八幡屋公園~グリーンヒルズ展望台で望む夜景【アクセス・駐車場】

今回紹介するのは大阪府大阪市港区田中に位置する「八幡屋公園」の一角にある「グリーンヒルズ展望台」から眺める夜景です。

グリーンヒルズ展望台より望む夜景です。

グリーンヒルズ展望台より望む夜景!

「八幡屋公園」は1923年に大阪市立運動場として開場されたのですが、東洋一の規模を誇る陸上競技場では大規模な競技大会も行われました。

1964年に長居公園内に「長居陸上競技場」が完成して以降、主な陸上競技大会が開催されることが無くなって廃止されました。

1972年に「八幡屋交通公園」として新たに開園し、実際の公道そっくりの道路が園内に作って信号機や踏切などを体験しながら交通ルールを学ぶ場として利用されました。

1985年に「大阪国際見本市港会場」が南港にできた「インテックス大阪」に移転されたことで、1993年以降は「見本市会場跡地」と「交通公園」を一体化した「八幡屋公園」として改めて整備されることとなり、それを受けて1996年には「大阪プール」と「大阪市中央体育館」が「八幡屋公園」に移転したと言います。

大阪市が管理及び運営する総合公園となった「八幡屋公園」は面積が約12.4ヘクタールあるのですが、中心部分には広大な芝生広場があって西側には「丸善インテックアリーナ大阪」及び「サブアリーナ」の緑豊かなふたつの丘陵をモチーフにした「大阪市中央体育館」があります。

直径110mの広さを持つ「丸善インテックアリーナ大阪」ですが、すべての施設を地下に設けた世界的にも珍しい半地下方式採用の多目的空間となり、大阪でのスポーツの中心地として多くの方に親しまれています。

そんな「丸善インテックアリーナ大阪」で唯一地上にある施設が「グリーンヒルズ展望台」となり、今回紹介する夜景を眺める展望スペースとなります。

「丸善インテックアリーナ大阪」の屋根の上を利用して整備された「グリーンヒルズ展望台」は全体が樹木や芝生で覆われており、頂上にある展望スペースまでは渦巻状に長く延びる遊歩道が整備されています。

頂上部分では1周ぐるりと歩きながら360度の夜景を眺めることができるのですが、傾斜のある芝生の展望スペースでは足を延ばして夜景を眺めることができるほか幾つかのベンチなども設置されているので、おしゃべりしながら夜景の観賞を楽しめます。

「グリーンヒルズ展望台」は夜景スポットとしての知名度があまりないため多くの方が一度に訪れることは無いのですが、緑豊かな小高い丘の上に位置する展望スペースはとても静かでロマンチックな空間となります。

展望スペースの街灯は薄暗くなっているため、眼下に広がりを魅せる夜景はウットリとする眺めとなります。

ここでは「八幡屋公園」に整備された「グリーンヒルズ展望台」より眺められる夜景の紹介となります。

準備が整いましたら「八幡屋公園」の散策スタートです!

 

八幡屋公園~グリーンヒルズ展望台で望む夜景【アクセス・駐車場】

今回は大阪府大阪市港区田中に位置する「八幡屋公園」の一角にある「グリーンヒルズ展望台」から夜景を眺めるため、マイカーに乗り込みアクセルを踏み込みます。

「グリーンヒルズ展望台」は面積が約12.4ヘクタールを誇る広大な「八幡屋公園」の一角にある「丸善インテックアリーナ大阪」すなわち「大阪市中央体育館」の屋根の上に整備された展望スペースとなります。

屋上部分全体が緑豊かな樹木や芝生で覆われた空間となり、夜の静寂の中で夜景の観賞ができるようになっています。

まず初めに「グリーンヒルズ展望台」がある「八幡屋公園」への「アクセス」と「駐車場」に関して簡単に紹介しておきます。

 

八幡屋公園へのアクセスは良好です!

「八幡屋公園」へのアクセスに関しては「公共交通機関」を利用しても「マイカー」を利用しても比較的簡単に行くことができます。

まず初めに「公共交通機関」を利用していく場合の最寄り駅となるのは「大阪メトロ中央線」の「朝潮橋駅」となります。

大阪メトロ中央線の朝潮橋駅です。

大阪メトロ中央線の朝潮橋駅です!

西改札口を出たあと「2-A出入口」を出たら「八幡屋公園」の西側に位置する「グリーンヒルズ展望台」までは750mほどありますが、普通に歩けば10分ほどで行くことができます。

また「大阪駅」からバスで行く場合には「大阪シティバス88系(天保山行き)」に乗車して「八幡屋」のバス停留所で下車すれば徒歩で500mとなり「なんば駅」からでも「大阪シティバス60系(天保山行き)」に乗車すれば同じく「八幡屋」のバス停留所で下車することになります。

いずれにしても気軽に訪れることができますし、夜景の観賞に関しても終電までの間はゆっくりと楽しむことができます。

続いて「マイカー」を利用して行く場合ですが、すぐ傍に「天保山IC」があります。

「大阪市内・環状線方面」からですと「阪神高速16号大阪港線」の「天保山IC」を降りることになります。

降りたら「国道172号線(みなと通)」を東に走り進めて「八幡屋」の交差点を左折します。

すぐ右手側に「タイムズ大阪市中央体育館」があります。

「天保山IC」から650mほどですので、2分で行くことができます。

「神戸方面」からですと「阪神高速5号湾岸線」の「天保山IC」を降りるのですが、降りたあとは上記と同じです。

最後に「関空・南港方面」からですと「阪神高速4号湾岸線」の「天保山IC」を降ります。

上記と少し降りる場所が違うのですが、降りた先にある「中央体育館北」の交差点を右折します。

少し先の左手側に「タイムズ大阪市中央体育館」があるのですが、降りてから400mほどですので1分で行けます!

いずれの方面からも「天保山IC」を降りればすぐ近くですので、簡単に行くことができます。

駐車場に関してですが「八幡屋公園」には幾つかの有料の駐車場があるので特に問題はありません。

今回紹介する「グリーンヒルズ展望台」は「八幡屋公園」の南西側にある大阪市中央体育館の屋上部分にあるので、西側にある地下駐車場の「タイムズ大阪市中央体育館」を利用するのが良いかと思います。

タイムズ大阪市中央体育館です。

タイムズ大阪市中央体育館です!

但し問題点がひとつあるのですが「タイムズ大阪市中央体育館」を利用できる時間帯が朝の8時30分~夜の21時30分までとなり、21時30分~8時30分までの間は「入出場」ができません!

夜景の観賞が目的ですので、時期によっては少し慌てて観賞しなければいけないことがあります。

今回は20時30分過ぎに訪れたので、時間的に微妙な感じでしたので、別のコインパーキングに止めたので少し紹介しておきます。

「八幡屋公園」の中央部分にある遊具広場の北側にある「タイムズ港スポーツセンター前」と言うコインパーキングとなります。

タイムズ港スポーツセンター前です。

タイムズ港スポーツセンター前です!

「タイムズ港スポーツセンター前」のコインパーキングには5台分しか駐車スペースが無いのですが、訪れた時には2台の車が止まっていました。

「タイムズ大阪市中央体育館」に止めると「平日」なら最初の60分まで300円で以後30分ごと200円となり「土曜日・日曜日・祝日」に関しては、最初の60分まで400円で以後30分ごと300円となるほか最大料金の設定がありません!

一方で「タイムズ港スポーツセンター前」に止めれば「全日」の00時00分~24時00分まで20分で100円となるのですが、最大料金の設定があって「平日」は駐車後24時間迄は700円で「土曜日・日曜日・祝日」は駐車後24時間迄は1200円で、夜間の18時00分~9時00分までは500円となります。

歩く距離は増えますが、夜間の時間帯で訪れる場合は経済的に安く済みますので、その時の状況に応じてお考え下さい!

以上が「八幡屋公園」にある「グリーンヒルズ展望台」への「アクセス」と「駐車場」に関する紹介となります。

 

グリーンヒルズ展望台に向けて渦巻状の遊歩道を進む!

早速ではありますが「グリーンヒルズ展望台」に向けて広大な面積を誇る「八幡屋公園」を歩き進めますが、まずは下記で示す園内マップより今回歩いたルートを簡単に紹介しておきます。

八幡屋公園の園内マップです。

八幡屋公園の園内マップです!

「タイムズ港スポーツセンター前」のコインパーキングより南向きに歩くこと50mで「八幡屋公園」の出入口に到着します。

「八幡屋公園」に一歩足を踏み入れたところより緑豊かな都市公園となり、若干空気が冷たくなります。

「八幡屋公園」の中央部分より北側には人の気配がほとんど無いのですが、街灯の明かりが幾つも設置されていて緑に囲まれた中で煌々と光を放つ景色は不思議と良い眺めとなります。

小さなお子様用の遊具が置かれた広場を右斜め前に歩き進めて行きます。

グリーンヒルズ展望台への道のりです。

グリーンヒルズ展望台への道のり!

今回は「八幡屋公園」の中央部より西側の散策のみになるのですが、東側にも優れた施設があるので簡単に紹介しておきます。

東側には円盤状の「丸善インテック大阪プール」が整備されており、観客スタンドを約3500席設けた屋内プール場があるのですが、大型映像装置や自動計時装置も備えた本格的な施設となります。

冬季の期間にはアイススケートリンクに早変わりし、個人での利用はもちろん各種大会にも使用できる多目的プール場となります。

建物の奥には広々とした多目的広場があってイベントやスポーツ大会などで利用されます。

また、テニスコートやバスケットボールコートも用意されているのですが、窓口での申請が要らない手軽さで誰でも自由に利用することができます。

以上が「八幡屋公園」の東側に整備された施設となります。

さて話を戻しまして、小さなお子様用の遊具の置かれた広場を抜けると遊歩道を隔てた先にクジラ型をした特徴的な大型すべり台が置かれた広大な広場があるのですが、それらを左手側に見ながら遊歩道を道なりに進んでいきます。

遊歩道を100mほど歩き進めて行くと2台の自動販売機が置かれているのですが、自動販売機を越えて右手側に曲がれば長く続く木の階段があります。

そのあと石の階段へと続きますので、順に登り進めて行きます。

渦巻状に続く遊歩道を進みます。

渦巻状に続く遊歩道を進みます!

登りきった先は突き当りになっていて左手側に曲がればこれより先は「グリーンヒルズ展望台」に向けて渦巻状に頂上へと向かう遊歩道を進むのですが、すでに「大阪市中央体育館」の屋上部分を歩き進めていることになります。

渦巻状に続く遊歩道を歩き進めて行くと徐々に高さが上がってきてところどころで見える夜景を眺めながら歩き進めるのですが、大阪屈指のベイエリアにある天保山のシンボルでかつては世界最大を誇っていた天保山大観覧車のライトアップされた姿も眺めることができます。

少し歩き進めていると遊歩道が2つに分かれていて結果的にはどちらからでもいいのですが、道なりに進めば展望スペースまで直線的に伸びる急階段を進む形となり、内側の遊歩道に入れば渦巻状の遊歩道を進むことになります。

渦巻状の遊歩道をしばらく歩き進めていると「グリーンヒルズ展望台」が見えてきます。

グリーンヒルズ展望台に到着です。

グリーンヒルズ展望台に到着です!

「グリーンヒルズ展望台」より夜景を眺めると、港区の街明かりの夜景が広がりを魅せています。

これまでにも幾つもの展望台より夜景を楽しんできましたが、展望スペースに行くまでの道中が真っ暗闇と言うスポットが意外と多くて、常にヘッドライトを持参して展望スペースに向かうのですが、ここ「グリーンヒルズ展望台」に関しては公園内にも展望スペースにも比較的に多くの街灯がありますので、結論から言えば光り物は必要ありません!

一部分だけ暗い場所もありますが、スマホのライト機能で十分対応できます!

最後は展望スペースから望む夜景の紹介に移りたいと思います。

 

ロマンチックな展望スペース!

渦巻状に伸びる遊歩道を頂上に向けて歩き進めて行くと少し広くなった展望スペースがあるのですが、目の高さほどに広がる街明かりを中心とした夜景が広がりを魅せます。

「大阪市中央体育館」の屋上部分に約50cmほどの盛り土をして整備された展望スペースですから、高さに関しては30m有るか無いかですので街明かりの夜景がとても近いです!

意外なところに先客者の姿があります。

意外なところに先客者の姿が・・!

「グリーンヒルズ展望台」の展望スペースは頂上部分をぐるりと1周歩いて回ることができるので、360度さまざまな夜景を楽しむことができます。

ひとつだけ注意しなければいけないのが、先ほども少し言いましたが「グリーンヒルズ展望台」には街灯が随所に設置されているのですが、少し傾斜の掛かった芝生が広がるのと同時に木々も多少あることで先客者がいることに意外と気付けません!

展望スペースにはステンレス製の案内看板があって誰もいないと思って夜景を眺めながら「あーでもない!こーでもない!」と大きな声でしゃべっていたのですが、そのあと「1周回って見よか?」と歩き出してふと下を見るとカップルがステンレス製の案内看板のすぐ下にあるベンチに座っていました!

展望スペースは明るい場所と非常に暗くなった場所があって煌々と明るい場所には人の姿はありませんが、薄暗くてロマンチックな雰囲気が漂っている場所にはカップルが潜んでいます。

360度に広がる夜景を楽しめます。

360度に広がる夜景を楽しめます!

「グリーンヒルズ展望台」から眺める夜景に関しては、正直なところ夜景としての素晴らしさとか味わい深さと言ったものは無いのですが、ロマンチックな展望スペースは魅力的ではないかと思います。

ぐるり1周歩いているあいだにも幾つかのベンチが置かれていますが、6組ほどいた先客者は木々で隠れた芝生に座って夜景を眺めており「グリーンヒルズ展望台」では、薄暗くなった場所を探して夜景を観賞するのが定番になっているようにも思います。

グリーンヒルズ展望台より眺める夜景です。

グリーンヒルズ展望台より眺める夜景

目の前に広がる建物や高層ビルが立体的な光を放つ夜景は飽きのこない眺めとなり、いつまでも見ていられるのは不思議なところです!

それほど多くの方で賑わうことのない「グリーンヒルズ展望台」は、夜の静寂の中でロマンティックに夜景を楽しめる穴場スポットになっていますので、騒がしい人気の夜景スポットに飽きた方にはお勧めできるスポットとなります。

アクセスの面でも簡単に訪れることができることに加えて、街灯があることで訪れる方が少なくても安全に夜景を楽しめるスポットでもあります。

「何処か静かでゆっくりと夜景を眺められるスポットが無いかな?」とお考えのあなたにはお勧めできるスポットだと考えます!

大切な方と共に人目を気にせずおしゃべりしながら、ロマンチックで静寂に包まれる夜のデートを是非一度お楽しみ下さい!

 

八幡屋公園のアクセス及び駐車場情報!

【基本情報】

*基本情報はできる限り新しい情報を掲載することを心掛けていますが、すべての変化に対応できないのが現状となりますのでご了承ください。

「八幡屋公園」※グリーンヒルズ展望台

  • 住所:〒552-0005大阪府大阪市港区田中3-1-40
  • 電話:06-6576-0800
  • 時間:園内自由
  • 休園日:年中無休
  • 入園料:無料
  • 駐車場:有料(※タイムズ大阪市中央体育館もしくは周辺有料駐車場を利用)
  • アクセス:【公共交通機関】「大阪メトロ中央線」の「朝潮橋」より「八幡屋公園内」の西側に位置する「グリーンヒルズ展望台」まで徒歩750m(約10分)
    「大阪駅」から「大阪シティバス88系(天保山行き)」に乗車して「八幡屋」のバス停留所で下車して徒歩500m(約6分)
    「なんば駅」から「大阪シティバス60系(天保山行き)」に乗車して「八幡屋」のバス停留所で下車して徒歩500m(約6分)
    【お車】「大阪市内・環状線方面」から「阪神高速16号大阪港線」の「天保山IC」を降りて「国道172号線(みなと通)」を東に走り「八幡屋」の交差点を左折してすぐ右手側が「タイムズ大阪市中央体育館」です650m(約2分)
    「神戸方面」から「阪神高速5号湾岸線」の「天保山IC」を降りて「国道172号線(みなと通)」を東に走り「八幡屋」の交差点を左折してすぐ右手側が「タイムズ大阪市中央体育館」です650m(約2分)
    「関空・南港方面」から「阪神高速4号湾岸線」の「天保山IC」を降りてその先の「中央体育館北」の交差点を右折して少し先の左手側が「タイムズ大阪市中央体育館」です400m(約1分)

「タイムズ大阪市中央体育館」

  • 住所:〒552-0005大阪府大阪市港区田中3-1
  • 駐車台数:125台
  • 利用時間:8時30分~21時30分まで
    21時30分~8時30分までの間は入出場できません
  • 定休日:無休
  • 利用料金:「平日」最初の60分まで300円で以後30分ごと200円
    「土曜日・日曜日・祝日」最初の60分まで400円で以後30分ごと300円

「タイムズ港スポーツセンター前」

  • 住所:〒552-0005大阪府大阪市港区田中3-3
  • 駐車台数:5台
  • 利用時間:24時間入出庫可能
  • 定休日:無休
  • 利用料金:「全日」00時00分~24時00分まで20分100円
    ※最大料金は「平日」駐車後24時間迄は700円
    「土曜日・日曜日・祝日」は駐車後24時間迄は1200円
    「夜間」の18時00分~9時00分までは500円

最後までお付き合い頂きまして、本当にありがとうございます。

「八幡屋公園」にある「グリーンヒルズ展望台」から眺める夜景は見渡す限りに広がる夜景ではないのですが、手を伸ばせば掴めそうになるほど近くに感じることができます。
ロマンチックな雰囲気が漂う展望スペースが魅力のひとつで人気の夜景スポットではありませんが、知る人ぞ知る穴場スポットであることは間違いありません!
是非一度訪れて、ロマンチックな展望スペースで大切な方と共に夜景をご堪能下さい!

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