今回紹介するのは奈良県吉野郡野迫川村池津川に位置する「立里荒神社」より眺める「雲海」です。
野迫川村(のせがわむら)は奈良県の南西部に位置する小さな村となるのですが、奈良県内で最も人口が少ない地域となるほか近畿地方の中でも和歌山県東牟婁郡に位置する北山村に次いで人口が少ないと言われるのですが、山間部に位置することが大きな要因となります。
また、野迫川村に向かう道中の道路は狭くて交通が脆弱であることから、アクセスに関しても非常に困難な形となります。
紀伊山地西部にそびえる夏虫山(なつむしやま)の標高1349mをはじめ、伯母子岳(おばこだけ)の標高1344mや荒神岳(こうじんだけ)の標高1260m、さらには陣ヶ峰(じんがみね)の標高1106mと言った山塊に囲まれた山深い村となるため、冬は大変にひえびえとした空気に包まれて降雪や積雪が非常に多い地域となります。
また、梅雨の時期や夏の降水量が多いことも特徴的で、急峻な地形も重なり合って災害に見舞われやすい面があります。
そんな厳しい環境の野迫川村ですが、気候は高山気候に近くて夏は冷涼で避暑地に適していると言われます。
それ以外に魅力的なのが季節に関係なく1年を通じて雲海が発生し、雨上がりの風の弱い朝などには必ずと言っていいほど見事な雲海が出現すると言われています。
なかでも、野迫川村のほぼ中央にそびえる標高1260mを誇る荒神岳(こうじんだけ)の山頂に鎮座する立里荒神社より望む雲海は、非常に神秘的な眺めとなることで人気があります。
また、村内を走る県道53号線(高野天川線)や県道733号線(川津高野線)の道路沿い、さらには比較的に観賞しやすい「高野辻休憩所」などは「車に乗りながらにして雲海を観賞できる!」と言うようなスポットもあり、さまざまな姿の雲海を目にすることができます。
特に人気が高いのは県道53号線より「天狗木峠」に入った車道沿いより眺められる通称「開運・青龍雲海」と呼ばれる景色で、谷筋にたなびく雲の形が伝説の生き物の青龍のようでまるで天に昇るかの如く姿に見えることから「その景色を見た人は幸運に恵まれる!」と評判になっています。
そんな、雲海景勝地として1年を通して雲海の観賞ができる野迫川村の立里荒神社にて望む雲海の紹介となります。
準備が整いましたら「立里荒神社」の散策スタートです!
野迫川村の雲海情報~立里荒神社【アクセス・駐車場】
今回は奈良県吉野郡野迫川村池津川に位置する立里荒神社にて雲海を観賞するため、マイカーに乗り込んでアクセルを踏み込みます。
野迫川村は雲海景勝地として良く知られるのですが、村内の居住地に転用可能となる既に開発された面積の総計の可住地面積割合が2.1%と言う、全国の自治体で最も小さな村となります。
また、村の行政の中心の窓口となる野迫川村役場の標高も810mあるほか、村の平均標高が700mと言うこともあって年間平均気温が9.2度と札幌市並みの地域となります。
そんな厳しい環境の野迫川村ですが、気候は高山気候に近くて夏は冷涼で避暑地に適していると言われています。
特に魅力的なのが、季節に関係なく1年を通して雲海が発生すると言う点で、雨上がりの風の弱い朝などには必ずと言っても良いほどに見事な雲海が出現すると言われています。
そんな山塊に囲まれた山深い隠れ里のような存在となる野迫川村へのアクセスに関しては、公共交通機関を利用して訪れるのは非常に困難になるほか、マイカーで訪れるにしても道中の道路は比較的に狭くて交通が脆弱であることで、アクセスに関しては非常に困難なスポットとなります。
まず初めに、雲海を観賞する立里荒神社への「アクセス」と「駐車場」について簡単に紹介しておきます。
立里荒神社へのアクセスはマイカー利用が必須条件!
立里荒神社へのアクセスは公共交通機関を利用して訪れることは可能となりますが、雲海の観賞は時間も時間なのでマイカーを利用するのが必須条件となります。
まず初めに、マイカーで向かう場合の最寄りの高速道路は「京奈和自動車道」となります。
奈良県方面及び和歌山県方面共に「五條IC」を降りることになりますが、降りてすぐにある「五條インターチェンジ前」の信号を右折して国道310号線に入ります。
少し走り進めた先の「本陣」の交差点を「新宮・十津川・野迫川村方面」に直進して国道168号線に入ったら、しばらくのあいだ道なりに進んで「大塔橋」を渡ると同時に突き当りとなる「阪本」の信号を右折します。
少し先の野迫川村の東の玄関口の「小代下バス停」がある「山際」の信号を右折したら「中原橋」を渡って県道53号線(高野天川線)に入ります。
約9.5kmほど走り進めた先にある「北今西・上垣内」の案内看板に従って左折して県道733号線(川津高野線)に入ったら道なりに進んで行き、7.7kmほど先の左手側にある「お食事処 グリーン」を越えてすぐにある「立里(荒神社)」の案内看板に従って左手側の側道に入ります。
あとは道なりに3.4kmほど走り進めれば「立里荒神社」に到着です。
「五條IC」から49.1kmほどありますが、交通量が少ないこともあって約1時間15分ほどで到着となります。
また京奈和自動車道の「高野口IC」を降りて行くこともできますが「奈良県方面・和歌山県方面」共に降りたらすぐにある交差点を左折してしばらく南下するように道なりに走り進めます。
しばらく走り進めていると県道4号線に合流するのですが、そのまま県道13号線(和歌山橋本線)を経由しつつ「九度山」の交差点を右折して国道370号線に入ります。
しばらく走り進めた先の「赤瀬橋」の交差点を右折して同じく国道370号線を約11km走り進めた先の「矢立」の信号より県道480号線を経由しながら約11.6km走り進めます。
国道371号線(高野龍神スカイライン)を経由しあと約8km走り進めたところにある「野迫川村」の案内看板に従って左折し、そのまま道なりに進んで突き当りを左折して県道733号線(川津高野線)に入ります。
約700m先にある「立里荒神社」の案内看板に従ってUターンするように側道に入ります。
あとは、道なりに3.4kmほど走り進めれば立里荒神社に到着です。
「高野口IC」から42.5kmほどと距離は少なくなりますが、先ほどと同じ約1時間15分ほどは必要になるかと思います。
続いて駐車場に関してですが、立里荒神社には数カ所に専用の無料駐車場が用意されています。
本殿に続く参道に一番近いメイン駐車場には約50台ほどの駐車スペースがあり、よほどのことが無い限り一度に多くの方が訪れることは無いので基本的には満車になることはありません。
従って、メイン駐車場に止めるのが良いと思いますが、大型バスなどはメイン駐車場に到着するまでの車道沿いに用意されている無料駐車場を利用することになります。
車道沿いの駐車場は大型バス3台と普通車が約20台ほど駐車可能となりますので、メイン駐車場が満車の際はこちらを利用することになります。
それ以外にも2ヶ所ほど駐車場がありましたが、出入り口にロープが張られていたので状況に応じて解放されるのではないかと思います。
基本的には、メイン駐車場と車道沿いの駐車場のご利用になるかと思います。
以上がマイカーでのアクセス方法ですが、とりあえず公共交通機関を利用して行く場合のアクセス方法も簡単に紹介しておきます。
公共交通機関を利用する場合は「南海高野線」の終点となる「極楽橋駅」より「高野山ケーブル」の「南海鋼索線」に乗り換えて「高野山駅」で下車します。
この「高野山駅」が最寄り駅となるのですが、徒歩で向かうことはできませんので「南海りんかんバス(高野山内線)」に乗車して「立里荒神社前」のバス停留所で下車すればすぐ目の前となります。
「南海りんかんバス(立里線)」に関しては1日2便運行していますが、この2便目については「1月6日~2月末日まで運休!」となるほか「事前予約制」となります。
空席があれば当日予約なしでの乗車も可能になっていますが、詳しくは「高野山営業所:0736-56-2250」にお電話にてご確認ください。
上記のように公共交通機関でのアクセスも可能ですが、とにかく「運行本数が少ない!」うえに時間帯に関しても問題がありますので、立里荒神社へのアクセスはマイカーを利用するのが基本的な考え方となります。
以上が、立里荒神社への「アクセス」と「駐車場」の紹介となります。
荒神社の境内より望む神秘的な雲海!
今回は真夜中より家を飛び出して野迫川村を訪れたのですが、野迫川村と言えば奈良県の南西部に広がる山塊に囲まれた山深い地域にある小さな村となります。
季節に関係なく1年を通じて雲海が発生する雲海景勝地として名を轟かせているのですが、地勢は全般に急峻で標高が高いこともあって数多くの雲海の観賞ポイントが存在します。
雨上がりの風の弱い朝などには必ずと言っていいほど見事な雲海が出現する言われています。
「ならば!」と、雨上がりの翌日に野迫川村へと車を走らせました。
大阪方面より軽快に車を走らせてきましたが、県道53号線(高野天川線)に入ったあたりより一寸先の道路が見えないほど非常に濃い霧に包み込まれていくことで一気に緊張感が増していきます。
実は以前にも野迫川村を訪れたことがあるのですが、その時は道中で霧に包まれることなど一切なく、観賞ポイントに着いた時には雲海が出る気配すらなく透き通るような山々の景色を眺めるだけで終わりました。
今回は前回とはまるで違う雰囲気のため、はやる気持ちを抑えて慎重に車を走らせていきます。
最初にも言いましたが、野迫川村はアクセス面では非常に訪れにくい場所になるため、多くの方が一度に押し寄せることはありません!
従って、苦労して訪れた限りは数多くある雲海観賞ポイントを1ヶ所でも多く回ってさまざまな雲海の景色を楽しみたいと思うのですが、夜明け前には野迫川村で一番人気と言われる通称「開運・青龍雲海」と呼ばれる景色を眺めてきました。
その後「高野辻休憩所」に立ち寄って「車に乗りながらにして素晴らしい雲海!」を眺めてきたのですが、まだまだ雲海が消える気配がないので、贅沢にも3ヶ所目として立里荒神社に向かうことにしました。
開運・青龍雲海に関する記事は後ほどコチラをご覧ください!
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野迫川村~天狗木峠で望む開運・青龍雲海【アクセス・駐車場】
今回紹介するのは奈良県吉野郡野迫川村に位置する「天狗木峠(てんぐきとうげ)」の車道沿いより眺める「雲海」です。 野迫川村(のせがわむら)は奈良県の南西部に位置する小さな村となるのですが、奈良県内で最も人口が少ない地域となるほか近畿地方の中でも和歌山県東牟婁郡に位置する北山村に次いで人口が少ないと言わ ...
高野辻休憩所に関する記事は後ほどコチラをご覧ください!
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雲海景勝地 野迫川村が誇る高野辻休憩所【アクセス・駐車場】
今回紹介するのは奈良県吉野郡野迫川村上に位置する「高野辻休憩所」より眺める「雲海」です。 野迫川村(のせがわむら)は奈良県の南西部に位置する小さな村となるのですが、奈良県内で最も人口が少ない地域となるほか近畿地方の中でも和歌山県東牟婁郡に位置する北山村に次いで人口が少ないと言われるのですが、山間部に ...
訪れにくい場所なので日によっては道中ですれ違う車もなければ、観賞ポイントに着いても誰1人としていない日もあるかと思います。
今回の訪問は平日で先程まで雨も降っていたこともあり、朝一番で訪れた天狗木峠の観賞ポイントには誰1人いませんでしたし、その後の高野辻休憩所でも贅沢にも素晴らしい雲海の景色を独り占めできました。
野迫川村に数多くある観賞ポイントですが、それほど離れていないことと信号機など一切無いことなどから簡単に移動することができます。
朝一番に訪れた天狗木峠より高野辻休憩所までは5kmほどしか離れていませんので、10分もあれば移動できます。
さらに、高野辻休憩所から立里荒神社までも6kmほどですので、10分程度で移動できますので行動力次第では何度でも行き来できます。
空が少し明るくなり始めた状況で立里荒神社のメイン駐車場に到着となりますが、やはりコチラにも誰1人として雲海の観賞のために訪れている方はありません!
車をメイン駐車場の際奥まで走り進めたところより、早速にも雲海の観賞を開始したいと思います。
立里荒神社の境内にある3ヶ所の観賞ポイント!
まず初めに、立里荒神社で雲海を望むポイントは境内をはじめとして先ほど車を走り進めていた車道沿いも合わせると何ヶ所かあります。
ここでは、境内にある3ヶ所の観賞ポイントより望む雲海の紹介とします。
1ヶ所目は、車を駐車してすぐにある一の鳥居をくぐってすぐ左手側にある落下防止用の欄干沿いのポイントより雲海を眺めてみます。
本来は見渡す限りに山々が連なる山間部の景色となるのですが、見渡す限りを雲海が埋め尽くしています。
本日は天候がいまいちで最高の雲海の景色とはいきませんが、非常に広範囲に広がりを魅せる雲海は今にも迫ってきそうなほど迫力満点の景色となります。
車を降りて数十歩で到着となる最初の観賞ポイントなのですが、立里荒神社で雲海を観賞するにあたっては一番楽で一番観賞しやすいポイントになっています。
木々が多少視界に入りますが、それ以外の問題は一切無くて満足のいく雲海を十分に堪能できます。
はじめにも言いましたが、野迫川村では季節に関係なく1年を通じて雲海が発生します。
雨上がりの風の弱い朝などには必ずと言っていいほど見事な雲海が出現すると言われているのですが、雨上がりと言ってもやはり晴れた日の方がより優れた雲海が広がりを魅せるのではないかと思います。
続いては、2ヶ所目の観賞ポイントへと移動したいと思います。
100mほど玉砂利の参道を歩き進めた先に石階段があるのですが、10段ほど登った左手側にある祈祷殿の前になります。
祈祷殿の前から雲海を望むにあたってはちょっとした問題があり、背丈くらいの目隠しの欄干があるため身長のない女性の場合は背伸びをして覗き込まなければ景色を望めません。
しかし、先ほどの観賞ポイントで視界の邪魔になった木々などが一切無いため、先ほどより広範囲に視界が開けて息をのむほどの雲海を望むことができます。
奥行きの深い連なる山々の山頂部分だけが顔を出す見事なまでの雲海の景色は、まさに神秘的な景色で眺めているだけでウットリとしてきます。
以上の2ヶ所の観賞ポイントに関しては特に大きな問題はありませんが、最後の観賞ポイントに移動するにはちょっとした問題があります。
最後の観賞ポイントは連続する鳥居が特徴的な長く続く石階段を登り進める必要があり、境内の山頂部に鎮座する本殿まで行く必要があります。
山頂部分に鎮座する本殿までは長い石階段を約10分ほど登り進める必要があるのですが、奉納された鳥居がずらりと連なる特徴的な参道となります。
鳥居が連続する光景と言えば京都にある「伏見稲荷大社」が有名なところとなります。
赤い鳥居が連続する光景をテレビなどでもよく目にするのですが、ここ立里荒神社の連続する鳥居は朱塗りなどは一切されていません。
木材そのままの色合いの鳥居や銅製、さらには新しいピカピカの金属製だったりと色鮮やかでは無いのですが、それはそれで味わい深いものがあります。
ゆっくり登り進めて約10分で山頂部分に鎮座する本殿に到着となりますが、足を取られるほどの玉砂利が綺麗に敷き詰められた神域となります。
最初から立里荒神社(たてりこうじんじゃ)と紹介していますが、正式名称は「荒神社」と言います。
いつの頃からか地元の方を始めとして、多くの方々より立里荒神社という通称で親しまれるようになりました。
そんな立里荒神社の正確な創建年代は不明となるのですが、西暦800年頃であると言われています。
真新しい綺麗な本殿には歴史上で実際に存在した最初の天皇ではないかと考えられる「誉田別命(ほむたわけのみこと)」と「火産霊神(ほのむすびのかみ)」がお祀りされていることから、商売繁盛の神様としてや「火の神様・かまどの神様」としても崇められています。
立里荒神社の歴史が書き綴られた三宝大荒神略縁起には、弘法大師すなわち空海が高野山を開山する際に伽藍繁昌密教守護のため板に三宝荒神を描いて古荒神の地にお祀りすると共に、壇上の鬼門にも荒神を勧請して高野山の大伽藍を建立したと言われています。
そんなことから三宝荒神をお祀りするようになったのが始まりで、その後は高野山と結ぶ神仏習合の宮として明治初年までは「宝積院」と称していたと言います。
明治の廃仏毀釈の際に宝積院を廃寺とし、仏体などを池津川へ移したことで単に荒神社と称するようになって現在に至っています。
そんな立里荒神社は日本三荒神のひとつとして数えられるほか、高野山の奥社と言われていることから火に関わる職業の方をはじめとして高野山を参詣する人々などを中心に全国各地より多くの方々が訪れると言います。
そんな本殿が鎮座する神域の最奥まで進むと、落下防止用の欄干沿いに3ヶ所目の観賞ポイントがあります。
山頂部分にある本殿横の観賞ポイントは残念ながら木々が生い茂っていて視界は開けていないのですが、先ほどまでより高さが増したぶん奥行きのある雲海を望めるのが特徴的で、非常に神秘的な雲海の景色となります。
遙か彼方まで広がる厚みのある雲海の景色はまるでジブリの世界に迷い込んだかのようにも感じ、雲海の上を走り回れるのではないかと思わせるような不思議な景色となります。
立里荒神社より望む日の出!
今回は夜明け前より雲海の観賞をし、立里荒神社は3ヶ所目の訪問となります。
朝の5時30分頃の到着になったため、それなりに明るさがあったので本殿向かうにあたっての問題は特に無かったのですが、以前に訪れたときには夜明け前と言うこともあってかなり怖かった記憶があります。
その日は雲海が出現する気配が一切無い状態での訪問だったのですが、折角ここまで来た限りは本殿の参拝だけでもと思って薄暗い参道を歩き出しました。
駐車場から最初の雲海観賞ポイントまでは街灯の明かりでそれほど怖くは無かったのですが、そこから先に進むには少しだけ勇気がいります。
誰1人としていない静かな山奥にある立里荒神社ですから、その場の雰囲気事態が怖くて今にも獣が飛び出してきそうな気配にビクビクしながらヘッドライトを煌々と光らせながら「進むでも無く!」また「戻るでも無く!」しばらの間ウロウロしていました。
次第に真っ暗闇だった夜空が明るさを帯び始めると同時に本殿まで一気に登り進めたのですが、道中には街灯は無かったように記憶しています。
ただ、本殿に着いたときにはオレンジ色の街灯が付いていましたので、夜明け前に雲海の観賞をしようと本殿に向かう場合にはヘッドライトなどの光り物が必須アイテムとなります。
本殿に到着してお詣りを済ませたところで雲海を望んでみたのですが、当然ですが雲海が出る気配すらありません!
あきらめて駐車場に戻ろうとしたときに、急に空が赤く染まりだして朝日が昇り始めました。
肝心の雲海を見ることは出来ませんでしたが、偶然にも綺麗な日の出を望むことが出来たのはラッキーでした。
と言うように、雲海を望めなくても綺麗な日の出を望むことも出来ますので、夜明け前に訪れて雲海が出ていないからとすぐに帰らずに日の出の時間まで待ってみるのも良いのでは無いかと思います。
また、びっしりと雲海が出現している状態で日の出を迎えることが出来れば、かなり優れた景色になるかとも思います。
アクセス面で非常に気苦労の多い野迫川村にある立里荒神社の訪問ですから、最高の景色を望めることをお祈りいたします。
野迫川村での雲海発生条件!
最後になりますが、野迫川村で雲海を観賞するにあたってのちょっとした条件などを簡単に紹介しておきます。
最初にも言いましたが、野迫川村では季節に関係なく1年を通じて雲海が発生し、雨上がりの風の弱い朝などには必ずと言っていいほどの確率で見事な雲海を観賞することができます。
1年を通じて雲海は発生しますが、特に秋の9月~11月頃もしくは春から夏に向かう6月~7月頃は雲海シーズンなので発生確率がかなり高くなるのですが、週に2~3回以上発生することは普通です。
基本的には、週に1~2回程度といずれにしても高確率で雲海を楽しむことができます。
前日に雨が降っていると言うのは期待度が上がるのですが、湿度が高い日の翌日でしたら十分に期待できます。
放射冷却によって冷え込むなど寒暖差の大きい日で、風が弱くて晴れた日ともなれば最高に優れた雲海が広がりを魅せてくれます。
放射冷却は夜間に地面の熱が放射で冷えてその地面に接する空気も冷やされる現象のことですが、それは一年中変わることなく日常的に起こる現象となります。
周囲を山々に囲まれた盆地では放射冷却が強いと言う点から、野迫川村は条件の整った場所と言えます。
放射冷却によって冷やされた地面は空気中に含まれている水蒸気を霧に変えていき雲海を発生させるのですが、標高が高い野迫川村より望む山間部はまさに雲海の宝庫となるわけです!
雲海が望める時間帯に関しては、夜明け前となる午前4時00分頃~早朝の7時00分頃にかけてが基本的には出現しやすいのですが、今回は朝の9時00分頃まで目まぐるしく変化し続ける雲海の景色を眺めていました。
その後は、小雨が降りだして濃霧へと変わってしまいました。
訪れる時期によって多少の時間の変化はあるかと思いますが、比較的簡単に雲海を見れるのが野迫川村の特徴のひとつでもあります。
以上が、野迫川村で望める雲海の発生条件ですが、あくまでも確率の問題なので予期せぬ要因で出現しないこともあります。
「見れるか?見れないか?」は、ご自身の運だめしと考えてお出かけ下さい!
最後に奈良県内で最も人口が少ない地域となる野迫川村ですが、近畿地方の中でも和歌山県東牟婁郡に位置する北山村に次いで人口が少なくて約400人ほどと言われています。
奈良県の南西部で幾重にもひだを重ねるように連なる紀伊山地の中央部に位置し、コンビニなどが一切ない山奥になるほか信号機すらひとつもありません!
急勾配で狭い道も多いので、お車での移動の際には十分にご注意の上でお楽しみ下さい!
また、村内を走る県道53号線にある「高野辻休憩所」や県道733号線の道路沿いをはじめ、天狗木峠などにも数多くの雲海を観賞できるスポットがあります。
さまざまな姿の雲海を見ることができますので、苦労して訪れた限りはこまめに移動しながら1ヶ所でも多くの観賞ポイントより雲海をご堪能下さい!
立里荒神社のアクセス及び駐車場情報!
【基本情報】
*基本情報はできる限り新しい情報を掲載することを心掛けていますが、すべての変化に対応できないのが現状となりますのでご了承ください。
「立里荒神社」
- 住所:〒648-0301奈良県吉野郡野迫川村池津川347
- 電話:0747-37-2001(社務所)・予約に関しては:0747-37-2417(立里荒神社参篭所)
- 時間:散策自由
*祈祷などは朝の8時00分~夕方の16時00分まで
*御朱印に関しては朝のお勤めが終了する朝の9時00分頃より - 定休日:年中無休
- 観覧料:無料
- 駐車場:無料(約100台)
- アクセス:【公共交通機関】「南海高野線」の終点となる「極楽橋駅」より「高野山ケーブル」の「南海鋼索線」に乗り換えて「高野山駅」で下車してから「南海りんかんバス立里線(事前予約制)」に乗車して「立里荒神前」のバス停留所で下車してすぐ
*1日2便運行していますが2便目については1月6日~2月末日まで運休しています。
*急行バスは事前予約制となっていますので、詳しくは「高野山営業所:0736-56-2250」にお電話にてご確認ください。
*但し、空席があれば、当日予約なしでの乗車も可能。
【お車】「京奈和自動車道」の「五條IC」を降りてすぐにある「五條インターチェンジ前」の信号を右折して「国道310号線」に入り少し走り進めた先の「本陣」の交差点を「新宮・十津川・野迫川村方面」に直進し「国道168号線」に入ったらしばらくのあいだ道なりに進み「大塔橋」を渡ってすぐの突き当りとなる「阪本」の信号を右折し少し先の「野迫川村の東の玄関口」で「小代下バス停」がある「山際」の信号を右折し「中原橋」を渡って「県道53号線(高野天川線)」に入ったら9.5kmほど走り進めた先にある「北今西・上垣内」の案内看板に従って左折し「県道733号線(川津高野線)」に入ったら道なりに進んで行き7.7kmほど先の左手側にある「お食事処 グリーン」を越えてすぐにある「立里(荒神社)」の案内看板に従い左手側の側道に入りあとは道なりに3.4kmほど走り進めれば「立里荒神社」に到着です49.1km(約1時間15分)
又は「京奈和自動車道」の「高野口IC」を降りたらすぐにある交差点を左折してしばらく南下するように道なりに走り進めながらその先の「県道4号線」に合流しそのまま「県道13号線(和歌山橋本線)」を経由し「九度山」の交差点を右折し「国道370号線」に入りしばらく走り進めた先の「赤瀬橋」の交差点を右折して同じく「国道370号線」を約11km走り進めた「矢立」の信号より「県道480号線」を経由しながらさらに11.6km走り進めさらに「国道371号線(高野龍神スカイライン)」を経由しあとは約8km走り進めたところにある「野迫川村」の案内看板に従い左折しそのまま道なりに進んで突き当りを左折して「県道733号線(川津高野線)」に入り約700m先にある「立里荒神社」の案内看板に従い「Uターン」するように側道に入りあとは道なりに3.4kmほど走り進めれば「立里荒神社」に到着です42.5km(約1時間15分)
最後までお付き合い頂きまして、本当にありがとうございます。
野迫川村は奈良県の南西部の山塊に囲まれた山深い場所にある小さな村となるのですが、雲海景勝地として数多くの雲海観賞ポイントがあることで知られています。
そんな中で標高1260mを誇る荒神岳山頂に鎮座する立里荒神社より望む雲海は、非常に神秘的な景色となるため人気があります。
アクセス面で少々問題はありますが、是非一度訪れて、幻想的で見事なまでに広がりを魅せる雲海の景色を大切な方とご堪能下さい!
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