今回紹介するのは大阪府大阪市此花区北港緑地にある「舞洲シーサイドプロムナード」より望む「夜景」と「夕景」です。
北港緑地は「舞洲」と呼ばれる大阪北港の沖合に建設された、面積が約220ヘクタールを誇る人工島となります。
そんな「舞洲」には物流拠点があるほか舞洲スポーツアイランド(正式名称:大阪港スポーツアイランド)と称されるスポーツ施設群が大半を占める公園などがあります。
スポーツ施設として「舞洲ベースボールスタジアム」や「府民共済SUPERアリーナ」があるほか、野外活動施設なども大変人気があります。
そんな「舞洲スポーツアイランド」の南側にある海岸沿いに「舞洲シーサイドプロムナード」と称される長さ600mからなるボードウォークが延びており、大阪湾を行き交う船を眺めながら散歩できるプロムナード(遊歩道)があります。
ボードウォークの中央には噴水池があってその前にはシーサイドテラスが設置されていますので、欄干越しに大阪湾の景色をはじめ、その先にある人工島の夢洲に向けて伸びる「夢舞大橋」までを一望できます。
そんな「舞洲シーサイドプロムナード」では、日没を迎えると対岸のコンテナ港の作業灯をはじめ、南港エリアの夜景を海岸沿いのボードウォークに腰をかけながら望むことができます。
夜景スポットとしての知名度は低いので知る人ぞ知る穴場的な夜景スポットとなるのですが、波の音が心地よく響く海岸沿いでは大切な方と二人でゆったりと流れゆく時間を過ごすことができます。
さらに、季節は限定されますが夕日のスポットとして「日本の夕陽100選」に選ばれている「舞洲シーサイドプロムナード」ですから、時期によっては優れた夕景を望むことができます。
そんな「舞洲シーサイドプロムナード」より望む「夜景」と「夕景」の紹介となります。
準備が整いましたら「舞洲シーサイドプロムナード」の散策スタートです!
舞洲シーサイドプロムナード~夜景と夕日【アクセス・駐車場】
今回は、舞洲と称される大阪北港の沖合に建設された人工島の南側の海岸沿いにある「舞洲シーサイドプロムナード」で夜景の観賞を楽しむため、バイクまたがりアクセスをひねります。
大阪市内在住となる管理人ですが、スポーツ施設や野外活動施設が大部分を占める舞洲へは近くても行く機会がほとんどありませんでした。
舞洲には「日本の夕陽100選」に選ばれるほど素晴らしい「夕景」が望める「新夕陽ヶ丘」や、夜景のスポットとして「舞洲シーサイドプロムナード」があると言うことを知り、それならばと満を持して訪れることとなりました。
新夕陽ヶ丘の夕景に関してはコチラをご覧下さい!
新夕陽ヶ丘【アクセス・駐車場】夕日と夜景の同時観賞で大満足!
今回紹介するのは、大阪府大阪市此花区北港緑地にある「新夕陽ヶ丘」より眺める「夕景」と「夜景」です。 展望広場から眺める夕日です! 北港緑地は「舞洲」と呼ばれる大阪北港の沖合に建設された、面積が約220ヘクタールを誇る「人工島」となります。 「舞洲」には物流拠点があるほか「舞洲スポーツアイランド(正式 ...
舞洲には昔に何度か行ったことがあってその時に残った記憶と言えば「無駄に広い・人が少ない・駐車場がすべて有料」などの悪いイメージばかとなります。
分かりやすいようで分かりにくい場所であったように思ったので、マイカーではなく小回りの利くバイクで向かうことにしました。
まず初めに、舞洲の南側に位置する「舞洲シーサイドプロムナード」への「アクセス」と「駐車場」に関して簡単に紹介しておきます。
舞洲シーサイプロムナードへのアクセスは良好です!
大阪北港の沖合に建設された人工島となる舞洲にある「舞洲シーサイプロムナード」へのアクセスに関しては「マイカー」を利用しても「公共交通機関」を利用しても良好となります!
まずは「公共交通機関」を利用して行く場合ですが、舞洲へはバスを利用して行くことになりますが「JR環状線」の「西九条駅」もしくは「JRゆめ咲線」の「桜島駅」からバスに乗車する形になります。
「JR環状線」の「西九条駅」から向かう場合は「大阪シティバス(81系統舞洲スポーツアイランド行)」に乗車して「舞洲緑地前」のバス停留所で下車します。
「舞洲シーサイプロムナード」までは200mほどですので、約5分で行くことができます。
今回は夜景の観賞となりますが、ゆっくり楽しんでも「西九条駅行」のバスの最終発車時刻は「平日」21時35分で「土曜日」21時25分さらに「休日」20時30分となるため大きな問題はありません。
また「JR環状線」の「西九条駅」で「JRゆめ咲線」に乗換えて終点駅の「桜島駅」で下車したあと「舞洲アクティブバス(2系統)」に乗車して「舞洲緑地前」で下車すれば、先ほどと同じく徒歩5分で「舞洲シーサイプロムナード」に行くことができます。
「桜島駅」からのバスの乗車時間は、約15分となります。
尚「桜島駅行」のバスの最終発車時刻に関しては「平日」22時49分で「土曜日・日曜日祝日」22時47分となりますので先程より余裕があります。
駐車場より車に乗りながら夜景を堪能!
続いて「マイカー」でのアクセスに関してですが「大阪・神戸・泉佐野」の各方面から「阪神高速湾岸線」の「湾岸舞洲IC」を降りることになります。
降りたらそのまま「此花大橋」を渡って2つ目の信号を左折します。
1つ目の信号を越えた先が「夢舞大橋」へと続く道となるのですが、左車線に寄って側道を約400m走り進めて行くと海岸沿いにコインパーキングとなる「ピーズ舞洲サンセットパーク」があります。
「湾岸舞洲IC」から2.1kmほどですので、約5分で行くことができます。
駐車場に関しては紹介した「ピーズ舞洲サンセットパーク」以外にも周辺にはいくつかの有料の駐車場はありますが、無料で利用できる駐車場などはありません!
「ピーズ舞洲サンセットパーク」の料金は終日60分200円となり「平日」の最大料金が900円で「土曜日・日曜日・祝日」に関しては1000円となります。
周辺にある駐車場は1回700円や1000円などが普通ですので、料金設定に関しては安いほうだと思います。
今回は料金が安めで歩く必要のない「ピーズ舞洲サンセットパーク」のコインパーキングを紹介しましたが、もう2つほどお勧めした理由があります。
ひとつは夜景の観賞として「20時以降!」に到着予定となるなら「路上駐車が可能!」になっている点です。
側道を走り進めて行くと「Uターン」する形でカーブがあってその先に「ピーズ舞洲サンセットパーク」がありますが、その手前に「路上駐車」ができるようになっています。
時間指定は「7-20」となっていますので、朝の7時00分から夜の20時00分までは「駐車禁止!」となるのですが、それ以降に訪れるのでしたら、ここに駐車して向かうことができます。
駐車料金に関しては必要なくなりますが「ピーズ舞洲サンセットパーク」のコインパーキングは約200mほど海岸沿いに縦長に伸びていて、その先に「舞洲シーサイプロムナード」があるので、歩く距離が伸びるのは我慢する点です。
但し、駐車料金を払ってコインパーキングに入ることでこの場所ならではの楽しみ方があります。
今回はバイクで来たので実際に経験したわけではないのですが、歩いていて「ふと!」思ったので紹介しておくことにします。
「ピーズ舞洲サンセットパーク」は約200mほど海岸沿いに伸びているのですが、視界を邪魔する障害物が一切無いので、頭から車を駐車すとことで夢舞大橋をはじめ夢洲の作業灯などの夜景を車中より楽しめるかと思います。
ところどころに街灯はありますが、時間帯により駐車場の中はかなり薄暗くなっていますので、ロマンチックな雰囲気の中で眺める夜景は最高ではないかと思います。
そんな点を考えたうえで、お出かけの時間帯とコインパーキングを利用するかどうかは考えれば良いかと思います。
整備がされていないボードウォーク
早速「夜景」の紹介へと移りたいのですが、まずは現在の「舞洲シーサイプロムナード」の状況から話す必要があります。
正直なところ整備が行き届いておらず、ボードウォークをはじめその他に関しても大変に悪い状態です!
夜間の写真では分かりにくいので日中に撮っておいた写真で見て頂くのですが、600mと言う長さを誇って景観の素晴らしかったはずのボードウォークの大部分が、固定するための金具が外れて木製の敷板が歯抜けになっているのですが、原因としては海水による影響で腐食が進んだように思います。
最初はどうであったのか分かりませんが「海面上昇か?」それとも「埋立地」だけに「地盤沈下か?」は分かり兼ねますが、中央部に設けられている「シーサイドテラス」と称される海に突き出た展望スペースなどは、小さな波が押し寄せるだけで海水でいっぱいになっていました。
常に海水が波止まで上がるわけではなく、潮の満ち引きで満潮を迎えると海水が上がってくる形になっているようです!
日中のあいだに600m続くボードウォークを最後まで歩いてみましたが、一部だけ取り換えられた比較的綺麗な部分もありましたが、全体的には悪い状態でした。
夜景を眺める時間帯には潮が引いて「シーサイドテラス」にも入れましたが、訪れた際に欄干から海を覗いて海水面が高い場合には急に高潮が来たら危険ですので入らないようにして下さい!(*特に夜間は)
そんな「舞洲シーサイプロムナード」の状態ですが、夜景の観賞をする目的で訪れる場合にはそれほど関係ありませんのでご安心ください!
静かな海岸沿いでロマンチックに夜景観賞!
本日は天候が悪くて上空には厚い雲がびっしりと覆う形となるのですが、西の水平線上だけ雲がない奇妙な状況となります。
本日は6月の初旬となり、夕日に関しては見えない位置に沈む形となりましたので、まずは夜景の紹介をしてから最後に数か月後に訪れた際の夕景の紹介をします。
日没を迎えて夜景の観賞に移りますが、先ほど紹介した「ピーズ舞洲サンセットパーク」を利用した場合はできるだけ奥まで走り進めることで歩く必要はなくなります。
コインパーキングの最奥にあるフェンスの横を抜けて少し歩けば「舞洲シーサイプロムナード」への出入口があります。
「舞洲シーサイプロムナード」に入ればオレンジ色の街灯が一直線に整備されていることで、ロマンチックな雰囲気になっています。
欄干沿いに立って夜景を眺めると、夢舞大橋を中心に夢洲にあるコンテナ港の作業灯が煌々と輝く夜景が目の前に広がりを魅せます。
後方には、ゆっくりと腰を下ろして夜景を楽しめる展望スペースもあります。
波の音だけが心地よく響きわたる「舞洲シーサイプロムナード」より望む夜景は、街明かりこそ少ない夜景ではあるのですが、オレンジ色の街灯が真っ暗な海岸沿いにおいて夜景を引き立ててくれる作用があるようにも思います。
中央部まで移動したいと思うのですが、600m続くボードウォークですから中央部までは300mほどありますが、20m~30m間隔に設置されたオレンジ色の街灯の光があるので懐中電灯などの光り物は必要ありませんが、街灯の球が切れていて足元が見にくい箇所もありますので、中央部まで移動するなら光り物の準備はしておいたほうが良いです。
中央部に整備されている海に突き出した形のシーサイドテラスは、現在は潮が引いているため立ち入ることは可能です。
但し、欄干の前に立って景色を眺めながら足元を見ると、波止より30cmほど下に水面があって波の加減で10cmほどしか余裕が無い状態ですので早々に立ち去ります。
後方にある噴水池の噴水装置は稼働している形跡はないのですが、噴水池を中心として北側半分には段々畑状の階段が設置されていますので、ゆっくりと腰を下ろして夜景を楽しめるようになっています。
今回は「舞洲シーサイプロムナード」に一時間ぐらい滞在しましたが、1組のカップルを見ただけですのでやはり隠れた夜景スポットであることは間違いないようです。
「誰もいないけど安全?」と少し不安になるかもしれませんが、夜景の観賞として訪れる方は少ないのですが、釣りを目的として訪れる方が駐車場付近を中心に多くいますので、そう言った点では「安全!」と言っても良いのではないかと思われます。
最初に紹介した路上駐車している車は釣りを楽しむ方のものですので・・・
何はともあれ「舞洲シーサイプロムナード」ので観賞できる夜景は、街明かりが少なくて迫力こそは無いのですが、オレンジ色の街灯の光がロマンチックな空間を作り出してくれているのは確かで、大切な方とゆったりとした時間を過ごしたい方にはお勧めできる夜景スポットではないでしょうか?
日本の夕陽100選に選ばれる夕景を堪能!
続いては「夕景」の紹介に移りたいのですが、夜景に関しては6月初旬に訪れたのですが、今回の夕日に関しては10月初旬となります。
「舞洲シーサイドプロムナード」と、北西方向にある「新夕陽ヶ丘」は、共に「日本の夕陽100選」に選ばれているのですが、どちらかと言えば「新夕陽ヶ丘」を訪れる方のほうが多く「舞洲シーサイドプロムナード」は残念なことに人の姿はほぼありません!
「アクセス・知名度・時期」などさまざまな点で「新夕陽ヶ丘」に人が集まるのですが、時期を迎えた「舞洲シーサイドプロムナード」で眺められる夕日は優れた景色となります。
6月初旬に訪れた時には海岸沿いに延びる600mのプロムナード(遊歩道)よりも右手側の見えない位置に夕日が沈む形でしたが、今回はプロムナードより左手側に夕日が沈む形となっています。
恐らく7月の夏場頃から「舞洲シーサイドプロムナード」では夕景が楽しめるのではないかと思います。
最高潮に達する状態の夕景は数分間で「アッ!」と言う間に夕日は沈んでいくのですが、空全体が真っ赤に染まる夕景を眺められるかはその時の運次第となります。
空を赤く染めず太陽が沈んでいくこともしばしばありますが、完全に太陽が沈みきってから空の状況が一転する時もあります。
何度も夕日の観賞には出かけてますが「今日は雲が多すぎてアカンかな~!」って思っていても、意外と良い感じになることがあるかと思えば「今日は良い夕日が見れそうや!」って思っていても、待てど暮らせど良くらなかったりと、夕日に関しては予想が大きく外れることが多くて残念な結果で終わることがよくあります。
夕日の観賞に出かけるタイミングが悪いのか?それとも最高の夕景を望むこと自体が難しいのか?そのあたりは分かり兼ねますが、最後の最後まで夕景に関しては諦めないのが肝心です。
沈むと同時に帰る方の姿をよく見かけますが、沈みきってしばらくしてから急に空一面が真っ赤に染め上がることもありましたので、夜景に変わる間際まで諦めずに観賞してみて下さい!
と、言ったところで「舞洲シーサイドプロムナード」の散策がすべて終了となります。
ボードウォークなどの劣化によって景観に問題はありますが、一部綺麗なボードウォークが張り替えられている部分もありましたので、近い未来には綺麗な「舞洲シーサイドプロムナード」に戻ることは予想されますし「夕景」及び「夜景」に関しては優れたスポットであることは間違いありません!
また「車に乗りながらにして夜景を楽しめる!」と言うスポットは意外と少ないことを考えると貴重な夜景スポットではないかと思います。
気を付ける点は、満潮を向かえる時には欄干に近づかないことと、ボードウォークが歯抜けになっている箇所があったり金具が外れているものもあるので、勢いよく乗るとズレたり跳ね上がったりして危険ですので、夜間に訪れる際には十分に気を付けて下さい!
近くには「日本の夕陽100選」に選ばれる「新夕陽ヶ丘」があって文句の付け所の無い夕景を眺めることができるのですが、そちらは夜景も同時に楽しめると言う最高のスポットとなります。
これまでにいろいろな夜景スポットの紹介をしてきましたが「新夕陽ヶ丘」に関してはお勧めしたいスポットのひとつでもあります。
舞洲シーサイドプロムナードのアクセス及び駐車場情報!
【基本情報】
*基本情報は、できる限り新しい情報を掲載することを心掛けていますが、すべての変化に対応できないのが現状となりますのでご了承ください。
「舞洲シーサイドプロムナード」
- 住所:〒554-0042大阪府大阪市此花区北港緑地2-3-114
- 電話:06-6460-9855(舞洲スポーツアイランド総合案内)
- 時間:24時間開放
- 定休日:年中無休
- 観覧料:無料
- 駐車場:有料(※周辺駐車場利用)
- アクセス:【公共交通機関】「JR環状線」の「西九条駅」で下車して「大阪シティバス(81系統舞洲スポーツアイランド行)」に乗車して「舞洲緑地前」の停留所で下車してから200m徒歩5分(西九条駅からバスは34分)
もしくは「JR環状線」の「西九条駅」で「JRゆめ咲線」へ乗換えて「桜島駅」で下車して「舞洲アクティブバス(2系統)」に乗車して「舞洲緑地前」の停留所で下車してから徒歩1分(桜島駅からバスは14分)
【お車】「大阪・神戸・泉佐野」の各方面から「阪神高速湾岸線」の「湾岸舞洲IC」を降りてそのまま「此花大橋」を渡り2つ目の信号を左折して直進し1つ目の信号を越えて「夢舞大橋」を登らず側道を進むこと400mのところに「ピーズ舞洲サンセットパーク(コインパーキング)」があります2.1km(約5分)
最後までお付き合い頂きまして、本当にありがとうございます。
「舞洲シーサイプロムナード」は知る人ぞ知る隠れた夜景の穴場スポットになるのですが、ロマンチックな雰囲気が漂う展望スペースが魅力となるほか、車中より夜景を楽しめる貴重なスポットでもあります。
夕日に関しては訪れる時期が指定されますが「日本の夕陽100選」に選ばれていますので、納得のいく夕景を望むことができます。
是非一度訪れて、ロマンチックな雰囲気の中で眺める夜景と夕日を大切な方と一緒にご堪能下さい!
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