樽見の大桜【仙桜】樹齢1000年の貫禄!【一本桜】兵庫県

投稿日:2017年3月12日 更新日:

今回紹介するのは、兵庫県養父市大屋町樽見にある、県下一の名桜の『樽見の大桜』です。

彼岸桜の一種『エドヒガンザクラ』で、標高約350メートルの山の斜面にそびえ立つ姿は、樹高13.8メートル、目通り幹囲6.3メートル、根周り9.0メートル、枝張りが東西に14.4メートルで南北に21.2メートルと県下一の老大樹となっている。

推定樹齢が1000年といわれ、全国の桜の木のなかでも樹齢、幹囲ともにベスト10に入る『樽見の大桜』は、1951年(昭和26年)6月9日に国指定の『天然記念物』に指定されています。

樽見の大桜』は、神の宿るの木として『仙人の桜』の意味からとって、別名『仙桜(せんざくら)』とも呼ばれています。

2000年頃には、大雪などの影響によって樹勢が衰え、大枝も枯れたり折れたりして枯死(こし)が危ぶまれた時もあったが、地元の方や樹木医の手厚い保護によって近年では持ち直してきている。

そのため『樽見の大桜』の根元周りや大枝周りには、雪やその他の被害から保護するための、やぐらが組まれている。

1000年の時を経た現在も生命力は健在で、支柱に支えられ、やぐらを組まれて鎮座している姿は、県下随一の存在感となっています。

そんな、県下随一の存在感を誇る名桜を、観賞したいと思います。

準備が整いましたら『樽見の大桜』の散策スタートです。

 

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樽見の大桜【仙桜】樹齢1000年の貫禄!【一本桜】兵庫県

寒い冬が終わると、桜のシーズンとなり、日本の国花ともいうべき桜の開花がはじまり、自然と心が弾んでくる。

桜の楽しみ方は、人それぞれとなり、あっという間に過ぎ去る、満開に花ひらく桜を楽しむため、日々の疲れも忘れて桜の観賞に出かける。

管理人である『ヒロ兄』の桜の楽しみ方は『一本桜』を好んで観賞に出かける。

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ただ一本、凛とそびえたつ『一本桜』の姿からは、並々ならぬ力を感じることができ、毎年のように各地へ車を走らせる。

今回紹介する『一本桜』は、兵庫県の養父市に鎮座し続ける『仙桜(せんざくら)』こと『樽見の大桜』です。

毎年の悩みとして、桜と紅葉の見頃に関しては、ドンピシャのタイミングで訪れるのは、本当にむつかしい。

遠方まで出かけて『早かった!』『遅すぎた!』『ドンピシャ!』は、訪れてみないと分からない。

残念で終わることも多々あるが、それもひとつのお楽しみと考えて出かけるようにしている。

 

見ごろを迎えた『樽見の大桜』の交通状況!

見ごろを迎えた『樽見の大桜』は、たくさんの人がおとずれる。

樽見の大桜』の開花は、例年4月上旬となっており、本日は4月17日となり「少し見ごろを越えているかも?」と、少し不安を抱えながら車を走らせる。

大屋川沿いの県道6号線より、村の農道へと入り、さらに走り進めると山道へと入っていく。

県道から駐車場までは、1㎞足らずと近いのだが、渋滞している気配がまったくない。

整備の行き届いた山道を、軽快に車を走らせていると、山の中腹あたりにある無料の駐車場が右手側に見えてくる。

先客の車が2台止まっているだけで、特に賑わいもない状態に不安だけが大きくなっていく。

 

『樽見の大桜』の観賞には山道を歩き進める・・

車を降りると、駐車場の隅にある登山道へと歩みを進める。

ここから『樽見の大桜』までは、山道を約400m登ることになっている。

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まずは階段となり、歩き出したのはいいのですが、たくさんの方が訪れることにより踏み固められた土が、前日に降った雨の影響で濡れていてかなり滑る。

階段も少し急なため、なかなかに歩きづらい。

階段を登りきると、次はゴツゴツとした岩が足元の所々にあり、さらに滑りやすい山道へと入っていく。

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少し急な斜面と、滑る足元に体力がどんどん消耗していく。

400mと聞いていたが、半分も歩いていないというのに、息があがってくる。

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歩き進めると、辺り一面が苔むした大自然の残る森となっており、神秘的な雰囲気が辺り一体を包み込んでいる。

程なくして深い森を抜けると、山を切り開いた空間となり、見上げると『樽見の大桜』が、凛とした姿でお出迎えしてくれる。

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ここから『樽見の大桜』までは、結構な傾斜があるのですが、直線的に傾斜を登っていく『近道』と書いている道があるが、足元の悪さから非常に困難な感じとなっている。

通常の道は、勾配をジグザグ状に折り返して登る『つづら折り』の道となっており、歩く距離が長くなっている。

我が姫君は、通常のつづら折りの道を選択し、管理人は、距離の短い『近道』を選択し、それぞれ分かれて登りだす。

軽快に歩き進める姫君に対して『近道』を選択した管理人はというと、なかなか上に進めない。

足元のぬかるみが、かなりひどいうえに勾配もきつく、雨まで降ってくる始末。

樽見の大桜』までは、目の前というのになかなか上に進まない。

しかしこの角度から見る『樽見の大桜』の立ち姿は格別に見ごたえがある。

斜面にある石垣よりそびえ立ち、支柱で支えられてやぐらに囲まれた『樽見の大桜』の姿は、とても力強さを感じる。

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早く近くで見たい!」と気持ちばかりが前に進み、足が前に進まない。

ズルズルと滑り、靴もドロドロになりながら、なんとかのおもいで登り切ったころには、我が姫君は『樽見の大桜』の観賞をすでに始めている。

管理人は『樽見の大桜』の観賞は後まわしにして、とりあえず膝のガクガクを止めるため、座り込みの休息をとる。

訪れた際は、足元の状況により『近道』という文字に騙されず、通常の散策路を選択することをお勧めします。

 

『樽見の大桜』はまさかの超穴場スポット?

先客は、先程の駐車場に止まっていた、2台の車の人で、それ以外には誰もいない。

樽見の大桜』の見頃としては、若干だけ過ぎているだけに、枝の所々には緑の葉がついている。

しかし淡いピンクの花をいっぱいにつけた姿からは、並々ならぬ力強さを感じる。

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しかし前日の雨と、本日の天候の悪さが影響しているのか?

これほど立派な、樹齢1000年の名桜というのに、訪れる人が少なすぎる。

でも確かに、先ほど歩いてきた山道には、たくさんの人が訪れたであろうと思われるほど、土が踏み固められていた。

もしそうでなければ、超に超が付くほどの穴場のスポットとなりますので、お勧めします。

 

『樽見の大桜』の別名『仙桜』は山の神が宿る桜の木!

切り開かれた山の中腹に、ただ一本そびえたつ姿は『仙人の桜』という意味を込めた『樽見の大桜』の別名『仙桜』の名のとおり、不老不死を得た桜の木の姿に見えてくる。

古き時代より『山の神の依代(よりしろ)』と信仰されて大切に保存され続けている『樽見の大桜』は、存在感が半端ない!

近くで見ると、1000年という年月を越えてきた傷跡がより一層の凄みを引き立たせている。

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まるで鎧をまとったかのように『樽見の大桜』の周りを取り囲むやぐらですが、2000年頃に起きた、大雪などの影響によって樹勢が衰え、大枝も枯れたり折れたりして枯死(こし)が危ぶまれた時に、地元の方や樹木医の手厚い保護のもと勢いを持ち直し、今後の被害除けのために建てられたと言うことです。

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この地に鎮座し、1000年の時を経て大きく成長した目通り幹囲6.3メートル、根周り9.0メートルは、近くで見るとさすがに見ごたえがある。

現在の樹高は13.8メートルとなっているが、最盛期のころには、20m近くの大木であったという。

枝張りも20間(36.3m)四方にわたって広がり、圧倒的な存在感であったという。

本日は、見頃をほんの少し越えてしまったが『樽見の大桜』をほぼ独り占めで観賞できたことは、本当にラッキーであったと管理人は考える。

本来ならば、たくさんの人が訪れ、ゆっくりと観賞できなかったと思います。

観賞するまでに、山道を歩いて行かなければいけない事と、たくさんの人が訪れてゆっくり観賞できないことがあったとしても『山の神の依代(よりしろ)』として名高い『樽見の大桜』は、是非一度訪れることをお勧めしたいと思います。

その年の気温によって多少の前後はありますが、4月上旬から4月中旬あたりが見ごろとなりますので、そのあたりを目安に訪れることをお勧めします。

最後に山道は、大変滑りやすく歩きにくい状態となっておりますので、履きなれた靴をお持ちいただくこともお忘れなく!

と言うところで『樽見の大桜』の散策がすべて終了となります。

山の神の依代である『樽見の大桜』より、1000年という生命のエネルギーを少しいただき、みなぎる力を感じながら、気まぐれファミリーは、新たな『一本桜』へと車を走らせる・・・

 

『樽見の大桜』のアクセス及び駐車場情報!

 【基本情報】

*基本情報は、できる限り新しい情報を掲載することを心掛けていますが、すべての変化に対応できないのが現状となりますのでご了承ください。

樽見の大桜

  • 住所:〒667-0302兵庫県養父市大屋町樽見字ケジメ85
  • 電話:079-669-1104、FAX:079-669-1104(養父市立大屋町観光協会)
  • 時間:自由
  • 料金:無料
  • 駐車場:無料(20台)
  • アクセス:【公共交通機関】JR山陰本線『八鹿駅』下車、全但バス大屋明延行『中村下』下車、徒歩で1時間
    【お車】北近畿豊岡自動車道養父ICもしくは八鹿氷ノ山ICより約20分 駐車場より徒歩約20分

最後までお付き合いいただき本当にありがとうございます。

『樽見の大桜』は、桜全体をやぐらで囲い込んだ大変珍しい立ち姿となっています。
400mの山道を歩いて行かなくてはいけないのですが、その先に待つ絶景ともいえる姿は見ごたえ十分となっています。
おそらくは、たくさんの人が訪れて、ゆっくり観賞とはいかないと思いますが、一度訪れて自身の目でその姿をご堪能下さい。

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