畑のしだれ桜【アクセス・駐車場】枯死から蘇った樹齢400年の名桜

2020年3月10日

今回紹介するのは、滋賀県甲賀市信楽町畑にある「深堂(しんどう)の郷」の、小高い丘の上に立ち尽くす一本桜の名桜「畑(はた)のしだれ桜」です。

畑のしだれ桜」は、滋賀県甲賀市信楽町が誇る、推定樹齢が400年以上の「エドヒガンザクラ」の名桜となり、樹高が12mで、最大幹周が3.76mある古木となります。

今もなお樹勢は健在で、大きく広がりを魅せながら、地面近くまで枝垂れる枝には、毎年のように満開の花が咲き乱れます。

凛とした姿で立ち尽くす「畑のしだれ桜」は、1984年(昭和59年)頃に、一度は枯死が危ぶまれたのですが、桜の再生を願う地元の方々の熱い思いと、専門家を交えた献身的な日々の保護活動によって、再び枝いっぱいに満開の花びらを咲かせる、一本桜の名桜として蘇ったと言います。

『畑のしだれ桜』です。

『畑のしだれ桜』です!

甲賀市が指定する「天然記念物」の「畑のしだれ桜」は、長閑(のどか)な田園が広がる、少しだけ小高い丘の上に立ち、優雅な佇まいとなるですが、実はもうひとつの呼び名があり「深堂の郷」の「都しだれ」と言います。

平安後期の平家滅亡の折に、都を追われて地方に逃げて行く際に、都を忍ぶために「桜を持ち帰って植えたものである!」と言うことから「都しだれ」との名前が付けられた説があります。

また、江戸時代初期に「徳川家康」が、江戸と京都を行き来する際に、刺客を避けるために通っていた道で、地名となる「畑で休憩した時に桜を植えた!」と言うことから「畑のしだれ桜」と、名付けたと言う説などもあります。

そんな説から考えて、推定樹齢が400年以上と言われる「畑のしだれ桜」は、4世紀以上もの長い時を、小高い丘の上から郷を見守り続け、さらに地元の方々に見守り続けられながら、今日に至っていると言うことです。

そんな「畑のしだれ桜」こと「深堂の郷」の「都しだれ」の紹介となります。

準備が整いましたら「畑のしだれ桜」の、散策スタートです!

 

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畑のしだれ桜【アクセス・駐車場】枯死から蘇った樹齢400年の名桜

寒い冬が終わって温かみを帯びてくると、桜のお花見シーズンが始まり、日本の「国花」とも言うべき、桜の開花の便りが各地で発表されると、自然と心が弾んできます。

桜の楽しみ方は、人それぞれとなるのですが「あっ!」と言う間に過ぎ去る、満開に花ひらく桜を楽しむため、日々の疲れも忘れて、たくさんの方が桜観賞に出かけます。

管理人である「ヒロ兄」の桜の楽しみ方は「一本桜」を中心とした、観賞スポットに出かけています。

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その場所にただ一本、凛とそびえたつ一本桜の姿からは、並々ならぬ力を感じることができ、毎年のように各地へと車を走らせます。

今回紹介する一本桜は、滋賀県甲賀市信楽町畑にある、枯死寸前の状態から見事に蘇った、樹齢400年以上と言われる「畑のしだれ桜」こと「深堂の郷」の「都しだれ」です。

毎年の悩みとして「桜と紅葉の見頃」に関しては、ドンピシャのタイミングで訪れるのは、本当に難しいと悩みます。

遠方まで出かけて「早かった!」や「遅すぎた!」さらに「ドンピシャ!」などは、訪れてみないと分かりません。

残念な結果で終わることも多々あるのですが、それもひとつの「お楽しみ!」と考えて、出かけるようにしています。

 

長閑な田園の小高い丘の上に立ち尽くす「畑のしだれ桜」

今回は、滋賀県甲賀市信楽町畑にある「深堂の郷」の、長閑(のどか)な田園の小高い丘の上に立ち尽くす「畑のしだれ桜」を観賞するため「マイカー」に乗り込み、アクセルを踏み込みます。

本日4月17日となり、近畿地方でも桜最盛期を迎えています。

今季最後のお花見になると考えて、選んだ一本桜の名桜が「畑のしだれ桜」となるのですが、そんな、過ぎゆく春を惜しむかのように咲き誇る最後の桜は、人々の心を惹き付けてやみません。

枯死寸前の状態から、見事に再生を遂げた一本桜の名桜「畑のしだれ桜」は、地元の方より、献身的な保護活動を日常的に受けることにより、今もなお、その姿は凛としていると言います。

そんな「畑のしだれ桜」を観賞に行くにあたり、まず初めに「アクセス」と「駐車場」に関する紹介を、簡単にしておきます。

 

畑のしだれ桜へのアクセスはマイカーがお勧めです!

畑のしだれ桜」へのアクセスに関しては、はっきり言って「マイカー」が、お勧めとなります。

まず最初に「マイカー」で向かう場合は「新名神高速道路」の「信楽IC」を、降りることになります。

降りたあと「国道307号線(近江グリーンロード)」に入って、5.5kmほど南下するように走り進めるのですが「大津方面に向かう信号機の無いT字路」がありますので、右折して「県道21号線」に入ります。

道なりに走り進めていると、山道へと変わっていきますが、どんどん走り進めて行き、その後「県道522号線」を経由しながら走り進めていると「畑のしだれ桜の駐車場」に到着となります。

信楽IC」から13.2kmほどですので、約25分で行くことができます。

続いては「駐車場」に関してですが「畑のしだれ桜」には「無料」で利用できる駐車場が、幾つか用意されており「畑シダレザクラ」と書かれた案内看板に従って、信号機の無い交差点を左折すると、すぐ右手側に臨時の「第2駐車場」があります。

さらに、少しだけ走り進めて行くと、左手側に「公民館」があり、臨時の「第1駐車場」があります。

『畑のしだれ桜』の無料駐車場です。

『畑のしだれ桜』の無料駐車場です!

臨時の「第3駐車場」は、先程の信号の無い交差点を左折せずに、数十メートルほど直進して行くと、左手側にあります。

さらに、親切なのは「第1駐車場」からさらに坂道を走り進めて「畑のしだれ桜」がある「やすらぎ広場」を、少しだけ越えたところには「車イス専用駐車場」が用意されていると言うところです。

第1駐車場」から「第3駐車場」までの駐車台数に関しては、線引きなどは無いため、はっきりとしたことは分かり兼ねますが、恐らく30台前後は駐車可能だと思います。

いずれの駐車場からも、100メートル程度歩けば「畑のしだれ桜」がある、小高い丘の上に行くことができますが、ここでひとつだけ、お勧めしたい情報があります。

第3駐車場」に車を止めれば「車に乗りながら」にして、小高い丘の上に立ち尽くす「畑のしだれ桜」の姿を観賞できます。

小高い丘の上に立つ『畑のしだれ桜』です。

小高い丘の上に立つ『畑のしだれ桜』

最後に「公共交通機関」を利用して行く場合ですが、もちろん行くことは可能ですが、少し問題があります。

公共交通機関」を利用する場合は「信楽高原鉄道信楽線」の「信楽駅」が最寄り駅となります。

ここからは「甲賀市コミュニティバス(田代・畑・陶芸の森巡回ルート)」に乗車して「」のバス停留所で下車すれば、あとは少し歩くだけで「畑のしだれ桜」に行くことができます。

しかし「甲賀市コミュニティバス」の、一日の運行本数が非常に少ないため、事前に時刻表の確認をすることが必要となります。

平日」でしたら、1日に7本ぐらい運行しているので、特に問題ないかと思いますが「土曜日・日曜日・祝日」になると、4本ぐらいの運行となるため、乗り遅れると暇を持て余すことになります。

そう言った点から考えると、やはり「マイカー」の利用が、お勧めとなります。

以上が「畑のしだれ桜」への「アクセス」と「駐車場」の紹介となります。

 

枯死寸前で蘇った推定樹齢400年の畑のしだれ桜!

車を駐車するのと同時に「畑のしだれ桜」が立つ、小高い丘の上に向かって歩き始めます。

急勾配の登り坂ではありますが、100メートル足らずですので、あっ!と言う間に、出入口まで行くことができます。

入口の前には看板が立てられており「桜の維持費の為」の「寄心函」が設置されています。

看板には、任意の協力金を求めるお願いが書かれています。

『桜の維持費の為』の寄心函です。

『桜の維持費の為』の寄心函です!

長閑な田園に囲まれた、小高い丘の上にある、樹齢400年を越える「エドヒガンザクラ」の銘木「畑のしだれ桜」は、今は甲賀市が指定する「天然記念物」になっていますが、実は一度、1984年(昭和59年)頃に、枯死が危ぶまれたことがあったと言います。

畑のしだれ桜」の再生を願う、専門家を交えた地元の方々の、熱い思いと努力が届き、再び枝いっぱいに花びらを咲かせる名桜が蘇ったと言います。

日常の献身的な保護活動が、今もなお行われていることで、毎年のように多くの方々に、花びらを満開に咲かせる姿を見せられると言うことなので、2名分で計400円の協力金を「寄心函」入れて、その先にある「やすらぎ広場」に立ち尽くす「畑のしだれ桜」へと歩を進めます。

やすらぎ広場」は、それほど広くは無いのですが、砂利が綺麗に敷かれている、整備の行き届いた広場となり、その中央に凛とした姿で立つ「畑のしだれ桜」は、根元から2本の幹に分かれて「Vの字型」に、大きく広がりを魅せながら伸びていく、その立ち姿からは、底知れぬ力強さを感じさせます。

別名『深堂の郷』の『都しだれ』です。

別名『深堂の郷』の『都しだれ』

畑のしだれ桜」には、実は別名があり「深堂の郷」の「都しだれ」と言い、立てられている看板には、そちらの名称が書かれていますが「畑のしだれ桜」と呼ばれるほうが多いかと思いますので、このまま「畑のしだれ桜」で、話は進めます。

平安後期の平家滅亡の折に、都を追われて地方に逃げて行く際に、都を忍ぶために「桜を持ち帰って植えたものである!」と言うことから「都しだれ」との名前が付けられた説があります。

そう思いきや、江戸時代初期に「徳川家康」が、江戸と京都を行き来する際に、刺客を避けるために通っていた道で、地名となる「畑で休憩した時に桜を植えた!」と言うことから「畑のしだれ桜」と言う名付けの説などがあるなど、推定樹齢400年以上と言うだけに、説も色々あると言うことです。

そんな「やすらぎ広場」には、ゆっくりと座って眺めるための観賞スペースも、設けられています。

観賞スペースから眺める畑のしだれ桜です。

観賞スペースから眺める畑のしだれ桜

管理人は、僅かな期間しかない桜のシーズンには、毎年のように、好んで一本桜を観賞するために車を走らせます。

その場所にただ一本だけ、凛とした姿でそびえたつ一本桜の姿からは、並々ならぬ力を感じることができるほか、360度さまざまな姿を見れるのが、良いところと思っています。

推定樹齢が400年以上となる「畑のしだれ桜」は、やはり古木となるため、何本もの支柱で櫓(やぐら)を組むように、張り巡らされているのですが、長い年月を耐え抜いた証となる、この支柱に支えられる姿が、魅力のひとつと考えています。

畑のしだれ桜」は、寿命が長い「野生種」の「エドヒガンザクラ」となるのですが、一本桜となる名桜は、ほぼ「野生種」となるのに対して「ソメイヨシノ」などの「園芸品種」の「桜の名所」は、何百・何千本と、一気に咲き乱れる姿が魅力となるのですが、実は寿命は短くて、50年~60年ほどで樹勢が衰えるので、いつまでも楽しめるものでは無いと言います。

それぞれに魅力があり、毎年のように「一本桜の名桜」か「ソメイヨシノ」が咲き乱れる「桜の名所」を訪れるかの選択に迷います。

今のところは「一本桜の名桜」の魅力のほうが、さまざまに越えてきた歴史などを、立ち姿から感じ取れるので、好んで出かけるようにしています。

そう言った見方で、お花見を楽しむのも、なかなかに奥深いものがあります。

 

二世として畑のしだれ桜の苗木が植えられています

やすらぎ広場」の一角には、簡単な柵に囲われた小さな桜の木があるのですが、次代に繋ぐ枝垂れ桜として「畑のしだれ桜」の近くに「二世」として植えられています。

『畑のしだれ桜』の『二世』です。

『畑のしだれ桜』の『二世』です!

2006年・2007年に「独立行政法人林木育種センター」の、関西育種場で増殖に成功した苗木で、2008年にこの地に里帰りしてきた「畑のしだれ桜」の「二世」です。

各地にある、名桜と呼ばれる一本桜も、やはり古木になっているものが多くなり、異常気象や天災の被害などで、先行きが危ぶまれているのも事実で、同じように「二世」として、親木の近くや各地に、苗木を植えていると言う話も、よく耳にします。

大きくなるまでには、とてつもなく長い時間が必要となりますが、温かく見守っていきたいと思います。

最後に「畑のしだれ桜」は、少し小高い丘の上にあるので、反対側の姿を見るには、丘を下らないと見れないのですが、そちらからの姿も見てみます。

丘の下から眺めた『畑のしだれ桜』です。

丘の下から眺めた『畑のしだれ桜』

小高い丘の上に立つ「畑のしだれ桜」の姿は、とても優雅な佇まいとなり、風が吹くと軽やかになびく姿も、とても味わい深いものがあります。

全国にある、数百年の樹齢を持つ桜の木は、関わる人々の手厚い保護によって、毎年のように元気な花を咲かせています。

畑のしだれ桜」も同じく、一度は枯死寸前で、倒木が危ぶまれていましたが、樹木医や地元の人達による、献身的な手厚い保護によって守られています。

毎年のように、異常気象と騒がれる、厳しい環境が続くなかではありますが、毎年のように、頑張って満開に花開く姿を見せて頂きたいものです。

その年の気温によっては、多少の前後があるかと思いますが、基本的には、4月中旬頃が見頃となりますので、その前後あたりを目安に訪れることをお勧めします。

今回は、滋賀県でお花見を楽しむため、大阪より車を走らせたのですが「畑のしだれ桜」の観賞が、朝一番の6時30分でしたので、誰一人としてお花見客はいなかったのですが、恐らくは、大人気の「桜の名所」となりますので、最盛期を迎える頃には、満開に咲き誇る姿を見るために、たくさんの方が訪れるかと思います。

長閑な小高い丘の上から、400年以上の長い年月ものあいだ、地元の方々を見守り続けてきた「畑のしだれ桜」は、この先も「桜のシーズン」を迎え頃になると、その優美な姿でお出迎えしてくれると思います!

尚「畑のしだれ桜」は、期間中はライトアップされた姿を、観賞することもできます。

 

畑のしだれ桜のライトアップです!

朝一番に訪れたあと、滋賀県の「桜の名所」を1日かけて走り回ったあと、最後にもう一度「畑のしだれ桜」のライトアップされた姿を見たいと思い、車を走らせました。

畑のしだれ桜」のライトアップは、夜の21時00分までとなっており、時間が来ると同時に、自動的に消灯すると言うことです。

ライトアップされた『畑のしだれ桜』です。

ライトアップされた『畑のしだれ桜』

現在の時刻は、夜の20時00分となるのですが、この辺りには街灯が少ないため、道がかなり暗い状態となります。

もちろん「やすらぎ広場」にも入れますので、まずは近くから「畑のしだれ桜」の姿を観賞しましたが、煌々とライトアップされた「畑のしだれ桜」は、温かみのある幻想的な姿へと変わり、訪れる方をお出迎えしてくれます。

街灯が少ない!」と言うのも、ライトアップには良い作用となり、暗闇の中で「畑のしだれ桜」が、夜空に浮いているようにも見えます。

先客者がいないため「畑のしだれ桜」を二人占めとなり、ゆっくりと休憩所に座って観賞しました。

夜は少し冷え込むため、ゆっくりと観賞したあと「第3駐車場」に移動して、車中からしばらくのあいだ観賞したところで「畑のしだれ桜」の散策が、すべて終了となります。

朝一番から訪れて、二人占めで「畑のしだれ桜」を観賞し、その日の最後のライトアップを、さらに二人占めで締めくくると言う、なんとも贅沢な時間を過ごせたと考えます。

どこか良いお花見スポット無いかな~!」って、考えてるあなたは、是非一度訪れて、凛とした姿でお出迎えしてくれる「畑のしだれ桜」を、ご自身の目でご堪能下さい!

 

畑のしだれ桜のアクセス及び駐車場情報!

基本情報

*基本情報は、できる限り新しい情報を掲載することを心掛けていますが、すべての変化に対応できないのが現状となりますのでご了承ください。

畑のしだれ桜

  • 住所:〒529-1813滋賀県甲賀市信楽町畑
  • 電話:0748-60-2690・FAX:0748-60-2362
  • 時間:散策自由
  • 定休日:無休
  • 観覧料金:無料(*維持管理のための寄心函あり(200円)*任意です)
  • 駐車場:無料「第1駐車場~第3駐車場(30台程度)・車イス専用駐車場(5台程度)
  • アクセス:【公共交通機関】「信楽高原鐵道信楽線」の「信楽駅」で下車してタクシーで(約15分)
    信楽高原鐵道信楽線」の「信楽駅」で下車して「甲賀市コミュニティバス(田代・畑・陶芸の森巡回ルート)」に乗車して「」のバス停留所で下車して徒歩(約3分)
    お車】「新名神高速道路」の「信楽IC」を降りて「国道307号線(近江グリーンロード)」を南下して「大津方面」に向かう信号の無いT字路を右折して「県道21号線」に入り道なりに走りながら「県道522号線」を経由して「畑のしだれ桜の駐車場」に到着です13.2km(約24分)

最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございます。

畑のしだれ桜」は、一度は枯死寸前までいき、倒木が危ぶまれた名桜となりますが、温かい地元の方々の、献身的な努力で見事に再生した銘木となります。
是非一度訪れて、小高い丘の上に力強く立つ姿を、ご自身の目でご堪能下さい!

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