今回紹介するのは、大阪府大阪市港区築港にある「天保山公園」にある「日本一低い山?」の称号を受けた「天保山」です。
1991年から1996年までのあいだ、標高6メートルで「日本一低い山」と認定されていた、宮城県仙台市宮城野区蒲生にある「日和山(ひよりやま)」の称号ですが、1996年7月に、標高4.53メートルの低さを誇る「天保山」が「国土地理院の地形図に載っている山」として「日本一低い山」としての称号を譲り受けたと言います。
その後、18年間は「日本一低い山」として君臨していたのですが、2011年3月11日に発生した「東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)」によって地盤沈下したうえに、津波の直撃を受けて「日和山」は、蒲生干潟と共に、一度は消滅したと言います。
時が過ぎ、地元の方々により「日和山」の周辺に砂利が積み上げられたこともあってか?2014年4月9日に行なわれた国土地理院による調査により、標高3メートルの山として認定されたことで、18年の時を経て「日本一低い山」の称号を「天保山」は「日和山」に返上することになりました。
「地元の方々により砂利が積み上げられた・・?」と聞くと、少し納得できないところもありますが、もともと「天保山」自体が築山(つきやま)となり「人工的に土を積み上げて造られた山」ですから、致し方ないところです。
日本で二番目に低い山となった「天保山」は、悲しくも「日本一低い山」の称号は無くなってしまったのですが、現在は、少し無理がある気がしますが「二等三角点がある日本一低い山」を歌い文句に「天保山」に登った証として「登頂証明書」を、無料で配布しています。
そんな「天保山公園」にある「天保山」に登って「登頂証明書」を頂いてみようと思います。
準備が整いましたら「天保山公園」にある「天保山」の、登山スタートです!
天保山公園【アクセス・駐車場】日本一低い山【登頂証明書】
今回は、大阪府大阪市港区築港にある「天保山公園」で「日本一低い山?」を歌い文句にしている「天保山」に登って、天保山商店会が中心となって発行している「登頂証明書」なるものを頂くため「天保山公園」に向けてバイクを走らせます。
安治川の河口付近にある「天保山公園」のすぐ近くには、大阪府が誇る、世界最大級の水族館となる「海遊館」があり、今や多くの方が訪れる、大人気の観光スポットとなります。
そんな「海遊館」の東側に位置する「天保山公園」には「二等三角点がある日本一低い山」を歌い文句にした、標高4.53メートルの低さを誇る「天保山」があり、物珍しさを好む方々が訪れる、大阪の観光名所となっています。
まず初めに「天保山公園」を訪れるにあたっての「アクセス」と「駐車場」の紹介を、簡単にしておきます。
天保山公園へのアクセスは良好です!
「天保山公園」を訪れるにあたっては「公共交通機関」を利用しても「マイカー」を利用しても、比較的簡単に行くことができます。
まずは「公共交通機関」を利用して行く場合で「バスを利用しない!」と言う場合のアクセス方法ですが、最寄り駅となると「大阪メトロ中央線」の「大阪港駅」がすぐ近くにあり、1番出口より外に出れば、徒歩で約5分と言う気軽さとなります。
また「バスを利用して行く!」と言う場合でしたら、大阪市北区の梅田にある「大阪駅」から「大阪シティバス88系(天保山行き)」に乗車することで「天保山ハーバービレッジ」のバス停留所で下車するだけとなります。
あとは、徒歩で約1分で行くことができます。
また「なんば駅」からでも「大阪シティバス60系(天保山行き)」に乗車すれば、同じく「天保山ハーバービレッジ」のバス停留所で下車することになります。
「公共交通機関」を利用して「天保山公園」に行くとなれば、簡単に行くことができるかと思います。
続いて「マイカー」を利用して行く場合「関空・南港方面」からでしたら「阪神高速4号湾岸線」の「天保山IC」を降りるのですが、降りたら2kmほど走り進めるだけの簡単なアクセスとなります。
「天保山IC」から約6分で行けます。
また「神戸方面」からでしたら「阪神高速5号湾岸線」を走り、同じく「天保山IC」からとなりますし「大阪市内・環状線方面」ですと「阪神高速16号大阪港線」の「天保山IC」となりますので、各方面から簡単に行くことができます。
「マイカー」を利用して行く場合、ひとつだけ問題となるのが「駐車場」ですが、周辺には、いくつかのコインパーキングがあります。
「天保山公園のみ」で訪れると言うことは、基本的には少なく「海遊館」及び「天保山マーケットプレース」などを訪れた「ついでに立ち寄る!」と言う形のほうが多いかと思います。
「海遊館」には「有料駐車場」ではありますが「天保山第1駐車場」及び「天保山第2駐車場」が用意されており、そこに駐車すれば行動しやすいかと思います。
「天保山第1駐車場」及び「天保山第2駐車場」は「海遊館・天保山マーケットプレース」の地下にあり「天保山公園」までは、約5分~10分ぐらいで行けるかと思います。
「臨時駐車場」も含めると、収容台数1300台を誇る大型駐車場となるため、日常的に込み合うことは無いのですが「ゴールデンウィーク期間」をはじめとして「お盆期間」や「特別なイベント」が開催される日には、大変込み合うかと思われます。
ご利用時間に関しては、朝の8時00分~夜の22時00分までとなり、出庫に関しては、深夜の0時00分までとなりますので、十分にお気を付けください!
駐車料金に関しては「平日」でしたら、30分毎に200円となりますが、最大料金の設定があり1200円となります。
「土曜日・日曜日・祝日および特定日」に関しては「最大料金の設定が無い!」うえに、30分毎に250円となります。
尚「特定日」と言うのは、基本的に4月28日~5月6日ぐらいまでの「ゴールデンウィーク期間」及び、8月8日~8月18日ぐらいまでの「お盆期間」となりますが、その年の曜日によって多少の前後がありますので、お気を付けく頂くと共に、朝の7時00分からご利用可能となります。
最後に、管理人のように「バイク」や「自転車」などで向かう方も、ご安心ください!
「天保山ハーバービレッジ」には「無料」で利用できる「バイク・自転車専用」の駐輪場が設けられています。
基本的には、上部写真のように「天保山大観覧車の下」に設けられた、無料の駐輪場に止めるのが基本となります。
下部写真は「臨時的」に設けられた駐輪場となるのですが「天保山大観覧車の下」の駐輪場が塗装工事の為、一時的に利用できない期間だけ設けられます。
すでに「塗装工事」は終了していますので、基本的には従来通り「天保山大観覧車の下」の駐輪場に止める形になるかと思いますが、また「臨時的」に使われることがあるもしれませんので、併せて紹介しておきました。
と、言ったところが「天保山公園」を訪れる為の「アクセス」及び「駐車場」の紹介となります。
日本一低い山の称号を受けた天保山!
バイクを駐輪場に止めたところで、早速ではありますが「天保山公園」に移動したいと思います。
頭上には「天保山」のシンボルで、高さが112.5メートルで、直径が100メートルと言う、世界最大を誇っていた「天保山大観覧車」がそびえ立っています。
僅か2年足らずで「世界最大」ではなくなった「天保山大観覧車」ですが、世界各地に大観覧車が続々と登場しだしてからは、高さ168メートルと言う恐ろしいぐらいのものまでラスベガスに登場して「世界最大!」なんて言葉は、今や箸にも棒にも掛からぬものとなってしまいました。
そんな「天保山大観覧車」より、東の方向に歩くこと1分で「天保山公園」の出入口があります。
「天保山公園」に、一歩足を踏み入れたところから「天保山」の山頂に向けての登山が開始となります。
何と言っても、標高4.53メートルを誇る「日本一低い山」の「天保山」ですから、過酷な登山になることは、間違いなくありません!
出入口より10メートルほど歩き進めた辺りに「第1の難関」となる、13段にも及ぶ横長の石階段が目の前に現れるます。
何ひとつ問題無く登り進めた先には「津波防護コンクリート壁?」だと思われる厚みのある壁に、昔の「天保山」の風景が描かれた陶板画が、数枚飾られています。
その「陶板画」には、昔の「天保山」が、はっきりと描かれているのですが、少しばかり小高い山になっています。
もともと「天保山」は、江戸時代の天保2年(1831年)から、約2年間に渡って行われた「天保の大川浚(おおかわざらえ)」と呼ばれる、水底をさらって土砂などを取り除く、浚渫(しゅんせつ)工事の際に出た砂を、大阪湾へとつながる安治川の河口付近に盛った物が、原型だと言います。
延べ10万人以上の労働者が携(たずさ)わったと言う、大掛かりな工事ではありましたが、浚(さら)えられた土砂を安治川河口に積み上げられてできた築山は、約20mほどの高さがありました。
安治川入港の目印とする意図があったようで、そんなところから、当初は「目印山(めじるしやま)」または「目標山」と名付けられていました。
そんな、当時の「目印山(めじるしやま)」や、舟遊びをする人々の姿が「歌川広重」などによって、浮世絵に描かれているのですが、築かれた時の元号となる天保から「天保山」と、称されるようになったと言います。
明治初期になって、ロシアの軍艦「ディアナ号」が、大坂沖に姿を見せることで、警護を固めさせると同時に、河口を守る砲台建設のために土砂が採取さたことで「天保山」は、標高7.2メートルほどに減少しました。
さらに、高度経済成長期のあと、地下水のくみ上げで、天保山周辺の地盤沈下が少しずつ起こり、1971年には7.1メートルだった標高が、1977年になると4.7メートルまで低下しました。
1993年以降には、標高が4.53メートルとなり、1996年7月に標高4.53メートルの低さを誇る「天保山」が、国土地理院の地形図に載っている山として、それまで標高6メートルで「日本一低い山」と認定されていた、宮城県の「日和山(ひよりやま)」の標高を下回って「日本一低い山」の称号を、手に入れたと言う流れになります。
そんな、標高4.53メートルを誇る「天保山」の約半分は、歩きはじめにある石階段で登ったことになります。
坂本龍馬とお龍の日本初の新婚旅行「旅立ちの地」
「陶板画」を十分に観賞したところで、山頂に向けて歩きはじめますが、これより先は、しばらく平坦な道が続きます。
歩きはじめてすぐ、木で造られた燈籠のような形のモニュメントが置かれています。
正面のガラスケースの中には「好きな偉人は?」と聞かれると、間違いなく上位に名前の挙がる、幕末を駆け抜けた風雲児「坂本龍馬」と、妻「お龍」の写真が張り付けられています。
慶応2年1月23日(1866年1月23日)に、寺田屋の2階で寝ようとしていた「坂本龍馬」を、伏見奉行所が襲撃した「寺田屋襲撃事件」によって、九死に一生を得た「坂本龍馬」は「西郷隆盛」などの勧めで、妻「お龍」と共に、伏見の藩邸から京の藩邸(二本松)に移りました。
再び、伏見の藩邸に戻ったあと、大坂の「天保山」から、薩摩藩軍艦となる「三邦丸」に乗って鹿児島に脱出したのですが、鹿児島に入港後に「霧島」や「高千穂峰(たかちほのみね)」の登山へと、足を延ばしたと言われるのですが、これが後に「日本最初の新婚旅行」と言われ、幸せな旅路であったと言います。
そんな「坂本龍馬のゆかりの地!」であると言うことで「天保山公園」に、記念のモニュメントが設置されたと言うことです。
日本一低い山の称号をいつまでも・・
「坂本龍馬のゆかりの地!」であることを、喜んで建てた記念のモニュメントを過ぎると、約50メートルの弾丸ストレートが伸びており、歩き進めて行く先に待ち構えている「第2の難関」は、8段からなる石階段となります。
登りきったところには、整備が行き届いた広場があり、天を突きさすように伸びる石柱が立てられています。
1868年(慶応4年)に江戸幕府が倒れ、江戸城が明治政府軍に明け渡されたことで、最後の将軍「徳川慶喜」が「天保山」から敗走する時に「明治天皇」自らが軍を率いて大阪に来て、3月26日に「天保山」の砲台が置かれた台場から、各藩の軍艦をご覧になられたと言います。
これが日本で最初の観艦式になると同時に、500年ものあいだ京都を離れることが無かった「天皇」が、京都を離れてまでこの地を訪れたと言うことで、その時の記念碑として「明治天皇観艦之所碑」が立っています。
そんな、堂々とした「明治天皇観艦之所碑」の傍らに「日本一低い山」の称号を受けた「二等三角点がある天保山山頂」があります。
「天保山山頂」には「日本一低い山」と書かれた、タスキを掛けた緑の「天保山」らしき可愛い「山の立て看板」が立てられており、その前には、確かに「二等三角点」が埋め込まれています。
「三角点」は、一般的に眺望の利く場所に設置され、三角測量に用いる際に「経度・緯度・標高の基準」になる点のことです。
ちょっと怖い話ですが「三角点」の柱石の破壊などで、機能を損ねる行為をした人は、測量法の規定により「2年以下の懲役又は100万円以下の罰金」に処せられると言います。
かなり厳しい罰が待っているので、くれぐれもふざけて蹴ったり乗ったりしないように・・・!
と、言っても「天保山」にある「二等三角点」は、地中に埋め込まれているので、破壊すること自体が難しいのですが・・・
何はともあれ「天保山山頂」まで登りきったのですが、息ひとつ切らすことなく、僅か数分間の登山ではありましたが、ひと山登りきったことに違いありませんので、怪我も無く無事に登頂できたことを喜びたいと思います。
さて、登頂を記念する写真を撮ったところで「天保山」の登山は終了となりますが、登頂したことを証明する「登頂証明書」を頂くことができますので、下山したいと思いますが、簡単に「天保山公園」の見どころを紹介しておきます。
天保山公園の見どころ!
「天保山公園」は、普通の公園と比べると広いですが、歩き疲れるほどの広さはありませんので、一通り歩き回っても、30分もあれば回れるかと思います。
上部の写真より「①天保山山頂」と「⑤明治天皇観艦之所碑」及び、最初の階段を登った所にあった「陶板画」及び「坂本龍馬」の写真が入った燈籠型のモニュメントまでは紹介済みですので、残りの見どころを一気に紹介しておきます。
「④西村捨三翁顕彰碑(初代大阪築港事務所長・第五代大阪府知事)」は、明治30年、広く政財界の信望を得て「初代築港事務所長」に推された「西村捨三翁」は、資金集めに奔走しながら工事全般を指揮しました。
病を得て36年2月に辞任し、41年4月故郷の彦根で死去したのですが、大阪港の基を築いたことに対して、開港90年を迎え「西村捨三翁」の由縁のこの地に銅像を建て、その偉業を顕彰したと言います。
「⑤大阪築港基石」は、公園の東側にある「西村捨三翁(初代大阪築港事務所長・第五代大阪府知事)」の銅像前に2つある石です。
明治時代の大阪港建設工事に「豊臣秀吉」が、大阪城を建てた時に使用した、犬島産の石が最も適当であると言うことで、大量の犬島石が使用されことを、今に伝える記念の石碑です。
「③展望台」は、少し小高い丘の上に設けられた展望スペースですが「天保山」のシンボルとなる「天保山大観覧車」をはじめとして、展望台より北西の眼下に広がる「桜並木」は、大変見ごたえのある「桜の名所」となりますので、春になればたくさんの方々が訪れます。
また、日没を迎えた頃には「天保山大観覧車」のライトアップされた姿を、静かな展望台より眺めることができます。
「⑥灯台」ですが、実は2006年に撤去されています。
最初に紹介した「天保山公園」の出入口より、石階段を登った所に描かれていた「陶板画」の右手側には「歌川貞升画の浪速天保山風景」があり、左手側には「歌川広重の大坂天保山」の陶板画があるのですが、左手側の「歌川広重の大坂天保山」の中に 茶色の高燈籠として描かれていますので、そちらの「陶板画」より見ていただければと思います。
最後に「番外」として「⑥灯台跡」の前にある「天保山渡船場」としました。
明治38年(1905年)に開設された「天保山渡船場」は、航行距離約400メートルの対岸にある、此花区桜島三丁目とを結ぶ「渡船」となります。
現在では、生活路線として利用する地元の人たちをはじめとして「天保山」と「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」を行き来する方が利用する「渡船」として「無料運航」しています。
「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」の正面付近に着く船は「天保山ハーバービレッジ」から出ている「有料の船」ですが、少しだけ西側に着く形になりますが、歩いてそれほど時間は掛からない程度です。
約3分程度の乗船で「無料」となりますので、訪れた記念として、お時間があれば乗ってみるのも良いかと思います。
海から眺めるベイエリアも、なかなか味わい深いものがありますよ!
と、言ったところが「天保山公園」の見どころとなり、散策はすべて終了となりますが、最後に「登頂証明書」を頂くため「天保山」より下山します!
天保山の登頂証明書をGETできます!
ものの5分足らずで下山となり、汗ひとつ流すことなく「天保山」を攻略できるのですが「天保山の登頂証明書をGET!」するのには、ちょっとした汗を掻(か)くことになります。
「天保山登頂証明書」を頂ける場所ですが「大阪メトロ中央線」の「大阪港駅」より「天保山公園」に向かって伸びる「メインストリート」に、お食事処及びお土産屋さんが立ち並んでいるのですが、まずは、ひらがなで「てんぽーざん」と書かれた、小さな「ステッカー」が張られたお店が加盟店となり、無料で「登頂証明書」を発行してくれるのですが、これを探すのにひと苦労します。
加盟店自体が少ないうえに、時間帯を間違うと「準備中!」と張り紙がしてあり、お店自体が開いていません!
探し回っている間に、ある異変にふと気付きます!
その異変と言うのが「ステッカー」が張られている加盟店のほとんどがお食事処となり「登頂証明書」を頂くには「何か注文しなくては?」と言う疑問が、頭をよぎります。
もちろんお食事を考えているのでしたら、問題なくお店に入って「登頂証明書をください!」と言えるのでしょうが、時間帯や何か食べることを考えていなければ、お食事処に入ること自体が場違いな感じがします。
時間帯が悪いことがあり、喫茶店が唯一営業中だったので、中に入って「天保山登頂証明書をください!」と言うと、予想どうり「注文して頂かないとお渡しできません!」との、木で鼻を括るような言い方に「ムッ!」とした管理人夫妻は「あっ、そうですか!」と、お店を出ました。
「無料!」と言う言葉の裏には、こんなトリックが隠れており「それなら有料でもいいから!」と、言いたくなりました。
「タダより高いものはない!」と言う言葉が当てはまるこのやり方に「大阪らしいと言えば大阪らしい!」と、大阪で生まれ育って40年以上経った未だに、訪れるまで気付かないとは情けない限りです!
それならばと「ちゃんとしたお店で夜ごはんとして食べて登頂証明書を貰うか?」と、我が姫君と相談したのち、店構えの綺麗な「かどや」と言うお店に入ろうとしましたが、残念なことにまたしても「準備中!」となっていました。
「あちゃ~!」と思った瞬間、お店の中にいる女将さんと目が合い「ハイ!ハイ!」と出てきた女将さんに「準備中ですか?」と聞くと「あ~まだですね!」と言ったあと、ダメもとで「天保山登頂証明書なんですが~」と言うと「ハイ!ハイ!ちょっとお待ちください!」と、店の奥に走って行くと「はいどうぞ!」と、2枚差し出してくれました。
「ありがとうございます!」と言われてお店を後にしましたが、先ほどの対応とは大きく違ったので「どちらが正解なのか?」正直なところ謎です!
かどやさん自体が準備中だったので、お食事をしなくても渡してくれたのか?
それとも、お食事をすることで無料でくれるのか?
はっきりとしたことは「謎!」となりますので「登頂証明書を頂きたい!」とお考えの場合は、基本的にはお食事することを考えた上で、お店を選んでから入ることをお勧めしておきます。
肝心の「天保山登頂証明書」はと言いますと、想像していたものとは違い、ペラペラで小さな「はがきサイズ」の紙となっており、正直な感想は「残念!」のひと言です。
お食事しなくては「無料」で渡せないのでしたら、もう少しマシなものを作って頂きたいものです!
もしくは、気兼ねなく渡してもらうために「有料」として、100円ぐらいの金額で渡すのが妥当かと思います。
何はともあれ「天保山」を登るより、嫌な汗をかいたのは間違いありません!
「登頂証明書」を頂くために「天保山」を訪れる方は、そんなちょっとした苦労がことも、頭の片隅に入れておくことをお勧めしておきます。
最後に「天保山商店会」としても、今のこのご時世ですから、経営状況が厳しいうえで活性化を考えてのことだとは思いますが「お食事してこそ無料でお渡しできます!」と言うお考えなら、それはそれで良いと思いますので、もっとはっきりと張り紙でもして伝えてほしいものです!
と、言ったところで「天保山公園」の散策が、すべて終了となります。
「天保山公園」がある周辺は、日本が誇る世界最大級の水族館となる「海遊館」を始めとして、大阪府を代表するレジャースポットがたくさんある場所で、毎日のように多くの方が訪れる人気のエリアとなります。
朝一番から訪れても、1日で遊びきれないほど楽しめるスポットが点在しています。
是非一度訪れて「日本一低い山?」と言われている「天保山」の登山も含めて楽しんでみてください!
天保山公園のアクセス及び駐車場情報!
【基本情報】
*基本情報は、できる限り新しい情報を掲載することを心掛けていますが、すべての変化に対応できないのが現状となりますのでご了承ください。
「天保山公園」
- 住所:〒552-0021大阪府大阪市港区築港3丁目2
- 電話:06-6571-0552(八幡屋公園事務所)
- 時間:24時間入園自由
- 定休日:無休
- 入園料金:無料
- 駐車場:無(周辺の有料駐車場を利用)
- アクセス:【公共交通機関】「大阪メトロ中央線」の「大阪港駅」の1番出口より徒歩500m(約5分)
「大阪駅」から「大阪シティバス88系(天保山行き)」に乗車して「天保山ハーバービレッジ」のバス停留所で下車して徒歩100m(約1分)
「なんば駅」から「大阪シティバス60系(天保山行き)」に乗車して「天保山ハーバービレッジ」のバス停留所で下車して徒歩100m(約1分)
【お車】「大阪市内・環状線方面」からは「阪神高速16号大阪港線」の「天保山IC」より800m(約3分)
「神戸方面」からは「阪神高速5号湾岸線」の「天保山IC」より800m(約3分)
「関空・南港方面」からは「阪神高速4号湾岸線」の「天保山IC」より2km(約6分)
「天保山第1駐車場・第2駐車場」
- 住所:〒552-0022大阪府大阪市港区海岸通1丁目1-10(海遊館地下)
- 電話:06-6576-5501(海遊館インフォメーション)
- 時間:朝の8時00分~夜の22時00分(出庫は深夜の0時00分まで)
- 定休日:無休
- 料金:「平日」200円(30分毎)*最大料金が1200円
「土曜日・日曜日・祝日および特定日」250円(30分毎)*最大料金なし - 特定日:「ゴールデンウィーク期間」4月28日~5月6日ぐらいまで・「お盆期間」8月8日~8月18日ぐらいまで
*尚、その年の曜日によって多少の前後あり(*朝の7時00分から利用可能です!) - 収容台数:1300台(*臨時駐車場も含む)
最後までお付き合いいただき本当にありがとうございます。
「天保山公園」がある周辺は、日本が誇る世界最大級の水族館となる「海遊館」を始めとして、大阪府を代表するレジャースポットが、たくさんある場所です。
「天保山公園」で行う天保山の登山は「ついで!」と考えられがちですが、それなりに楽しめるスポットになっています。
是非一度訪れて「日本一低い山?」で知られる、天保山の山頂を目指して歩いてみてください!
【関連記事】
大阪府の観光に関する記事はコチラをご覧下さい!
カップヌードルミュージアム大阪池田~手作り体験【アクセス・駐車場】
ダスキンミュージアム~ミスドキッチンは予約困難【アクセス・駐車場】
大阪国際空港(伊丹空港)の展望デッキラ・ソーラ【駐車場情報】
天王寺動物園【アクセス・駐車場】奇跡の鶏【まさひろ・よしと】
通天閣~見どころ紹介【アクセス・駐車場】幸運の神ビリケンさん
梶本家の藤~信達宿ふじまつりで安らぎと幸せを【アクセス・駐車場】
アメ村・三角公園~ハロウィン仮装イベント【アクセス・駐車場】
りんくうマーブルビーチ【バーベキュー・夕日】アクセス/駐車場
千里川河川敷(土手)~大迫力の飛行機の離着陸【アクセス・駐車場】
慈眼院【アクセス・駐車場・御朱印】大阪府が誇る日本三大多宝塔
茶臼山古墳(天王寺区)大阪5低山のひとつ【アクセス・駐車場】