成相山パノラマ展望台【アクセス・駐車場】天橋立の観賞ポイント

今回紹介するのは、京都府宮津市字成相寺に位置する「成相山パノラマ展望台」より望む、日本三景のひとつ「天橋立」です。

成相山パノラマ展望台」は、標高569.1mの「鼓ヶ岳」の山上の、標高500m地点に整備されている展望台で、日本三景のひとつ「天橋立」をはじめ、宮津湾さらに内海となる阿蘇海を眼下に望め、天気の良い日には、遠く能登半島や白山まで見渡せる、日本一のパノラマ展望台と言われています。

成相山パノラマ展望台より望む景色です。

成相山パノラマ展望台より望む景色!

日本三景のひとつ「天橋立」は、広島県の「宮島」と、宮城県の「松島」と、肩を並べるほど、大変に景観の優れた観光スポットになっています。

人工物などではなく、天然の道となる「天橋立」は、内海となる阿蘇海と宮津湾とに挟まれた、南北に隔てる「砂州」となるのですが、長さが3.6kmあり、幅は20m~170mとなります。

天橋立」は「日本の道100選」に選定されているほか、美しい松原(松樹林)をともなった海岸は「日本の松の緑を守る会」が選定する「日本の白砂青松(はくしゃせいしょう)100選」にも選ばれています。

日本を代表する景勝地のひとつで古来より「奇勝・名勝」で知られる「天橋立」は、昭和27年11月22日に「特別名勝」となりました。

観光入込客数は、毎年200万人~300万人と言われ、京都府(京都市内は除く)では、堂々の1位となっています。

天橋立」は、見る方向によっては、まるで違う景色となるのですが、どの方向からでも見る者に感動を与えてくれます。

天橋立」を観賞できる場所は数多くあるのですが、特に有名なのが「飛龍観」をはじめ「昇龍観(股のぞき観)」や「一字観」さらに「雪舟観」と称される「四大観」となります。

今回は「天橋立」を望めるスポットの中でも、最も高い位置から望める「成相山パノラマ展望台」の紹介となります。

準備が整いましたら「成相山パノラマ展望台」の、散策スタートです!

 

成相山パノラマ展望台【アクセス・駐車場】天橋立の観賞ポイント

今回は、京都府宮津市字成相寺に位置する「成相山パノラマ展望台」より「日本三景」のひとつ「天橋立(あまのはしだて)」の観賞をするため、朝の9時00分過ぎに標高569.1mある「鼓ヶ岳」を車で登り進めていきます。

成相山パノラマ展望台」は、標高500m地点に整備されている展望台となるのですが、数ある「天橋立」を観賞できるスポットの中でも、最も高い位置から「天橋立」を望めるのが特徴となります。

天橋立」を観賞できるポイントとして、特に人気があるのが「四大観」と呼ばれるスポットになっています。

四大観」は「飛龍観」と称される「天橋立ビューランド」をはじめ、「昇龍観」と称される「傘松公園」さらに「雪舟観」と称される「獅子崎稲荷神社」最後は「一字観」と称される「大内峠一字観公園」などが選ばれています。

四大観から望む絶景の記事は後ほどコチラをご覧ください

天橋立ビューランドより望む景色です。
天橋立ビューランド【アクセス・駐車場】飛龍観に龍が降臨

今回紹介するのは、京都府宮津市文珠にある「日本三景」のひとつ「天橋立(あまのはしだて)」です。 「天橋立」は、日本海の「宮津湾」にあり、広島県の「宮島」と、宮城県の「松島」と、肩を並べる「日本三景」のひとつとして、非常に有名で、人気のある観光スポットとなっています。 「天橋立」は、京都府宮津市の「宮 ...

『展望台』より眺める天橋立です。
傘松公園・昇龍観【アクセス・駐車場】股のぞき発祥の地!

今回紹介するのは、京都府宮津市文珠に位置する「日本三景」のひとつ「天橋立(あまのはしだて)」です。 「天橋立」は、日本海の宮津湾にあり、広島県の「宮島」と、宮城県の「松島」と肩を並べる「日本三景」のひとつとして非常に有名で、人気のある観光スポットになります。 「天橋立」は、京都府宮津市の宮津湾と、内 ...

幾重にも連なる朱色の鳥居です。
獅子崎稲荷神社・雪舟観【アクセス・駐車場】雪舟が描く横一文字

今回紹介するのは、京都府宮津市文珠に位置する「日本三景」のひとつ「天橋立(あまのはしだて)」です。 「天橋立」は、日本海の宮津湾にあり、広島県の「宮島」と、宮城県の「松島」と肩を並べる「日本三景」のひとつとして非常に有名で、人気のある観光スポットになります。 「天橋立」は、京都府宮津市の宮津湾と、内 ...

大内峠一字観公園より望む「天橋立」です。
大内峠一字観公園・一字観【アクセス・駐車場】横一文字の絶景

今回紹介するのは、京都府宮津市にある「日本三景」のひとつ「天橋立(あまのはしだて)」を、展望できるスポットのひとつ「大内峠一字観公園」より、眺める景色です。 「天橋立」は、見る方向により、全く違う景色となり、見る者に感動すらも、与えてくれます。 展望スポットとして、特に有名なのが「天橋立ビューランド ...

ここでは「成相山パノラマ展望台」より望む「天橋立」の景色となるのですが、まず初めに「成相山パノラマ展望台」への「アクセス」と「駐車場」について、簡単に紹介しておきます。

 

成相山パノラマ展望台へのアクセスはマイカーがお勧め!

標高569.1mの「鼓ヶ岳」の山上の、標高500m地点に整備されている「成相山パノラマ展望台」ですから「アクセス」に関しては「公共交通機関」を利用するよりも、断然「マイカー」を利用するのがお勧めとなります。

まず初めに「マイカー」で「成相山パノラマ展望台」に向かう場合には「山陰近畿自動車道」の「与謝天橋立IC」を降りることになります。

降りたらすぐにある信号を右折して「国道176号線」に入り、少し先にある「消防署前」の信号を左折して「国道178号線」に入ります。

国道178号線」を、伊根方面へ4.3kmほど走り進めた先にある「成相寺」の案内看板に従って、交差点を左折します。

案内看板に従って交差点を左折します。

案内看板に従って交差点を左折!

あとは、道なりに走り進めて行くと「成相寺・天空の回廊 入山料金所」がありますので「入山料として大人1人につき500円」を支払います。

入山料を支払ったら、さらに1.2kmほど走り進めて行けば「成相山パノラマ展望台」に到着となります。

与謝天橋立IC」から9.6kmほどですので、約20分で行くことができます。

続いては「駐車場」に関してですが、山道を走り進めて行った、突き当たりにあたる場所に「成相山パノラマ展望台」はあり、広場のようなスペースになります。

広々とした駐車スペースです。

広々とした駐車スペースです!

入山料に駐車料金も含まれていますので、駐車代金は無料となり、駐車台数に関しては、止め方にもよりますが、20~30台は駐車可能かと思います。

成相山パノラマ展望台」までは、舗装された山道で比較的走りやすくはなっていますが、道中は急勾配の道が続きますので、十分にお気を付け下さい!

最後に「公共交通機関」を利用して訪れる場合ですが、標高470m地点に整備されている「成相山パノラマ展望台」ですから、幾つもの乗り換えがあり、思っている以上に問題があります。

まず、最寄り駅となるのは「京都丹後鉄道(WILLER TRAINS)宮豊線」の「天橋立駅」となります。

天橋立駅」からタクシーを利用すれば、簡単に行くことはできますが「成相山パノラマ展望台」まで12.3kmほどありますので、それなりの料金が必要になります。

タクシー以外になりますと、まず「京都丹後鉄道(WILLER TRAINS)宮豊線」の「天橋立駅」から徒歩で「天橋立観光船乗り場」まで行き「天橋立~一の宮間」に乗船します。

下船したあとは、徒歩で「天橋立傘松公園ケーブルカー・リフト乗り場」まで行き「府中駅~傘松駅」に乗車して「傘松公園」に行きます。

その後「成相登山バス」に乗車して「成相寺」のバス停留所で降りるのですが、これでは終わらず、さらに1.2kmほど歩き進めて行くと「成相山パノラマ展望台」に到着となります。

以上のように「公共交通機関」を利用して行く場合には、以外と大変なアクセスとなりますので、やはり「マイカー」で向かうのが良いのでは無いかと思います。

あと「公共交通機関」を利用する場合、お一人で向かうなら、タクシーは高く付くかと思いますが、人数によっては、タクシーを利用する方が安く付くかと思いますので、その時の状況にてお考え下さい!

以上が「成相山パノラマ展望台」への「アクセス」と「駐車場」の紹介となります。

 

成相山パノラマ展望台にあるカフェ「美人茶寮」

駐車スペースに車を止めると、早速にも、日本三景のひとつ「天橋立」の観賞に向かいたいと思うのですが、朝一番の9時00分過ぎの到着となりますので、展望スペースには、一組の先客者の姿があるだけです!

ほぼ歩く必要も無く、数十メートル先に展望スペースがあるのですが、手前には「美人茶寮」と称される、一件のカフェがありますが、今回訪れたのは開店前の時刻となります。

カフェ「美人茶寮」です。!

カフェ「美人茶寮」です!

カフェ「美人茶寮」は、基本的には「土曜日・日曜日・祝日」のみの営業となるそうですが、繁忙期には平日でも開店していることもあるそうです。

店内からは、ガラス窓越しの座席から、コーヒーなどを飲みながら「天橋立」の絶景を一望することができるほか、店外には開放感溢れるテラス席も用意されていますので、心地よい風を感じながら、目の前に広がる景色を楽しむことができます。

お食事処ではなくカフェとなりますので、お飲み物が中心のメニューになっており、ちょっとした和菓子やケーキのセットメニューも楽しめます。

お土産としては「天橋立」が描かれた「天橋立キャンディー8個入り(レモン・グレープ)*丹後ちりめんのリボンのおまけ付」や、黒豆きなこ・ごまとお米・ブラウンシュガーなどのクッキー、さらには、小麦粉などの基本的な素材にもこだりつつ、丹後ならではの素材を生かした、丹後の塩や黒糖のかりんとうなども用意されています。

カフェ「美人茶寮」の営業時間は、朝の10時00分からとなり、ラストオーダーは夕方の16時00分までとなり、冬季期間中の12月中旬~3月中旬頃までは、積雪のため休業になっています。

 

成相山パノラマ展望台から望む日本三景の天橋立

訪れる時間帯が少し早かったため「美人茶寮」に関する情報は、基本的なことしか分かりませんが「成相山パノラマ展望台」の展望スペースとしては「天橋立」を、最も優れた状態で、眼下に望める場所に建てられていることだけは、間違いないかと思います。

そんな「美人茶寮」の建物の右隣には「日本一・成相山パノラマ展望所」と、刻まれた標石が立てられており「天橋立」を一望できる展望スペースになっています。

日本一・成相山パノラマ展望所です。

日本一・成相山パノラマ展望所です!

成相山パノラマ展望台」は、標高569.1mの「鼓ヶ岳」の山上の、標高500m地点に整備されている展望台で、日本三景のひとつ「天橋立」をはじめ、宮津湾さらに内海となる阿蘇海を眼下に望め、天気の良い日には、遠く能登半島や白山まで見渡せることから、標石にも刻まれているとおり、日本一のパノラマ展望台になっています。

人工物などではなく、天然の道となる「天橋立」は、広島県の「宮島」と、宮城県の「松島」と肩を並べて「日本三景」と言われるほど、大変に景観の優れた眺めになります。

天橋立」より右手側には、内海となる阿蘇海が広がり、左手側には宮津湾が広がりを魅せるのですが、南北に縦断するように斜め一文字に伸びる「天橋立」は、長さが3.6kmあり、幅は20m~170mの「砂州」となります。

斜め一文字に伸びる天橋立です。

斜め一文字に伸びる天橋立です!

天橋立」は「日本の道100選」に選定されているほか、美しい松原(松樹林)をともなった海岸は「日本の松の緑を守る会」が選定する「日本の白砂青松(はくしゃせいしょう)100選」にも選ばれています。

日本を代表する景勝地のひとつで、古来より「奇勝・名勝」で知られる「天橋立」は、昭和27年11月22日に「特別名勝」となりました。

 

楽しみどころのひとつ「かわらけ投げ」

天橋立」は、見る方向によっては、まるで違う景色となるのですが、どの方向からでも、見る者に感動を与えてくれます。

カフェ「美人茶寮」の左隣にも、幾つかベンチが置かれており、ゆっくりと腰を掛けて「天橋立」を眺めることができます。

ベンチに腰を掛けて観賞できます。

ベンチに腰を掛けて観賞できます!

天橋立」を観賞できる場所は数多くあるのですが、特に有名なのが「飛龍観」をはじめ「昇龍観(股のぞき観)」や「一字観」さらに「雪舟観」と称される「四大観」となります。

今回「天橋立」を眺めている「成相山パノラマ展望台」は、数ある「天橋立」を望める展望スポットの中でも、最も高い位置から一望できるのが、特徴的な展望スポットになります。

そんな「成相山パノラマ展望台」には「天橋立」の観賞をするだけでは無く「かわらけ投げ」と言う遊びも楽しむことができます。

かわらけ投げを楽しめます。

かわらけ投げを楽しめます!

本日は、訪れる時間が早かったため「かわらけ」を購入することができず、楽しめませんでしたが「かわらけ投げ」と言う遊びは、京都市の「神護寺」が「発祥の地」としてよく知られています。

かわらけ投げ」の「かわらけ」とは「厄除け」などと書かれた、素焼きか日干しの土器で造られた、酒杯や皿に願いを掛けて、高い場所から投げる遊びですが、環境に優しい素材のため、土にすぐ戻ると言うことです。

かわらけ」を崖に向かって投げることで「厄除けに効く!」と言うもので、投げるだけの場所も多々ありますが「成相山パノラマ展望台」で楽しめる「かわらけ投げ」は、プラス「福輪」があり、その輪の中を通すことができれば「願い事が叶う!」とされています。

単に「厄除け」の為だけではなく、開運を手にする「運だめし!」として、遊び感覚で挑戦できるようになっています。

ご家族やカップル、お友達同士でも楽しめるスポットとなりますので、是非一度挑戦して、開運を手に入れてください。

尚「かわらけ投げ」の「かわらけ」の料金は、3枚で200円となっています。

さて、標高569.1mの「鼓ヶ岳」の、標高500m付近に位置している「成相山パノラマ展望台」ですが、標高328mあたりには「成相寺」があり、境内に「弁天山展望台」があるほか、標高130m付近には、上記でも紹介した「四大観」のひとつで「昇龍観(股のぞき観)」と称される「傘松公園」があります。

傘松公園で股のぞきを楽しむ管理人です。

傘松公園で股のぞきを楽しむ管理人!

四大観」のひとつで「昇龍観(股のぞき観)」と称される「傘松公園」は「天橋立」を眺められるスポットの中でも、大人気の観賞ポイントとなり、日々、大勢の方々で賑わいをみせるのですが、ここ「成相山パノラマ展望台」はと言いますと、アクセス面から考えても、やはり「穴場スポット!」になっています。

日本一」を謳い文句にするだけに、かなり高い位置から「天橋立」を一望できるのですが「公共交通機関」を利用して「傘松公園」を訪れた場合は、そこから「成相登山バス」に乗車して「成相寺」に行ったあと、さらに1.2kmほど歩か無いといけない問題があり、正直なところ「成相山パノラマ展望台」まで向かう方は、ほとんどいないのが現状です!

その分、静かな環境で、ゆっくりと「天橋立」の観賞を楽しめるのは間違いありませんので、是非とも訪れてみて頂きたいスポットになります。

是非一度、お弁当を片手に訪れて、眼下いっぱいに広がりを魅せる、パノラマ状に広がる景色をご堪能下さい!

 

成相山パノラマ展望台のアクセス及び駐車場情報!

基本情報

*基本情報は、できる限り新しい情報を掲載することを心掛けていますが、すべての変化に対応できないのが現状となりますのでご了承ください。

成相山パノラマ展望台

  • 住所:〒629-2241京都府宮津市字成相寺
  • 電話:0772-27-0018・FAX:0772-27-1409(成相寺)
  • 時間:朝の8時00分~夕方の16時30分まで
  • 定休日:年中無休
  • 観覧料(入山料):大人(500円)・中/高校生(200円)・小学生以下(無料)
    *団体30名以上で大人400円となります。
    *障害者・社会福祉施設に関しては無料です。
    *入山料は境内及び展望所整備費用として利用されます。
  • 駐車場:無料(*入山料に含まれています)
  • アクセス:【公共交通機関】「京都丹後鉄道(WILLER TRAINS)宮豊線」の「天橋立駅」からタクシーで12.3km(約25分)
    京都丹後鉄道(WILLER TRAINS)宮豊線」の「天橋立駅」から徒歩で「天橋立観光船乗り場」まで行き「天橋立~一の宮間」に乗船して下船したあと徒歩で「天橋立傘松公園ケーブルカー・リフト乗り場」まで行き「府中駅~傘松駅」に乗車して「傘松公園」に行ったあと「成相登山バス」に乗車して「成相寺」のバス停留所で降りたらさらに1.2km(約25分)ほど歩き進めて行くと「成相山パノラマ展望台」に到着です。
    お車】「宮津天橋立IC~与謝天橋立IC間の料金は無料」となり「山陰近畿自動車道」の「与謝天橋立IC」を降りたら右折して「国道176号線」に入り少し先にある「消防署前」の信号を左折して「国道178号線」に入り伊根方面へ4.3kmほど走り進めた先にある「成相寺」の案内看板に従って交差点を左折したあと道なりに走り進めて行くと「成相寺・天空の回廊 入山料金所」があり「入山料として大人1人につき500円」を支払ったらさらに1.2km(約5分)ほど走り進めて行けば「成相山パノラマ展望台」に到着です9.6km(約20分)

最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございます。

標高569.1mある「鼓ヶ岳」の、標高500m地点に整備されている「成相山パノラマ展望台」は、日本三景のひとつ「天橋立」をはじめ、宮津湾さらに内海となる阿蘇海を眼下に望め、天気の良い日には、遠く能登半島や白山まで見渡せる、日本一のパノラマ展望台となります。
アクセスの面で、少々問題がありますが、その分、静かな環境で、ゆっくりと「天橋立」の観賞を楽しめるのは間違いありません!
是非一度、お弁当を片手に訪れて、眼下いっぱいに広がりを魅せる、パノラマ状の景色をご堪能下さい!

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