弘川寺~西行墳より桜山へプチハイキング【アクセス・駐車場】

今回紹介するのは、大阪府南河内郡河南町弘川に位置する「弘川寺」の境内奥にある「西行墳」より、桜観賞しながらのプチハイキングです。

弘川寺」は、死をまじかに晩年を過ごした歌人「西行法師」の終焉の地として知られるですが、裏山を中心に、桜好きだった「西行法師」を偲んで植えられた1500本の桜の木々が、春の訪れを告げるようにピンク一色に染まります。

西行桜山遊歩道の様子です。

西行桜山遊歩道の様子です!

西行法師」は、生前に「願わくは花の下にて春死なむそのきさらぎの望月のころ」と言う歌を詠んだことは有名なのですが、その歌は「願うことなら、旧暦2月15日の満月の頃、満開の桜の下で死のう」と言う意味があり、現在の3月中旬ぐらいの満月にあたるのですが、亡くなったのが自ら望んだ日の1日遅れだったことで、当時の人々は驚嘆したと言います。

弘川寺」にゆかりの深い「西行法師」ですが、境内の奥にある「本堂横の石段」を登った先の一角には「西行墳」と呼ばれるお墓があります。

そんな境内奥にある「西行墳」より、裏山に入ることができるのですが、この小高い山は「桜山」と呼ばれ、周遊できる遊歩道が整備されているのですが「西行法師」の愛した桜を観賞しながら、簡単なお散歩ができるようになっています。

また、境内の鐘楼堂と護摩堂の前には「隅屋桜(すやざくら)」と呼ばれる「一本桜」の名桜があり、多くの方々より親しまれています。

そんなことから「弘川寺」は、桜の名所になるのですが、ここでは「桜山」のプチハイキングを中心に、紹介を進めていきたいと思います。

準備が整いましたら「西行桜山」の散策スタートです!

 

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弘川寺~西行墳より桜山へプチハイキング【アクセス・駐車場】

寒い冬が終わり、徐々に温かみを帯びてくると「」の「お花見シーズン」となり、日本の「国花」と言っても過言ではない「」の開花が各地で始まり、淡いピンクに染まる木々を目にすると、自然と心が弾んできます。

」の楽しみ方は、人それぞれとなり、ほんのわずかな時間だけ、満開に咲き乱れる桜の花を楽しむため、日々の疲れも忘れて、全国各地へと「」の「お花見」に出かけます。

管理人である「ヒロ兄」の「」の楽しみ方は「一本桜」を好んで、観賞に出かけます。

お勧めの「一本桜」の記事は後ほどコチラをご覧下さい

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今回紹介するのは、大阪府南河内郡河南町弘川に位置する「弘川寺」の境内の裏山に広がる、1500本の桜の木々の観賞をしながらの「プチハイキング」です。

」の「お花見」を楽しむにあたり、毎年の悩みとなるのが「桜の見ごろ」に関してですが、お目当ての「桜の木」が、今まさに「満開!」と言う、タイミングで訪れるのは、本当にむつかしいと悩みます。

遠方まで出かけて「早かった!」や「遅すぎた!」は、よくあることで、満開かどうかは、訪れてみないと分かりません!

しばしば、残念な結果で終わることがあるのですが、それもひとつの「お楽しみ!」と考えて、出かけるようにしています。

まず初めに「弘川寺」を訪れるための「アクセス」と「駐車場」に関して、簡単に紹介しておきます。

 

弘川寺へのアクセスは良好です!

弘川寺」へのアクセスに関しては「公共交通機関」を利用しても「マイカー」を利用しても、比較的簡単に訪れることができます。

まず初めに「マイカー」で訪れる場合ですが「最寄りの高速道路」となるのは「南阪奈道路」となるのですが、大阪府堺市の「美原方面」からでも、奈良県の「葛城方面」からでも「太子IC」を降りることになります。

まずは、降りてすぐにある「太子IC前」の信号を右折して「南河内グリーンロード(北側)」に入ります。

突き当りとなる「風鼻橋東詰」の信号を右折して「国道166号線」に入り、1つ目の信号を左折したところより、再び「南河内グリーンロード(南側)」に入ります。

しばらく道なりに走り進めた先の突き当りを左折して「府道200号線(上河内富田林線)」に入ったら、約950メートルほど先にある「弘川寺」の案内看板に従って左折します。

最後は、150メートルほど坂道を登り進めて行くと「駐車場」に到着となります。

太子IC」からは、8.8kmほどですので、約15分で行くことができます。

続いて「駐車場」に関してですが「弘川寺」には「無料」で利用できる「駐車場」が、山の斜面に沿うように3か所ほどあるのですが、今回紹介する「西行桜山」の観賞に関しては、上記のアクセスで紹介した「真ん中」にあたる「駐車場」に止めることで、ほぼ歩く必要なく境内に入ることができます。

弘川寺の真ん中の駐車場です。

弘川寺の真ん中の駐車場です!

あと2ヶ所の「駐車場」に関しては、上記の「駐車場」に行くまでのあいだの左手側にあり「駐車場」と書かれた「案内看板」が最初に目に入り、思わずハンドルを切って入ってしまいますが、境内までは少し歩く必要があります。

弘川寺の下の駐車場です。

弘川寺の下の駐車場です!

もう1ヶ所の「駐車場」は「真ん中」の「駐車場」より、さらに坂道を登り進めることになります。

弘川寺の上の駐車場です。

弘川寺の上の駐車場です!

3か所の「駐車場」を合わせると、おおよそ60台の駐車が可能となり、普段は特に問題なく駐車できるかと思いますが、春のお花見シーズンや、秋の紅葉シーズンに関しては、少しだけ混み合うことが予想されます。

最後に「公共交通機関」を利用して行く場合ですが「最寄り駅」に関しては「近鉄長野線」の「富田林駅」となるのですが「弘川寺」までは、約7kmほどあるので、歩いて向かうのは難しいかと思います。

従って「富田林駅」より「金剛バス(河内線)」に乗車して「河内」のバス停留所で下車することになります。

河内」のバス停留所より、まずは北に70メートルほど進むと「弘川寺」への「案内看板」があるので、矢印に従って右折して、あとは150メートルほど坂道を登り進めて行くと、境内入口に到着となります。

また「金剛バス(河内線)」の運行に関しては「平日・土曜日・日曜日・祝日」のいずれも、1時間に一本ほどは走っていますので、特に問題は無いかと思います。

以上が「弘川寺」を訪れるための「アクセス」及び「駐車場」の紹介となります。

 

一本桜の名桜「隅屋桜」

本日は3月31日となり、大阪府内では「桜の開花」が最盛期を迎えていることで、車内より望むいつもの景色が、ピンク一色に染まる景色へと変わり、一年のうちで一番色鮮やかな街並みに、自然と心が弾んできます。

今回は、朝一番より大阪府内にて、桜のお花見を行なっています。

午後一番で「弘川寺」を訪れたのですが、道中では特に渋滞することなくスムーズな到着となります。

上記で紹介した「真ん中」にあたる「駐車場」に駐車できたことで、ほぼ歩くことなく境内へと伸びる石階段を登るのですが、境内に入ると同時に「一本桜」の名桜「隅屋桜(すやざくら)」の姿があります。

弘川寺の一本桜「隅屋桜」です。

弘川寺の一本桜「隅屋桜」です!

鐘楼堂と護摩堂の前に立つ、一本桜の名桜「隅屋桜」の由縁に関しては「河内名所図会」などに「すや桜」や「規桜(ぶんまわしざくら)」という名称が登場することによるもので、南朝の忠臣で弘川城主であった「隅屋与市正高」が「弘川寺」にて奮戦して「規桜の下で討死した!」と、伝えられることが由縁となります。

元の規桜は絶えてしまったと言いますが「すや桜」の名称に関しては、今もこの地に残っており「隅屋桜」と呼ばれ、多くの方より親しまれています。

元の「規桜」が絶えてから、いつ頃に植えられたかの情報などは一切ない「隅屋桜」ですが、南北朝時代は、1336年から1392年までの56年間は存続したことに加え、正平7年となる1352年頃に「弘川寺」より東方二十丁、今でいう約2.2kmほどのところに「弘川城」が築城され、攻防戦で奮闘するも戦いに敗れ、全軍が「弘川寺」に下りて、さらに奮戦の末「規桜」のもとで自刃したと言うことから、それ以降に植えられたものと推測されます。

しかし、樹齢500年や600年と言うようなことはまず考えられない、非常に小さな一本桜となり、恐らく樹齢100年未満と言ったところです。

そんな小さな「隅屋桜」ですが、細くてもゴツゴツした主幹は、とても味わい深さを感じさせてくれるのですが、可憐な花びらは、一重のベニシダレで、咲きはじめは非常にピンク色が濃いのが特徴となります。

その細さゆえに、二本の支柱に支えられるのですが、一本は普通の支柱となるのですが、もう一本の支柱に関しては、支えると言うより、桜の木の上まで伸びており、その先端から幾本ものワイヤーのような物で「吊り上げられている!」と言う、初めて見る形の支え方となります。

樹高は5、6メートルほどで、主幹の4メートル付近から二本に枝分かれしたあと、さらに細かく枝分かれして伸びていくのですが「しだれ桜」と言いながら、ほぼ枝垂れている感じはありません!

数年前の投稿写真などを見ると、もっと長く枝垂れている姿のものもありますが、現在は少し樹勢が衰えているようにも思います。

 

弘川寺は1300年以上の由緒ある寺院です!

そんな「隅屋桜」の観賞をしたら、そのまま境内奥に建つ「本堂」の方へと歩き進めて行きます。

弘川寺」は、天智天皇4年となる665年に「役行者(えんのぎょうじゃ)」の呼称で知られる「役小角(えんのおづぬ)」により、自作と言われる「薬師如来像」を、本尊として創建されました。

弘川寺の本堂です。

弘川寺の本堂です!

天武天皇5年となる676年には「弘川寺」で「祈雨法」すなわち、雨乞(あまご)いのための密教で「大雲輪請雨経(だいうんりんしょううぎょう)」及び「大孔雀経(だいくじゃくきょう)」等に基づいた、降雨を祈る修法の技術などを身につけることで「天武天皇」から「竜池山」と言う山寺号が与えられたと言います。

その後、平安時代に衰退するも、弘仁3年となる812年に「空海」によって、再び盛んなるお寺として中復興されたのですが、文治4年となる1188年には「空寂」が「後鳥羽天皇」の病気平癒を祈願したことで回復されたという功績によって「奥の院」として「善成寺」を建て「寺号」の勅額を賜わったことで、最盛期を迎えることとなります。

翌、文治5年となる1189年には「空寂」を慕っていた歌人「西行法師」がこの寺を訪れ、死をまじかにした晩年を「弘川寺」で過ごしたのですが「願はくは花の下にて春死なむ、そのきさらぎの望月のころ」と詠んだ宿願のとおり、文治6年となる1190年2月16日に、この地で没したと言います。

寛正4年となる1463年になって、河内国守護「畠山政長」が「弘川寺」に本陣を置いて「畠山義就」が立て籠もる「嶽山城」を攻めた「嶽山城の戦い」にて、逆に攻撃されることで「奥の院」である「善成寺」もろとも伽藍は焼失しました。

その後復興し、江戸時代に入り寛延年間(1747年~1750年)歌僧似雲がこの寺を訪れ、本堂の裏手に「西行堂」と称される「西行法師」の墳墓が建立されたと言います。

 

周遊距離500メートルの桜山遊歩道!

まずは本堂の裏手にある「西行堂」へと向かうのですが、本堂に向かって右手側に整備されている石段を歩き進めて行きます。

本堂の裏手にある西行堂です。

本堂の裏手にある西行堂です!

すぐに小さなお堂が見えてくるのですが、このお堂が「西行堂」で「西行法師」を慕う広島の歌僧「似雲法師(じうんほうし)」が、終焉の地である「弘川寺」を尋ね当て、1744年(延享元年)に建立したのですが、堂内には「西行座像」がお祀りされています。

この辺りには桜の気配はなく、緑豊かな癒しの空間が広がっていますので、リラックスしながら森林浴を楽しむことができます。

西行堂」の右手側には、さらに石段が続いていますので、さらに歩き進めていきます。

「西行墳」と「似雲墳」です。

「西行墳」と「似雲墳」です!

軽い傾斜のかかった石段、石畳の遊歩道を歩き進めて行くと、開けた空間が広がる場所に到着するのですが、ここに「西行法師」のお墓があります。

右手側の最奥に「西行法師」のお墓があるのですが「西行墳」と呼ばれるように、土を高く盛った墓場となります。

また、上記でも少しお話しましたが「西行法師」を慕う広島の歌僧「似雲法師」の古墳も「西行法師」の墓を見守るように対角線上の左手側の奥にあります。

似雲法師」の古墳は「西行法師」の古墳とは、少し違った様相となり、規模は小さいのですが、石垣に囲まれた盛り土となり、墓石はその盛り土の上に置かれています。

広々とした空間となるこの場所には、2つの古墳と、あとはいくつかの標石が置かれています。

さて、プチハイキングですが、この広場までは5分もあれば十分にこれるのですが「似雲法師」の古墳の後方より「桜山遊歩道」のスタート地点があります。

桜山遊歩道の桜の様子です。

桜山遊歩道の桜の様子です!

桜山遊歩道」は、周遊距離500メートルほどのお散歩道となるのですが、足を踏み入れた瞬間より、山の斜面をはじめとして桜の木々が立ち並ぶ形となります。

今回は、3月末の訪問となり、境内の「隅屋桜(すやざくら)」をはじめ、そのほかの桜の木々も、ちょうど見頃を迎えたベストなタイミングでしたが、ここ「桜山」に関しては、見頃を少し越えた状態となります。

少しだけ山中に入ったことと、多少の標高の違いで、桜の開花に差があるのは良くあることですが、まさにその典型的な場所のようなので「桜山」のお散歩をメインに訪れる場合には、3月の中旬ぐらいが良いのかもしれません。

何度か言いましたが「弘川寺」は、死をまじかに晩年を過ごした歌人「西行法師」の終焉の地として知られるですが、その「西行法師」を慕ってこの地を訪れた「似雲法師」が、この裏山を中心に、桜好きだった「西行法師」を偲んで植えた1500本の桜の木々が、今では「桜山」と呼ばれ、春の訪れを告げるようにピンク一色に染まると言うことです。

今回は、そんな1500本の桜の木々の大半が見頃を越えた状態となり、景観はあまり良くは無かったのですが、最盛期に訪れた時には、かなり優れた景観になるのは間違いなく言えます。

桜山遊歩道」は、折り返しの遊歩道ではなく、周遊コースとなるので、道なりに歩いて行けば自然に出口へと進む簡単なハイキングになりますが、それでも道中にはいくつかの分岐点はあります。

周遊していると「似雲法師」が住まわれていた「花の庵趾」や「西行法師」が住まわれていた「西行庵趾」などがあり、そのあたりが見どころとなります。

桜山遊歩道の見どころです。

桜山遊歩道の見どころです!

似雲法師」が住まわれていた「花の庵趾」は、大きく盛り土されただけの住居趾ですが、粗末で小さい「花の庵」と呼ばれる草庵が、この場所にあったのでしょう。

似雲法師」は、その後81才までの生涯を「西行法師」の顕彰に尽力を注いだと言います。

立て看板には「須磨明石窓より見えて住む庵の、うしろにつづく葛城の峯 」と書かれているのですが、生い茂る木々で景色は優れていませんが、当時は見晴らしが良く、空気が澄んでいたことから、須磨明石まで見渡せたのではないでしょうか。

さらに、遊歩道を歩き進めて行くのですが、おそらく一番最上部に位置する場所だと思うのですが「西行庵趾」が、少し開けた場所にあります。

こちらの立て看板にも歌が書かれているのですが「麓まで唐紅に見ゆるかな、さかりしぐるる葛城の峰」さらには「訪ね来つる宿は木の葉に埋もれて、煙を立つる弘川の里」と詠まれています。

西行庵趾」があるこの場所は、木々が多いながらも西に視界が開け、PLの塔をはじめ、富田林市の市街地の景色を望むことができます。

西行庵趾より望む景色です。

西行庵趾より望む景色です!

さて「桜山遊歩道」のプチハイキングは、500メートル足らずの周遊コースとなるのですが「西行庵趾」までは、ほぼ登り一辺倒でそれなりに息は上がりますが、それ以降は下り一辺倒となり簡単に歩き進められます。

時間で言うと、ゆっくり歩いても30分もあれば1周することができる気軽さです。

弘川寺」の境内をはじめ、裏山を中心としたこの場所は「大阪みどりの百選」に選定されており、大和葛城山の山麓で緑豊かな癒しの空間が広がるのですが、春の桜、秋の紅葉などが美しく咲き誇ります。

今回は、桜の観賞は残念な結果で終わりましたが、タイミング良く訪れることができれば、ピンク一色に咲き乱れる「桜山」を観賞しながらのプチハイキングになるのではないでしょうか。

本格的なハイキングはちょっと・・!」と言うあなたにお勧めのプチハイキングコースとなりますので、運動不足を少しだけ解消したい方は、是非一度、お弁当を片手に訪れてみてはどうでしょうか!

 

弘川寺の西行墳へのアクセス及び駐車場情報!

基本情報

*基本情報は、できる限り新しい情報を掲載することを心掛けていますが、すべての変化に対応できないのが現状となりますのでご了承ください。

弘川寺」西行墳は境内の奥

  • 住所:〒585-0022大阪府南河内郡河南町弘川43
  • 電話:0721-93-2814
  • 時間:境内自由
    本坊庭園拝観と西行記念館入館「本坊庭園は朝の10時00分~夕方の17時00分まで」
    *西行記念館は「春季:4月1日~5月10日まで・秋季:10月10日~11月20日まで」
  • 定休日:年中無休
  • 拝観料:本坊庭園拝観と西行記念館入館(大人)500円・(小人)200円
  • 駐車場:無料「下:約30台・中央:約10台・上:約20台
  • アクセス:【公共交通機関】「近鉄長野線」の「富田林駅」より「金剛バス(河内線)」に乗車して「河内」のバス停留所で下車して200m(約3分)
    *バス停より北に70mほど進むと「弘川寺」への案内看板があるので矢印に従って右折して150mほど坂道を登り進めて行くと境内入口に到着です。
    お車】「南阪奈道路」の「太子IC」を降りてすぐにある「太子IC前」の信号を右折して「南河内グリーンロード(北側)」に入り突き当りとなる「風鼻橋東詰」の信号を右折して「国道166号線」に入り1つ目の信号を左折して再び「南河内グリーンロード(南側)」に入りしばらく道なりに走り進めた先の突き当りを左折して「府道200号線(上河内富田林線)」に入り約950m先にある「弘川寺」の案内看板があるので矢印に従って左折して150mほど坂道を登り進めて行くと「駐車場」に到着です。(約15分)

最後までお付き合いいただき本当にありがとうございます。

弘川寺」は、大阪屈指の「お花見スポット」で知られるほか「西行法師」の終焉の地としても知られるですが、裏山を中心に、桜好きだった「西行法師」を偲んで植えられた1500本の桜の木々が、春の訪れを告げるようにピンク一色に染まります。
また、境内に立つ一本桜の名桜「隅屋桜」も、か細いながらも、可憐で淡いピンクの花びらを咲かせる姿が、見ごたえ十分となります!
何処か良いお花見スポットが無いかな?」とお探しのあなたは、是非一度、お弁当を片手に「弘川寺」にお出かけになってみてはどうでしょうか。

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