今回紹介するのは、大阪府大阪市港区海岸通に位置する大阪港の中央突堤「大阪港ダイヤモンドポイント」から眺める「夕景」と「夜景」です。
中央突堤付近の大阪港は昭和初期には横浜や神戸と並んで「日本三大港」として賑わっていました。
現在では北に「北港」南に「南港」が大きくせり出した形になって内港化しているため、一部の定期客船やクルーズ客船をはじめ在来貨物船を除いての船の出入りは少なくなったのですが、その代わりに港湾関係の庁舎や税関などが築港にあります。
西端に位置する中央突堤には大阪港随一の夕日を眺められる「大阪港ダイヤモンドポイント」があるのですが、日没を迎える時間帯になれば多くの方がカメラを片手に集まる名所になっています。
「大阪港ダイヤモンドポイント」は全面がウッドデッキ張りの特徴的な展望スペースとして整備されているのですが、日没を迎えると街灯に明かりが灯ってロマンチックな時間を過ごせる雰囲気が漂います。
築港エリアの北側には大阪府が誇る世界最大級の水族館となる海遊館をはじめ、隣接するように「天保山ハーバービレッジ」もあります。
「天保山ハーバービレッジ」ではショッピングをはじめ大阪名物のグルメが楽しめるレストランが数多くあるほか、海遊館の前にある広場ではストリートパフォーマンスなどが行われるのでいつも人だかりが絶えずに賑わっています。
そんな一日中遊べる総合レジャースポットが近くにあるのも人気エリアの特徴のひとつとなります。
中央突堤の「大阪港ダイヤモンドポイント」での夕日の観賞は日没を迎える前からですので、それまでのあいだは周辺のレジャースポットを楽しめる点も嬉しいところでもあります!
ここでは中央突堤にある「大阪港ダイヤモンドポイント」の紹介となります。
準備が整いましたら「大阪港ダイヤモンドポイント」の散策スタートです!
大阪港ダイヤモンドポイント~夕日と夜景【アクセス・駐車場】
今回は大阪府大阪市港区海岸通にある大阪港の西側に位置する「大阪港ダイヤモンドポイント」より夕日の観賞をするため、日没前にマイカーにて中央突堤に向かいます。
大阪港の中央突堤にある「大阪港ダイヤモンドポイント」と称されるスポットでは、大阪港随一と言われる夕日を眺められることで日々多くの方が訪れます。
大阪ベイエリアの築港には世界最大級の水族館となる海遊館をはじめ、天保山ハーバービレッジなどの人気のレジャースポットがあるため、アクセスの面では比較的簡単に訪れることができます。
まず初めに、築港エリアの中でも西側に位置する中央突堤の「大阪港ダイヤモンドポイント」への「アクセス」及び「駐車場」に関して簡単に紹介しておきます。
大阪港ダイヤモンドポイントへのアクセスは良好です!
中央突堤に位置する「大阪港ダイヤモンドポイント」への「アクセス」に関しては「公共交通機関」を利用しても「マイカー」を利用しても簡単に行くことができます。
まずは「公共交通機関」を利用する場合ですが、最寄り駅になるのは「大阪メトロ中央線」の「大阪港駅」ですが「1番出口」より外に出れば西に700mほど歩いて行くだけで到着となります。
「大阪港ダイヤモンドポイント」までは平坦な道のりとなりますので、約7分で行くことができます。
また「バスを利用して行く!」と言う場合でしたら、大阪市北区の梅田にある「大阪駅」から「大阪シティバス88系(天保山行き)」に乗車して、終点の「天保山」のバス停留所で下車します。
「大阪港ダイヤモンドポイント」までは500mほどですので、約5分で行くことができます。
また「なんば駅」からでも「大阪シティバス60系(天保山行き)」に乗車すれば、同じく「天保山」のバス停留所で下車することになります。
上記のことから「公共交通機関」を利用して「大阪港ダイヤモンドポイント」を訪れるのでしたら簡単に行くことができるかと思います。
続いて「マイカー」を利用して行く場合でしたら「関空・南港方面」からでしたら「阪神高速4号湾岸線」の「天保山IC」を降りることになります。
「天保山IC」からは2.2kmほど走り進めるだけですので、約6分で行くことができます。
「神戸方面」からは「阪神高速5号湾岸線」を走って同じく「天保山IC」を降りることになります。
「大阪市内・環状線方面」からは「阪神高速16号大阪港線」の「天保山IC」を降りることになります。
最後に「駐車場」に関してですが「大阪港ダイヤモンドポイント」には専用駐車場はありませんが、中央突堤の出入口の前にP.ZONEの「海遊館前駐車場」というコインパーキングがあります。
「海遊館前駐車場」のコインパーキングは、収容台数39台の比較的大きめの駐車場で終日60分/200円になっています。
最大料金の設定があり、24時間ごとに最大500円となります。
安い金額設定ですし長い時間の駐車でも最大料金があるので、周辺にある天保山ハーバービレッジや海遊館に向かうのも良いのかもしれません!
以上が「大阪港ダイヤモンドポイント」への「アクセス」及び「駐車場」の紹介となります。
大阪港ダイヤモンドポイントへのバイクの乗り入れ禁止です!
駐車場に車を止めたところでまずは中央突堤に向かいますが、道路をまたいで目の前が出入口となるのでほぼ歩く必要が無いのが楽なところです。
出入口より一歩中に入ると一直線に幅の広い遊歩道が、築港エリアの西端に突き出す形で大阪湾まで延びています。
今回は日没を迎える少し前に訪れたこともあり、すでに空は夕日によって少しだけ紅く色付きかけています。
駐車場には1台だけ先客者の車がありましたが、歩いている間に見えるだけでも7~8人の姿があります。
どうやらバイクでの来場となるようで、先端部の手前に3~4台のバイクが乗り入れられています。
中央突堤の先端部にある「大阪港ダイヤモンドポイント」までの区間は「バイク乗り入れ禁止!」となっているのですが、意外と多くの方が知ってか知らずかバイクを乗り入れると言うのが日常的だと言います。
中央突堤は無駄に広い場所ですので「バイク乗り入れ禁止!」とするなら、出入口付近に駐車スペースでも作ってくれれば先端部までバイクで入ってこないと思うのですが、残念なことに日没に近づいてくるにつれて数台のバイクが走ってくる姿が見られます。
バイクで訪れる場合の駐車スペースに関しては、以前に「天保山公園」を訪れた時に「天保山ハーバービレッジ」の「大観覧車前」に止めたことがあり、そちらに止めて散歩がてらに「大阪港ダイヤモンドポイント」まで歩くと言うのも考え方のひとつでもあると思います。
「天保山公園」に関する記事はコチラをご覧下さい!
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取り締まりの警察官が巡回してくることは無いかと思いますが「ルール」は守って楽しまないと事故などが起こって「立入禁止!」なんてことになったら、大阪港随一と言われる夕景も観賞できなくなりかねませんので・・
ダイヤモンドポイントのウッドデッキは3つのエリアで構成!
「大阪港ダイヤモンドポイント」と称される展望広場に到着となりますが、先端部の全体がウッドデッキ張りとなり、とても綺麗に整備された空間が広がっています。
先端部の展望広場のウッドデッキは300人程の方が訪れても夕日の観賞ができるくらいの広さがあるのですが、簡単な仕切りで「3つのエリア」に分けられています。
「中央エリア」は特に広々とした空間となるのですが、ウッドデッキに降りる4段からなる階段が横一列に伸びているので、そこに腰を掛けて眺めることができます。
今回の訪問は5月末と言うこともあり、夕日の沈む方向としては正面より右手側にある人工島の「舞洲」や「夢洲」のあたりとなります。
冬の時期に「大阪港ダイヤモンドポイント」を訪れると、正面にある大阪湾の水平線上に夕が沈むことで、特に綺麗な夕景を眺めることができると言います。
そんなことも少し頭に入れておいて訪れる時期を考えるのも良いかと思いますが、時期を外しても綺麗な夕日を眺めることができることに関しては大きな変わりは無いのでご安心ください!
続いては「右手側エリア」に移動してみます。
大げさに続いてのエリアなどと言いましたが、簡単な仕切り分けになっているだけで「右手側エリア」には「車イス」や「ベビーカー」などでも先端部まで降りられるようにスロープが設けられている点が優しい作りとなります。
中央部と同様に4段からなるウッド階段に腰を掛けて眺める形となりますが、今回のように右手側に沈みゆく夕日の時期には欄干の角度が真正面になるので真っ直ぐに夕日を眺めることができます。
「右手側エリア」は夕日との距離が少し近くなり、視界に入るのは大阪湾だけで余計なものが無くなるため、気持ち程度ですがリアルな夕景に感じられ、とてもロマンチックな景色に変わります。
今回はどちらかと言うと「中央エリア」や「左手側エリア」に多くの方が集まる傾向がありましたので、大切な方と二人でゆっくり観賞したい方には「右手側エリア」がお勧めかも知れません!
最後は「左手側エリア」に移動してみます。
「左手側エリア」には2段からなる階段と木のベンチが置かれているのに加えて、南側に6段からなる階段があることで少し小高い場所から夕日を眺めることができます。
6段からなる階段の上に立てば、ウッドデッキの全貌をはじめ大阪湾から「夢洲」や「舞洲」までを一望でき、この時期の夕日に関しては一番ロマンチックな景色になるかと思います。
毎日のように幾人かは訪れますが、それほど多くの方が訪れることのない「大阪港ダイヤモンドポイント」は、とても静かで打ち寄せる波の音を聞きながらゆったりとした時間を過ごすことができる癒しの空間となります。
大切な方と肩を寄せ合って沈みゆく夕日を眺めているとウットリとした気持ちになり、日頃より恥ずかしくて言えずにいるあなたの想いや心の奥にしまい込んでしまった感謝の気持ちなども、この景色の前でなら伝えられるかもしれません!
以上が大阪港随一の夕日が眺められる「大阪港ダイヤモンドポイント」の紹介ですが、最後に「大阪港ダイヤモンドポイント」より眺められる「夜景」の紹介もしておきます。
大阪港ダイヤモンドポイントより眺める夜景も最高です!
何度も言いますが「大阪港ダイヤモンドポイント」は大阪港随一の夕日を眺められるスポットと呼ばれているのですが、残念なことに知名度としてはそれほど無いことで知る人ぞ知る夕日のスポットになるため、夕日が沈むと同時にみんな帰ってしまいます。
大勢の方で賑わう場所では無いので、それはそれで自分の中の定番スポットとして少し癒されたい時などに気軽に訪れることができる点では良いのですが、知られていないことがもうひとつあります。
それが「夜景」です!
15人ほどの方がいましたが、夕日が沈んだ「大阪港ダイヤモンドポイント」に残っていたのは「釣り」を楽しむ方が2人と管理人夫妻だけとなりました。
中央突堤の出入口より薄暗い街灯が一直線に「大阪港ダイヤモンドポイント」まで延びており、展望スペースとなるウッドデッキは夕景を楽しむ時間帯とは一味違ったロマンチックな姿に変わります。
大阪ベイエリアのランドマークとなる高さ256.0mを誇る超高層ビル「さきしまコスモタワー」を有する南港エリアの夜景が左手側に、さらにコンテナ港の作業灯の夜景が右手側に展開するように広がりを魅せる夜景は、なかなかに素晴らしいものがあります。
夜景を眺める時は、標高の高い山の上の展望台などから粒状に広がりを魅せる街明かりを眺めるのが基本と考えていましたが、同じ目線で眺める夜景も素晴らしいと言うことを知らされました。
また、ロマンチックな雰囲気が漂う展望スペースが、目の前に展開される夜景を引き立たせているようにも思います。
そんなことから「大阪港ダイヤモンドポイント」は夕日を眺めるだけではなく、そのあとに楽しめる夜景も併せて観賞できるところが特徴的でもあると思います。
訪れた際は、夕日の観賞を終えたあとの夜景の観賞までお楽しみ頂くことをお勧めしておきます。
と、言ったところで「大阪港ダイヤモンドポイント」の「夕日」及び「夜景」の観賞の紹介が全て終了となります。
是非一度、知名度の低さから埋もれてしまっている大阪港随一の夕日と夜景を、大切な方と訪れてマイポイントのひとつとして癒しの時間をご堪能ください!
大阪港ダイヤモンドポイントのアクセス及び駐車場情報!
【基本情報】
*基本情報は、できる限り新しい情報を掲載することを心掛けていますが、すべての変化に対応できないのが現状となりますのでご了承ください。
「大阪港ダイヤモンドポイント」
- 住所:〒552-0022大阪府大阪市港区海岸通1-5
- 電話:06-6572-4050(港湾局・計画整備部・施設管理課)
- 時間:散策自由
- 定休日:無休
- 観覧料金:無料
- 駐車場:無し(周辺有料駐車場を利用)
- アクセス:【公共交通機関】「大阪メトロ中央線」の「大阪港駅」の1番出口より徒歩700m(約7分)
「大阪駅」から「大阪シティバス88系(天保山行き)」に乗車して終点となる「天保山」バス停留所で下車して徒歩500m(約5分)
「なんば駅」から「大阪シティバス60系(天保山行き)」に乗車して終点となる「天保山」バス停留所で下車して徒歩500m(約5分)
【お車】「大阪市内・環状線方面」から「阪神高速16号大阪港線」の「天保山IC」より1km(約3分)
「神戸方面」から「阪神高速5号湾岸線」の「天保山IC」より1km(約3分)
「関空・南港方面」から「阪神高速4号湾岸線」の「天保山IC」より2.2km(約6分)
最後までお付き合い頂きまして、本当にありがとうございます。
「大阪港ダイヤモンドポイント」は知る人ぞ知る隠れた夕日と夜景のスポットとなるのですが、ロマンチックな雰囲気が特徴的な展望スペースが魅力のひとつでもあります。
是非一度訪れて、静かでロマンチックな雰囲気の中で眺める夕景と夜景を大切な方と一緒にご堪能下さい!
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