今回紹介するのは、大阪府大阪市阿倍野区阿倍野元町に鎮座する「阿倍王子神社」です。
「阿倍王子神社」の歴史は大変古く、日本の第16代天皇「仁徳天皇」の夢の中に「熊野三山」の使いである三足烏(さんそくう)、すなわち日本においては「八咫烏(やたがらす)」が現れたと言い、仁徳天皇がその八咫烏を捜させたところ、この地にいたことが創建の始まりと言われています。
平安時代の初期、天長3年(826)に、空海こと弘法大師が、日本の第53代天皇「淳和天皇(じゅんなてんのう)」の勅命によって参り、疫難退散(えきなんたいさん)の祈祷を成し遂げたことで「疫病を治癒する寺」と言う意味の「痾免寺(あめんでら)」(通阿倍)の勅額を朝廷より賜ったとされ、以来「厄除け・無病息災・病気平癒などにご利益がある」と、崇敬されています。
縁起絵巻「摂州東成群阿倍権現縁起(せっしゅうひがしなりぐんあべごんげんえんぎ)」によれば、阿倍野の地は、大化の改新以降、豪族であった「阿倍氏」が隆盛を誇り、奈良時代には阿倍氏の氏寺として「阿倍寺」が建立されたのですが、この寺は口碑に「阿部寺千軒坊(あべでらせんけんぼう)」と、残される程の大寺であったと伝えられています。
平安以降は、朝廷における阿倍氏の勢力は衰え、氏寺であった「阿倍寺」も「四天王寺」に併合され、阿倍氏の氏神社だけが残されることになったそうです。
残された安倍氏の氏神社でしたが、熊野信仰が盛んになると、道中の街道に休憩と遥拝のために「熊野九十九王子(くまのきゅうじゅうきゅうおうじ)」と呼ばれる、沢山の王子社がお祀りされるようになりました。
街道に位置する阿倍氏の氏神社も、四天王寺と住吉大社との丁度中間に存在していて、王子社の立地に相応しいお宮であたっため「熊野王子社」のひとつとされ、阿倍野に鎮座するため「阿倍野王子」と呼ばれるようになったと言います。
王子社の中には、熊野信仰の衰退と共に退転したお宮も有りますが、中世以降も阿倍野村の氏神として信仰され、大阪府下では唯一の、旧地現存の王子社として現在に至っています。
そんな「阿倍王子神社」の紹介となります。
準備が整いましたら「阿倍王子神社」の、散策スタートです!
阿倍王子神社~見どころ紹介【アクセス・駐車場・御朱印】
今回は、大阪市阿倍野区阿倍野元町に鎮座している「阿倍王子神社」を訪れるべく「マイカー」に乗り込み、アクセルを踏み込みます。
「阿倍王子神社」の歴史は大変古く、日本の第16代天皇「仁徳天皇」によって、この地に創建されたのが始まりと言われています。
空海こと弘法大師が、疫難退散(えきなんたいさん)の祈祷を成し遂げたことで、疫病を治癒する大寺として栄えました。
平安以降は、徐々に衰退しましたが、熊野信仰が盛んになると「熊野九十九王子」のひとつ「阿倍野王子」として「熊野三山(熊野本宮大社・速玉大社・那智大社)」の末社にもなっていました。
そんな「阿倍王子神社」ですが、まず初めに、訪れるための「アクセス」と「駐車場」について、簡単に紹介しておきます。
阿倍王子神社へのアクセスは良好です!
大阪市阿倍野区の住宅街に鎮座する「阿倍王子神社」ですから「アクセス」に関しては「公共交通機関」を利用しても「マイカー」を利用しても、簡単に行くことができます。
まず初めに「公共交通機関」を利用して訪れる場合ですが、最寄り駅となるのは「阪堺上町線」の「東天下茶屋駅」となります。
下車してからは、まず東方面に100mほど歩き進めて「府道30号線(あべの筋)」まで行きます。
右手側に進路を変えて、200mほど歩き進めて行くと、右手側に「阿倍王子神社」がありますので、5分もあれば行くことができます。
また「近鉄南大阪線の阿部野橋駅」及び「JR関西本線・大阪環状線・阪和線の天王寺駅」及び「阪堺電気軌道上町線の天王寺駅前」及び「大阪メトロ御堂筋線・谷町線の阿倍野駅」が乗り入れする、大阪市南部のターミナル駅となる天王寺の駅前から「大阪シティーバス」に乗車しても行けます。
駅前にある「あべの橋」のバス停留所から「大阪シティバス62系統/63系統/64系統/67系統」に乗車したあと「王子町」のバス停留所で下車します。
「府道30号線(あべの筋)」を隔てた先に「阿倍王子神社」がありますので、バスを降りてからは数十秒で行くことができます。
続いて「マイカー」で向かう場合ですが、まずは「松原方面」から向かう場合は「阪神高速14号松原線」を利用し「文の里IC」を降ります。
降りたらすぐにある「文の里駅前」の交差点を右折して「府道28号線(あびこ筋)」に入ります。
少し先にある「昭和町駅前」の交差点を右折して「松虫通」に入ったら、少し走り進めた先の「松虫」の交差点を左折して「府道30号線(あべの筋)」に入ります。
100mほど先にある信号で右手側に「阿倍王子神社」が見えるのですが、曲がることができない信号機ですので、そのまま走り進めます。
すぐ先にある「北畠公園前」の信号を「Uターン」して200mほど戻ると、左手側に「阿倍王子神社」がありますので、道路沿いより駐車場に入ります。
「文の里IC」から1.9kmほどですので、5分で行くことができます。
もうひとつ「大阪環状線方面」からですと「阪神高速14号松原線」の「天王寺IC」を降ります。
降りたあとは、そのまま道なりに進み「天王寺駅前」の交差点を右折して「府道30号線(あべの筋)」に入ります。
あとは直進するだけですが、先程と同じ「北畠公園前」の信号を「Uターン」して「阿倍王子神社」の駐車場を利用します。
「天王寺IC」からは、2.8kmほどですので、約10分で行くことができます
最後に「駐車場」に関してですが「阿倍王子神社」には、無料で利用できる駐車場が用意されています。
「阿倍王子神社」の駐車場は、無料で利用できるのは良いのですが、駐車スペースは非常に狭く、5台ほどしか止めることができません!
「阿倍王子神社」の境内は、それほど広くありませんので、30分もあれば十分に回れるかと思いますので、駐車場に入ったところで少し待機していれば、すぐに戻ってくる可能性はあります。
ただ「コインパーキング」に関しては、府道沿いに幾つかありますので、混み合っている場合には、そちらを利用するようにして下さい!
以上が「阿倍王子神社」を訪れるための「アクセス」と「駐車場」の紹介となります。
本殿には主祭神4柱がお祀りされています!
駐車場に車を止めたところで、早速にも本殿へと向かいたいと思うのですが、まずは大きな建物になっている社務所の通路を抜けて境内へと入って行きます。
通路の左手側の壁の一部を利用して、石垣積みの形で造られた「手水舎」があります。
オーソドックスな龍蛇口からは、ちょろちょろと水が流れ落ちるのですが「八大龍王」とも呼ばれる龍神様は、雨と水を支配する神様となります。
「阿倍王子神社」の境内より50メートルほど離れた場所にある、末社「安倍晴明神社」は、言わずと知れた、平安時代の天才陰陽師「安倍晴明が生誕した伝承地」となり、大変にゆかりの深い神社となっています。
安倍晴明神社に関する記事は後ほどコチラをご覧下さい!
安倍晴明神社~見どころ紹介【アクセス・駐車場・御朱印】
今回紹介するのは、大阪市阿倍野区阿倍野元町に鎮座する「安倍晴明神社」です。 「安倍晴明神社」は、平安時代の陰陽師「安倍晴明」が生誕した伝承地となるのですが、社伝の「晴明宮御社伝書」によると、晴明が亡くなってから2年後となる寛弘4年(1007年)に、日本の第65代天皇「花山法皇」の勅命によって創建され ...
陰陽道でも、天の東西南北と中央に「五龍神」が居て、天空を支配しています。
その昔「安倍晴明」が雨乞いのご祈祷をした際に、この「五龍神」に祈って、大雨を降らせたと言う伝説が残っています。
そんな、龍神様の清浄水で身を清めたら、神域となる境内へと入っていきます。
すぐ右手側に社殿があるのですが、社殿は鉄筋コンクリート造りの権現造様式となり、内部は木造総檜で、本殿は熊野造となるのですが、昭和42年12月10日に竣工されたものとなります。
本殿の御祭神には「伊邪那岐命(いざなぎのみこと)・伊邪那美命(いざなみのみこと)・速素盞鳴命(はやすさのおのみこと)・応神天皇(おうじんてんのう)」の、主祭神4柱(しゅさいじんよはしら)がお祀りされています。
「応神天皇」は「八幡大神(はちまんおおかみ)」と呼ばれるほか「品陀別命(ほんだわけのみこと)」と言う別名もあります。
「品陀別命」に関しては、明治40年に勅命によって、元東区安土町3丁目に鎮座していた「男山八幡宮」より合祀した御祭神となります。
「阿倍王子神社」の歴史は大変古く、日本の第16代天皇「仁徳天皇」の夢の中に「熊野三山」の使いである八咫烏が現れたと言い、仁徳天皇がその八咫烏を捜させたところ、この地にいたことが創建の始まりと言われています。
そんな事もあり、表門となる「一の鳥居」の中央上部の額束(がくづか)に掛けられた神額をはじめ、境内の至るところで八咫烏の姿を見ます。
平安時代の初期、天長3年(826)に、空海こと弘法大師が、日本の第53代天皇「淳和天皇(じゅんなてんのう)」の勅命によって参り、疫難退散(えきなんたいさん)の祈祷を成し遂げたことで「疫病を治癒する寺」と言う意味の「痾免寺(あめんでら)」(通阿倍)の勅額を朝廷より賜ったとされ、以来「厄除け・無病息災・病気平癒などにご利益がある!」と、崇敬されています。
縁起絵巻「摂州東成群阿倍権現縁起(せっしゅうひがしなりぐんあべごんげんえんぎ)」によれば、阿倍野の地は、大化の改新以降、豪族であった「阿倍氏」が隆盛を誇り、奈良時代には、阿倍氏の氏寺として「阿倍寺」が建立されました。
「阿倍寺」は、口碑に「阿部寺千軒坊(あべでらせんけんぼう)」と、残される程の大寺であったと伝えられています。
平安以降は、朝廷における阿倍氏の勢力は衰え、氏寺であった「阿倍寺」も「四天王寺」に併合され、阿倍氏の氏神社だけが残されることになったそうです。
残された安倍氏の氏神社でしたが、熊野信仰が盛んになると、道中の街道に、休憩と遥拝のために「熊野九十九王子(くまのきゅうじゅうきゅうおうじ)」と呼ばれる、沢山の王子社がお祀りされるようになりました。
境内の裏側にあたる、西門の鳥居付近には「阿倍野王子旧跡」や「第二王子社」さらに「もと熊野街道」と刻まれた石碑が立てられています。
街道に位置する阿倍氏の氏神社も、四天王寺と住吉大社との丁度中間に存在していて、王子社の立地に相応しいお宮であたっため「熊野王子社」のひとつとされ、阿倍野に鎮座するため「阿倍野王子」と呼ばれるようになったと言います。
裏門となる鳥居の前の道が、かつての「熊野街道」となります。
熊野街道とは、京から大坂を経て「熊野三山」への参詣に利用された道のことで「蟻の熊野詣」と言われ、蟻が餌と巣の間を行列を作って行き来する様にたとえられるほどに、大勢の人々が列をなして熊野を詣でました。
「熊野街道」には「九十九王子」と呼ばれる王子社があり「阿倍王子神社」は「第二王子」と呼ばれています。
王子社の中には、熊野信仰の衰退と共に退転したお宮も有りますが、中世以降も阿倍野村の氏神として信仰され、大阪府下では唯一の、旧地現存の王子社として現在に至っています。
見どころとなる御鳥社と葛之葉稲荷神社!
本殿の右隣には、願掛ができる「御鳥社(みからすしゃ)」の小さなお社があるのと、さらにその横には、祭神9柱(さいじんくはしら)がお祀りされている「葛之葉稲荷神社(くずのはいなりじんじゃ)」があります。
「御鳥社(みからすしゃ)」の小さなお社には「八咫烏」の銅像がお祀りされているのですが「八咫烏大神(やたがらすのおおかみ)」が御祭神となっています。
「八咫烏」は、良い方向へ導く「お導きの神様」で「天照大神」より使わされた、三本足の「神の鳥」と言われています。
この「八咫烏」の先導によって「神日本磐余彦命(かむやまといわれひこのみこと)」は、無事に大和の橿原の地へ移り、西暦紀元前660年2月11日に、初代天皇となる「神武天皇」が即位されました。
先導の役目を終えた「八咫烏」は、熊野の地へ戻り、現在は「熊野那智大社」に鎮座する「石(烏石)」に姿を変えて、休んでいると言われています。
熊野那智大社に関する記事は後ほどコチラをご覧下さい!
熊野那智大社~見どころ紹介【アクセス・駐車場・御朱印】
今回紹介するのは、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山に鎮座する「熊野那智大社」です。 「熊野那智大社」の境内および、隣接する「青岸渡寺」の境内は、史跡となり、密接な関係を持つ「補陀洛山寺」を合わせた、2寺をはじめとして、田辺市にある「熊野本宮大社」さらに、新宮市にある「熊野速玉大社」を加えた、3社と共 ...
「八咫烏大神」は、人々の願い事を、熊野の本社にお取次される霊烏としてお祀りされているのですが、こちらでは「み鳥の導き確か大前に入試合格祈り奉らむ(入試合格祈願)」及び「み鳥の導き有れと祈る也夫婦円満家内安全(夫婦円満家内安全)」さらに「み鳥の御前かしこみ祈る也水子の御霊鎮め奉れと(水子の御霊鎮め)」のご利益があります。
み烏の銅像の前には、木の幣串に2本の紙垂が挟まれた「御烏御幣」や「御烏絵馬」が、所狭しと奉納されています。
熊野大社のシンボルでもある「八咫烏大神」が、聞き入れたお願い事を、熊野山までお届けして願いごとを叶えて下さると言われています。
そんな「御烏社」の隣に鎮座するのは「葛之葉稲荷大明神」となるのですが、安倍晴明の母とされる白狐「葛之葉姫」がお祀りされています。
「葛之葉稲荷大神」をはじめ「末広大神(すえひろのおおかみ)・萬直大神(まんなおしのおおかみ)・玉姫大神(たまひめのおおかみ)・白玉大神(しらたものおおかみ)・宝玉大神(たからたまのおおかみ)・玉照大神(たまてるのおおかみ)・日切大神(ひぎりのおおかみ)・大高大神(おおたかのおおかみ)」の、祭神9柱(さいじんくはしら)がお祀りされています。
「葛之葉稲荷大神」は、安倍晴明の母親ですが、それ以外の御祭神は、全て「稲荷大神」すなわち「宇迦之御魂神」の別名となります。
見どころとなる総合末社と水神社!
本殿の向かいにある2つのお社は、祭神9柱の神様がお祀りされている「総合末社」と、祭神3柱の神様がお祀りされている「水神社」が、向かい合うように鎮座しています。
「総合末社」には「天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)」をはじめ「豊受大神(とようけのおおかみ)」・「住吉大神(すみよしのおおかみ)」・「春日大神(かすがのおおかみ)」・「金刀比羅大神(ことひらのおおかみ)」・「恵比須大神(えびすのおおかみ)」・「天満大神(てんまのおおかみ)」・「高良大神(こうらのおおかみ)」・「由賀大神(ゆかのおおかみ)」の、祭神9柱がお祀りされているのですが、蒼々たる神々が集結した風格のある末社となります。
向かい合う小さなお社には、天地の全ての水を司る神「罔象女神(みずはのめのかみ)」をはじめ「高龗神(たかおかみのかみ)」や「闇龗神(くらおかみのかみ)」がお祀りされています。
保存樹となる樹齢500年の大きなご神木!
「阿倍王子神社」の境内は、637坪(約2102平米)となり、それほど広くはないのですが、裏門となる鳥居までの両脇には、樹齢500年と言われる、大変大きなご神木が4本あります。
ご神木として、しめ縄に紙垂が下げられた楠の大木となるのですが、裏門の鳥居に向かって伸びる参道の左右に二本ずつ、天を突き刺すように伸びています。
4本の楠のご神木のうち、3本が保存樹として指定を受けています。
裏門の鳥居に向かって左手側の楠の大木は、手前が「多真能木霊神(たまのこだまのかみ)」で、奥が「茂杜能木霊神(もりのこだまのかみ)」となります。
右手側の手前の「汰紀能木霊神(たきのこだまのかみ)」を合わせた3本が保存樹となり、樹齢500年と言われています。
右手側の奥の「波多能木霊神(はたのこだまのかみ)」に関しては、現時点では保存樹とはなっていないようですが、見た目は変わらずとても立派で、良くお手入れされていて、大切にされているのが見て分かります。
以上が「阿倍王子神社」の見どころの紹介となりますが、こじんまりとした境内ではありますが、見どころが沢山ありますので、是非一度お出かけになり、霊験あらたかな御利益をお授かり下さい!
安倍晴明神社の御朱印です!
境内の参詣が終わりましたので、最後に「御朱印」を頂くため、社務所へと向かいます。
実は「阿倍王子神社」及び、末社となる「安倍晴明神社」には、かなり昔に訪れたことがあり、その際に一度「御朱印」を頂いていたのですが、当時は御朱印を書ける方がいなかったことで、手書きでは無く「ハンコの御朱印」でした。
その時の「御朱印代」に関しては300円でしたが、今回は双方共に500円に変わっていたので「何か特別な形の御朱印に変わったんですか?」と尋ねたところ「手書きになったことと、朱印が少し変わりました。」とのことでしたので、改めて頂くこととなりました。
ただ「安倍晴明神社」に関しては、朱印自体が全く違う物になっていたことで頂きましたが「阿倍王子神社」の御朱印に関しては、大きな変化がありませんでしたので、改めて頂きませんでした。
500円と言うお値段に関しては、今までにも何度かはそう言った場所もありましたが、そのほとんどが期間限定の特別なもので、普通の御朱印が500円と言うのはあまり聞いたことが無かったので、頂くかどうか少し迷いました。
神職の方の「こう言うご時世なので・・・」という言葉に、そのうちに、多くの寺社仏閣でも「500円になるのでは?」と、少し重い気持ちになりました。
尚「御朱印」に関しては、基本的には、ひとつにつき300円を納めれば、誰でも頂くことができます。
「御朱印」に関しては、寺社で参拝しなければ頂けないと言うものではなく「仏像鑑賞」や「パワースポット巡り」など、別な楽しみも兼ねた証として頂くと言う考え方もあります。
寺社を訪ねるだけでなく「御朱印集め」は「何を書くのか?」や「どんなハンコ(朱印)を押すのか?」さらに「字の良し悪し」などを、楽しみのひとつとして収集するのも良いものですよ。
管理人は、訪れた寺社仏閣では必ず「御朱印」を頂いているので、正確に数えたことはないですが、知らず知らずの間に「1000」に手が届きそうなくらいになっています。
「御朱印集め」を、始めようとお考えの方には、是非お勧めしたいと思います。
尚、近年では「御朱印」を「スタンプラリー」のように、参拝もしないで頂きに行く方が増えていると言うことですが、最低限のマナーとしては、参拝が終了してから頂くことをお勧めしておきます。
尚、大阪・阿倍野の「阿倍王子神社」の社務所では、可愛い八咫烏のおみくじが、現在ツイッターなどSNSで「かわいい!」と、話題になって人気沸騰中です。
オリジナルデザインの「やたがらすおみくじ」は、三本足のカラス「八咫烏」をモチーフにしたもので、おみくじは底のひもを引く仕掛けになります。
おみくじを引いた後の「八咫烏」のマスコットに関しては、ご自宅で飾れるようになっています。
初穂料は500円と少しお高い目になりますが、境内で写真を撮る人が多いと言い、ツイッターの投稿で1万リツイートを超えるものもあったとのことです。
御朱印を頂く際には、併せて「やたがらすおみくじ」も、お楽しみ下さい!
阿倍王子神社のアクセス及び駐車場情報!
【基本情報】
*基本情報は、できる限り新しい情報を掲載することを心掛けていますが、すべての変化に対応できないのが現状となりますのでご了承ください。
「阿倍王子神社」
- 住所:〒545-0034大阪府大阪市阿倍野区阿倍野元町9-4
- 電話:06-6622-2565・FAX:06-6622-2993(阿倍王子神社社務所)
- 時間:境内自由
*社務所の通常時間は朝の9時00分~夕方の17時00分まで - 参拝料:無料
- 定休日:年中無休
- 駐車場:無料(5台程度)
- アクセス:【公共交通機関】「阪堺上町線」の「東天下茶屋駅」で下車して東南方面に徒歩250m(約5分)
「近鉄南大阪線の阿部野橋駅」及び「JR関西本線・大阪環状線・阪和線の天王寺駅」及び「阪堺電気軌道上町線の天王寺駅前」及び「大阪メトロ御堂筋線・谷町線の阿倍野駅」が乗り入れする大阪市南部のターミナル駅より「あべの橋」のバス停留所に行き「大阪シティバス62系統/63系統/64系統/67系統」に乗車したあと「王子町」のバス停留所で下車して西方面に徒歩30m(約1分)
【お車】「松原方面」からは「阪神高速14号松原線」の「文の里IC」を降りたらすぐにある「文の里駅前」の交差点を右折して「府道28号線(あびこ筋)」に入り少し先の「昭和町駅前」の交差点を右折して「松虫通」に入ったら少し走り進めた先の「松虫」の交差点を左折して「府道30号線(あべの筋)」に入ったあと少し先にある「北畠公園前」の信号を「Uターン」して200mほど走り進めた左手側に「阿倍王子神社」の駐車場があります1.9km(約5分)
「大阪環状線方面」からは「阪神高速14号松原線」の「天王寺IC」を降りたあとそのまま道なりに進み「天王寺駅前」の交差点を右折して「府道30号線(あべの筋)」に入ったらしばらく走り進めた先にある「北畠公園前」の信号を「Uターン」して200mほど走り進めた左手側に「阿倍王子神社」の駐車場があります2.8km(約10分)
最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございます。
「阿倍王子神社」の歴史は大変古く、日本の第16代天皇「仁徳天皇」の勅命が創建と言う由緒があります。
近年では、大阪屈指のパワースポットとなり、遠方からも参詣に訪れる方が増えたと言います。
こじんまりとした境内ではありますが、見どころたくさんあるほか「かわいい!」と話題で、人気沸騰中の「やたがらすおみくじ」もありますので、是非一度訪れてみて下さい!
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