立里荒神社・荒神社【アクセス・駐車場】日本三大荒神のひとつ

今回紹介するのは、奈良県吉野郡野迫川村池津川に位置する「立里荒神社(たてりこうじんじゃ)」です。

野迫川村(のせがわむら)」は、奈良県の南西部に位置する小さな村となるのですが、奈良県内で最も人口が少ない地域となるほか、近畿地方の中でも和歌山県東牟婁郡に位置する「北山村」に次いで人口が少ないと言われるのですが、山間部に位置することが大きな要因となります。

紀伊山地西部にそびえる「夏虫山(なつむしやま)」の標高1349メートルをはじめ「伯母子岳(おばこだけ)」の標高1344メートルや「荒神岳(こうじんだけ)」の標高1260メートルさらには「陣ヶ峰(じんがみね)」の、標高1106メートルと言った山塊に囲まれた山深い村となるため、冬は大変にひえびえとした空気に包まれ、降雪や積雪が非常に多い地域となるほか、梅雨の時期や夏の降水量が多いことも特徴的で、急峻な地形も重なり合って災害に見舞われやすい面があります。

そんな「野迫川村」のほぼ中央にそびえる、標高1260メートルを誇る「荒神岳(こうじんだけ)」の山頂­に鎮座するのが「立里荒神社」となります。

山頂部に鎮座する立里荒神社の本殿です。

山頂部に鎮座する立里荒神社の本殿

立里荒神社」ですが、正確な創建年代は不明となるのですが、西暦800年頃であると言われています。

境内の山頂部に鎮座する「本殿」の参詣に関しては、奉納された鳥居が連続して立てられた、長く続く石階段の参道を、約10分ほど登り進める必要があります。

立里荒神社」の歴史が書き綴られた「三宝大荒神略縁起」には「弘法大師」すなわち「空海」が「高野山」を開山する際に、伽藍繁昌密教守護のため、板に「三宝荒神」を描いて、古荒神の地にお祀りすると共に、壇上の鬼門にも荒神を勧請して「高野山」の大伽藍を建立したと言われています。

そんなことから「三宝荒神」を、お祀りするようになったのが始まりで、その後は「高野山」と結ぶ「神仏習合の宮」として、明治初年までは「宝積院」と、称していたと言います。

明治の「廃仏毀釈」の際に「宝積院」を廃寺とし、仏体などを池津川へ移したことで、単に「荒神社」と称するようになり、現在に至っています。

本殿」には、歴史上で実際に存在した最初の天皇ではないかと考えられる「誉田別命(ほむたわけのみこと)」と「火産霊神(ほのむすびのかみ)」がお祀りされていることから「商売繁盛の神様」としてや「火の神様・かまどの神様」として崇められています。

そんな「立里荒神社」は「日本三荒神」のひとつとして数えられるほか「高野山」の「奥社」と言われていることから「火に関わる職業の方」をはじめとして「高野山を参詣する人々」などを中心に、全国各地より多くの方々が訪れると言います。

ここでは「立里荒神社」と紹介していますが、実は正式名称があり「荒神社」というが本当のところなのですが、いつの頃からか地元の方を始め、多くの方々より「立里荒神社」という通称で親しまれています。

そんな「立里荒神社」の紹介となります。

準備が整いましたら「立里荒神社」の、散策スタートです!

 

立里荒神社・荒神社【アクセス・駐車場】日本三大荒神のひとつ

今回は、奈良県吉野郡野迫川村池津川に位置する「立里荒神社」を訪れるため「マイカー」に乗り込み、アクセルを踏み込みます。

野迫川村」は「雲海景勝地」として良く知られるのですが、村内の居住地に転用可能となる、既に開発された面積の総計の「可住地面積割合」が2.1%と言う、全国の自治体で最も小さな村となります。

また、村の行政の中心の窓口となる「野迫川村役場」の標高も810メートルあるほか、村の平均標高が700メートルと言うこともあり、年間平均気温は9.2度と、札幌市並みの地域となります。

そんな厳しい環境の「野迫川村」ですが、気候は高山気候に近く、夏は冷涼で避暑地に適していると言われるのですが、それ以外に魅力的なのが、季節に関係なく1年を通して「雲海」が発生すると言う点で、雨上がりの風の弱い朝などには「必ず!」と言って良いほどみごとな「雲海」が、出現すると言われています。

野迫川村で望む雲海の記事は後ほどコチラをご覧ください

立里荒神社より望む雲海の景色です。
野迫川村の雲海情報~立里荒神社【アクセス・駐車場】

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雲海景勝地の野迫川村の雲海です。
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そんな奈良県の南西部の山塊に囲まれた山深い隠れ里のような存在となる「野迫川村」へのアクセスに関しては「公共交通機関を利用して訪れる!」と言うのは、非常に困難になるほか「マイカー」で訪れるにしても、道中の道路は比較的に狭く、交通が脆弱であることで、アクセスに関しては、非常に困難な場所となります。

まず初めに、今回訪れる「立里荒神社」への「アクセス」と「駐車場」について、簡単に紹介しておきます。

 

立里荒神社へのアクセスはマイカー利用がお勧め!

立里荒神社」への「アクセス」に関してですが「公共交通機関」を利用して訪れることは、とりあえずは可能となりますが、村内を走るバス交通が脆弱であるため「マイカー」を利用して訪れるのが、お勧めとなります。

まず初めに「マイカー」で向かう場合ですと「最寄りの高速道路」となるのは「京奈和自動車道」となり「奈良県方面・和歌山県方面」共に「五條IC」を降りることになりますが、降りてすぐにある「五條インターチェンジ前」の信号を右折して「国道310号線」に入ります。

少し走り進めた先の「本陣」の交差点を「新宮・十津川・野迫川村方面」に直進し「国道168号線」に入ったら、しばらくのあいだ道なりに進み「大塔橋」を渡ると同時に突き当りとなる「阪本」の信号を右折します。

少し先の「野迫川村の東の玄関口」で「小代下バス停」がある「山際」の信号を右折し「中原橋」を渡って「県道53号線(高野天川線)」に入ります。

その後、約9.5kmほど走り進めた先にある「北今西・上垣内」の案内看板に従って左折し「県道733号線(川津高野線)」に入ったら、あとは道なりに進んで行き、7.7kmほど先の左手側にある「お食事処 グリーン」を越えてすぐにある「立里(荒神社)」の案内看板に従って左手側の側道に入ります。

立里荒神社までのアクセスです。

立里荒神社までのアクセスです!

あとは道なりに3.4kmほど走り進めれば「立里荒神社」に到着です。

五條IC」からは、49.1kmほどありますが、交通量が少ないこともあり、約1時間15分ほどで到着となります。

又「京奈和自動車道」の「高野口IC」を降りて行くこともできますが「奈良県方面・和歌山県方面」共に、降りたらすぐにある交差点を左折して、しばらく南下するように道なりに走り進めます。

しばらく走り進めていると「県道4号線」に合流するのですが、そのまま「県道13号線(和歌山橋本線)」を経由し「九度山」の交差点を右折し「国道370号線」に入ります。

しばらく走り進めた先の「赤瀬橋」の交差点を右折して、同じく「国道370号線」を約11km走り進めた「矢立」の信号より「県道480号線」を経由しながら、さらに11.6km走り進めます。

国道371号線(高野龍神スカイライン)」を経由しあとは、約8km走り進めたところにある「野迫川村」の案内看板に従って左折し、そのまま道なりに進んで突き当りを左折して「県道733号線(川津高野線)」に入ります。

約700m先にある「立里荒神社」の案内看板に従って「Uターン」するように側道に入ります。

あとは道なりに3.4kmほど走り進めれば「立里荒神社」に到着です。

こちらの「高野口IC」からでしたら、42.5kmほどと距離は少なくなりますが、先ほどと同じ約1時間15分ほどは必要になるかと思います。

続いては「駐車場」に関してですが「立里荒神社」には、数カ所に専用の「無料駐車場」が用意されています。

立里荒神社に用意されている無料駐車場です。

立里荒神社に用意されている無料駐車場

本殿」に続く参道に一番近い「メイン駐車場」に関しては、約50台ほどの駐車スペースがあり、よほどのことが無い限り、一度に多くの方が押し寄せることは無いかと思いますので、基本的には「満車!」になることはありません。

従って「メイン駐車場」に止めるのが、ほぼ歩く必要なく参道に入れるかと思いますが「大型バス」などは、この「メイン駐車場」に到着するまでの車道沿いに用意されている「無料駐車場」を利用することになります。

車道沿いに用意されている無料駐車場です。

車道沿いに用意されている無料駐車場

車道沿いに用意されている駐車場は「大型バス」の駐車スペースが3台と、普通車が約20台ほどは駐車可能となりますので、上の駐車場が「満車!」の際には、こちらを利用することになります。

それ以外にも、2ヶ所ほど駐車場がありましたが、出入り口にロープが張られており、状況に応じて解放されるのではないかと思いますので、基本的には「メイン駐車場」と「車道沿いの駐車場」のご利用になるかと思います。

以上が「マイカー」での「アクセス方法」と「駐車場」についての紹介となります。

次に「公共交通機関」を利用して行く場合の「アクセス」を、簡単に紹介しておきます。

公共交通機関」を利用する場合は「南海高野線」の終点となる「極楽橋駅」より「高野山ケーブル」の「南海鋼索線」に乗り換えて「高野山駅」で下車します。

この「高野山駅」が「最寄り駅」となるのですが、徒歩で向かうことはできません。

従って「南海りんかんバス立里線(事前予約制)」に乗車することになりますが「立里荒神社前」のバス停留所で下車すれば、すぐ目の前が「メイン駐車場」となり、すぐに参道へと入ることが出来ます。

ただ「南海りんかんバス(立里線)」に関しては、1日2便しか運行していないと言う問題があるほか、2便目については「1月6日~2月末日まで運休!」となり、少し困難な状態のアクセスとなります。

また、乗車するにあたっては「事前予約制」となっています。

空席があれば当日予約なしでの乗車も可能!」と言うことですが、詳しくは「高野山営業所:0736-56-2250」に、お電話にてご確認ください。

以上のように「公共交通機関」でのアクセスも可能ですが、とにかく「運行本数が少ない!」うえに、時間帯に関しても問題がありますので「立里荒神社」への「アクセス」に関しては「マイカーを利用する!」と言うのが、基本的な考え方となります。

以上が「立里荒神社」への「アクセス」と「駐車場」の紹介となります。

 

本殿まで連続する鳥居が特徴的な参道

夜明け前に「立里荒神社」の「メイン駐車場」に到着となりますが、誰一人として先客の姿がありません!

野迫川村」と言えば、奈良県の南西部に広がる、山塊に囲まれた山深い地域にある小さな村となり、季節に関係なく1年を通じて「雲海」が発生することでよく知られており「雲海景勝地」として名を轟かせています。

そんなこともあり「雲海の観賞も同時にできれば!」と考え、夜明け前の到着となります。

メイン駐車場」の際奥に車を駐車すると、早速にも「一の鳥居」をくぐり、参道へと入り「雲海」が観賞できるポイントに移動しましたが、本日は「雲海」の出現する気配は全く無く、山々の景色だけが広がりを魅せています。

立里荒神社の雲海観賞ポイントです。

立里荒神社の雲海観賞ポイントです!

野迫川村」では、1年を通じて「雲海」が発生すると言われていますが、特に秋の9月~11月ごろ、もしくは春から夏に向かう6月~7月ごろは「雲海シーズン」となり、発生確率がかなり高くなります。

週に2~3回以上発生することも普通で、基本的には週に1~2回程度と、いずれにしても高確率で「雲海」を楽しむことができます。

本日は、6月の上旬で「雲海シーズン」となり、週に2~3回以上発生すると言われている絶好の日となるはずでしたが「雲海」のハズレ日に、運悪く訪れる羽目になりました。

しかし、数週間後にリベンジを兼ねて訪れたときには、見事なまでに広がりを魅せる神秘的な「雲海」の景色を望むことができました。

立里荒神社より望む神秘的な雲海です。

立里荒神社より望む神秘的な雲海です

その日は、見渡す限りに山々が連なる山間部の景色となる「立里荒神社」の参道からの眺めはそこにはなく、見渡す限りを「雲海」が埋め尽くしていました。

奥行きの深い連なる山々の、山頂部分だけが顔を出す見事なまでの「雲海」の景色は、まさに神秘的な景色となり、眺めているだけでウットリとしてきます。

そんな素晴らしい「雲海」を望むことができますので、せっかく訪れる予定を立てるのでしたら、少し早い時間の到着をお勧めしておきます。

さて、夜明け前に訪れて「雲海」のハズレ日だったことで、少し時間を持て余すことになったのですが、とりあえずは山頂部に鎮座する「本殿」へと歩き始めます。

一の鳥居」あたりは、比較的に街灯があり、ある程度明るい状態となるのですが、参道を少し奥に歩き進めて行くだけで、辺りは真っ暗闇にかわり、少し危険な雰囲気に「進むでも無く!」また「戻るでも無く!」しばらの間、ウロウロしていました。

次第に真っ暗闇だった夜空が、少しずつ明るさを帯び始めるのと同時に「本殿」に向けて歩き出します。

立里荒神社の境内の様子です。

立里荒神社の境内の様子です!

100メートルほど、整備の行き届いた「玉砂利」の参道を歩き進めた先より、石畳の参道へとかわり、左手側に目を向ければ「手水舎」があります。

御影石製の「手水鉢」には、神社の神紋として比較的多く使用される「左三つ巴紋」が刻まれています。

左三つ巴紋」の始まりは「八幡神社系」とされ、その後に他の神社にも広がり、流れる水が渦を巻いている様に見える事から、水に関連した図案と結びつけて「火災除け」の、願掛けの意味合いがあると言います。

そんな「手水舎」を越えたところより、石階段が始まり、約10段ほど登った左手側には「祈祷殿」があります。

朝一番と言うこともあり、扉は固く閉ざされていますが、お札やお守りの販売をはじめ「御朱印」に関しても、この「祈祷殿」の中で行われています。

そんな「祈祷殿」を横目に見ながら「本殿」へと続く石階段の参道を登り始めます。

立里荒神社」の見どころのひとつとなる、連続するように立ち並ぶ奉納された鳥居は、山頂部に鎮座する「本殿」まで続く特徴的な参道とないているのですが、見応え十分で圧巻の光景となります。

本殿まで連続して立ち並ぶ鳥居です。

本殿まで連続して立ち並ぶ鳥居です!

山頂部分に鎮座する「本殿」までは、長い石階段を約10分ほど登り進める必要があり、容易には参拝できないのが、ちょっとした問題となりますが、さまざまな鳥居を眺めながら歩き進めていると、思っている以上に早く、山頂部まで行くことができます。

鳥居が連続する光景と言えば、京都にある「伏見稲荷大社」が有名なところとなり「赤い鳥居」が連続する光景などは、テレビなどでもよく目にするのですが、ここ「立里荒神社」の連続する鳥居は、朱塗りなどは一切されていない「」そのままの色合いの鳥居や、銅製さらには、新しいピカピカの金属製だったりと、色鮮やかでは無いのですが、それはそれで味わい深いものがあります。

 

山頂部に鎮座する本殿!

ゆっくり登り進めて約10分で、山頂部に鎮座する「立里荒神社」の「本殿」に到着となりますが、少し足を取られるほどの玉砂利が、綺麗に敷き詰められた神域となります。

立里荒神社の本殿です。

立里荒神社の本殿です!

山頂部の約半分に「本殿」は「ド~ン!」と鎮座する形となるのですが、真新しく造りなおされた、近年の建物となります。

元の「本殿」が、どのように建てられていたのかは分かりかねますが、立派な一本の神木が残され「本殿」の屋根に開けられた穴を突き抜けて伸びているのが、珍しい光景となります。

立里荒神社(たてりこうじんじゃ)」と、最初から紹介していますが、正式名称があり「荒神社」というが本当のところなのですが、いつの頃からか地元の方を始め、多くの方々より「立里荒神社」という通称で親しまれています。

そんな「立里荒神社」ですが、正確な創建年代は不明となるのですが、西暦800年頃であると言われています。

本殿」には、歴史上で実際に存在した最初の天皇ではないかと考えられる「誉田別命(ほむたわけのみこと)」と「火産霊神(ほのむすびのかみ)」がお祀りされていることから「商売繁盛の神様」としてや「火の神様・かまどの神様」として崇められています。

立里荒神社」の歴史が書き綴られた「三宝大荒神略縁起」には「弘法大師」すなわち「空海」が「高野山」を開山する際に、伽藍繁昌密教守護のため、板に「三宝荒神」を描いて、古荒神の地にお祀りすると共に、壇上の鬼門にも荒神を勧請して「高野山」の大伽藍を建立したと言われています。

そんなことから「三宝荒神」を、お祀りするようになったのが始まりで、その後は「高野山」と結ぶ「神仏習合の宮」として、明治初年までは「宝積院」と、称していたと言います。

明治の「廃仏毀釈」の際に「宝積院」を廃寺とし、仏体などを池津川へ移したことで、単に「荒神社」と称するようになり、現在に至っています。

そんな「立里荒神社」は「日本三荒神」のひとつとして数えられるほか「高野山」の「奥社」と言われていることから「火に関わる職業の方」をはじめとして「高野山を参詣する人々」などを中心に、全国各地より多くの方々が訪れると言います。

 

立里荒神社で迎える日の出!

本殿」に到着となり、お詣りを済ませたところで、境内の最奥に整備されている展望所に移動して「雲海」を望んでみたのですが、相変わらず「雲海」が出る気配はありません!

境内を一周りしたところで「駐車場」に戻ろうとしたのですが、急に空が赤く染まりだし、朝日が昇り始めました。

立里荒神社より望む日の出の景色です。

立里荒神社より望む日の出の景色!

雲海景勝地」として名高い「野迫川村」での「雲海」を望むことはできませんでしたが、偶然にも綺麗な「日の出」を望むことができたのは、本当に幸運でした。

と、言ったように、苦労して訪れた「野迫川村」で、無念にも「雲海」を望めなくても、このように素晴らしい「日の出」を望むこともできますので、夜明け前に訪れて「雲海」が出ていないからといって、すぐに帰らず「日の出」の時間まで待ってみるのも、良いのでは無いかと思います。

また、見渡す限りに広がりを魅せる「雲海」を望める状態で、さらに「日の出」を迎えることができれば、見たことも無いほど優れた景色になるかとも思います。

アクセス面」で、非常に気苦労の多い「野迫川村」にある「立里荒神社」の訪問ですから、最高の景色を望めることをお祈りいたします。

と、言ったところで「立里荒神社」の参詣がすべて終了しましたので、下山したいと思うのですが、最後に「祈祷殿」に行き「御朱印」をいただきたいと思います。

 

立里荒神社の御朱印です!

さて、最後の仕上げに「御朱印」を頂いて、帰りたいと思うのですが、ひとつ問題があります。

朝一番と言うこともあり、神主さんをはじめ「御朱印所」となる「祈祷殿」に人がいません!

とりあえず車に戻り、時間を潰すのですが「何時から?」と、疑問がうまれます。

朝の8時00分頃になり、とりあえず電話を入れてみると「8時30分頃から朝のお勤めが約15分ぐらいありますので、それが終われば祈祷殿で受け付けてます!」とのことでしたので、9時前に「祈祷殿」に向かいました。

立里荒神社の御朱印です。

立里荒神社の御朱印です!

尚「御朱印」に関しては、基本的には、ひとつにつき300円を納めれば、誰でも頂くことができます。

御朱印」に関しては、寺社で参拝しなければ頂けないと言うものではなく「仏像鑑賞」や「パワースポット巡り」など、別な楽しみも兼ねた証として頂くと言う考え方もあります。

寺社を訪ねるだけでなく「御朱印集め」は「何を書くのか?」や「どんなハンコ(朱印)を押すのか?」さらに「字の良し悪し」などを、楽しみのひとつとして収集するのも良いものですよ。

管理人は、訪れた寺社仏閣では必ず「御朱印」を頂いているので、正確に数えたことはないですが、知らず知らずの間に「1000」に手が届きそうなくらいになっています。

御朱印集め」を、始めようとお考えの方には、是非お勧めしたいと思います。

尚、近年では「御朱印」を「スタンプラリー」のように、参拝もしないで頂きに行く方が増えていると言うことですが、最低限のマナーとしては、参拝が終了してから頂くことをお勧めしておきます。

 

立里荒神社のアクセス及び駐車場情報!

基本情報

*基本情報は、できる限り新しい情報を掲載することを心掛けていますが、すべての変化に対応できないのが現状となりますのでご了承ください。

立里荒神社

  • 住所:〒648-0301奈良県吉野郡野迫川村池津川347
  • 電話:0747-37-2001(社務所)・予約に関しては:0747-37-2417(立里荒神社参篭所)
  • 時間:散策自由
    *祈祷などは朝の8時00分~夕方の16時00分まで
    *御朱印に関しては朝のお勤めが終了する朝の9時00分頃より
  • 定休日:年中無休
  • 観覧料:無料
  • 駐車場:無料(約100台)
  • アクセス:【公共交通機関】「南海高野線」の終点となる「極楽橋駅」より「高野山ケーブル」の「南海鋼索線」に乗り換えて「高野山駅」で下車してから「南海りんかんバス立里線(事前予約制)」に乗車して「立里荒神前」のバス停留所で下車してすぐ
    *1日2便運行していますが2便目については1月6日~2月末日まで運休しています。
    *急行バスは事前予約制となっていますので、詳しくは「高野山営業所:0736-56-2250」にお電話にてご確認ください。
    *但し、空席があれば、当日予約なしでの乗車も可能。
    お車】「京奈和自動車道」の「五條IC」を降りてすぐにある「五條インターチェンジ前」の信号を右折して「国道310号線」に入り少し走り進めた先の「本陣」の交差点を「新宮・十津川・野迫川村方面」に直進し「国道168号線」に入ったらしばらくのあいだ道なりに進み「大塔橋」を渡ってすぐの突き当りとなる「阪本」の信号を右折し少し先の「野迫川村の東の玄関口」で「小代下バス停」がある「山際」の信号を右折し「中原橋」を渡って「県道53号線(高野天川線)」に入ったら9.5kmほど走り進めた先にある「北今西・上垣内」の案内看板に従って左折し「県道733号線(川津高野線)」に入ったら道なりに進んで行き7.7kmほど先の左手側にある「お食事処 グリーン」を越えてすぐにある「立里(荒神社)」の案内看板に従い左手側の側道に入りあとは道なりに3.4kmほど走り進めれば「立里荒神社」に到着です49.1km(約1時間15分)
    又は「京奈和自動車道」の「高野口IC」を降りたらすぐにある交差点を左折してしばらく南下するように道なりに走り進めながらその先の「県道4号線」に合流しそのまま「県道13号線(和歌山橋本線)」を経由し「九度山」の交差点を右折し「国道370号線」に入りしばらく走り進めた先の「赤瀬橋」の交差点を右折して同じく「国道370号線」を約11km走り進めた「矢立」の信号より「県道480号線」を経由しながらさらに11.6km走り進めさらに「国道371号線(高野龍神スカイライン)」を経由しあとは約8km走り進めたところにある「野迫川村」の案内看板に従い左折しそのまま道なりに進んで突き当りを左折して「県道733号線(川津高野線)」に入り約700m先にある「立里荒神社」の案内看板に従い「Uターン」するように側道に入りあとは道なりに3.4kmほど走り進めれば「立里荒神社」に到着です42.5km(約1時間15分)

最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございます。

野迫川村」は、奈良県の南西部に位置し、山塊に囲まれた山深い場所にある小さな村となるのですが「雲海景勝地」として、数多くの「雲海観賞ポイント」があることで知られています。
そんな中で標高1260mを誇る「荒神岳山頂」­に鎮座する「立里荒神社」は、正確な創建年代は不明となるものの、西暦800年頃であると言われるほど歴史の古い神社となります。
本殿」の参拝に関しては、奉納された連続する鳥居が特徴的な参道となり、優れた景観となります。
夜明け前より訪れることで、神秘的な「雲海」の景色や、素晴らしい「日の出」を望むこともできます。
アクセス面」で、少々問題はありますが、是非一度訪れて、ご自身の目で素晴らしい景色をご堪能ください!

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