大蛇嵓から望む超絶景~紅葉のハイキング【大台ヶ原】

今回紹介するのは、奈良県上北山村にある吉野熊野国立公園のひとつ「大台ヶ原」での「紅葉のハイキング」です。

最終目的地の「大蛇嵓」です。

最終目的地の「大蛇嵓」です!

上北山村は97%が山地と言う緑豊かな山村となるのですが、そんな中で「大台ヶ原」は奈良県と三重県の県境に位置しているのですが「日本百名山」をはじめ「日本百景」さらには「日本の秘境百選」に選ばれる名所となります。

標高1695.1mを誇る「大台ヶ原山」は、山全体が「特別天然記念物」に指定され「特別保護地区」になっています。

「大台ヶ原」は「近畿の屋根」として名高く山脈の東側が三重県で西側が奈良県となっているのですが、関西で最も早く紅葉が色づきはじめることでニュースなどでもよく紹介される「紅葉の名所」となります。

年間降水量に関しても日本一の雨量を誇る「大台ヶ原」ではありますが「ハイキング」に訪れる人は少なくなるどころかあとを絶ちません。

「大台ヶ原ビジターセンター」から東の区域を「東大台」と呼ぶのですが、立ち入りに当たっての事前申請が「不要」となり、ハイキング初心者の方でも簡単にハイキングを楽しむことができます。

一方で西の区域を「西大台」と呼ぶのですが、立ち入るにあたっては事前申請が「必要」となり、手数料を納付した上でハイキングを行なう当日までにレクチャーを受けなければ立ち入ることが許されません。

今回は初心者の方でも簡単にハイキングを楽しむことができる「東大台」でのハイキングとなり、最終目的地である「大蛇嵓(だいじゃぐら)」を目指しての紹介となります。

準備が整いましたら「大台ヶ原」の絶景ポイントとなる「大蛇嵓」の散策スタートです。

 

大蛇嵓から望む超絶景~紅葉のハイキング【大台ヶ原】

前回お届けした記事に引き続いて、今回は「大台ヶ原」にて行ったハイキングの「後編」として紹介したいと思います。

前回は我が姫君が「大台ヶ原」でのハイキングを行うにあたって最も注意が必要とされる「腹痛」に襲われ、やむなく途中でリタイヤすると言ったアクシデントに見舞われたのですが、管理人が取った選択は我が姫君を一人で下山させて単身で「大蛇嵓」に向かうと言うものでした。

大台ヶ原のハイキング前編についての記事はコチラをご覧ください!

日出ヶ岳の展望台です。
大台ヶ原【アクセス・駐車場】紅葉のハイキングは大人気

今回紹介するのは、奈良県上北山村にある吉野熊野国立公園のひとつ「大台ヶ原」での「紅葉のハイキング」です。 上北山村は97%が山地と言う緑豊かな山村となるのですが、そんな中で「大台ヶ原」は奈良県と三重県の県境に位置しているのですが「日本百名山」をはじめ「日本百景」さらには「日本の秘境百選」に選ばれる名 ...

一人きりのハイキングとなった管理人は、いつも前を歩き進めるパートナーを失って少し寂しく歩き出すのですが、紅葉最盛期となるこの時期の「大台ヶ原」には多くの方いるので、前後には常に誰かいる状態ですのでひと安心となります。

早速ではございますが「尾鷲辻」の休憩所より「大蛇嵓」までは、残すところ約1.5kmとなります。

 

牛石ヶ原のある神武天皇の銅像

「尾鷲辻」から神武天皇の銅像がある「牛石ヶ原」までの約900メートルの道のりは、とても歩きやすい平坦な道が続くので「足休めの道」となります。

軽快に歩みを進めて行くと、少し広くなった空間の「牛石ヶ原」に到着です。

「牛石ヶ原」の入口では、超巨大な神武天皇の銅像がお出迎えしてくれます。

かなり巨大な銅像となるのですが、一体どのようにしてこの場所まで運び込んだのでしょうか?

少し調べてみたのですが、神武天皇の銅像を運び込むにあたっては幾多の難問を乗り越えつつ設置されたと言います。

牛石ケ原の神武天皇の銅像です。

牛石ケ原の神武天皇の銅像です!

この神武天皇の銅像は「大台ヶ原山」を開山した「古川嵩氏」の強い意志のもとで、度重なる問題の壁を突破して設置に至ったと言います。

大正15年の4月3日に大阪にある大谷鋳造所へ発注した神武天皇の銅像ですが、時を経た昭和3年の4月になって遂に鋳造が完成したと言います。

神武天皇の本体部分の重さは4.5トンあるのですが、腰に差した太刀だけでも83kgあったり弓の先の金鳶ですら63kgあると言います。

あまりにも巨大な銅像のため、本体をまずは六個に分解したあと熊野灘を回航して「尾鷲港」に陸揚げされました。

大きな問題となったのは「大台ヶ原山」へは「どう行くか?」と言う単純そうで難解な問題が起こります。

あらゆる検討を重ねた結果、又口川の中流にある木津集落から水無峠さらに木組峠を経たあと尾根路を辿って雷峠を越えて堂倉山に至って山頂に荷揚げするとの決定が下されました。

運搬物が神武天皇像と言うこともあるので、極めて厳重な警備が敷かれて常に警察官が付き添ったと言います。

30人もの労務者が人力で木馬を使い、急坂では肩に背負うか天秤棒を使って担ぎあげたと言います。

一日に僅か300m~400mしか運べない日があったり、雨期になると足場が悪くなって数日間ものあいだ作業を中止することも・・

荷揚げに要した日数は約80日間となるのですが、実働数に関しては40日間と言う難作業となりました。

食料の荷揚げだけでも10人が毎日のように往復したと言いますし、荷揚げをはじめ焚きだしや資材運搬に関わった人は1600人に及んだと言います。

沢山の方々が不断の努力で運び込んだ神武天皇の銅像となりますので、ゆっくりと見学してみてはどうでしょうか?

ちょっとした広場になっているため、数人の方が神武天皇の銅像の前でお弁当を広げて食べている姿もありました。

 

牛石ヶ原にある牛石の伝説!

「牛石ヶ原」にはもうひとつの見どころがあり「牛石」と呼ばれているのですが、その名の通り牛が寝そべっているような形をした巨石で、笹原の中でロープで囲われつつ鎮座しています。

この「牛石」の下には「法力によってたくさんの妖怪が封じ込められている!」と言った伝説が残っています。

牛石ケ原にある牛石です。

牛石ケ原にある牛石です!

封印されている「妖怪」の中で「一本たたら(※巨大な大猪の妖怪)」だけは、一年に一度だけ「果ての日(※12月20日)」は自由に出てくることが許されていると言います。

以来「果ての日に伯母峰を越すな!越せば一本たたらに生き血を吸われる!」と、里人の間では恐れられるようになったと言います。

そんな「一本たたら」を退治するために立ちあがったのが、鉄砲の名人で天ヶ瀬村に住む「射場兵庫頭(しゃばひょうごのかみ)」でした。

なかなか「一本たたら」を討ち取ることができなかったのですが、お守り袋に入れていた神仏祈願の「魔除けのたま」のカで何とか退治することができました。

ある日「湯の峰温泉」に、身の丈が八尺(2.4m)もある修験者が湯治(とうじ)にきたのですが、その修験者は「射場兵庫頭」に退治された「一本たたら」の亡霊だったと言います。

正体を盗み見た宿屋の主人は危うく殺されそうになったのですが「射場兵庫頭の鉄砲と名犬プチを買い求めてくること!」を条件として命だけは助けてもらえることになりました。

しかし「射場兵庫頭」は、宿屋の主人の申し出を聞き入れなかったのですが、事の一部始終を村人たちに話した宿屋の主人は「一本たたら」の亡霊に殺されました。

「一本たたら」の亡霊は、一本足の鬼と化して伯母峰に現れて旅人を狩り始めたので東熊野街道はひどく錆びれてしまったと言います。

「丹誠上人」が伯母峰に地蔵尊を勧請して経堂塚(辻堂山)に経文を埋めて鬼神を封じてからは、再び旅人も通るようになりました。

ただし、これには条件があって、毎年「12月20日」だけは「鬼の自由に任す!」と言うことでありました。

それ以降「果ての日」となる「12月20日」だけは「伯母峰の厄日」とされています。

そんな、伝説が残っているのですが、その他にも昔このあたりにいた「牛鬼」と呼ばれる怪物を高僧が捉えて「この石の下に封じ込めた!」と言った伝説もあります。

さらには「この牛石を叩くと大雨になる!」と言われるなど、さまざまな言い伝えが残る「牛石」ですのでお見逃しなく!

そんな少し怖い伝説と苦労話が残る「牛石ケ原」を過ぎると、いよいよ最終目的地点である「大蛇嵓」が近づいてきます。

「シオカラ谷」へと繋がる分岐点を過ぎると「大蛇嵓」までは残すところ300mとなります。

しかし、気が抜けないのはここからです!

ラストスパートは足元の悪い道です。

ラストスパートは足元の悪い道です!

ラスト300メートル地点には、最後の難関が待っています。

ここからは、激しい下り道となるのですが、ゴツゴツの岩や、むき出しになった木の根っこで、足元の状態がものすごく悪くなります。

余程のことがない限り、落ちることはないと思ういますが、片側が「」となっている部分も、所々にあります。

木の根っこや、岩に足を引っかけて、崖から「ダイブ」なんてことになったら、大変なので・・・

以上の点に気を付けながら、慎重に下って行くようにして下さい!

 

最大の絶景ポイントの大蛇嵓で肝だめし!

小さな鉄製の橋を渡れば、いよいよ「大蛇嵓」は目の前となります!

鉄製の橋を越えてからは「大蛇嵓」の全貌こそ見えませんが「うゎ~すごい!」や「怖い~!」と言った悲鳴交じりの声が聞こえてきます。

ラストスパートは巨石の上に向けて掛けられた木製の階段を登るだけとなり、はやる気持ちを抑えながらゆっくりと歩みを進めて行きます。

木製の階段より巨石の上に立つと、そこには素晴らしい絶景が広がりを魅せてくれます。

最終目的地「大蛇嵓」に到着です。

最終目的地「大蛇嵓」に到着です!

写真では少し伝わりにくいのですが、足場となる巨石は崖先に向かって結構な下り坂になっています。

多くの方が日々訪れて巨石の上を歩くため、ざらざらした表面ではなく「つるッ!」とした感じになっています。

巨石の先は底の見えない崖となるのですが、先端部分には幾本の鉄の杭が打たれており細くて頼りない広いチェーンが簡単に取付られています。

広く隙間の空いた落下防止用の頼り無いチェーンのあいだから滑り落ちると、そのまま底も見えぬ断崖絶壁からのダイブとなって確実に死亡事故になってしまいます。

「大蛇嵓」より望む絶景です。

「大蛇嵓」より望む絶景です!

注意すべき点は、雨が降っていて滑りやすい状況の時や、靴底の状態が良くない場合なども注意が必要となります!

女性の方や怖がりな人などは「生まれたてのバンビ」のように足をガクガク震わせながら、四つん這いになって先端まで進んで行く姿もしばしば見かけるくらいです。

若さゆえからか、いちびって巨石の上を走り回る不届きな方もいましたので、そんな時は一括入れるか動かずにじっと座っているようにしてください!

今回は「紅葉の見頃を迎えました!」と言うニュースを見たうえで、さらに上北山村役場にも事前に電話確認をして万全を期しての訪問となるのですが「大蛇嵓」から眺める景色の中に紅葉感は少ないようにも思います。

「前編」では「日出ヶ岳の展望台」の様子をお伝えしたのですが、そちらは全くと言っても過言ではないほど紅葉感はありませんでした。

紅葉していれば「大蛇嵓」から望む景色は超絶景になることは間違いないのですが、何はともあれ天気さえ良ければ最高に素晴らしい絶景が眼下に広がりを魅せます!

時には「雲海」が広がることもあると言いますので、訪れた状況次第でさまざまな絶景をお楽しみ頂けるのではないかと思います!

今回は「大台ヶ原」でのハイキングで最も注意しなければいけない「トイレの加減」で、我が姫君が無念の途中リタイヤとなってしまい、この素晴らしい超絶景を一人で眺めることになってしまったのが非常に残念です!

苦労の先で眺められる「大蛇嵓」の超絶景ですので、二人なら違った感動もあったのでしょうが、一人ではただただ景色を眺めるだけの味気ないものになってしまいました。

改めて言っておきたいのですが「大台ヶ原」でのハイキングで「重要な注意点!」は「登山口より歩き出したが最後、道中にはトイレが無い!」と言うことです!

最終目的地点となる「大蛇嵓」までの最短コースでも往復7kmありますので、早くても2時間30分ほどのハイキングが必要となります。

もちろんハイキングですので「水分補給」に関しては「絶対条件」となるのですが、特に女性の方は加減しないと大変なことになってしまいますのでご注意ください!

さて、もう一度訪れる機会があれば「大蛇嵓」からの超絶景を二人で眺めてみたいものです。

 

大台ヶ原の見どころのひとつ蒸篭嵓

「大蛇嵓」をはじめとして見渡せば「蒸篭嵓(せいろぐら)」や「千石嵓(せんごくぐら)」などの「嵓(くら)」が幾つかあります。

断崖のことを「嵓」と呼ぶのですが、ここ「大台ヶ原」には、幾つかのクライミングルートが開かれています。

「大蛇嵓」より右手側にある断崖は「蒸篭嵓(せいろぐら)」と呼ばれています。

見どころのひとつ蒸篭嵓です。

見どころのひとつ蒸篭嵓です!

「蒸篭嵓」へは「大蛇嵓」との間の「ルンゼ」を20分ほど下れば行くことは可能となっているのですが「岩屑(がんせつ)」のつまった傾斜のある谷で落石などに注意を払いながらの歩行となりますので、初心者には厳しい道のりですのでお勧めはできません!

行ってみたいと考えている方は、必ず経験者の方を交えて注意点を話し合ってから向かうことをお勧めしておきます。

 

千石嵓にある日本の滝100選の中の滝

続いては「大蛇嵓」より右斜め下を見下ろしたところにある「千石嵓」には「日本の滝100選」に選ばれている「中の滝」があります。

「大蛇嵓」から肉眼での確認は非常にわかりずらいのですが「日本の滝100選」に選ばれている名瀑となりますので、訪れた際はどこにあるか探してみてください。

千石嵓にある中の滝です。

千石嵓にある中の滝です!

「中の滝」は「大蛇嵓」から見る限りでは一部しか見ることができないのでそれほど大きな滝には見えませんが、実際には全貌250m級の名瀑で日本有数の大滝となります。

ここ「大蛇嵓」から約1kmほど離れていますが、水の流れや落下の激しさの一部分を眺めることができるのですが、あまりのも小さすぎて物足りなさは感じます。

さらに「中の滝」の左斜め下にも、お写真には写っていませんが「西の滝」と呼ばれる名瀑もあります。

「中の滝」は近くまで行くことが「可能!」と言うことですが「西大台」に位置しているため、ハイキング上級者でないと攻略するのは難しい名瀑になっています。

「大蛇嵓」からの超絶景を十分楽しんだところで下山したいと思います。

先に下山した我が姫君のことが気掛かりなので、最速で帰ることができる「尾鷲辻」から「中道」を通って帰ることにします。

大台ケ原のハイキングマップです。

大台ケ原のハイキングマップです!

距離だけで言うと「滝見尾根」から「シオカラ谷」を歩くのが最短距離となるのですが、この道は以前に訪れた際に通ったことがあるのですが、その時にかなり痛い目にあっています。

「シオカラ谷吊り橋」の付近までは足元の悪い急勾配の下り道が続くのですが、歩幅も定まってないガチャガチャ道は膝への負担がものすごくかかり「シオカラ谷吊り橋」に着くまでに膝がやられて大変な思いをした記憶があります。

シオカラ谷吊り橋です。

シオカラ谷吊り橋です!

その時の「シオカラ谷吊り橋」の写真になりますが、道中は歩き進めることが精一杯で、写真を撮るどころでは無かったので唯一撮った写真となります。

「シオカラ谷吊り橋」までは、かなり下り続けることになるのですが、「シオカラ谷吊り橋」から駐車場までは急坂な登りの石段が最後まで続きます。

「下った分だけ登る!」と言う、実にしんどい道のりになっています。

「体力勝負」のコースとなりますので、自信のある方は是非挑戦してみてください!

と言った苦い思い出があるので、今回は「中道」を駆け足で戻ることにします。

大台ケ原の駐車場の混雑状況です。

大台ケ原の駐車場の混雑状況です!

先に下山した我が姫君とも無事に合流したのですが、駐車場がさらに大変なことになっています。

引っ切り無しに登ってくる車が駐車することができずに、即Uターンで車道脇に有るか無いか分からない駐車スペースを探すために降りて行きます。

私自身のハイキングが終了して帰りに渋滞を横目に見ながら距離を測ってみたのですが、この渋滞は実に3km以上先まで続いていました。

紅葉シーズンに合わせて訪れる予定の方は、朝一番の5時00分までには到着しておくことを改めてお勧めしておきます。

今回は二度目の「大台ヶ原」のハイキングで「紅葉が見頃!」との情報のもとで訪れましたが、無念にも紅葉感をほぼほぼ感じることがありませんでした。

我が姫君の途中リタイヤと言うハプニングもあって少しやり残した感はありますが「日出ヶ原」や「大蛇嵓」からの眺めは最高だったので大満足でのハイキング終了となります。

「眼下一杯に広がる紅葉を眺める!」と言う課題は残しましたが、次回の「お楽しみ!」と自分に言い聞かせ「気まぐれファミリー」は大混乱の続く「大台ヶ原」をあとにする・・・

 

ハイキングを楽しむための3つの必須アイテム!

訪れる場所にもよりますが、登山口や市営のセンターなどがあるとハイキング用の杖などを無料で貸し出してくれる所もありますが、どこでもあるわけではありません。

「大台ヶ原」では「大台ヶ原ビジターセンター」が営業中は、無料で貸し出し可能となっています。

無料で貸し出し可能の杖です。

無料で貸し出し可能の杖です!

やはりハイキングを行うにあたって杖が有ると無いとでは、足にかかる負担に明らかな違いがあります。

そこで、携帯に便利な「トレッキングポール」を紹介しておきます。

「トレッキングポール」を代表する人気ブランド「ブラックダイヤモンド」は、優れた機能性と優れた耐久性を兼ね備えた「トレッキングポール」のメーカーとなります。

オールラウンドに使える多用途性が最大の魅力です!


ブラックダイヤモンド トレッキングポール

それと、なんと言っても「熊除けの鈴」です。

「そんな~」って思うかもしれませんが、やはり必要かと思います。

たくさんの方が訪れるようなハイキングスポットでしたら何の問題も無いかと思いますが、場所によっては人が少なくて大自然の広がる山深い場所でのハイキングになると、歩いていても身の危険を感じることが多々あります。

あって困るものではないので、ご自身の身を守る必需品としてお考え下さい。

そこで紹介したいのが「マジックベアベル」となるのですが、時計と逆回りにまわすと中の振り子が引き上げられて音を止めることができる「消音機能付き」となりますので、人が多い時や必要の無い時にはありがたい商品です。

「マジックベアベル」は真鍮製となりますので、とても良い音色です!


マジックベアベル

管理人は「大台ヶ原」のおみやげ屋さんで「mont・bell」の「熊除けの鈴」を1600円で購入しました。

必須アイテム「熊除けの鈴」です。

必須アイテム「熊除けの鈴」です!

残念な点は「消音機能」が無いので、歩いている間は鳴りっぱなしと言うのが少々問題ありです。

しかし、音色は最高に良いです!

最後に、暗くなった時の必須アイテムとなるのが「ヘッドライト」です。

手に持つ「懐中電灯」でも良いのですが、山歩きでは両手が空くのがベストです!

そこでお勧めするのが「ジェントス」の「ヘッドライト」で、日本でもトップシェアを誇るLEDライトメーカーです。

あらゆる機能を搭載した「高性能ヘッドライト」は、フォーカスコントロールでノーマル照射からワイド照射まで無段階調節が可能となっています。

高性能のわりに、比較的に安価で購入できる点がとても嬉しい商品です!


ジェントス ヘッドライト

以上の3商品の紹介をしましたが、いずれもご自身の身を守るための「必須アイテム!」になっています。

ハイキングは大自然が相手となりますので、備えあれば憂い無しです。

お出かけの際には、是非とも旅のお供とお考え下さい!

 

最後に「大蛇嵓」からの眺めとなりますので参考までにご覧下さい!

 

大台ヶ原のアクセス及び駐車場情報!

【基本情報】

*基本情報は、できる限り新しい情報を掲載することを心掛けていますが、すべての変化に対応できないのが現状となりますのでご了承ください。

「大台ヶ原ビジターセンター」

  • 住所:〒639-3702奈良県吉野郡上北山村小橡660-1
  • 電話:07468-3-0312・FAX:07468-3-0312(大台ヶ原ビジターセンター)
  • 時間:朝9時00分~夕方17時00分まで
    ※「国道169号線」および「大台ヶ原ドライブウェイ」が雨量規制により通行止の場合は休館
  • 冬季閉鎖期間:毎年11月下旬~4月下旬
  • 駐車場:無料(200台)
  • アクセス:【公共交通機関】「京都方面」からは「近鉄京都線・橿原線」に乗車し始終着駅となる「橿原神宮駅」まで行きそのまま「近鉄吉野線」に乗り換えて「大和上市駅」で降りてからは「奈良交通バス特急230系統(大台ヶ原線)」に乗車して「大台ヶ原」の停留所で下車してすぐ(所要時間3時間35分)
    「大阪方面」からは「阿部野橋駅」より「近鉄南大阪線」に乗車し「橿原神宮駅」からは乗り換え無しの直通で「近鉄吉野線」に入り「大和上市駅」」で降りてからは「奈良交通バス特急230系統(大台ヶ原線)」に乗車して「大台ヶ原」の停留所で下車してすぐ(所要時間2時間50分)
    【お車】「大阪方面」からは「西名阪自動車道」の「郡山IC」を降りてそのまま「国道24号線」を橿原方面に南下して行き「橿原市役所東」の交差点を右折してさらに1つ目の「橿原市役所西」の信号を左折して少し南下していると「兵部町」の交差点があり左折して「国道169号線(中街道)」をさらに南下するようにしばらく走り進め突き当りとなる「土田」の信号を左折して「国道169号線(伊勢街道)」さらに「国道169号線(東熊野街道)」と道なりにひたすら走り進め「道路案内標識」の「大台ヶ原方面」に従い「新伯母峯トンネル」手前を右折して「県道40号線(大台ヶ原ドライブウェイ)」に入りあとは道なりに走り進めた突き当りが「大台ケ原」の「駐車場」です84km(約2時間)
    「亀山方面」からは「名阪国道」の「針IC」を降りてすぐある「針インター」の交差点を直進しその先にもう1つある「針インター」の交差点を左折して「国道369号線」に入りしばらく道なりに南下して行き突き当りとなる信号を右折して「国道369号線(伊勢本街道)」に入ったら少し先の「萩原」の交差点を左折して「国道370号線」に入りすぐ先にある「ロータリー」の手前にある信号を右折してからしばらく道なりに走り進め「野依」の信号を右折しすぐ「内原」の信号を左折して道なりに「国道166号線」から「国道370号線」を経由しながらしばらく進むと「窪垣内」の信号があり右折してから約3.1km先に左手側にある「橋」を渡った先を左折して「国道169号線(東熊野街道)」に入りあとは道なりにしばらく走り進めて「道路案内標識」の「大台ヶ原方面」に従い「新伯母峯トンネル」手前を右折して「県道40号線(大台ヶ原ドライブウェイ)」に入りあとは道なりに走り進めた突き当りが「大台ヶ原」の「駐車場」です79.3km(約2時間)

最後までお付き合い頂きまして、本当にありがとうございます。

紅葉最盛期を迎えた「大台ヶ原」で行うハイキングは、訪れる方が非常に多いため夜明け前からの到着が必要となりますが、眺めることができる景色は申し分のない絶景となります。
比較的に整備の行き届いた遊歩道が多くなりますので、初心者の方でも簡単に歩き進めることができます。
是非一度訪れて、頑張って歩いた先で眺めることができる超が付くほどの絶景をご自身の肉眼でご堪能下さい!

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