今回紹介するのは、大阪府大阪市中央区大阪城に位置する「大阪城」です。
「大阪城」は「日本百名城」のひとつに数えられますが、その上をいく「日本三大名城」に選ばれるなど、大阪が誇る観光名所となっています。
しかし、この「三大名城」に、どのお城を選ぶかは、時代や定義によって諸説があると言うことで「大阪城」も外されることがあるのも事実です。
「大阪城」は、天下統一を果たした天下人「豊臣秀吉」が、まさに天下取りの拠点にすべく、築城したお城となります。
現在、多くの方が目にしている「大阪城」は「豊臣秀吉が、築城したお城では無い!」と言うのが現実で、残念なところです。
「豊臣大坂城」は、慶長20年(1615年)の「大坂夏の陣」で、天守もろとも炎上しています。
その後「徳川家康」が政権交代を知らしめるため「豊臣大坂城」の縄張りの上に盛り土をして、寛永3年(1626年)に、新たに石垣を積み直して、2代目となる「徳川大坂城」が完成しました。
だとすれば、現在目にしているのは「徳川大坂城か!」と言いますと、それも違って、寛文5年(1665年)に、2代目となる「徳川大坂城」も焼失しています。
現在、多くの方が目にしている「大阪城」は、実は1931年に復興されたものとなります。
3代目となる、現在の「大阪城」の天守の外観は、初代「豊臣大坂城」の天守の復元だと、長きに渡って思われていたのですが、詳しい調査の結果「天守台は徳川大坂城のものである!」と、判明しています。
そんな長い年月をかけて、ドタバタと変わってきた「大阪城」の紹介となります。
準備が整いましたら「大阪城」の、散策スタートです!
大阪城~見どころ紹介【アクセス・駐車場・ライトアップ】
今回は、大阪府大阪市中央区大阪城に位置する「大阪城」すなわち、天下人「豊臣秀吉」が、天下取りの拠点にすべく築城したお城に向けて、バイクを走らせます。
「大阪城」と言えば、やはり大阪が誇る観光地のひとつであるのは、言うまでもありません!
大阪在住の管理人ですので、バイクなら10分もあれば「大阪城」に行くことができます。
しかし、近すぎると「いつでも行ける!」と考え、ちゃんと訪れたことは、今までに一度もありませんでした。
当然、何度かは訪れたことはありますが、いつも適当に歩いているだけでした。
今回は「紹介したい!」と言う思いで、満を持して訪れたのですが「大阪城公園」の広さは半端なく、その全てを紹介していくのは非常に難しいので、簡単に「見どころの紹介!」をしていきたいと思います。
まずは「大阪城」を訪れるための「アクセス」と「駐車場」について、簡単に紹介しておきます。
大阪城公園へのアクセスは良好です!
「大阪城」がある「大阪城公園」は、約105.6ヘクタールの広大な敷地面積を誇る公園となるのですが、アクセス面に関しては、大阪の中心でもありますので、かなり良好です!
「大阪城公園」を取り囲むように「最寄り駅」があり、訪れる目的によって、どの駅からでも比較的簡単に園内に入れますので、どの駅が良いかと言うお勧めできる駅はありません!
まず初めに「公共交通機関」を利用して訪れる場合ですが「大阪城公園」の周囲に点在する駅は「大阪メトロ長堀鶴見緑地線(大阪ビジネスパーク駅)」をはじめとして「JR大阪環状線(森ノ宮駅)と(大阪城公園駅)」や「大阪メトロ谷町線(谷町四丁目駅)と(天満橋駅)」さらに「京阪電鉄本線(天満橋駅)」や「大阪メトロ中央線(谷町四丁目駅)と(森ノ宮駅)」最後に「JR東西線(大阪城北詰駅)」と、さまざまあるのですが、大きく分けると6つの駅があります。
どの駅が良いと言うのはないのですが「大阪城」の正面玄関口となる「大手門」に近い駅となると「大阪メトロ谷町線」の「谷町四丁目駅」もしくは「天満橋駅」か「大阪メトロ中央線」の「谷町四丁目駅」さらには「京阪電鉄本線」の「天満橋駅」の、いずれかとなります。
上記で紹介した駅以外からでも「大阪城」までは、徒歩で20分前後となりますので、ご自身の訪れる目的に合わせた駅をお選びください!
続いては「マイカー」で訪れる場合の「アクセス」ですが「阪神高速13号東大阪線」を、利用するのが一番近いのですが「阪神高速1号東環状線方面」からは「法円坂IC」を降りることになります。
降りたらそのまま走り進めて、4つ目の信号となる「森ノ宮駅前」の交差点を左折して、およそ650mほど走り進めた左手側が「森ノ宮駐車場(98台)」となります。
「法円坂IC」を降りてから2kmほどしかありませんので、約3分で行くことができます。
続いて「東大阪方面」からになると出口が少し変わり「阪神高速13号東大阪線」の「森之宮IC」を降ります。
すぐにある1つ目の「森之宮入路」の信号を越えたら、100mほど先にある左手側の「一方通行」の道を進みます。
50m進んだ先を左折し、100m進んだ先を左折したら、さらに50m進んだ先の「森之宮入路」の交差点を右折して「中央大通」に入ります。
2つ目の信号となる「森ノ宮駅前」の交差点を左折して、650mほど走り進めた左手側が、先ほどと同じ「森ノ宮駐車場(98台)」です。
「森之宮IC」から1.9kmほどですので、こちらからも約5分で行くことができます。
最後に「駐車場」に関してですが「大阪城公園」には、2ヶ所しか「駐車場」が用意されていません!
1つ目が「大阪城公園」の正面となる、南側にある「大阪城公園駅前駐車場」となるのですが「一般駐車場」となり、171台分の駐車スペースがあります。
もうひとつは、先ほどマイカーのアクセスで紹介した「森ノ宮駐車場」となるのですが、こちらは東側にある駐車場となるのですが、98台分の駐車スペースがあります。
大阪在住の管理人は、バイクで「大阪城」に向かったのですが、バイクに関しては「森ノ宮駐車場(98台)」の出入口の横にあり、止め方にもよりますが、20~30台ぐらい駐車できる「無料駐車場」がありますので、バイクで向かう方は、そちらに駐車するようにして下さい!
尚、バイクに関しては、おそらくこの1ヶ所しか駐車スペースは無いと思いますので、お時間や曜日次第では、いっぱいの可能性もあります。
マイカーに関しての駐車場は「有料」となり、利用料金は朝の8時00分~夜の22時00分までは「1時間350円」で、夜の22時00分~朝の8時00分までは「1時間150円」となります。
もう2ヶ所「城南第一駐車場(50台)」と「城南第二駐車場(44台)」があるのですが、そちらは「団体バス専用駐車場」となりますので、実質的には2ヶ所で、269台分の駐車スペースしかない形です!
その他「有料」の周辺駐車場はいくつかあり「大阪歴史博物館」などは大きくて近いですが「大阪歴史博物館」の前の道路を隔てた所にも、比較的大きな駐車場があり「大手門」に向かうには、どちらかの駐車場に止めれば楽に行くことができます。
「大阪歴史博物館」の駐車場の収容台数は、公表されてないので分かり兼ねますが、最初の1時間まで400円で、以降30分ごとに200円となっています。
「大阪城公園」の駐車場に止めることができれば安く済むのですが、時間帯によってはやはり「長蛇の列」となります。
駐車場待ちの車の状態ですが、それほど大きな駐車場では無いため車の回転率が悪く、時間帯によっては出て行く車が無く、しびれを切らした車が列から離れて「その分だけ前に進める!」と言う、じれったい駐車場となりますので、お時間に余裕のない方は、少し高くても「周辺駐車場」に止めることをお勧めしておきます。
以上が「大阪城公園」を訪れるための「アクセス」と「駐車場」の、紹介となります。
大阪城までの門「大手門⇒大門⇒桜門」
「大阪城」の、天守へと向かう道は何ヶ所もあるのですが、やはり正面玄関口となる「大手門」から「大門」さらに「桜門」の順番に進んで行くのが、基本となります。
まずは「重要文化財」に指定されている「大手門」ですが、城の正面のことを「大手(追手おって)」と言うことで、その入口を「大手口(追手口)」と言うのですが、設けられた門ですから「大手門(追手門)」と呼ばれています。
現在の「大阪城」の「大手門」は、寛永5年(1628年)に「徳川幕府」によって「大坂城」の再築工事のときに創建されたものです。
開口部の幅は5.5mあり、高さは7.1mとなるのですが、扉や親柱は黒塗りで、全てが鉄板張りになっています。
「大手門」の左右に続く「北方塀」と「南方塀」は、いずれも「重要文化財」に指定されています。
「大手門」から中に入ると、続いては「大門(おおもん)」があり、これもまた黒塗りで、全てが鉄板張りとなっています。
「大手口桝形」の石垣の上に建っている「櫓」は「大門」の上を跨ぐ(またぐ)ように渡櫓(わたりやぐら)があり、さらに右側に直角に折れて「続櫓(つづきやぐら)」が伸びています。
石垣上に築かれた長屋上の建物を「多聞(たもん)」と呼び、現存する「多聞櫓(たもんやぐら)」の中では、最大規模の高さ14.7mを誇り、総面積が710.25㎡あります。
「重要文化財」に指定されている「多聞櫓(たもんやぐら)」の中には、兵や武器などが蓄えられていたのですが、多くの窓があけられた「櫓落とし」の部分からは、攻め込んでくる敵を真上から攻撃したのですが、非常に高い防御力を備えていました。
そんな「大門」をくぐり抜けて、さらに歩き進めて行くと「大阪城」の手前に設置されているのが「桜門」となるのですが、こちらも「重要文化財」に指定されています。
「桜門」は「本丸の正門」にあたります。
「徳川幕府」による「大坂城」の再築工事で創建されましたが、明治元年(1868年)に起きた明治維新の大火により、再び焼失したのですが、明治20年に再建されて現在に至ります。
「桜門」の命名は、当時「二の丸」に「桜の馬場」と呼ばれる場所があり、門の付近に植えられた「桜並木」にちなんで付けられました。
尚、門の両脇に見える巨石は「龍虎石(りゅうこいし)」と呼ばれ、江戸時代には、雨が降ると、右に「龍の姿」が、左に「虎の姿」が現われたと言います。
と、言うように「大阪城」に行くまでには、3つの門をくぐって行くことになります。
大阪城の桝形にある巨石の数々!
「大阪城」の見どころとして良く知られているのが、所々に点在する「巨石」です。
そんな「巨石」のうち「トップ10」に選ばれている「巨石」だけを、簡単に紹介しておきます。
お城には、敵が直進する勢いを鈍らせるために、直角に設けられた二つの城門と、城壁で囲まれた四角い空間があり「桝形」と呼ばれています。
「大阪城」に入るための「枡形」の中には、多数の「巨石」が点在します。
先ほど紹介した「大手門」と「大門」さらに「桜門」に加えて「京橋口」には「トップ10」に選ばれている「巨石」があります。
エリアに分けにして、簡単に紹介しておきます。
まずは「大手門」と「大門」の「桝形」にある「巨石」は、3ヶ所になります。
「大手門」より中に入ったら、正面に3ヶ所並ぶように「巨石」があるのですが、真ん中が「大手見付石」で、高さ5.1mで、幅11mとなるのですが、表面積は約47.98㎡(29畳敷)となり、推定重量108トンと言われています。
そんな「大手見付石」は、大坂城内で第4位の「巨石」となります。
「大手見付石」の左手側にある「巨石」が「大手二番石」となり、高さ5.3mで、幅8mとなり、表面積は約37.90㎡(23畳敷)となり、推定重量85トンと言われています。
そんな「大手二番石」は、大坂城内で第5位の「巨石」となります。
3つ目は「大手見付石」の右手側にある「巨石」で「大手三番石」となり、高さ4.9mで、幅7.9mとなり、表面積は約35.82㎡(22畳敷)となり、推定重量約85トンと言われています。
そんな「大手二番石」は、大坂城内で第8位の「巨石」となります。
「大手門」付近は、築城名人と言われた「加藤清正」の三男で、肥後熊本藩主の「加藤忠広」の担当となり「巨石」の採石地は、小豆島と推定されます。
続いて「桜門」付近にある、5ヶ所の「巨石」です!
まずは「桜門」の入口の左右にある「巨石」が「竜虎石」と呼ばれ「金城聞見録」には、雨が降ると左右の「巨石」の表面に「竜」と「虎」の姿が浮き出ると、記されています。
そんな「竜虎石」の右手側となる「竜石」が、トップ10に入っています。
ちなみに左手側の「虎石」は、第11位となりますので、詳細は省略しておきます。
「竜石」は、大坂城内で第10位の「巨石」となるのですが、高さ3.4mで幅6.9mとなり、表面積は約23㎡(14畳敷)となり、推定重量52トンと言われています。
さて「桜門」をくぐり中に入ると、正面に大坂城内で第1位を誇る「蛸石」があるのですが、ほかの「巨石」と比べても、目で見て分かるほど圧倒的な大きさになるのですが、多くの方が集まる記念撮影のスポットになっています。
「蛸石」は、大阪城内最大の「巨石」で、高さ5.5mで幅11.7mとなり、表面積は約59.43㎡(36畳敷)で、推定重130トンあると言われています。
尚、見どころもあり、左下にある「蛸のような模様」は、花崗岩に含まれる鉄分が酸化してできたようで、名前の由来にもなっています。
続いて「蛸石」に向かって左手側の城壁にあるのが「着物の振袖に似ている」ことから名付けられた「振袖石」で、さらにその左横の「巨石」が「桜門四番石」で、隣り合わせとなります。
「振袖石」は、大坂城内で第3位の「巨石」となるのですが、高さ4.2mで幅13.5mとなり、表面積は約53.85㎡(33畳敷)で、推定重量約120トンと言われています。
「桜門四番石」は、大坂城内で第9位の「巨石」となるのですが、高さ6.0mで幅5.0mとなり、表面積は約26.9㎡(16畳敷)で、推定重量約60トンと言われています。
「桜門」の「枡形」にある最後の「巨石」は「蛸石」の左隣にあり「囲碁に使用する碁盤」から名付けられた「碁盤石」で、大坂城内で第6位の「巨石」となるのですが、高さ5.7mで幅6.5mとなり、表面積は約36.5㎡(22畳敷)で、推定重量約82トンと言われています。
「桜門」の「桝形」の「巨石」は、岡山藩主「池田忠雄」が、担当して築いたとされています。
そんなことから「桜門」の「桝形」には、トップ10のうちの約半分があることになります。
残りの2ヶ所は「京橋口」の「桝形」となり「大阪城」の裏手にある「極楽橋」を渡って、歩き進めて行く必要があります。
さて「京橋口」の「桝形」に移動したのですが、大坂城内で第2位と第7位の「巨石」があります。
大坂城内で第2位の「巨石」は「肥後石」となり、かつて「加藤肥後守清正(かとうひごのかみきよまさ)によって運ばれた!」と言われ「肥後石」と名付けられたのですが、実際に担当したのは、岡山藩主の「池田忠雄」だそうです。
「肥後石」は、高さ5.5mで幅14mとなり、表面積は約54.17㎡(33畳敷)で、推定重量120トンと言われています。
トップ10の最後は「肥後石」の左手側の城壁にある「京橋二番石」で、大坂城内で第7位の「巨石」となるのですが、高さ3.8mで幅11.5mとなり、表面積は約36㎡(22畳敷)で、推定重量80トンと言われています。
この「京橋二番石」に関しては、30年ほど前に、新しい石と取り替えられたと言うことです。
と、言うように「大阪城」には、見どころとなる「巨石」が点在してますので、是非一度、探してみてください。
大阪城の巨石に関する記事は後ほどコチラをご覧下さい!
大阪城~巨石トップ10は桝形に点在【アクセス・駐車場】
今回紹介するのは、大阪府大阪市中央区大阪城にある「大阪城公園」の一角に建てられている「大阪城」にある「桝形」の「巨石」です。 「大阪城」は「日本百名城」のひとつに数えられますが、その上をいく「日本三大名城」にも選ばれるなど、大阪が誇る観光名所になっています。 しかし、この「日本三大名城」に、どのお城 ...
御殿が立ち並んでいた西の丸庭園!
「桜門」をくぐり、少し歩き進めた左手側にあるのが「西の丸庭園」です。
「豊臣時代」の西の丸には、多くの御殿が立ち並んでいたと言います。
「豊臣秀吉」が没後には、正室であった「北の政所(きたのまんどころ)」が一時住み、その後1600年に起きた「関ヶ原の合戦」まで「徳川家康」が、移り住んだことが知られています。
明治以降は、軍用施設として使用されていましたが「徳川時代」の「西の丸跡地」と、その南側に続いていた「城代屋敷跡地」などをひとつにまとめて、昭和40年(1965年)に「西の丸庭園」として開園しています。
「西の丸庭園」に入るには入園料が必要となり、大人200円「観桜ナイター期間中は350円(*小学生以下無料)」となっています。
「西の丸庭園」は、広々とした芝生庭園になっており、特に「桜のシーズン」になると、園内にある600本ものソメイヨシノを中心とした、大阪を代表するお花見の名所となります。
お弁当を片手に「大阪城」を観賞しながらの、贅沢なランチを食べることができる庭園となります。
「桜」以外にも、初夏には「ツツジ」秋には「紅葉」冬には「サザンカ」や「寒椿」など、四季を通して、綺麗な花々を楽しむことができるようになっています。
園内の最北端には「大阪迎賓館」があり「大阪城」を背景に、最上級の空間での特別なパーティや、大切な方々に感謝を伝える、おもてなしの結婚式などができるようになっています。
その他には「徳川幕府」が、鉄砲や大砲に使用する火薬を保管していた「重要文化財」の「焔硝蔵(えんしょうぐら)」などもあります。
「西の丸庭園」では、以上のような見どころがあるのと、すぐ側に見えている「大阪城」を観賞しながら、ゆったりとした時間を過ごせるのが特徴的です。
出世開運の神「豊国神社」の御祭神は豊臣秀吉です!
「桜門」の手前には「出世開運の神」として鎮座する「豊国神社」があります。
鳥居の前には、軍配を片手に堂々と仁王立ちする「豊臣秀吉の銅像」が、鎮座しています。
この銅像は、日本彫刻界の第一人者で、文化勲章受賞者である「中村晋也氏」によって、製作されたものです。
初代の銅像が、昭和18年に姿を消して以来、長きに渡って再建されませんでしたが、平成19年になってようやく念願が叶って復元されました。
そんな「豊国神社」は「豊臣秀吉公」をはじめ「豊臣秀頼公」さらに「豊臣秀長卿」を、御祭神とした神社になっています。
言わずと知れた「豊臣秀吉公」は、農民から天下人にまでのぼり詰めた武将と言うこともあり「豊国神社」は「出世開運の神」として、篤い信仰を集めています。
今の立場より上を目指しているのであれば、是非一度訪れてみてはどうでしょうか・・!
豊国神社に関する記事は後ほどコチラをご覧下さい!
豊國神社【アクセス・駐車場・御朱印】天下人が御祭神
今回紹介するのは、大阪府大阪市中央区大阪城に鎮座する「豊國神社(ほうこくじんじゃ)」です。 日本各地に「豊国神社(とよくにじんじゃ)」は数多くあるのですが、総本社となる、京都府京都市東山区に鎮座する「豊国神社(とよくにじんじゃ)」の、大阪別社として創建され、そののちに、京都の「豊国神社」から独立して ...
大阪城の前に埋められたタイムカプセルEXPO'70!
「桜門」より中に入って歩き進めて行くと「大阪城」を正面にして埋められた「タイム・カプセルEXPO'70」なるものがあります。
この「タイム・カプセルEXPO'70」は「人類の進歩と調和」をテーマに「日本万国博覧会」を記念して、毎日新聞社と松下電器産業(株)の両社が、同じ内容の「カプセル2個」を完成させ、地下15mに埋設したと言います。
埋められたカプセルには、日本をはじめとして、世界各国の人々の協力のもと選んだ「20世紀の文化所産2098点」が、最新の保存技術を使って、特殊金属製の容器に収納されています。
限りない世界の平和と繁栄を信じて「5000年後の人類」に、これを残しています。
上部の「カプセル(2号機)」は、毎世紀初頭に開かれ、下部の「カプセル(1号機)」は、6970年に開封されると言うことです。
もちろんですが、現在生きている人々は開封に立ち会うことはできませんが「5000年後」と言う、果てしなく長い年月を越えて保存ができると言う技術に驚かされます。
1970年に埋めたと言うことなので、上部の「カプセル(2号機)」は、2000年に第1回目の開封が実施されています。
開封された「カプセル」から取り出した、マツやヒノキの種子を試験栽培したところ、見事に芽を出し育っているそうです。
このうちの「アカマツ3本」は、吹田市のある「万博記念公園(EXPO'70会場跡地)」に移植して、すでに公開してると言うことですので、ご興味のある方は、見学にお出かけください。
天下取りの拠点として豊臣秀吉が大阪城築城!
「大阪城」が建つ広場は、いつものように大勢の観光客で賑わっています。
近くから見るも良し、遠くから見るも良し、ご自身の好みのスポットを見つけてください。
「大阪城」の正面から100メートルぐらい離れた場所には、写真のように大きなイチョウの木が1本立っています。
推定樹齢が200年と言われており、高さが10mで幹周が4mある、とても立派なイチョウの木となっています。
イチョウの木の周りには、幾つものベンチが設置されており、ゆっくりと休憩しながら「大阪城」の観賞ができます。
「大阪城」は、水運の便に恵まれた上町台地を天下取りの拠点とすべく、1583年に「豊臣秀吉」が築城を開始したのですが、1585年に五重八階で建てられました。
「大阪城」は、黒漆塗りに下見板と金箔瓦、さらには金の飾り金具をまとった、豪華な望楼型天守(ぼうろうがたてんしゅ)を完成させたことにより、天下人の権威を欲しいがままに示したお城となります。
そんなことから、別称は「錦城(きんじょう)」さらには「金城」とも表記され「大坂城跡」として、国の特別史跡として指定されています。
大阪城の8階にある天守閣からの眺め!
有料となりますが「大阪城」の「天守閣」に登ることは可能です。
「大阪城」に向かって右奥には、入城するための料金所と「大阪城」の内部へと続く階段があります。
現在の「天守閣」は、多くの大阪市民の寄付金を元手として、昭和6年(1931年)に「大坂夏の陣図屏風」に書かれている「豊臣大坂城」の、天守を参考として建設されました。
天守の外観は、初代の「豊臣大坂城」の復元だと思われていたのですが、詳しい調査の結果、天守台は「徳川大坂城」のものであると判明しています。
鉄骨鉄筋コンクリート造りで、本丸から最上層の鯱(しゃちほこ)までの高さは、約54.8mあります。
「大阪城」の脇にある階段を登って行くと、入口の前には「号砲」が設置されています。
大砲の全長は3.48mあり、砲口の内径は20cmで、外径は40cmあるのですが、先込め式の旧式砲で、材質は青銅の一種とみられます。
明治3年(1870年)から「時刻を知らせる号砲!」として使われ、初めは日に3度空砲が打たれたのですが、明治7年からは、正午のみ空砲が大阪市内に轟いたと言います。
そんなことから「お城のドン」や「お午(ひる)のドン」などと呼ばれ、広く市民に親しまれていました。
「大阪城」の内部は、1階にシアタールームやミュージアムショップがあり、2階には、パネル展示や鯱や伏虎などの原寸大レプリカが設置されています。
また、鯱や伏虎などの、原寸大レプリカの前で記念撮影できるように、兜や陣羽織をはじめ、模造刀なども置かれています。
大阪が「真田幸村のゆかりの地」と言うこともあり、やはり朱色鹿角型が特徴的な「真田の旗印」でもある「六文銭」が額に付けられた兜に決定です!
三途の川の渡し賃となる「六道銭」が前立にデザインされており、そこから「決死の覚悟である!」と言う、意気込みを表すための旗印となります!
その他にも「豊臣秀吉」をはじめ「加藤清正」や「後藤又兵衛」さらには「黒田官兵衛」など、名だたる武将の兜を復元したものがあり、カッコイイ兜が揃っています。
さらに、3階、4階、5階、7階では「歴史資料」の展示や「大坂城本丸復元模型」などが、所狭しと展示されています。
最後に、8階の「天守閣」の展望台より、景色を眺めたいと思います。
「豊臣大坂城」も「徳川大坂城」も、すでに焼失して当時のものではないのですが、3代目となる現在の天守は、復興時から「博物館施設」として利用され、第2次大戦の空爆でも焼失をまぬがれています。
平成9年(1997年)には、復興以降初めての改修工事が完了し、同年に歴史的景観に寄与する近代建築物として、国の「登録有形文化財」となりました。
現在の天守から望める大阪の街並みは、高いビルが立ち並ぶ景色が絶景となりますが、天下人「豊臣秀吉」は、どのような景色を、ここ天守から見ていたのでしょうか?
まさに、本当の絶景であったに違いありません!
と、言ったところで「大阪城」の散策が、すべて?終了となります。
広い「大阪城公園」の中には、まだまだ見どころとなる場所が点在しています。
2度、3度と訪れて「大阪城公園」及び「大阪城」の魅力を探して出してみてください。
桜シーズンの大阪城での夜のライトアップ!
最後になりますが「大阪城」のライトアップした姿も、併せて簡単に紹介しておきます。
「ライトアップ」に訪れたのは、春の「桜シーズン」となります。
平日にも関わらずたくさんの方が、桜と「大阪城」の観賞に訪れています。
ほぼ毎日「大阪城」は、日没から23:00までのあいだ「ライトアップ」されています。
昼間に見る「大阪城」の姿とは少し違う、白色の部分が引き立つ幻想的な姿になります。
通常の「ライトアップ」以外にも「ピンクリボンキャンペーン」の一環として、ピンク色に「ライトアップ」されるなど、年に何度かは、特別な「ライトアップ」があると言うことです。
特別な「ライトアップ」に関する日程などは「大阪城天守閣のサイト」で、ご確認ください。
「ライトアップ」された「大阪城」も見ごたえ十分ですので、是非一度訪れて、ご自身の目で幻想的な姿をご堪能下さい。
大阪城のアクセス及び駐車場情報!
【基本情報】
*基本情報は、できる限り新しい情報を掲載することを心掛けていますが、すべての変化に対応できないのが現状となりますのでご了承ください。
「大阪城」
- 住所:〒540-0002大阪府大阪市中央区大阪城1-1
- 電話:06-6941-3044・FAX:06-6941-2197(大阪城天守閣)
- 時間:朝の9時00分~夕方の17時00分まで(最終受付は夕方の16時30分まで)
*但し「桜シーズン」や「ゴールデンウィーク」さらに「夏休み」などは開館時間の延長あり(夜の19時00分まで)*お電話にてご確認ください! - 入城料:大人600円
*中学3年生までは無料です(*学生証を提示する必要があります) - 休城日:年中無休
- 駐車場:有料(約269台)【一般駐車場】「大阪城公園駅前駐車場(171台)」及び「森ノ宮駐車場(98台)」
*朝の8時00分~夜の22時00分まで(1時間350円)
*夜の22時00分~朝の8時00分まで(1時間150円)
【団体バス】「城南第一駐車場(50台)」及び「城南第二駐車場(44台)」
*朝の8時00分~夜の22時00分まで(1時間1500円)
*夜の22時00分~朝の8時00分まで(1時間500円)
*最大料金5000円です! - アクセス:【公共交通機関】「大阪メトロ谷町線」の「谷町四丁目駅」もしくは「天満橋駅」から徒歩1.5km(約20分)
「大阪メトロ中央線」の「谷町四丁目駅」もしくは「森ノ宮駅」から徒歩1.5km(約20分)
「JR環状線」の「大阪城公園駅」もしくは「森ノ宮駅」から徒歩1.5km(約20分)
「京阪電鉄本線」の「天満橋駅」から徒歩1.5km(約20分)
「大阪メトロ長堀鶴見緑地線」の「大阪ビジネスパーク駅」から徒歩1.2km(約15分)
「JR東西線」の「大阪城北詰駅」から徒歩1.7km(約22分)
【お車】「阪神高速1号東環状線方面」からは「阪神高速13号東大阪線」の「法円坂IC」を降りてそのまま走り進めて4つ目の信号となる「森ノ宮駅前」の交差点を左折して650mほど走り進めた左手側が「森ノ宮駐車場(98台)」です2km(約3分)
「東大阪方面」からは「阪神高速13号東大阪線」の「森之宮IC」を降りてすぐにある1つ目の「森之宮入路」の信号を越えたら100mほど先にある左手側の「一方通行」の道を進み50m進んだ先を左折しさらに100m進んだ先を左折し50m進んだ先の「森之宮入路」の交差点を右折して「中央大通」に入り2つ目の信号となる「森ノ宮駅前」の交差点を左折して650mほど走り進めた左手側が「森ノ宮駐車場(98台)」です1.9km(約5分)
「西の丸庭園」
- 住所:大阪府大阪市中央区大阪城2
- 電話:06-6941-1717
- 入園料:大人200円・小学生以下は無料です。
*観桜ナイター期間中は350円となります。 - 時間:3月~10月までは朝の9時00分~夕方の17時00分まで
11月~2月までは朝の9時00分~夕方の16時30分まで - 休園日:月曜日・年末年始
- 駐車場:無し(*大阪城の駐車場を利用するか周辺の有料駐車場を利用)
最後までお付き合いいただき本当にありがとうございます。
「大阪城」には、まだまだたくさんの書ききれない見どころが点在しています。
1日かけてゆっくりと散策してもらえば、新たな発見ができるかと思いますので、是非一度訪れてお楽しみください!
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