今回紹介するのは大阪府池田市綾羽にある「五月山ドライブウェイ」から眺める「夜景」です!
大阪府の池田市から箕面市にかけて連なる北摂山系の山地と平地の境界部に当たる五月山には、1958年(昭和33年)より開通した「五月山ドライブウェイ」があって優れた夜景を観賞できる展望台が幾つも整備されているため、多くのカップルをはじめ小さなお子様連れのご家族も訪れるスポットになっています。
また、五月山ドライブウェイの料金所の手前には「五月山公園」があり、園内には「五月山動物園」や「都市緑化植物園」などがあるほか、展望台に向けてのハイキングコースもあることで賑わっています。
五月山ドライブウェイには走り出してすぐにある「一望台」をはじめ一番人気となる「秀望台」へと続き、その先には「五月台」さらに「五月平展望台」から最後の「日の丸展望台」まで5ヶ所の展望台が整備されています。
ただ、五月山ドライブウェイから眺める夜景がこれほどまでに素晴らしいと言うことに多くの方が気付いていないのが現状となるため、どちらかと言えばマイナーなイメージが強いのですが、ひとたび眼下に広がりを魅せる大阪平野の夜景を眺めた時には息を飲むのと同時に感動すら覚えると言います。
ここでは五月山ドライブウェイに整備されている、5ヶ所の展望台から望む夜景の紹介となります。
準備が整いましたら「五月山ドライブウェイにある展望台」の散策スタートです!
五月山ドライブウェイ【夜景】秀望台~日の丸展望台【大阪府】
今回は大阪府池田市綾羽にある五月山ドライブウェイの展望台より夜景の観賞を楽しむため、車に乗り込みアクセルを踏み込みます。
有料道路となる五月山ドライブウェイには料金所より先に走り進めることで、約2.8kmのあいだに5ヶ所もの展望台が点在しています。
大阪府で「五月山!」と言えばそれなりの知名度はあるものの「五月山ドライブウェイから眺める夜景!」になるとそれほどの知名度が無いため、近畿圏内では知る人ぞ知る穴場的な夜景スポットになっています。
近畿圏内では兵庫県にある「日本三大夜景」のひとつで「1000万ドルの夜景」が眺められる「掬星台」や、奈良県にある「新日本三大夜景」のひとつ「若草山」などが特に有名になります。
掬星台・若草山に関する記事は後ほどコチラをご覧下さい!
摩耶山 掬星台【1000万ドルの夜景】六甲三大夜景スポット
掬星台【アクセス・駐車場】兵庫県随一の夜景スポット
若草山~新日本三大夜景に選定される夜景【アクセス・駐車場】
若草山~ハイキングで夕景を満喫【アクセス・駐車場】
五月山ドライブウェイに整備されている5ヶ所の展望台から眺めらる夜景は、それらのスポットほどの知名度は無いにしろ「大変素晴らしい夜景が眺められる!」と言う情報も幾つかあるのも事実で、その真相を確かめるために訪れてみることになりました。
まず始めに「五月山ドライブウェイ」を訪れるための「アクセス」について簡単に紹介しておきます。
五月山ドライブウェイへのアクセスはマイカーがお勧めです!
五月山ドライブウェイを訪れて夜景の観賞をするとなれば、やはり「マイカー」がお勧めとなります。
「中国自動車道」の「中国池田IC」から2.9km程の簡単なアクセスとなりますので、10分もあれば行くことができるのですが五月山ドライブウェイに入る前に少しだけ問題があります。
五月山ドライブウェイの料金所に入る100mほど手前に「五月山公園前」の交差点があるのですが、運が悪ければ渋滞にかかります。
渋滞の原因は五月山公園前の交差点を越えてから走ること50m付近に五月山公園の駐車場があることで、タイミングが悪く「満車!」の時に重なると出入りの加減がスムーズに行かずに長い渋滞に巻き込まれます。
この渋滞も時期や時間帯によるものでいつでもと言うことは無いのですが、問題となるのは五月山ドライブウェイの入口はその駐車場の先となることです。
五月山ドライブウェイに入って行く車はそれほどいないにも関わらず、渋滞に巻き込まれる形となります。
そんな時は五月山公園前の交差点まで行けば警備員さんが立っていますので、五月山ドライブウェイに行くことを伝えれば対向車を止めて先に行かせてくれますので「警備員さん」に声をかけてみて下さい!
続いては「公共交通機関」を利用して行く場合ですが、最寄り駅となるのが「阪急宝塚線」の「池田駅」ですが、下車してから一番人気の展望台の「秀望台」までは1.2kmほどですので約15分で行くことがきでます。
また「池田駅」から「阪急バス」に1区間だけ乗車して「五月山公園大広寺」のバス停留所で下車すれば、西へ550mほどになりますので約10分で行けるかと思います。
距離的には問題ないかと思いますが、道中は五月山公園に整備されている急勾配のハイキングコースを歩き進めて「秀望台」を目指すことになりますので、歩く速度によって多少時間は変わります。
また、秀望台までは徒歩で向かうことはできるのですが、それ以降に整備されている展望台へはさらに急勾配の登山道を歩き進めなければいけないため、ハイキングを目的とする方以外はお勧めできません!
五月山公園を中心に楽しむのであれば公共交通機関を利用する方が良いかもしれませんが、展望台からの眺めや夜景を楽しむのであれば、やはり「マイカー」で行くことをお勧めしておきます。
以上が「五月山ドライブウェイ」を訪れるための「アクセス」の紹介となります。
五月山ドライブウェイにある一望台からの夜景!
今回訪れたのは「夜景」を観賞するのが目的となるのですが、夜道での紹介は分かりづらいと思いますので明るい時間帯に訪れて駐車場や展望の様子を写真に収めてますので、夜景と同時に併せて紹介していきます。
お昼間の「五月山ドライブウェイ」は、思っていた以上にたくさんの車が行き来しています。
五月山ドライブウェイを走り進めるにあたっての注意点があるのですが、まず「登り勾配がきつい」と言う点と「鋭いカーブが多い」と言う点で、そんな点から「雨の日や冬場の凍結」には十分に注意してください。
また、お昼間などは良いのですが、車道脇をジョギングしている方が多数いたので十分に注意しながら走り進めて下さい!
日没を迎えると「街灯が少ない山道!」で思っている以上に真っ暗闇となりますので、歩行者がいたとしても気付きにくい状況でしたので十分注意して走り進めて下さい。
そんな「五月山ドライブウェイ」に入ったら、数十m先にある1つ目のカーブを曲がったところに最初の展望台となる「一望台」があります。
「一望台」には駐車場が無いのですが、展望台の手前には1~2台程度なら止められるスペースがありますので、そこに止めて夜景を眺めることになります。
「一望台」には座って景色を眺めるための展望所があり、ベンチもたくさん置かれています。
整備された当初は眺めも良かったのでしょうが、現在では目の前に木々が生い茂っているため座って景色を楽しむことなどはできない状態です。
展望所の横にある、僅かな木々の切れ間からのみ景色を楽しむことができます。
そんな「一望台」は「五月山ドライブウェイ」を走り出して僅か100mほどの位置となりますので、十分な高さが無いことで街灯りがとても近い夜景となります。
高層ビルや低層ビルの凹凸感がはっきりと確認できる夜景で見ごたえはあるのですが、やはり木々の切れ間から覗き見える夜景の範囲が狭いと言う点が問題で絶景とはなりません!
「一望台」には多少の街灯が設置されているため、真っ暗ではなく比較的に明るい展望スペースとなります!
一番人気は秀望台から望む夜景です!
「一望台」からの眺めを楽しんだあとは車に乗り込み、五月山ドライブウェイを500mぐらい走り進めて行きます。
程なくすると、5ヶ所ある展望台の中では恐らく一番人気と言っても過言ではない「秀望台」が見えてきます。
一番人気となる「秀望台」の特徴は石の鳥居がある点で観賞スペース自体は広く無いのですが、肝心の眺めは左手側に若干の木々はあるもののそれ以外に邪魔する障害物が無いため、眼下には素晴らしい夜景が広がりを魅せてくれます。
日中は多くの方々で賑わっていたのですが、駐車している車の数と人の数が全く合わないことから考えると、五月山公園から歩いて登ってきた方のほうが多いと言うことになります。
「秀望台」から眺める夜景は、ライトアップされた新猪名川大橋(愛称はビッグハープ)をまじかで眺められるのが魅力的です!
展望スペースを照らす街灯は明るめの黄色の光となるため、幻想的なムードが漂う展望スペースとなります。
先ほどと同様に高さ自体がそれほどないため、街灯りがとても光り輝いて見えます。
「一望台」と同じく駐車場は無いのですが、石の鳥居の前に2台分程度の駐車スペースがあります。
さらに100mぐらい上り進めたところに2~3台程度の駐車スペースはあるのですが、訪れる時間帯によっては駐車することができないかも知れません!
「秀望台」と100m先の駐車スペースの間には、もうひとつの展望スペースがあります。
「秀望台」の石の鳥居を下に見る位置にある展望スペースとなりますので、夜景的には「秀望台」と全く同じ眺めとなります。
石の鳥居付近に人が多い時などはベンチが置かれたこちらで夜景を楽しみながら「秀望台」に人がいなくなるのを待つのも良いかと思います。
訪れる時期や時間帯さらには曜日にもよりますが、今回は「秀望台」で昼間の景色を楽しむ方は非常に多かったのですが、日没を迎えてからの夜景を楽しむ方の姿は3組ほどの方が来ただけで押し寄せる感じはありませんでした!
夜景は非常に素晴らしいことに加えてロマンチックな空間となりますので、訪れる方が少ないとなれば知る人ぞ知る「穴場的な夜景スポット!」になるのではないかと思います!
五月山ドライブウェイにある五月台より望む夜景!
続いての展望台は「秀望台」よりさらに500m走り進めたところにある「五月台」と言う展望スペースになりますが、この展望スペースには駐車場があるのとトイレがあるのでひと安心です!
「五月台」の駐車場は10台ほど駐車できるスペースがあり、車を駐車したら五月山ドライブウェイを渡って展望スペースへと歩いて行くことになります。
お昼間は良いのですが夜間になると出入口にある街灯のみとなるため、奥に歩き進めるには懐中電灯などの光り物が必要となります。
管理人はヘッドライトを常に車に常備していますので、こんな時でも慌てることなく安心です!
どこに行くときでも1つあれば安心で、手がふさがることの無いヘッドライトはお出かけの際の必須アイテムのひとつです!
今頃ではタブレットなどのライト機能で済ませがちですが、やはり光が弱くさまざまな状況の中では危険も付き物です。
自身の身を守る必須アイテムとして、ひとつは常備しておくことをお勧めしておきます。
「五月台」の展望スペースからの眺めは街灯などが無いことで真っ暗闇となるのですが、夜景を楽しむには良い作用で綺麗な街灯りの夜景を見ることができます。
残念な点は目の前に生い茂る木々が視界に入るほか、真っ暗闇過ぎることで写真を撮るのが難しいので観賞するのがメインとなります。
五月山ドライブウェイにある五月平展望台で望む夜景!
「五月台」で夜景を楽しんだ後は4ヶ所目の展望台となる「五月平展望台」に向かうのですが、少し離れた位置となるため1.2kmほど走り進めることになります。
「五月平展望台」にも駐車場があり、こちらには20台ぐらいの駐車スペースがあります。
ここまでの展望台と大きく違う点は見る方角で、これまでは西の方角や北の方角の夜景でしたが「五月平展望台」から眺めるのは南の方角と東の方角の夜景を眺めることになります。
標高もひとつ進むごとに少しずつ高い位置からの夜景となるため、街灯りがだんだんと遠くになっていきます。
「五月平展望台」は駐車場より300mぐらい離れており、夜景を見るには先程と同じくヘッドライトなどが無いと真っ暗闇で歩き進めて行くことができません!
肝心の景色は南側も東側にも木々が生い茂っていて見えにくい感じなのですが、東側の夜景に関しては木々がVの字型となることで見える夜景もVの字型となりますが、なかなかに良い感じの夜景を見ることができます。
南側の夜景に関しては木々が多すぎて全く見えません。
景色を眺めたらすぐ移動したくなるほど怖い感じの展望スペースとなります!
メイン展望台となる日の丸展望台から望む夜景!
「五月平展望台」からの夜景の観賞が終われば、いよいよ最後の展望台となるのが「日の丸展望台」です。
高さから言っても一番高い位置になる「日の丸展望台」は「五月山ドライブウェイ」の中では「メイン展望台」になるかと思います。
用意されている駐車場も一番広くて、小さなお子様連れでも楽しめる公園があるのと、特別な展望塔も設置された場所となります。
ここまでに紹介してきた展望台の中では一番整備が行き届いていて、トイレや自動販売機なども設置されているほか、展望塔が建てられている点が特徴的です。
展望塔にはらせん状のスロープが付いているのですが、最上部にある展望スペースに向けて無駄にグルグル回りながら登り進めるユニークな展望台となります。
肝心の景色はと言いますと、高さが増した分だけ広範囲に夜景は広がりを魅せ、眼下の街明かりもとてもロマンチックな光を放っています。
少し遠くなりますが「大阪国際空港」通称「伊丹空港」に離着陸する飛行機の姿も小さくではありますが見ることもできます。
この展望塔から眺める伊丹空港に離着陸する飛行機の姿は距離があるため迫力に欠けますが、隣の伊丹市には「ダイナミックな離着陸を楽しめるスポット!」が幾つかあるので、ちょっとマイカーで移動すれば簡単に行くことができます。
伊丹空港に関する記事はコチラをご覧下さい!
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と、言ったところで、五月山ドライブウェイにある5ヶ所の展望台から眺める夜景の紹介がすべて終了となります。
五月山ドライブウェイより眺められる夜景は生い茂る木々が邪魔になって少し観賞しにくい点もありますが、さまざまな高さや方角に広がる夜景はそれぞれが違った味わいを楽しませてくれると言う点では一見の価値ありです!
訪れる人も多くもなければ少なくもないと言う点から考えてもゆっくりと観賞できるかと思いますので、是非一度訪れて、知る人ぞ知る穴場スポットで望む優れた夜景をご堪能下さい!
五月山ドライブウェイのアクセス及び駐車場情報!
【基本情報】
*基本情報はできる限り新しい情報を掲載することを心掛けていますが、すべての変化に対応できないのが現状となりますのでご了承ください。
「五月山ドライブウェイ」
- 住所:〒563-0051大阪府池田市綾羽2-5-33
- 電話:072-751-3070(池田市公園管理センター)
- 時間:朝の5時00分~夜の22時00分まで
*夜の22時00分~朝の5時00分までは通行禁止です。 - 通行料金:自動二輪車(*許可車)200円・普通自動車(小型特殊自動車)300円・大型自動車(大型特殊自動車も含む)700円
*尚、二輪車は終日通行禁止です! - 定休日:年中無休
- アクセス:【公共交通機関】「阪急宝塚線」の「池田駅」から徒歩1.2km(約15分)もしくは「阪急バス」に乗車して「五月山公園大広寺」のバス停留所で下車して西へ550m(約10分)
【お車】「中国自動車道」の「中国池田IC」より2.9km(約10分)
最後までお付き合い頂きまして、本当にありがとうございます。
五月山ドライブウェイに幾つも点在する展望台からは大変見ごたえのある夜景を望むことができるのですが、知る人ぞ知る「穴場スポット!」になっているこでゆっくりと目の前に展開される夜景を観賞することができます。
是非一度訪れて、ご自身の目で5ヶ所ある展望台からの夜景をご堪能下さい!
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