今回紹介するのは、大阪府和泉市納花町にある「和泉リサイクル環境公園」にて観賞する「コキア」です。
「和泉リサイクル環境公園」は、大栄環境グループが運営していた、納花管理型最終処分場の埋立地を活用して蘇らせた公園となるのですが、地域貢献事業の一環として1999年にオープンしました。
敷地面積が約76,000㎡を誇る広々とした園内では、四季折々の花々が満喫できるようになっているのですが、お花畑となる農園エリアの他に、ハーブ園や日本庭園さらには多目的グラウンドなどが整備されています。
一年間を通してお花見が楽しめる園内には、日本水仙をはじめ、芝桜やチューリップ、ひまわりやコスモスさらにはコキアなど、四季折々の花々が咲き誇るのですが、オープン以来、地域の方を中心に多くの方々に親しまれる「憩いの空間」となっています。
そんな中「和泉リサイクル環境公園」では、7月末頃から8月中旬にかけて、巨大なマリモのような新緑のモフモフが魅力の「コキア」が、約2000平方mも植栽されて咲き揃うのですが、9月中旬頃には少しずつ赤くグラデーションしながら紅葉しはじめ、10月上旬には一面真っ赤に染まります。
秋になると真っ赤に紅葉するカエデなどは、言わずと知れた日本の紅葉シーズンを代表する植物となるのですが、一足先に秋の訪れを感じさせてくれる真っ赤に色付く「コキア」もまた、大変に見ごたえのある植物となります。
また、時期を同じくして咲き揃うコスモスも隣同士に植栽されることで、紅葉したコキアと一緒に楽しむこともできます。
ここでは、秋の訪れを告げるかのように赤くグラデーションしていく「コキア」の紹介となります。
準備が整いましたら「和泉リサイクル環境公園に咲き揃うコキア」の、散策スタートです!
和泉リサイクル環境公園~秋の訪れを告げるコキア【アクセス・駐車場】
今回は、大阪府和泉市納花町に整備されている「和泉リサイクル環境公園」を訪れ、園内の一角に咲き揃う「コキア」を観賞すべく、マイカーに乗り込みアクセルを踏み込みます。
8月中旬より「和泉リサイクル環境公園」では、夏のイベントのひとつとしてひまわりが園内に咲き揃うのですが、厳しい暑さが続く青空の元で、アップフェイスで元気いっぱい咲き揃う姿は、夏を彩る大人気のイベントになっています。
そんなひまわりが見頃を越えると、続いては巨大なマリモのような色鮮やかな新緑のモフモフが魅力の「コキア」が園内で目を引く存在となるのですが「四季の花の農場」の一角の、約2000平方mに咲き揃う「コキア」は、見ごたえ十分となります。
9月中旬頃になると少しずつ赤くグラデーションしながら紅葉しはじめ、10月上旬には一面真っ赤に染まるのですが、今回はグラデーションし始めた時期に訪れての観賞となります。
紹介を始める前に、まずは「和泉リサイクル環境公園」への「アクセス」と「駐車場」に関して、簡単に紹介しておきます。
和泉リサイクル環境公園へのアクセスはマイカーがお勧めです!
「和泉リサイクル環境公園」への「アクセス」に関しましては「公共交通機関」を利用しても「マイカー」を利用しても行くことができますが、どちらかと言えばマイカーがお勧めとなります。
まず初めに「公共交通機関」を利用して行く場合ですが「最寄り駅」としましては「泉北高速鉄道泉北高速線」の「和泉中央駅」となるのですが、下車した後は徒歩で向かうには距離があるので「南海バス父鬼線(331/333/337槇尾山口行)」に乗車することになります。
12駅目となる「納花」のバス停留所で下車してからは、徒歩で1kmほど歩くことになりますが、約15分で行くことができます。
続いては「マイカー」を利用して行く場合ですが「最寄りの高速道路」は「阪和自動車」となります。
「大阪方面・和歌山方面」共に「岸和田和泉IC」を降りることになります。
「岸和田和泉IC」を降りたら、大阪方面からは左折・和歌山方面からは右折して「府道230号線」に入ります。
少し走り進めた先にある「松尾寺トンネル」さらにしばらく走り進めた先にある「納花トンネル」を抜けた先にある交差点を泉大津に向かうように左折して「国道480号線」に入ります。
1つ目の名前のない信号を左折したあと、約50mほど先にある「和泉リサイクル環境公園」と書かれた案内看板に従って左折します。
あとは道なりに1kmほど走り進めて行けば右手側に「和泉リサイクル環境公園の出入口」があります
「岸和田和泉IC」より4.6kmほどですので、約10分で行くことができます。
最後に駐車場に関してですが「和泉リサイクル環境公園」には、専用の駐車場が用意されています。
無料で利用できる駐車場となるのですが、約140台分の駐車スペースがあります。
開花時期のハイシーズンには満車の可能性がありますが、それなりの駐車スペースがありますので、しばらくすれば出ていく車があると思います。
また「自転車・バイク」に関しても、駐車場の一角に駐車スペースが用意されていますのご安心ください!
開園時間は、朝の8時00分~夕方の17時00分となりますので、その時間内に関しては利用することができます。
天候不良等によっては公園自体が閉鎖する場合があるため、その日の状況によっては来園前にお電話にてお問い合わせ頂くのも良いかと思います。
以上が「和泉リサイクル環境公園」への「アクセス」と「駐車場」に関する紹介となります。
四季の花の農場の一角に咲き揃うコキアです!
今回は「和泉リサイクル環境公園」の園内の一角に整備されている約2000平方mを誇る「四季の花の農場」に咲き揃う「コキア」を楽しむために訪れたのですが、夏のあいだ色鮮やかな新緑の「コキア」が咲き揃う姿を観賞せずに、9月中旬の「コキア」が赤くグラデーションしていく姿を観賞すべく訪れました。
「四季の花の農場」と駐車場は、隣り合わせで整備されているため、車を止めるとすぐに園内に入ることができる気軽さです。
園内に入ってすぐ左手側にある「四季の花の農場」では、コスモスが育成中になっていますが、見たところ背丈も低く花が咲くのはしばらく先になると思うのですが、時期が訪れるとピンクや白に加えて濃赤、黄やオレンジ色、複色など、お花畑をカラフルに彩ってくれます。
「秋桜」の和名は、開花期にぴったりの名前で、日が短くなると花芽をつける短日植物なので、夏に種をまいて、秋に花を楽しむものですが、近年では、それほど日の長さに影響されずに開花する早生品種が主流になったことで、春に種をまいて夏にでも開花を楽しめることが増えています。
ただ「和泉リサイクル環境公園」のコスモスに関しては、秋口に花芽をつけるようです。
約3200平方mの敷地に育成されているようですので、開花時期には大変見ごたえのある素晴らしいコスモス畑になると思われます。
コスモスが育成中のエリアを越えると、遠目にですが「コキア畑」が見えてきます。
「和泉リサイクル環境公園」のランドマークと言っても過言ではない一本のヤシの木が植えられた中央台地休憩所からは、360度のパノラマ状の景色が望めるようになっています。
綺麗なテーブル付きのベンチが幾つか設置されていますので、ゆっくりと腰を下ろして園内の様子を楽しめますし、お花見しながら持参したお弁当でランチするのも良いかと思います。
ただし、火気を使用することは禁止されているほか、他の利用者様の迷惑になるような行為は慎んで、ゴミなどは各自でお持ち帰り頂くようにお願いいたします。
少し高さのある「中央台地休憩所」より園内の奥に咲き揃う「コキア」の様子を眺めたところ、新緑のままのコキアと、真っ赤に紅葉しきった「コキア」とのグラデーションしている様子がよく見えます。
近くて何度でも訪れることができれば、色鮮やかな新緑の時期に訪れて、その後、赤くグラデーションしていく様子、さらには、真っ赤に紅葉しきった様子まで見ることができるのですが、今年に関しては時間がなく、赤くグラデーションしていくタイミングでの訪問となりました。
「和泉リサイクル環境公園」に咲き揃う「コキア」は「四季の花の農場」の一角の、約2000平方mものスペースに植栽されているのですが、扇状に綺麗に咲き揃う景色は、見ごたえ十分になっています!
その年の気温にもよりますが、10月上旬には一面真っ赤に染まるコキアですが、今年に関しては9月末の訪問ではありますが、一面真っ赤に染まりきるのは少しだけ先になりそうです。
新緑の「コキア」は、サイズも小さめでとても可愛く、暑い夏の日差しが和らぐにつれて徐々に赤くグラデーションしていき、一面が真っ赤に染まる頃には秋の訪れを感じることができるのですが、やはり「コキア」の一番の見頃は、真っ赤に染まる頃だと思います。
比較的に長い期間楽しめ、それぞれの過程も大変見ごたえのある景色でお出迎えしてくれますが、やはり好みも分かれると思いますので、時期をお考えの上でお出かけ頂くのが良いかと思います。
扇状に植樹された「コキア畑」には立ち入ることはできませんが、周囲には幾つかのベンチが置かれていたり、高い位置から眺められるように台が置かれていたりするほか、コキア畑の周囲に関しては歩き回ることができますので、どの角度から観賞するのが一番綺麗か探してみるのもひとつの楽しみ方です。
「コキア」は、和名を「ほうき草」と言い、昔はこの茎を乾燥させてほうきを作っていたらしいです。
実(み)は「とんぶり」と言い、直径1~2mm程度の粒状となるのですが、味は無味無臭で、プチプチとした歯触りを楽しむ食材として使われることが多いのですが、カロリーが少なく癖のない味わいは女性に人気で「畑のキャビア」と呼ばれ、秋田の名産品として瓶詰や缶詰などで販売されています。
日本では古来、民間療法で用いる生薬のひとつであったのですが、現代では日本文化における食品のひとつとして用いられることが多くなったと言います。
江戸時代から先祖伝来の特殊技法で加工し、食されている歴史のある食材らしいのですが、採ってすぐ食べられるものでなく、加工して出荷されるまでには驚くほどの作業工程があると言います。
見て楽しむも良し、食して楽しむも良しの優れた植物となります。
コキアは1月31日の誕生花となるのですが、花言葉は「恵まれた生活」や「夫婦円満」さらには「私はあなたに打ち明けます」などですが、基本的には並べて育てる事が多い「コキア」は、少しずつ大きさの異なるモコモコした感じで並ぶ様子からは、幸せいっぱいのファミリーにも見えてきます。
約2000平方mの「コキア畑」と隣接する農場には、時期を同じくしてコスモスが植栽されていますので、タイミングがぴったり合えば紅葉したコキアと一緒に、一面に咲き乱れるコスモスが楽しめると思います。
また、色鮮やかに紅葉して「コキア畑」を真っ赤に染め上げる姿は、間違いなく絶景になるとおもいますので、来年こそはタイミングを見計らって訪れてみたいと思います。
7月末頃から8月中旬にかけて、巨大なマリモのような色鮮やかな新緑の「コキア」が、9月下旬から10月上旬頃にかけて少しずつ紅葉し始め、日々移ろいゆく緑と赤のグラデーションが魅力的な植物となります。
秋になると真っ赤に紅葉するカエデなどは、言わずと知れた日本の紅葉シーズンを代表する植物となるのですが、一足先に秋の訪れを感じさせてくれる真っ赤に色付く「コキア」もまた、大変に見ごたえのある植物であることは間違いないです。
カエデやもみじが本格的に紅葉する季節の前に、一足先に秋の訪れを感じることができると思いますので、お時間があれば是非一度、お弁当を片手に訪れてみてください!
和泉リサイクル環境公園のアクセス及び駐車場情報!
【基本情報】
*基本情報は、できる限り新しい情報を掲載することを心掛けていますが、すべての変化に対応できないのが現状となりますのでご了承ください。
「和泉リサイクル環境公園」
- 住所:〒594-1116大阪府和泉市納花町407-15
- 電話:0725-55-6969・FAX:0725-55-9966(公園事務所)
- 開園時間:朝の8時00分~夕方の17時00分
*天候不良等によっては閉鎖する場合があるため、来園前にはお電話にてお問い合わせ下さい。 - 定休日:月曜日・年末年始
- 入園料/観覧料:無料
- 駐車場:無料(140台)
- アクセス:【公共交通機関】「泉北高速鉄道泉北高速線」の「和泉中央駅」より「南海バス父鬼線(331/333/337槇尾山口行)」に乗車して「納花」のバス停留所で下車してから徒歩で1km(約15分)
【お車】「大阪方面/和歌山方面」共に「阪和自動車道」の「岸和田和泉IC」を降りたら大阪方面からは左折・和歌山方面からは右折して「府道230号線」に入り少し走り進めた先にある「松尾寺トンネル」さらにしばらく走り進めた先にある「納花トンネル」を抜けた先にある交差点を泉大津に向かうように左折して「国道480号線」に入ったら1つ目の名前のない信号を左折したあと50mほど先の「和泉リサイクル環境公園」の案内看板に従って左折してあとは道なりに1kmほど走り進めて行けば右手側に「和泉リサイクル環境公園の出入口」があります4.6km(約10分)
最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございます。
「和泉リサイクル環境公園」は、敷地面積が約76,000㎡を誇る広々とした園内で、四季折々の花々が満喫できるようになっているのですが、一年を通して地域の方を中心に多くの方々に親しまれる「憩いの空間」になっています。
7月末頃から8月中旬にかけて、巨大なマリモのような色鮮やかな新緑のモフモフが魅力の「コキア」が植栽されて咲き揃い、9月中旬頃には赤くグラデーションしはじめ、10月上旬には一面を真っ赤に染め上げる景色はまさに絶景です。
お弁当を片手に是非一度お出かけになり、一足先に秋の訪れを感じさせてくれる「コキア」をご堪能下さい!
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