天の岩戸・恵利原の水穴【アクセス・駐車場】岩戸隠れ伝説の地

今回紹介するのは、三重県志摩市磯部町恵利原にある「天の岩戸」の伝説の地として知られる「恵利原の水穴」です。

天の岩戸」は、日本神話に登場する、岩でできた洞窟となるのですが「天戸(あまと)」や「天岩屋(あまのいわや)」さらに「天岩屋戸(あまのいわやと)」などとも言われ、太陽神である「天照大神(あまてらすおおみかみ)」が、弟の「素戔鳴尊(すさのおのみこと)」の乱暴な行為に怒り、姿を隠されたことで「世界が真っ暗闇になった!」と言われている「岩戸隠れの伝説」が残る舞台となります。

岩戸説話は、天上界の出来事とされていることもあり「天の岩戸である!」と伝えられている場所や、それに関連しているスポットなどは、全国に幾つも存在しているのですが「恵利原の水穴(天の岩戸)」も、そのひとつとなります。

岩戸隠れの伝説が残る恵利原の水穴です。

岩戸隠れの伝説が残る恵利原の水穴!

恵利原にある「天の岩戸」と呼ばれる洞窟は、凛とした空気が漂う木々に囲まれた山中にあり、岩の隙間の「水穴(みずあな)」から湧き出る岩清水は、昭和60年(1985年)には「恵利原の水穴(天の岩戸)」の名称で「名水百選」に選ばれています。

ただ、平成20年(2008年)6月になって、新たに「平成の名水百選」が選定されたのですが、両者に重複はないため、合わせて200選となったのですが「平成の名水百選」に対比して「昭和の名水百選」と、呼ばれていることになります。

そんな「昭和の名水百選」に選定されている「恵利原の水穴(天の岩戸)」の洞窟から湧き出る清水は、すぐ先にある、高さ3mほどの「禊滝(みそぎたき)」と称される滝になって渓谷を流れ、さらに神路川を経たあと、下流にある志摩市の重要な生活飲料水の水源となる「神路ダム」へと流れ込んでいきます。

湧き出る清水は、周辺の地質はカルスト地形で、常に石灰岩質を浸透しているため、pH値はおよそ7.8のアルカリ性で、硬度は平均50.0mg/Lの軟水となります。

味や臭気に関しても、特に問題のない良好な状態で、水の持ち帰りもできますが、年2回(夏冬時)水質調査を行っており、検査日時によっては、大腸菌が検出されるときもあるため、案内板には「飲用前には必ず煮沸すること!」を、お勧めしています。

また、近くに逢坂越えの旧道入口にあった、江戸時代の伊勢への旅人の休憩所「家建の茶屋(やたてのちゃや)」の茶屋跡があったと言い、推定樹齢360年と言われる一本桜の名桜「岩戸桜」こと「家建の茶屋跡のオオシマザクラ」が立ち尽くしているのですが、春のお花見シーズンになると、たくさんの方で賑わいます。

そんな「岩戸隠れの伝説」が残る「恵利原の水穴(天の岩戸)」の紹介となります。

準備が整いましたら「恵利原の水穴(天の岩戸)」の、散策スタートです!

 

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天の岩戸・恵利原の水穴【アクセス・駐車場】岩戸隠れ伝説の地

今回は、三重県にて桜のお花見を楽しむため、朝一番より現地入りしたのですが、午前中は天候に恵まれず、パラパラ小雨が降っている中でのお花見が続きました。

お花見として訪れた「岩戸桜」の訪問が、朝の11時00分過ぎとなり、その後「岩戸隠れの伝説」が残る舞台になっている「恵利原の水穴(天の岩戸)」にも立ち寄ることになりました。

まず初めに「恵利原の水穴(天の岩戸)」を訪れるための「アクセス」と「駐車場」について、簡単に紹介しておきます。

 

天の岩戸へのアクセスは比較的良好です!

恵利原の水穴(天の岩戸)」へのアクセスに関しては「公共交通機関」を利用しても「マイカー」を利用しても、比較的簡単に行くことができます。

まず初めに「マイカー」で訪れる場合ですが、最寄りのインターチェンジとなるのは「伊勢自動車道」の「伊勢西IC」です。

伊勢西IC」を降りてすぐにある「伊勢西IC」の交差点を右折して「県道32号線(御木本道路)」に入ります。

そのあとは、ひたすら「県道32号線」を走り進めて行くのですが、12kmほど先にある「天の岩戸1.2km⇒」の案内看板に従って右折します。

案内板で右折して鳥居をくぐります。

案内板で右折して鳥居をくぐります

石の鳥居」をくぐったら、あとは突き当たりまで、道なりに走り進めて行くだけで到着となります。

伊勢西IC」から13.2kmほどですので、約20分で行くことができます。

続いては「駐車場」に関してですが「恵利原の水穴(天の岩戸)」には、専用の駐車場が用意されています。

恵利原の水穴にある専用駐車場です。

恵利原の水穴にある専用駐車場!

恵利原の水穴(天の岩戸)」に用意されている「駐車場」に関しては「無料」で利用でき、駐車台数に関しては、普通車なら22台分の駐車スペースがあります。

思っていた以上に、人気の観光スポットになっており、駐車場はほぼ満車になっていたことから、ハイシーズンに訪れる際には、早い時間帯に訪れるのがお勧めとなります。

最後に「公共交通機関」で訪れる場合ですが、最寄り駅となるのは「JR東海参宮線・近畿山田線」の「伊勢市駅」もしくは「近鉄志摩線」の「志摩磯部駅」となります。

いずれの駅からも、歩いて行くには少々距離があるため、バスを利用することになります。

JR東海参宮線・近畿山田線」の「伊勢市駅」からですと「三重交通バス60系統(御座港行)・70系統(宿浦行)」に乗車して「天の岩戸口」のバス停留所で下車します。

下車してからは「石の鳥居」をくぐって1.2kmほど歩き進める形となりますので、約15分で遊歩道の出入口がある駐車場まで行くことができます。

近鉄志摩線」の「志摩磯部駅」からですと「磯部バスセンター」から「三重交通バス(伊勢市行/伊勢道路経由)」に乗車して「天の岩戸口」のバス停留所で下車します。

あとは、先程と同じく、1.2kmほど歩く必要があります。

以上が「恵利原の水穴(天の岩戸)」を訪れるための「アクセス」と「駐車場」の紹介となります。

 

高さ3mほどの「禊滝」

駐車場に車を止めると、早速にも「恵利原の水穴(天の岩戸)」の散策を行いたいと思うのですが、まず初めに、簡単にではありますが「天の岩戸」での見どころを、簡単に紹介しておきます。

駐車場を出たら、すぐに渓谷沿いの参道を歩き始めるのですが、ひとつ目の見どころとなるのは「岩戸隠れの伝説」が残る舞台となる「天の岩戸」こと「恵利原の水穴」です。

天の岩戸散策コースです。

天の岩戸散策コースです!

太陽神である「天照大神が姿を隠された!」と言う「天の岩戸」すなわち「恵利原の水穴」までは、渓谷沿いの参道を、400メートルほど歩き進めて行くだけで到着となります。

訪れた方の半数が「水穴」でお詣りを済ませたあと「しばらくのあいだ景観を楽しんでから駐車場に戻る!」と言う、簡単な散策となります。

もう半数の方は「水穴」より先にある「猿田彦の祠」及び「風穴」へと向かう、散策コースを歩き進めて行くのですが「水穴」より先は、足元の悪い山道へと変わります。

約100メートルほど階段を登り進めて行くと「分岐点」があり、直進するように200メートル歩き進めて行くと、見どころのひとつとなる「風穴」があります。

また「分岐点」より、左手側に進路を変えたあと、約300メートル歩き進めて行くと、見どころのひとつとなる「猿田彦の祠」がある散策コースとなります。

今回は、3ヶ所の見どころを散策しましたが「猿田彦の祠」に進む方は、僅か数人で、ほとんどの方は「水穴」までで「風穴」まで向かう方も、意外と少ないように思いました。

全ての見どころを散策するとなれば、約1時間は必要となりますが「水穴」のみの散策でしたら、30分もあれば十分に駐車場に戻って来ることができます。

今回は、全ての散策コースを歩きましたので、順に紹介を進めていきます。

駐車場から、軽い登り勾配の参道を歩き進めて行くのですが、200メートル辺りに「二の鳥居」があり、さらに200メートルほど歩き進めて行くと、小さな「太鼓橋」が架かっ場所に差し掛かるのですが、その「太鼓橋」の奥に「禊滝(みそぎたき)」が見えています。

天の岩戸「禊滝」です。

天の岩戸「禊滝」です!

高さ3mほどの「禊滝(みそぎたき)」と呼ばれる滝は、一筋の小さな滝ではありますが、水量は比較的に良好となります。

上流部にあたる「天の岩戸」から流れ出る清水が滝となったもので、その後、渓谷を経て神路川へと注がれ、下流にある志摩市の重要な生活飲料水の水源となる「神路ダム」へと流れ込んでいきます。

小さな「禊滝」となるのですが、かつては修行者が滝行をおこなっていた滝だと言うのですが、現在でも滝行をおこなっている人が、かなりあると言います。

本日は、滝行をしている方の姿は確認できず、本当かどうかの真相に付いては何とも言えないのですが、確かに滝の水が落下する位置に立つことができるように、幅60cm、長さ150cmほどの石のプレートが置かれているほか、滝の上部には、立派な更衣室も用意されています。

「禊滝」では滝行ができます。

「禊滝」では滝行ができます!

ある一定の時間帯になると、多くの方が訪れて落ち着かないので、恐らくですが、ここで禊のための滝行をする方は、早朝に訪れて行っているのではないかと推測します。

何とも言えない荘厳な雰囲気が漂った「禊滝」となりますので、禊を行いたい方は、是非一度訪れてみて下さい!

ちなみに、更衣室を覗いてみましたが、鍵などは掛かっておらず、脱衣所も意外と綺麗でしたが、利用方法などの詳細については不明となります。

また「禊滝」の後方の石垣積みの滝壺付近には、大きな手形のような窪みのある岩があるのですが、これは大力の神様「天手力男命(あまのたちからおのみこと)が残した!」と言われている「手形石」と呼ばれるものです。

天手力男命が残した手形石です。

天手力男命が残した手形石です!

天手力男命」は、日本神話に出てくる力の強い神様で「天照大神(あまてらすおおみかみ)」が「天の岩戸」に隠れたことで、世の中が闇になったときに現れて、その怪力で「天の岩戸」を引き開けて「天照大神」の手を引いて導き出し、この世に「太陽の光を復活させた!」と言われている、大力の神様となります。

そんな、見どころ満載の「禊滝」の観賞が終わると、その上部にある「天の岩戸」へと向かいます。

 

岩戸隠れの伝説が残る舞台「天の岩戸」

禊滝」の手前に架かる「太鼓橋」を渡り、数十段の石段を登り進めて行くと「三の鳥居」があり、くぐり抜けて神域となる境内に入ると、昭和6年に植樹された、樹齢90年を越える「本楠」の御神木があります。

その奥に、菊紋が描かれた、紫色の神前幕が掛けられた拝殿があり、さらにその奥に、ご神体となる「天の岩戸」があります。

御神体「天の岩戸」を参詣する拝殿です。

御神体「天の岩戸」を参詣する拝殿!

天の岩戸」は、日本神話に登場する、岩でできた洞窟となるのですが「天戸(あまと)」や「天岩屋(あまのいわや)」さらに「天岩屋戸(あまのいわやと)」などとも呼ばれています。

太陽神である「天照大神(あまてらすおおみかみ)」が、弟の「素戔鳴尊(すさのおのみこと)」の乱暴な行為に怒り、姿を隠されたことで「世界が真っ暗闇になった!」と言われている「岩戸隠れの伝説」が残る舞台となります。

岩戸説話は、天上界の出来事とされていることもあり「天の岩戸である!」と伝えられている場所や、それに関連しているスポットなどは、全国に幾つも存在しているのですが「恵利原の水穴(天の岩戸)」も、そのひとつとなります。

恵利原にある「天の岩戸」と呼ばれる場所は、凛とした空気が漂う木々に囲まれた山中にあり、岩の隙間の「水穴(みずあな)」から湧き出る岩清水は、昭和60年(1985年)には「恵利原の水穴(天の岩戸)」の名称で「名水百選」に選ばれています。

恵利原の水穴(天の岩戸)です。

恵利原の水穴(天の岩戸)です!

ただ、平成20年(2008年)6月になって、新たに「平成の名水百選」が選定されたのですが、両者に重複はないため、合わせて200選となったのですが「平成の名水百選」に対比して「昭和の名水百選」とも呼ばれるようになりました。

湧き出る清水は、周辺の地質はカルスト地形で、常に石灰岩質を浸透しているため、pH値はおよそ7.8のアルカリ性で、硬度は平均50.0mg/Lの軟水となります。

味や臭気に関しても、特に問題のない良好な状態となり、水の持ち帰りも可能です。

ただ、年2回(夏冬時)水質調査を行っており、検査日時によって大腸菌が検出されるときもあるため、案内板には「飲用前には必ず煮沸をすること!」と、強く勧めています。

現在の参道は、大正時代に真珠王となった「御木本幸吉氏」が「一人でも多くの方に訪れてもらえるように!」との思いで、改修したと言います。

天の岩戸」の洞窟に向かって左手側には「雨乞いにご利益がある!」と言われている、水神様がお祀りされています。

石碑には「罔象女大神(みずはのめおおかみ)」とあり、これは「伊邪那美命(いざなみのみこと)」が、死ぬ間際に生みおとした水の神様となります。

水の神様の罔象女大神をお祀りしています。

水の神様の罔象女大神をお祀り!

また「天の岩戸」の洞窟に向かって右手側には「瀧祭窩(たきまつりのいわや)」との標石の案内があり、石段を登り進めた先には、祭壇があります。

御神体となる「天の岩戸」付近には、ご神灯や拝殿があるほか、ここに来るまでには、参道を歩き進めて、幾つもの鳥居をくぐってきましたが、神社と言う訳では無いらしく、地元の老人クラブの方々が、清掃などの管理をされていると言います。

先程も少し言いましたが、基本的な散策としては、今紹介したところまでは来るのですが、大半の方はこのあと駐車場へと戻る、最短コースの散策を楽しむ形となります。

 

天の岩戸の見どころのひとつ「風穴」

続いては、見どころのひとつとなる「風穴」へと向かうのですが「風穴」へは「三の鳥居」の横にある階段を、登り進めて行くことになります。

見どころの1つ風穴に向かいます。

見どころの1つ風穴に向かいます!

登り始めてすぐに「四の鳥居」があり、その後、比較的に整備された階段を、100メートルほど登り進めて行くのですが、登り切った先には「分岐点」があります。

直進すれば「風穴」に向かうことができるのですが、左手側にある「五の鳥居」をくぐって進むと、もうひとつの見どころとなる「猿田彦の祠」へと向かうことができます。

まずは、直進で「風穴」へと向かうのですが、前日からの雨の影響が残る、舗装されていない登山道ですから、足元の状態は非常に悪く、水溜まりを避けながら歩き進めて行きます。

見どころのひとつとなる風穴です。

見どころのひとつとなる風穴です!

道幅が狭く、片側が意外と深い崖になっている箇所もあるほか、岩でガチャガチャした箇所や、草がボウボウに生い茂っている所も多少ありますが、アップダウンの少ない緩やかな登りと、平坦な道が交互に繰り返す、比較的に歩きやすい登山道になっています。

大きく息を切らせることも無く「風穴」に到着となりましたが、先客者の姿のない閑散とした雰囲気ですが、山深く張り詰めた空気が漂う空間になっています。

風穴」には「ここが神聖な場所としての境界線!」を示す役割がある、しめ縄と紙垂が掛けられています。

近づいて「風穴」を覗き込むと「風穴」と言う文字通り、大きく口を開けている「風穴」からは、僅かですが、絶えず風が吹き出しているのですが、この「風穴」の先は、何処に繋がっているのかは不明となります。

全国に、幾つも存在する岩戸説話ですが、恵利原の「天の岩戸」と呼ばれる「水穴・風穴」共に、非常に神秘的な雰囲気の漂う空間であることは間違いなく、見どころ十分となります。

大半の方は「恵利原の水穴」にてお詣りを済ませると、そのまま駐車場へと戻ってしまいますが、健常者でお時間があれば「水穴から300メートル」ほど先にある「風穴」まで、散策範囲を広げてみて下さい。

 

天の岩戸の見どころひとつ「猿田彦の祠」

さて、最後の見どころとなっている「猿田彦の祠」へと向かうのですが、まずは200メートル手前の「分岐点」まで戻ります。

分岐点」にある「五の鳥居」をくぐり抜けて歩き始めるのですが、歩き始めてすぐに「これはアカン!」と、直感が働きます。

先程までの登山道とはまるで違い、悪道と言っても過言ではないほどの、荒れた登山道になっています。

猿田彦の祠へと向かいます。

猿田彦の祠へと向かいます!

道なき道!」と言うほど、酷い道では無いのですが、急勾配となる登山道は、雨の影響で大変滑りやすくなっています。

折れた枝などが散乱しているほか、剥き出しになった根に足を取られて、少しでも気を抜くと、足首をぐねりそうになるほど、足元の状態は乱れています。

ほとんど人の手が入っていない原生林のようで、どんどん奥へと進むにつれて、徐々に不安に襲われてきます。

猿田彦の祠」まで300メートルほどですが、先程までとは違い、誰一人としてすれ違う方の姿がないほか、後ろを振り返っても、もちろん誰一人として姿はありません!

かろうじて進むべき登山道は分かるのですが、道中で「どっちに進めば?」と、少し悩むような不明確な場所もあるのですが、そんな時は、木に登山道を示す「リボン」や「テープ」が巻かれている方へと進めば、迷うことはありません!

険しい山でハイキングを行う際に、進むべき道が分からずに、少し焦る瞬間があるのですが、そんな時、絶妙なタイミングで現れる「リボン」や「テープ」が目に入り「ホッ!」とする瞬間があります。

ただ、本当に感謝なんですが、それらは誰かがここを通った際に、何らかの目的でマークしていったことを示しているだけで、自分の目的とする場所への、目印なのかわ分かりません。

リボン」や「テープ」でマーキングするのは、特に決まったルールがないのが現状で、100%それらに頼ると言うのも、ある意味では「危険!」と言っても、間違いではないようです。

ここで巻かれているリボンは「猿田彦の祠」へと向かう「目印のリボン」となりますので、ご安心下さい!

猿田彦の祠」までの道のりは、たかが300メートルほどの道のりですが、されど300メートルの道のりと言うほど悪道で、息も切れ切れ、肩で息をしながら歩き進めることになりなります。

程なくすると、行く手に立ち尽くす木々の隙間から見える森の奥に、幹の片側に枝が集中する巨大な「片枝の杉」があり、しめ縄と紙垂が巻かれた御神木になっています。

見どころのひとつ「猿田彦の祠」です。

見どころのひとつ「猿田彦の祠」

江戸時代に大人気となった「お伊勢詣り」に向かう、旅人が通る逢坂峠の傍に、神々の伝説が残る神秘的な「猿田彦の森が在る!」と言われていたのですが、まさに神々の伝説が残るに相応しい気配が漂った場所となります。

どっしりと根付いた極太の幹の根元には、神の依り代(よりしろ)とされる磐座があり、その上部に、神をお祀りする小規模な殿舎となる「」が置かれています。

台座となる磐座には、縦長の穴が開いています。

見どころとなるのは「猿田彦の祠」とのことでしたが、小さな「」の中には、神名が刻まれた石神札がお祀りされており「瑳婁儺秘祜大神」と刻まれているのですが、普通には読めない当て字のようなもので、ほとんどの方が読めないかと思いますが「さるたひこおおかみ」と、読むことができます。

そんな「瑳婁儺秘祜大神」と、神名が刻まれた石神札の奥には、さらにもうひとつの石神札が、隠すようにお祀りされており「實國固遠都御祖大神」と刻まれているそうです。

みくにのかためおんずおんそおおかみ」と読むそうですが、こちらに関しては、どう言った神様なのかも不明で、隙間から覗き込めばかろうじて見える状態となります。

そんな、2神がお祀りされている「猿田彦の祠」が見どころとしてあるのですが、先程も言いましたが、残念なことに「天の岩戸」を訪れた方の、10%程度の方しか向かっていないように思います!

天の岩戸」を訪れた際は「水穴」のみならず「風穴」及び「猿田彦の祠」まで散策してみて下さい。

すべての散策を行うとなると、約2kmのプチハイキングが必要となりますので、履き慣れた靴をお持ちになることと、思っている以上に汗をかくことになりますので、水分補給のためのお飲み物も忘れずにお持ち下さい!

また、訪れる時期によっては、害虫なども気になりますので、虫除けなども持参して、長袖及び長ズボンを着用しておくのが良いかと思います。

以上で「天の岩戸」の散策が、すべて終了となります。

また、お花見シーズンに訪れる際には、近くに「お花見スポット!」として人気の高い、推定樹齢360年と言われている一本桜の名桜「岩戸桜」こと「家建の茶屋跡オオシマザクラ」もありますので、併せてお楽しみ下さい!

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天の岩戸(恵利原の水穴)のアクセス及び駐車場情報!

基本情報

*基本情報は、できる限り新しい情報を掲載することを心掛けていますが、すべての変化に対応できないのが現状となりますのでご了承ください。

天の岩戸」(恵利原の水穴)

  • 住所:〒517-0209三重県志摩市磯部町恵利原
  • 電話:0599-46-0570(志摩市観光協会)
  • 時間:散策自由
  • 定休日:年中無休
  • 観覧料金:無料
  • 駐車場:無料(約22台)
  • アクセス:【公共交通機関】「JR東海参宮線・近畿山田線」の「伊勢市駅」から「三重交通バス60系統(御座港行)・70系統(宿浦行)」に乗車して「天の岩戸口」のバス停留所で下車してから1.2km(約18分)
    近鉄志摩線」の「志摩磯部駅」で下車したあと「磯部バスセンター」から「三重交通バス(伊勢市行/伊勢道路経由)」に乗車して「天の岩戸口」のバス停留所で下車してから1.2km(約18分)
    お車】「伊勢自動車道」の「伊勢西IC」を降りてすぐの「伊勢西IC」の交差点を右折して「県道32号線(御木本道路)」に入ったらあとはひたすら「県道32号線」を走り進めて行き「天の岩戸1.2km⇒」の案内看板に従って右折しながら「石の鳥居」をくぐったら道なりに突き当たりまで走り進めて行けば到着となります13.2km(約20分)

最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございます。

天の岩戸」は、江戸時代に大人気だった「お伊勢詣り」に向かう旅人が行き来した、逢坂越えの「猿田彦の森」にあり、神々の伝説が残る神秘的なスポットとなります。
散策コースとしては、最短コースで気軽に楽しめる「恵利原の水穴」までの往復コースから、すべて見どころを散策する、約2kmのロングコースまで楽しめます。
是非一度訪れて、神々の伝説が残っている、神秘的な空間の散策をお楽しみ下さい!

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