清水寺『秋の夜間特別拝観』紅葉のライトアップは幻想空間

投稿日:2017年8月9日 更新日:

今回紹介するのは、京都府の中で17か所の寺社と城郭で構成される『古都京都の文化財』の中のひとつで『世界文化遺産』に登録されている『清水寺』の『紅葉』の『夜間特別拝観』です。

清水寺』は『西国三十三観音霊場の第十六番札所』として大変有名で、年間を通してたくさんの観光客が訪れる京都屈指の観光地となり、特に『』及び『紅葉』のシーズンになると、毎年のように行ってみたい『紅葉』の全国名所ランキングでもトップクラスとなります。

春の『』も見ごたえ十分なのですが、秋が深まり肌寒さを感じるのと同時に、まるで炎のように紅く色付いていく『紅葉』の温かみを帯びた美しさは、心落ち着くものがあります。

昼間に魅せる姿とは違い『ライトアップ』された境内は、空想の世界を思わせるような空間が広がり、紅く色づく『紅葉』は、まさに絶景となります。

そんな絶景を魅せてくれる『清水寺』の『秋の夜間特別拝観』の紹介となります。

準備が整いましたら『清水寺』の散策スタートです。

 

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清水寺『秋の夜間特別拝観』紅葉のライトアップは幻想空間

今回は、京都府京都市東山区清水にある『清水寺』に『秋の夜間特別拝観』の『紅葉』を観賞するため、車で混みあう京都の街を、慌てず慎重に車を走らせます。

基本的に『京都』の観光に行くにあたり『ハイシーズン』時ともなると休日に限らず平日でも『マイカー』を利用するとなると気苦労が付いてまわります。

さらに『紅葉』の『秋の夜間特別拝観』ともなると『駐車場』を見つけるのがまず難しくなります。

 

『清水寺』の周辺は駐車料金が高い!

ここで、改めて言うまでもないのですが『清水寺』の周辺にある『コインパーキング』は異常なくらい『駐車料金』がお高い目の設定となっています。

清水寺周辺の駐車場の料金です。

清水寺周辺の駐車場の料金です!

料金の比較的に安い『コインパーキング』は、まず空いていることはなく、空いていたと思ったら「書き間違いでは?」と思うような20分400円や、土日祝日になると15分400円となる『コインパーキング』が、かろうじて空いているぐらいです。

3時間~4時間止めれば・・・考えたくありません!

本来でしたら『清水寺』から一番近い、市営の『京都市清水坂観光駐車場』に止めれば1日1回1000円となり、経済的にも肉体的にも優しくなるのですが、交通規制が掛かっている時や、混雑時などには『観光バス』が優先するため、まずこのような日は止めることは出来ません。

もしかして?」なんて考えて『京都市清水坂観光駐車場』の方に入って行こうものなら、もちろん止めることが出来ないだけでなく、同じことを考えて入っていった車の渋滞と、たくさんの観光客の通行でなかなか脱出することが出来ません!

今までにそんな状態を経験していますので、今回は思い切って少し離れたところに駐車しました。

MID五条坂パーキング』となり『清水寺』までは900mぐらい離れていますが、普通に歩いて12分ぐらいで行くことが出来ます。

これぐらい『清水寺』から離れると、すんなりと駐車することが出来ますし、駐車料金も少しはマシになります。

平日の8:00~20:00までなら30分200円となり平日は最大料金が1200円ですので安いです。

土・日・祝になると8:00~20:00までならやはり金額はあがり20分200円となりますがマシです。

20:00~8:00の間は60分100円となり連日最大料金500円となります。

色々探せば、もう少しくらいは近い『コインパーキング』があるかもしれませんが、近くなればなるほど、満車の確率は上がり料金もアップすると考えるべきだと思います。

 

『清水寺』まで急ぐ時は『茶わん坂』から・・

車を駐車するとすぐさま『清水寺』に向けて歩き出します。

今回は、混乱を少しでも避けるため平日の『夜間特別拝観』に行くことにしました。

ライトアップ』は、18:00から始まり現在の時刻は17:30分となりますので『夜間特別拝観』の開門までは、それ程の余裕はありません!

清水寺』の参道となる『五条坂』まで来ると、平日にも関わらずたくさんの人の姿があり、思うように前に進みません!

基本的には『清水寺』の参道からゆったりとした坂道となる『五条坂』を上りながら『おみやげ屋さん』が立ち並ぶ『清水坂』を通り、あの店この店と楽しみながら『清水寺』へと進んでいくのが理想ですが『おみやげ屋さん』を楽しむのは後でもいい場合は『五条坂』の途中にY字路になる分岐点があり、右手側の『茶わん坂』を上がっていくルートを選択すれば『清水寺』までは、あっという間に到着できます。

清水寺への近道となる『茶わん坂』です。

清水寺への近道となる『茶わん坂』

茶わん坂』の辺りは『京焼』や『清水焼発祥の地』と言われ、昔から多種多才さまざまな陶芸家が住む閑静な街となっています。

茶わん坂』の一帯で『清水焼』が作られるようになったのは、8世紀頃に日本で最初の大僧正となる『行基(ぎょうぎ)』が『清閑寺村茶碗坂』で製陶したことからと伝えられています。

さらに『徳川家光』の時代に『茶碗屋久兵衛』が『五条坂』を中心としてお店を展開していき『赤色』や『青色』さらには『金色』の染め付けした陶器を作り、これに『清水焼』との名を付けたのが始まりと言われ、その功績を残した由緒ある名をいただき『茶わん坂』との名を付けたということです。

お昼間でもそれほど多くの方でごった返すことはありませんし、この時間帯はほとんど人通りがありませんでした。

もちろん『京焼』や『清水焼』を販売する『陶器屋さん』がいくつかありますが『レンタル着物・浴衣』や『スタジオ』などが目立っているようにも思いました。

 

仏敵から『清水寺』を守る『仁王門』の別名は『赤門』及び『目隠し門』

そんな『茶わん坂』を数分歩けば『重要文化財』となる『仁王門』が堂々と立ち塞がります。

日中に見る姿とは違い『ライトアップ』された色鮮やかな朱塗りのきれいな『仁王門』は、暗黒の夜空が広がるなかで輝く姿からは『清水寺』を『守護』する『仁王門』としての存在感を十分に発揮しています。

清水寺』の入り口となる『仁王門』は『応仁の乱』により焼失してしまいましたが、15世紀の末には再建され、創建当時の特徴を正確に再現した『楼門』となり、空に色鮮やかに映える、朱色の『丹塗り』となることから『赤門』と呼ばれることがあります。

ライトアップされた『仁王門』です。

ライトアップされた『仁王門』です!

さらにもうひとつ別名があり『目隠し門』との呼び名があります。

清水寺』を訪れたことがある方なら当然ですが『清水の舞台』からの眺めを楽しんだことはあると思いますが、京都の街並みを眼下に見下ろすことが出来るくらい高台にある『清水の舞台』は『天皇』が御座する『御所』すらをも見下ろす形となります。

そこで『清水の舞台』を造営した当初に『御所』が見えないようにするために建てられたのが『目隠し門』となる『仁王門』です。

仁王門』の両脇には、鎌倉時代末期の作となる『阿吽の仁王像』が安置されており、像高は365㎝あり、京都では最大級の『仁王像』となります。

阿形像(あぎょうぞう)』は、怒りの表情を顕わにし『吽形像(うんぎょうぞう)』は、怒りを内に秘めた表情に表すものが多いのですが、こうした造形は、寺院内に『仏敵』が入り込むのを防ぐ『守護神』として、それぞれの性格を表しているということです。

 

『清水寺』から放たれる一筋の青い光は観音様の慈悲!

この時点で17:45分となり、開門までは残り15分となるのですが『夜間特別拝観』では、入場券がこの時点で購入することになります。

入場券を購入するとひと安心となり、あとは時間を潰すようにあちらこちらで写真を撮って時間が来るのを待ちます。

18時00分になると境内で『』が撞かれ、それと同時になだれ込むように多くの方が『清水の舞台』を目指して歩き出します。

一筋の光線が放たれています。

一筋の光線が放たれています!

仁王門』より中に入り、歩いていると『清水寺』のどこから放たれているのかは分からなかったのですが、夜空に向かって太く青い一筋の光線が放たれているのが見えます。

この青い一筋の光線は、観音さまの『慈悲の心』を表現していると言い、境内のどこからでも見ることが出来ます。

左手側に『鐘楼』があり、鐘を撞く姿を見ながら歩き進めていくと、右手側に『三重塔』が『ライトアップ』された姿で出迎えてくれます。

ライトアップされた『三重塔』です。

ライトアップされた『三重塔』です!

西門の先に建つ『清水寺』の『三重塔』は、幾度となく焼失してきたのですが『徳川家光』の寄進により寛永再興時に再建され『三重塔』として日本最大級の高さを誇り、その高さは約31メートルとなっています。

清水寺』のみならず『京都東山』の『シンボル』として、古くから多くの方に親しまれています。

そんな、幻想空間を歩き進めて行き『本堂』へと続く『轟門』をくぐり『清水の舞台』へと進んでいきます。

『轟門』をくぐり『清水の舞台』へ!

『轟門』をくぐり『清水の舞台』へ!

普段の日に参拝料を納めて『本堂』を見て回る時の『見どころ』部分も『夜間特別拝観』の間は、いつもとは違った雰囲気のなか観賞することが出来ますので『ライトアップ』された『紅葉』を「早く見たい!」と気がはやるところですが、慌てずにゆっくりと観賞しながら進むことをお勧めしておきます。

何故なら、はやる気持ちを抑えられずに、一目散に向かっている人たちの群れで、これより先は『修羅場』と化しています。

清水の舞台から見る紅葉の景色です。

清水の舞台から見る紅葉の景色です!

ゆっくりと観賞しながら『本堂』に到着です!

早速『清水の舞台』の先端に立って景色を眺めるのですが、訪れるのが少し早かったせいか『紅葉』していない部分が意外と多くそれほどの絶景とはなっていません!

清水の舞台』の先端部は、地上から約12メートルとなり4階建てのビルと同じくらいの高さがあります。

さらに『清水の舞台』は、木の柱ですべて組まれており『懸造り』という手法を使い、釘を一本も使わずに組み上げられた『木造建築』となります。

 

『清水寺』の景色を楽しむのは『奥の院』から『清水の舞台』を見るに限る!

あれほどたくさんの人が『清水の舞台』になだれ込んだはずなのに、それほど多くの人がいません!

しかし『清水の舞台』から『奥の院』の方を見ると、恐ろしいほどの人だかりとなっているのが見えます。

修羅場と化す一番の観賞ポイント!

修羅場と化す一番の観賞ポイント!

奥の院』の前は、まさに『修羅場』と化しています。

平日でこんな状態なら休日はどうなるのでしょうか?前に進むことも『清水の舞台』を見ることも出来ません!

改めて思いますが『ライトアップ』に訪れて納得のいく写真を撮るのはホントに難しいです。

きれいな景色や撮りたい場所はたくさんあっても『ピンボケ』してなかなかうまく記念写真が撮れません!

その為、狭い『奥の院』の前の道は、なかなか前に進むことなく団子状態になっていると言うことです。

暑い時期なら少し厳しい状況ですが、本日はそこそこ冷え込みがありますので、なんとか我慢できる混雑ぶりです。

炎に包まれているような本堂です。

炎に包まれているような本堂です!

なんとかの思いで『ベストポジション』に到達し『本堂』と『清水の舞台』を見ると「そう!そう!ここ!ここ!」と思わず声が出そうになるほど、誰もの記憶の中にあり、いろいろな場面で一度は見覚えのある景色となります。

清水寺』に行ったことが無くても「清水寺を頭に浮かべてください!」と言ったら、この景色が頭に浮かぶほど見慣れた景色ですが、肉眼で見るとまさに超絶景となります。

肉眼で楽しむ『ライトアップ』ならではの、臨場感あふれる立体的な超絶景は、まるで『本堂』が炎に包まれるかの如く紅く色づき、いつまでも見飽きることなくウットリとします。

この超絶景を目と心に焼き付けたところで先へと進みます。

 

『清水寺』のパワースポットの『音羽の滝』は長蛇の列!

清水寺』の人気の『パワースポット』となる『音羽の滝(おとわのたき)』は常に長蛇の列となります。

清水寺のパワースポット『音羽の滝』です。

清水寺のパワースポット『音羽の滝』

音羽の滝』から流れ落ちてくる水は、音羽の山中から湧き出る『』らかな『』となるのですが、これが『清水寺』の名前の由来となっています。

音羽の滝』の水質は、現在でもすばらしく、この水で入れた、お茶やコーヒーはとても美味しいと評判です。

パワースポット』としても大人気で、さまざまなご利益があると言われています。

音羽の滝』は、3か所に別れて水が流れ落ちてきますが、左手側の滝から流れ落ちる水は『学問成就』が祈願でき、中央から流れ落ちる滝の水は『恋愛成就』が祈願でき、右手側の滝から流れ落ちる水は『延命長寿』が祈願できるようになっています。

その『ご利益』を受けるためには『音羽の滝』の後ろにある『不動明王』と『行叡居士』に、お祈りしてから水を飲むと良いと言われています。

3つの願いを全て叶えたい!」と、つい考えてしまいますが、本当のご利益を得るためには欲張らずに、よ~く考えてどれかひとつだけ選ぶことが『ご利益』を得るには良いとされています。

本日は『音羽の滝』も『ライトアップ』されており、普段より一層の御利益を得られるような雰囲気が漂っています。

音羽の滝』を越えるとその先は出口となり「ライトアップ終わりか・・」と、少し寂しい気持ちになるのですが、最後に『見ごたえ』のある『スポット』が待っていました。

 

『ライトアップ』の最後に神秘的な水鏡が・・

名も無き小さな池に映し出される『ライトアップ』された『紅葉』と『清水寺』の『シンボル』となる『三重塔』です。

水鏡に映る色鮮やかな紅葉です。です

水鏡に映しだされる色鮮やかな紅葉!

日中にも何度か『清水寺』を訪れたことがあるのですが、その時は気付きもしなかったのですが、動きの無い水面はまるで鏡のようになり『ライトアップ』された『紅葉』が神秘的に映し出されています。

この景色を見るだけに「お金を払ってもいい!」と、思うぐらいの景色を最後に見ることが出来ます。

清水の舞台』の『紅葉』を見て満足たあと、出口を出てからなので、そのまま気付かずに帰っていく人もたくさんいますので、訪れた際は是非お見逃しの無いように・・・

と、言ったところで『清水寺』の『秋の夜間特別拝観』の散策がすべて終了となります。

同じような時期に京都の寺社では『夜間特別拝観』が開催され、限られた期間の中ですが、1か所でも多くの寺社を訪れ、幻想的な景色をお楽しみください!

 

2017年の『秋の夜間特別拝観』

2017年の『秋の夜間特別拝観

  • 日程:2017年11月11日~12月3日まで
  • ライトアップ時間:17:30~21:00まで(18:00時開門)
  • 拝観料:大人(400円)小・中学生(200円)

 

『清水寺』のアクセス及び駐車場情報!

【基本情報】

*基本情報は、できる限り新しい情報を掲載することを心掛けていますが、すべての変化に対応できないのが現状となりますのでご了承ください。

秋の夜間特別拝観

  • 日程:2017年11月11日~12月3日まで
  • ライトアップ時間:17:30~21:00まで(18:00時開門)
  • 拝観料:大人(400円)小・中学生(200円)

清水寺

  • 住所:〒605-0862京都府京都市東山区清水1-294
  • 電話:075-551-1234
  • 拝観料:大人 400円、小・中学生 200円
  • 時間:6:00~18:00(夜の特別拝観中は17:30に閉門)
    但し、納経時間は(8:00〜16:30まで)
  • 駐車場:無し(周辺駐車場有り)
  • 交通アクセス:【公共交通機関】『京都駅』(市バス)京都駅206番『清水道』で下車して徒歩10分
    京都駅』(京都バス)京都駅(18番)『東山五条』で下車して徒歩10分

MID五条坂パーキング

  • 住所:〒605-0846京都府京都市東山区五条橋東3丁目
  • 電話:
  • 時間:24時間
  • 料金:8:00~20:00(平日)30分200円(土・日・祝)20分200円
    20:00~8:00(60分100円)
    尚(平日最大)1200円(連日)20:00~8:00まで最大500円
  • 駐車台数:15台

最後までお付き合いいただき本当にありがとうございます。

清水寺』は、毎日のようにたくさんの観光客で賑わいます。
今回は『秋の夜間特別拝観』の『紅葉』を中心にして紹介しましたが、ここ『清水寺』とその周辺には、まだまだたくさんの見どころがありますので、1日かけて、ゆっくりと散策していただけたらと思います。

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