と称されるつづら折り状の散策路には、30種類以上で約25000株ものあじさいが咲き競う姿を眺められるスポットがあります。

関西屈指と呼ばれる「あじさいの名所」の「ぬかた園地」には、毎年多くの方が訪れます。

そんなあじさいの花が、ここ「なるかわ休憩所」でも少しだけ眺めることができます。

ぬかた園地のあじさいに関する記事は後ほどコチラをご覧下さい!

あじさい園で咲き競うあじさいです。
ぬかた園地~あじさい園のハイキング【アクセス・駐車場】

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見どころのひとつ「ぼくらの広場」

「なるかわ休憩所」は小さなログハウスになっているのですが、休憩スペースがあるだけで自動販売機などは置かれていませんので、ここでは水分補給などは出来ません!

あとは、休憩所よりも大きくて綺麗なログハウス造りのトイレもありますので・・・

続いては「なるかわ園地」の見どころのひとつ「ぼくらの広場」に向かいます。

ここまで歩き進めたのは約700mほどですが「神津嶽ハイキングコース」は「なるかわ休憩所」までとなり、これより先は「生駒縦走歩道」を歩き進めて行きます。

「なるかわ休憩所」の前から「生駒縦走歩道」は延びて行くのですが、見える限り永遠と続く長い階段に心が折れそうになりますが、気合を入れて上り進めて行きます。

生駒縦走歩道を歩き進めます。

生駒縦走歩道を歩き進めます!

「なるかわ休憩所」から「ぼくらの広場」までは約500mとなるのですが、道中には竹造りの休憩所がありますが整備されておらず座れる状態ではありません。

そのまま歩き進めて行くと、すぐに「万葉植物展示園」と称される広場があるのですが、ここも整備がされておらず荒地と化しています。

広場には様々な植物が植えられていて恐らくは「万葉集」に詠まれた「万葉植物」では無いかと思われるのですが、あまりの状態の悪さからそれぞれに設けられた木製の立札看板に書かれた植物名と歌がまともに読める状態のものがありません!

そんな「万葉植物展示園」を横目に見ながら歩き進めて行くと、広々とした芝生の広場に到着となりますが、ここが「なるかわ園地」の見どころのひとつ「ぼくらの広場」となります。

ぼくらの広場より眺める景色です。

ぼくらの広場より眺める景色です!

「なるかわ園地」の最高地点となる標高524mには、角材を組み合わせて立てられた「ぼくらの広場」と刻まれた看板があります。

広場の先端にある展望スペースには、段違いに二段からなる観賞スペースが設けられています。

下段の観賞スペースは普通に立って景色を眺める形なのですが、上段に設けられた観賞スペースは緑に囲まれた小さな空間に一脚だけ大阪平野の景色に向かってベンチが置かれた特別な観賞スペースになっています。

運悪く同じタイミングで訪れたおばさんに先にベンチに座られ、あろうことかお弁当を広げだしたことで特別な観賞スペースで景色を眺めるのをあきらめましたが、ここ「ぼくらの広場」は「夜景を観賞できるスポット!」としては大阪随一と言われています。

素晴らしい大パノラマ夜景が展開されることで知られているのですが、実は以前に一度、夜景の観賞をするために「ぼくらの広場」を訪れたことがあります。

ぼくらの広場から望む夜景の記事は後ほどコチラをご覧下さい!

大阪随一の夜景スポットのぼくらの広場です。
ぼくらの広場【アクセス・駐車場】大阪府随一のパノラマ夜景!

今回紹介するのは、大阪府東大阪市上四条町に位置する「なるかわ園地内」にある展望スペースの「ぼくらの広場」から眺める、大阪府随一の夜景です。 「ぼくらの広場」がある「なるかわ園地」は、金剛生駒紀泉国定公園の一角に位置し暗峠(くらがりとうげ)の下から、鳴川峠(なるかわとうげ)を越えて、約204haにも及 ...

「ぼくらの広場」で眺める景色は大阪平野の街並みが一望できるのですが、その先にある大阪湾や六甲山系の山並みさらに天気が良い日には遠く淡路島までも眺めることができます。

南に目を向けば、葛城山をはじめ金剛山までの大自然のパノラマ状の景色も楽しむことができます。

 

見どころのひとつ「森のレストハウス」

「なるかわ園地」の最高地点「ぼくらの広場」まで来たら、これより先のハイキングは下りが多くなります。

「なるかわ園地内」には多くの分岐点があり、広大な面積だけにややこしいようにも思いますが、分岐点には必ず行先を示す案内表示がありますので、ご自身の目的に応じたコースを進んでいけば迷うことは無いかと思います。

「ぼくらの広場」から先は比較的楽に歩き進められるのですが、中盤戦の見どころとなるのは「森のレストハウス」となります。

標高496mの森のレストハウスです。

標高496mの森のレストハウス!

「ぼくらの広場」から下ること200mですので「あっ!」と言う間に行くことができます。

標高496メートルの位置に建つ「森のレストハウス」は、歩き疲れたハイカーの方々が立ち寄って休憩をとる重要な場所となります。

訪れる際の注意点は利用時間となるのですが、朝の9時30分~夕方16時30分まで利用可能となるほか休館日があります。

「毎週火曜日(火曜日が休日の場合は翌日)・年末年始12月29日~1月4日まで」に関しては利用できないので、予定を立てる際の曜日には十分にご注意ください!

尚、この「森のレストハウス」にも自動販売機などは設置されていませんので、基本的には水分補給ができないのですが、ただ「お昼時間限定12時頃~12時45分頃まで」は「冷たいお茶500ml(180円)」で購入可能と言うことですので、水分補給が必要な場合は事務所に声掛けしてみて下さい。

短時間のあいだですが、運よく立ち寄った際には水分補給をお忘れなきように・・・

「森のレストハウス」の中に入ると休憩できるコーナーが広く設けられているのですが、生駒山系にいる鳥をはじめとして植物や生駒山系の自然のことがわかる展示コーナーや図書コーナーなどもあります。

森のレストハウスの様子です。

森のレストハウスの様子です!

また、電子レンジや扇風機なども置かれていて利用可能となるのですが、セルフ式となりますので利用した際の電源の消し忘れにはご注意ください!

野外に展望テラスが広く設計されているのですが、残念ながら景色こそ望めませんが緑豊かな森林の景色は楽しめますので、お昼時に立ち寄った際にはお弁当を広げるには最適な場所になっています。

 

見どころのひとつ「つつじ園」

ゆっくりと休憩をとったところで、次の見どころは「つつじの広場」となります。

これより先は、約1100mほど下りで歩き進めて行きます。

まずは「客坊谷ハイキングコース」を歩き進めてその先にある分岐点から管理道へと入って行くのですが、歩いていると「客坊谷ハイキングコース」より少しコースを外れるように階段が延びています。

階段を登ると「旗立山・標高486メートル」と書かれた看板だけが立てられていて、ここが一体何なのかの詳細などの情報が一切ありません!

標高486mの旗立山の山頂?です。

標高486mの旗立山の山頂?

恐らく「旗立山」と言う山の山頂ではないかと思うのですが、石の円卓を囲むようにイスが置かれているだけで景色も望めない謎に包まれた場所です!

気を取り直して「客坊谷ハイキングコース」に戻って歩き進めて行きます。

「客坊谷ハイキングコース」の下り坂は、足元が良いと思うと悪くなりまた良くなると言った急勾配の道で、階段の段差も大きいこともあって膝にかなりの負担がかかります。

管理人は上りに関しては比較的歩けるのですが、長い下り道が続くと膝のお皿の下が痛くなり、一度悲鳴をあげだすとどうにもならないくらいの激痛に襲われて歩くのが困難になります。

そうしたことから、下りに関しては慎重に慎重を期して歩き進めるようにしています。

「客坊谷ハイキングコース」を下りきった先にある分岐点からは南方向に管理道を進むだけとなるのですが、管理道は平坦な道が続く足休めの道となります。

しばらく歩き進めていると「つつじの広場」が見えてきます。

なるかわ園地の見どころ「つつじ園」です。

なるかわ園地の見どころ「つつじ園」

「なるかわ園地」の「つつじ園」は、大変に人気のある「つつじの名所」で、例年4月末から5月中旬にかけて最盛期を迎えるのですが、ホームページを覗いて見るとその日の開花状況などが掲載されています。

それによると、例年「ゴールデンウィーク後半」からの一週間位が一番の見ごろとなっています。

先ほども少し言いましたが、本日は6月の25日と言うことで「なるかわ休憩所」の周辺にはあじさいが綺麗に咲いて「つつじ」の時期はすでに越えていますので、つづら折り状になった散策路の両側の木々は緑一色になっています。

時期さえ合えば「紅・白・ピンク」の「ヒラドツツジ」が、この緑一色の木々の部分に色鮮やかに咲き乱れます!

見ごたえ十分なのですが、見ごろの期間が一週間ぐらいと大変に短いです!

来年の見頃を迎える時期に改めて訪れて、綺麗に咲き乱れる「つつじ」の写真に差し替えたいと思います。

と、言ったところで、次の見どころに進もうとしたのですが「つつじの広場」でこのような張り紙がありました。

なんと「土砂崩れのため通行禁止!」になっています。

「通行止!」のお知らせです。

「通行止!」のお知らせです!

「つつじの広場」を越えたところが「通行禁止!」となっているのですが、そのすぐ先に「なるかわ園地」の見どころとなる「八代龍王神感寺」があります。

さらに、管理道を「なるかわ園地」の最南端まで進んだところに、最後の見どころとなる「六万寺池」があるのですが、そこまで行けば散策の全てが終了となるはずでしたが・・・!

かなり遠くなるのですが、まわり道するかを考えたのですが「なるかわ園地」はとても広大でハイキング初心者の管理人ですからこの時点からのコース変更は「無理!」との判断で「らくらくセンターハウス」に戻りたいと思います。

土砂崩れが復旧した際には、改めて最後の見どころまで行きたいと思います。

と、言ったところで「なるかわ園地」の見どころの散策がすべて終了となります。

今回お伝えしたスポットが「なるかわ園地」の見どころとなりますが、残った二ヶ所に関しては少し離れた場所となりますので、そこまで向かうかどうかはその時のご自身の体調や時間帯で考えても良いかと思います。

「なるかわ園地」は大変に広大な園地で幾つかのハイキングコースが入り乱れているのですが、コースの組み合わせは様々に考えられますので、ハイキング上級者の方も難コースを組み立てて歩きごたえのあるコースを考えてみてください!

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なるかわ園地のアクセス及び駐車場情報!

【基本情報】

*基本情報は、できる限り新しい情報を掲載することを心掛けていますが、すべての変化に対応できないのが現状となりますのでご了承ください。

「なるかわ園地」

  • 住所:〒579-8062大阪府東大阪市上六万寺町1748-2
  • 電話:072-988-4184(らくらくセンターハウス9:00~17:00)
  • 時間:24時間園内の散策自由
    ※なるかわ園地「森のレストハウス9時30分~16時30分まで」
  • 定休日:火曜日(火曜日が休日の場合は翌日)・年末年始12月29日~1月4日まで
    ※施設及び駐車場の利用はできませんが入園は自由です。
  • 入園料:無料
  • 駐車場:無料(乗用車55台・身体障害者用5台)
  • アクセス:【公共交通機関】「近鉄奈良線」の「枚岡駅」で下車して「神津嶽ハイキングコース」歩き進めて「ぼくらの広場」まで徒歩約2.7km(約90分)
    「近鉄奈良線」の「瓢箪山駅」で下車して「客坊谷ハイキングコース」を通って「ぼくらの広場」まで徒歩約3.3km(約110分)
    「近鉄奈良線」の「瓢箪山駅」で下車して「なるかわ谷ハイキングコース」を通って「つつじ園」まで徒歩約3.3km(約110分)
    【お車】「大阪市内方面」から「らくらくセンターハウス」へ行く場合「阪神高速13号東大阪線」の「水走IC」を降りて「国道308号線」を東に進み「被服団地前」の交差点を右折して「国道170号線」に入ってからしばらく南下して「下六万寺」の交差点を左折して住宅街を道なりに進んだ突き当りの手前にある「らくらく登山道センターハウス」の看板に従って左折して道なりに進めば「らくらくセンターハウスの駐車場」に到着です5.7km(約13分)
    「奈良県方面」から「らくらくセンターハウス」へ行く場合「第二阪奈有料道路」の「西石切IC」を降りて「国道308号線」を西に進み「被服団地前」の交差点を左折して「国道170号線」に入ってからは先程と同じです5.3km(約12分)
    「なるかわ園地内の森のレストハウス」へ行く場合「信貴生駒スカイライン」を利用して「信貴生駒スカイライン沿い」にある「なるかわ駐車場」に駐車して向かえば徒歩で約15分で行くことができます。

最後までお付き合い頂きまして、本当にありがとうございます。

「なるかわ園地」のハイキングは、さまざまなハイキングコースの組み合わせで、歩きごたえのある自身の難コースを考えることができます。
「ぼくらの広場」から望む景色は、大変に素晴らしいものがあるほかゴールデンウイーク後の一週間に咲き乱れる「つつじ」に関しては大阪府が誇る大人気のお花見スポットになります。
公共交通機関でのアクセス面が少し悪いと言う難点はありますが、是非一度訪れて楽しい時間をご堪能下さい!

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