和泉リサイクル環境公園~菜の花~見頃【アクセス・駐車場】

今回紹介するのは大阪府和泉市納花町にある「和泉リサイクル環境公園」の四季の花の農場で観賞する「菜の花」です。

四季の花の農場に咲き乱れる菜の花です。
四季の花の農場に咲き乱れる菜の花

和泉リサイクル環境公園は大栄環境グループが運営していた、納花管理型最終処分場の埋立地を活用して蘇らせた公園となるのですが、地域貢献事業の一環として1999年にオープンしました。

敷地面積が約76,000㎡を誇る広々とした園内では、四季折々の花々が満喫できるようになっているのですが、お花畑となる農園エリアの他にハーブ園や日本庭園さらには多目的グラウンドなどが整備されています。

一年間を通してお花見が楽しめる園内では、日本水仙をはじめ芝桜やチューリップ、さらにはヒマワリやコスモスなど四季折々の花々が咲き誇るのですが、オープン以来、地域の方を中心に多くの方々に親しまれる憩いの空間になっています。

各地で紅葉が色付く秋の行楽シーズンが終わりを迎えると、冬の始め立冬(りっとう)へと突入し、屋外では過ごしにくい冬の行楽シーズンへと入ります。

冬場は寒さから恋しくなる温泉旅行をはじめウインタースポーツなどが定番で、目で見て楽しめるスポットは極端に少なくなります。

そんな冬場に絶景を見て楽しめるとすれば、雪景色やイルミネーションなどがこの季節ならではの楽しみ方となり、冬に見頃を迎える植物はほとんどなくなってしまいます。

激寒期となる1月は「水仙(スイセン)・蠟梅(ロウバイ)・寒椿(カンツバキ)」などが見頃を迎える季節で、雪景色をからめた花の観賞が醍醐味となります。

和泉リサイクル環境公園では「日本水仙」はもちろんのこと「菜の花」が見頃を迎え、彩りの失われた園内を色鮮やかに染めてくれます。

「菜の花」の開花時期は2月~5月頃となるのですが、個人的なイメージとしては、春の訪れを告げる植物のひとつで見頃は3月~4月頃と思っていましたが、和泉リサイクル環境公園で観賞できる菜の花は「早咲き・寒咲き」の品種となるようです。

ここでは、春の訪れを告げない早咲きの「菜の花」の紹介となります。

準備が整いましたら「和泉リサイクル環境公園に咲き誇る菜の花」の散策スタートです!


和泉リサイクル環境公園~コスモス見頃【アクセス・駐車場】

今回は、大阪府和泉市納花町に整備されている和泉リサイクル環境公園を訪れ、園内の一角に咲き揃う「菜の花」を観賞するため、マイカーに乗り込みアクセルを踏み込みます。

秋の行楽シーズンには「コスモス」や「コキア」などの観賞を楽しみ、しばらくの間は足が遠のいていたのですが、1月の下旬になって何か見頃を迎える植物は無いかと調べてみると「日本水仙」や「菜の花」がすでに見頃を迎えていると知り、慌ててお出かけすることになりました。

「日本水仙」は寒さに強く花が少ない1月頃にいち早く花を咲かせることで知られていますが、ここで紹介する「菜の花」に関しては、個人的な勝手なイメージで春の植物だと思い込んでいました。

和泉リサイクル環境公園のTwitteを久しく覗いてみると1月5日には「菜の花、日本水仙が見頃に入りましたよ~」とのことで、本日1月31日となるためすでに見頃は過ぎている覚悟でのお出かけとなりました。

紹介を始める前に、まずは和泉リサイクル環境公園への「アクセス」と「駐車場」に関して簡単に紹介しておきます。


和泉リサイクル環境公園へのアクセスはマイカーがお勧めです!

和泉リサイクル環境公園への「アクセス」に関しましては「公共交通機関」を利用しても「マイカー」を利用しても行くことができますが、どちらかと言えば「マイカー」がお勧めとなります。

まず初めに「公共交通機関」を利用して行く場合ですが「最寄り駅」としましては「泉北高速鉄道泉北高速線」の「和泉中央駅」となります。

下車したあと徒歩で向かうにはかなりの距離があるので「南海バス父鬼線(331/333/337槇尾山口行)」に乗車することになります。

泉北高速鉄道「和泉中央駅」です。
泉北高速鉄道「和泉中央駅」

12駅目となる「納花」のバス停留所で下車してからは徒歩で約1kmほど歩くことになりますが、15分もあれば行くことができます。

続いては「マイカー」を利用して行く場合ですが「最寄りの高速道路」は「阪和自動車」となります。

大阪方面・和歌山方面共に「岸和田和泉IC」を降りることになります。

「岸和田和泉IC」を降りたら、大阪方面からは左折、和歌山方面からは右折して「府道230号線」に入ります。

少し走り進めた先にある「松尾寺トンネル」さらにしばらく走り進めた先にある「納花トンネル」を抜け、その先にある交差点を泉大津に向かうように左折して「国道480号線」に入ります。

1つ目の名前のない信号を左折したあと約50mほど進むと、和泉リサイクル環境公園と書かれた「案内看板」に従って左折します。

あとは道なりに1kmほど走り進めて行けば、右手側に和泉リサイクル環境公園の出入口があります。

「岸和田和泉IC」より4.6kmほどですので、10分もあれば行くことができます。

最後に「駐車場」に関してですが、和泉リサイクル環境公園には「専用の駐車場」が用意されています。

和泉リサイクル環境公園の駐車場です。
和泉リサイクル環境公園の駐車場!

「無料」で利用できる駐車場となるのですが、約140台分の駐車スペースがあります。

各季節の花の開花時期となるハイシーズンには満車の可能性がありますが、それなりの駐車スペースが用意されていますので、しばらく待機していれば出ていく車はあるかと思います。

また「自転車・バイク」に関しても、駐車場の一角に駐車スペースが用意されていますのご安心ください!

自転車・バイク専用の駐輪場です。
自転車・バイク専用の駐輪場です

開園時間は、朝の8時00分~夕方の17時00分となりますので、その時間内に関しては利用することができます。

天候不良等によっては公園自体が閉鎖する場合があるため、その日の状況によっては来園前にお電話にてお問い合わせ頂くのが良いかと思います。

以上が、和泉リサイクル環境公園への「アクセス」と「駐車場」に関する紹介となります。


四季の花の農場の一角に咲き乱れる菜の花!

今回は和泉リサイクル環境公園の園内の一角に整備されている四季の花の農場に咲き乱れる「菜の花」を楽しむために訪れたのですが、冷え込みのきつい1月下旬と言うこともあり、駐車場の空きから考えても訪れている方はやや少ない目のようです。

今回のお目当ては「菜の花」となるのですが、時期が時期ですので期待度はやや薄目となります。

四季の花の農場と駐車場は隣り合わせで整備されているため、車を止めてすぐ園内に入ることが出来るのですが、見渡す限りでは「菜の花畑」は確認できないほか、駐車場に数十台の車があったにも関わらず人の気配すらありません!

菜の花畑が確認できません。
菜の花畑が確認できません!

これまでにも幾度か和泉リサイクル環境公園を訪れて、四季折々の季節の花の観賞を楽しませて頂いているのですが、園内に入ると同時に色鮮やかなお花畑が目に入って心踊るのですが、いつもとは違う彩のない静かな園内になっています。

和泉リサイクル環境公園のTwitteにて開花状況を確認してきたつもりでしたが、見渡す限り花の気配すらないので「ひょっとして見間違ったのでは・・」と少し不安になります。

左足元にある「公園配置図」を見ると園内の右手側に確かに「菜の花」に関する記載があります。

公園配置図です。
公園配置図です!

右手側に目を向けると「遊びの広場と休憩所」があってその奥の状況までは見えないのですが「この奥ね!」とすぐに気付きます。

「遊びの広場と休憩所」 を横切って向こう側にある四季の花の農場に行くこともできますが、このまま真っすぐに歩き進めて「中央台地休憩所」へと向かいます。

中央台地休憩所へと向かいます。
中央台地休憩所へと向かいます!

和泉リサイクル環境公園のランドマークと言っても過言ではない一本のヤシの木が植えられた「中央台地休憩所」からは、360度のパノラマ状の景色が望めるようになっているのですが、目を向けると「菜の花畑」があることに胸を撫で下ろします。

車の台数に見合った人の姿もあり、各自でお花見を楽しんでいるようですので、早速にも「菜の花畑」へと向かいます。

菜の花畑へと向かいます。
菜の花畑へと向かいます!

「中央台地休憩所」から見て「菜の花畑」は四季の花の農場の最奥の一角となるのですが、手前の四季の花の農場にはおそらく5月~6月頃に見頃を迎えるであろう「ラベンダー」が植栽されています。

看板には「四季咲き ストエカス・ラベンダー」と書かれています。

一般的なラベンダーは年に一度だけ春に咲くものがほとんどだと思うのですが「四季咲き」となっているので、気温さえ適していれば春と秋の二度にわたって咲いてくれるのではないでしょうか?

和泉リサイクル環境公園では、1月初旬には「菜の花」が早々と見頃を迎えるのですが、今回の訪問は1月下旬となりますので、根元のほうの葉っぱは枯れ始めていますが、花弁自体はしっかりと咲いています。

季節の花の見頃のタイミングに関しては、訪れて見ないと分からないのが基本で、グッドタイミングで訪れるのは非常に難しいと自身の経験上感じています。

訪れてみて「早かった!」や「遅すぎた!」はよくあることで、残念な結果で終わることも多々あるのですが、それもひとつの「お楽しみ!」と考えてお出かけするようにしています。

お時間に余裕がなくて何度も訪れることができない距離感でしたら、事前にお電話にて開花状況をお確かめになってからお出かけすることをお勧めしておきます。

自身の勝手なイメージですが「菜の花」は、寒い冬から次第に暖かくなる春先にかけていち早く春の訪れを告げてくれる植物だと思うのですが、明るい黄色の花色がとても魅力的で、ベンチに腰を掛けてただ眺めているだけでも幸せな気持ちにさせてくれる花となります。

ベンチに腰を掛けての鑑賞です。
ベンチに腰を掛けての鑑賞です!

私自身も知りませんでしたが「菜の花」と言う特定の植物は無いそうです。

「菜の花」はアブラナ科アブラナ属の花の総称で、大きく分けると「花菜(はなな)」と「油菜{あぶらな」に分類されるそうです。

従って「菜の花」は「油菜{あぶらな」の花のことになるのですが、名前の由来からも菜の花の「菜」は食べられるものであること、すなわち食用であることを示していて、食用や薬品さらには観賞用になるのが一般的で世界中で栽培されています。

「菜の花」には細長いさやがついていて、中に黒い小さな種子が入っているのですが、この種子を圧搾(あっさく)してできるのが黄褐色の「菜種油」となり、食用油や潤滑油さらには工業用油としても使用されます。

多くの観光地で目にする「菜の花」の群生は、じつのところは「油菜」よりも「花菜」が多いとも言われるのですが、改良種(交配種)が多いことに加えて系統立てて栽培品種を整理している資料も見当たらないため、実際のとことは素人には見分けができないのが現状です。

「菜の花」について色々調べてみましたが、これ以上掘り下げてもややこしくなるため、ここでは春の訪れを告げてくれる観賞する「菜の花」として話を進めますが、高さは1mほどで主に田んぼのあぜ道や川沿いに咲いているのをよく見かけます。

菜の花畑の様子です。
菜の花畑の様子です!

「菜の花」 は2月6日の誕生花で花言葉は「快活・明るさ・元気いっぱいの豊かさ・小さな幸せ・財産・競争」などがあり「快活・明るさ・元気いっぱいの豊かさ」は、ビタミンカラーの黄色い花を咲かせる「菜の花」が、人々の気持ちを朗らかに明るくすることが由来とされています。

「財産・競争」は「菜の花」が群生して咲き乱れる姿が競い合っているように見えることや、風水や占いにおいては黄色がお金や財産を意味する色であることから付けられたと言われています。

「小さな幸せ」は、ひとつひとつの花が小さく密集している「菜の花」の形状が由来と言われています。

和泉リサイクル環境で観賞できる「菜の花畑」は驚くほど大規模なものではありませんが、観賞するスポットによっては一面に咲き乱れる姿がまるで黄色い絨毯を敷き詰めたような景色にも見え、広く澄んだ青空と鮮やかな黄色の組合せはとてもフォトジェニックな空間になります。

黄色の絨毯を敷き詰めたような景色です。
黄色の絨毯を敷き詰めたような景色

「菜の花と言ったら黄色だけではないの?」と思うかもしれませんが、白い花弁や紫の花弁も存在するそうです。

「白い菜の花」の花言葉は「潔白・適応力」で、そもそも「白い菜の花」と言うのは大根の花のことをさすため、花言葉も大根と同じになり「潔白」は大根の白さが由来になったとされ「適応力」については大根がどのような料理にも合う野菜であり、味が染み込みやすいことからつけられたそうです。

実際に見たことがある人は少ないかもしれませんが、春から初夏にかけて咲く「ムラサキハナナ」と呼ばれる「紫色の菜の花」の花言葉は「聡明・知恵の泉」で、紫色の「菜の花」は三国志に天才軍師として登場する「諸葛孔明」が植えたと言われている花なので、花言葉も諸葛孔明の聡明さや天才ぶりを表した言葉になっていて「諸葛菜」という別名もあります。

今回は一般的な「黄色い菜の花」の観賞でしたが、機会があれば白や紫の「菜の花畑」も観賞してみたいものです!

「菜の花」はとても耐寒性があるので、日当たりの良い場所で育てることで冬の間枯れることなく育ち、彩りのない冬季期間に元気を貰える数少ない植物でもありますので「早咲き・寒咲きの菜の花」の観賞に一度お出かけください!

最後になりますが「女の子の名付け」で花の名前をつけることは良くあることですが「菜の花」も例外ではなく「菜の花」の「菜」の字は、保険会社の名前ランキングでも常に上位にランクインしています。

よく見かけるのは「菜緒・菜々子・菜摘・優菜・愛菜」などですが、どれも可愛い名前で「菜の花」には、明るく幸せになれそうな花言葉がつけられているのも人気の秘訣ではないでしょうか。

自身にも「菜」の字を付けた娘がいるのですが、フレッシュでビタミンカラーの黄色にあやかるように明るく元気いっぱいに育っています。

多くの場合が春の訪れを告げる「菜の花」の見頃は3月~4月頃ではないかと思いますが、ここ和泉リサイクル環境で観賞できる「菜の花」の開花時期は1月からとなりますので、是非一度、一足先に感じることができる春の訪れをご堪能下さい!

和泉リサイクル環境公園で観賞できる植物の記事はコチラをご覧ください!

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和泉リサイクル環境公園のアクセス及び駐車場情報!

【基本情報】

*基本情報は、できる限り新しい情報を掲載することを心掛けていますが、すべての変化に対応できないのが現状となりますのでご了承ください。

「和泉リサイクル環境公園」

  • 住所:〒594-1116大阪府和泉市納花町407-15
  • 電話:0725-55-6969・FAX:0725-55-9966(公園事務所)
  • 開園時間:朝の8時00分~夕方の17時00分
    *天候不良等によっては閉鎖する場合があるため、来園前にはお電話にてお問い合わせ下さい。
  • 定休日:月曜日・年末年始
  • 入園料/観覧料:無料
  • 駐車場:無料(140台)
  • アクセス:【公共交通機関】「泉北高速鉄道泉北高速線」の「和泉中央駅」より「南海バス父鬼線(331/333/337槇尾山口行)」に乗車して「納花」のバス停留所で下車してから徒歩で1km(約15分)
    【お車】「大阪方面/和歌山方面」共に「阪和自動車道」の「岸和田和泉IC」を降りたら大阪方面からは左折・和歌山方面からは右折して「府道230号線」に入り少し走り進めた先にある「松尾寺トンネル」さらにしばらく走り進めた先にある「納花トンネル」を抜けた先にある交差点を泉大津に向かうように左折して「国道480号線」に入ったら1つ目の名前のない信号を左折したあと50mほど先の「和泉リサイクル環境公園」の案内看板に従って左折してあとは道なりに1kmほど走り進めて行けば右手側に「和泉リサイクル環境公園の出入口」があります4.6km(約10分)


最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございます。

「和泉リサイクル環境公園」は敷地面積が約76,000㎡を誇る広々とした園内で、四季折々の花々が満喫できるようになっているのですが、一年を通して地域の方を中心に多くの方々に親しまれる憩いの空間になっています。
冬の行楽シーズンに入ると同時に彩りを失う園内ですが、和泉リサイクル環境では「早咲き・寒咲き」の「菜の花」が四季の花の農場の一角に彩を与えてくれます。
一面を色鮮やかなビタミンカラーの黄色に染める景色は、まさに絨毯を敷き詰めたような絶景となります!
お弁当を片手に是非一度お出かけになり、一足先に春の訪れを感じさせてくれる「菜の花畑」をご堪能下さい!

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