笹の滝【十津川村】神秘的な景観を誇る名瀑【滝めぐり】

投稿日:2017年7月24日 更新日:

今回紹介するのは、奈良県吉野郡十津川村大字内原にある名瀑の『笹の滝』です。

十津川』支流の滝川上流域の標高500m付近に位置する『笹の滝』は、落差約32メートルとなり、水量が豊富なため豪快に水しぶきをあげ流れ落ちていく姿は見ごたえ十分となります。

落差約32メートルの主瀑から、流れ落ちた清流はその下に待ち構えている岩肌の上を流れていき、大小さまざまな滝が入り混じる『渓流瀑』となっており、白糸の如く流れゆく神秘的な美しさもまた一見の価値があります。

滝壺へと流れ落ちる水は、濁りの無い清流となり『笹の滝』が上流となる『滝川渓谷』の水は、古くから地域の人々の生活と密接に関わり、守られてきた清澄な『』は、36か所ある『やまとの水』のひとつに選ばれています。

そんな清澄な『』と、神秘の景観が『見どころ』の『笹の滝』は『日本の滝100選』に選定されています。

山深い滝道入口より一歩足を踏み入れると、そこには老木の木の根がむき出しとなる大自然が残り、張りつめた空気が漂う空間が広がっており、その景色すらも忘れられぬ思い出となります。

また『駐車場』より、わずか10分足らずで『笹の滝』を見ることが出来る利便性があることから、たくさんの方がカメラを片手に気軽に訪れる名瀑となっています。

そんな多くの人の心を魅了し数多くのカメラマンが訪れる『笹の滝』の紹介となります。

準備が整いましたら『笹の滝』の散策スタートです。

 

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笹の滝【十津川村】神秘的な景観を誇る名瀑【滝めぐり】

今回は、奈良県の最南端に位置する『十津川村』に向けて『マイカー』で観光に向かいます。

十津川村』には『公共交通機関』である『電車』が通っていないので、基本的には電車以外の『アクセス』となります。

バス』で行くことはできますが『時間』と『料金』が、それなりのものが必要となります。

と、いうことで今回は『マイカー』での紹介とします。

 

『笹の滝』へのアクセスは『マイカー』が絶対条件!

まず初めに『笹の滝』へのアクセスは『マイカー』を利用するのが『絶対条件』となります。

絶対条件』と言いましたが、行けないということではありません。

ただ、『時間』と『お金』と『労力』が、かなり必要となってきます。

簡単に『公共交通機関』を利用での紹介をしますと『十津川村』には『公共交通機関』である『電車』が通っていないのでバスが通る最寄りの駅で言うと、奈良県側からは『近鉄八木駅(南)』か『JR五條駅』となり、和歌山県側からは『新宮駅』からとなります。

そして『国道168号線』沿いにある『風屋』というバス停で下車し、タクシーで約13㎞(約30分)あるので料金が・・・?山奥となりますので『笹の滝』を観賞しているあいだ待機してもらって『風屋』に帰ってきたら・・・?考えたくありません!

続いてもうひとつの行き方は『国道168号線』沿いにある『滝川口』か『風屋花園』で下車し『十津川村』の運行する『村営バスの(奥里行き)』に乗車し終点の『奥里』で下車したとすると山奥となりますのでタクシーは拾えず徒歩で『笹の滝』を目指すこととなり5.6km(1時間27分)の試練が待ちかまえています。

5.6kmぐらいなら・・・「何とかなるか?」などと考えると痛い目を見ます。

(1時間27分)と書いたのは基本的な時間となり、おそらくは無理です!

標高500mに位置する『笹の滝』ですから、上り勾配もなかなかのものです。

ハイキング』上級者でないと・・

と言う、理由から『マイカー』が『絶対条件』と書きました。

いずれの駅からも『笹の滝』までは3時間から6時間ぐらい見ておかないと『バスの本数』や『交通状況』や、その他の何もかもが未知数となります。

 

『笹の滝』は、苦労の先に・・・!

そうすると『マイカー』ならば楽に行くことが出来るかと言いますと、そうでもありません。

マイカー』には『マイカー』の苦労があります。

笹の滝』までの道のりは、非常に『アクセス』の面では厄介な道となり、十津川沿いに続く『国道168号線』も、昔よりは整備されてきたとはいえ、非常に対向車の見通しが悪く、鋭いカーブが所々にあって、疲れの溜まる慎重な運転が必要となります。

それでもここ最近では、広々とした直線道路もかなり増えてきましたので、その点では少し楽になったかと思います。

sasanotaki1-2

管理人は大阪在住ですので、奈良県の『本陣』の交差点から『国道168号線』に入りましたので『笹の滝』までは、約67kmぐらいとなり、そこが一番の難所となります。

さらに『国道168号線』から『滝川』沿いの山道を『笹の滝』に向かうのですが、その分かれ道が『国道168号線』を走っていると左に軽くカーブがあり、その後すぐに右に鋭く大きなカーブとなり、その鋭いカーブに差しかかる寸前で左に入るという『トリッキング』な道となりますので、前もって減速しておき十分に注意して曲がらないといけません。

ちなみに『ナビ』で左に曲がると指示があったにも関わらず、曲がり損ねて鋭いカーブをそのまま走っていったのは、言うまでも無くこの私です・・(-_-;)

滝川』沿いの山道を『笹の滝』に向かう道のりも13㎞あり、山深い道のりとなり、道幅はかなり狭く、薄暗いうえにカーブは鋭いので対向車には十分に注意しないといけません。

山道が長く続きますので『マイカー』で向かわれる方はくれぐれも『安全運転』で、事故の無いようにお気をつけください。

 

『笹の滝』はホントに観光名所?駐車場はガラガラ!

国道168号線』を走っていると『五条』から『十津川村』へと入っていくのですが、まず感じることは、前後にそれ程の車がいないことと対向車があまりいないことです。

国道168号線』を走り続けると和歌山県の『世界遺産』である『熊野本宮大社』や、さらには『熊野速玉大社』などと言った観光名所があるにも関わらず、それ程の車がいません。

少し不安になりながらも『国道168号線』から『笹の滝』に向かう『滝川』沿いの山道に入っていくですが、その後『駐車場』に着くまでの13㎞の道のりの間に対向車の姿は1台も無いまま『駐車場』まで到着です。

sasanotaki1-1

笹の滝』の入口より200mぐらい手前に『笹の滝茶屋』という建物と20台ぐらい止められそうな『駐車場』があります。

笹の滝茶屋』は営業されている気配がなく『駐車場』にも車の姿がありません。

無料の『駐車場』ですのでここに止めてもいいのですが、200mぐらいと言えども上り勾配が大変です。

スルーして走り進めていくと『笹の滝』の入り口の前の車道脇に10台~20台ぐらい駐車できるようになっており、1台の先客車が止まっていました。

1台の先客車があるだけでも、心細かった気持ちが少しだけ楽になり、安心に変わったところで『笹の滝』の散策に向かうことにします。

 

入口より足を踏み入れると大自然か?それとも・・

笹の滝』までは『駐車場』より10分と意外と近くにあります。

入り口の手前に止めたので『笹の滝』までは、おそらく5分あれば行くことが出来ます。

ひとつ言い忘れたのですが、入り口の手前20mの所に『トイレ』がありますのでご安心ください!

と、言ったところで早速『笹の滝』に向かいます。

sasanotaki1-3

入口より入ると、まず初めは急角度の階段となります。

車で走っている時から感じていたのですが、かなり山深い場所となります。

こういった山深い道を歩いていると『』か『』でも出てこないかと心配になります。

sasanotaki1-4

階段を上りきると、さらに山深さが増してきます。

荒地と表現すればいいのか?それとも・・・見方によれば大自然で『神秘的』と表現すべきなのか?

どちらとも言い難い景色が目の前に広がります。

薄暗い森となり、木々の根はすべてむき出しとなっており『』や『』などは苔むしています。

最初の階段だけは、道と言えるものですが、途中からは大自然の道となり、幾度となく足をぐねりそうになります。

しかし、5分も歩けば『笹の滝』に到着し、ひとつめの『見どころ』となる『巨石』が姿を現します。

 

『笹の滝』の手前にある『巨石』

大自然の森を抜けると渓谷が広がり『笹の滝』を見る前に立派な『巨石』のお出迎えとなります。

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巨石』の上部には、厚めの苔がびっしりと付いており、苔が肥料となるのか?細い木々が生えています。

お出迎えとしては、かなり『インパクト』の強い『巨石』となり、まだ見ぬ『笹の滝』への期待が高まっていきます。

巨石』の右下には、ひと1人が通れるぐらいのトンネルのような『隙間』があり『笹の滝』へと続いていきます。

 

『日本の滝100選』に選ばれる『笹の滝』は納得の姿!

隙間』を越えて進んで行く前に『巨石』の左手側から『笹の滝』を観賞できますので、まずはそちらから・・・

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笹の滝』です!

見事な景観を備えた名瀑です!

笹の滝』は、落差が約32メートルの主瀑があり、流れ落ちた清流はその下に待ち構えている岩肌の上を流れていき、大小さまざまな滝が入り混じる『渓流瀑』となっており、白糸の如く流れゆく『神秘的』な美しさを誇っています。

激しく轟音をたてて流れ落ちる姿は、さすがは『日本の滝100選』に選ばれるだけのことはあります。

ここから見る『笹の滝』が、おそらく最高の『フォトスポット』になると思いますが、先程の『隙間』をくぐっていくことでさらに近くで『笹の滝』を観賞できますのでそちらに向かうことにします。

それと、ここから観賞するにあたり、注意点がひとつだけあります。

後ろを振り返るとこんな感じです。

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後ろは、さらに大きめの『』となっており、その高さはここから見る限りなかなかのものとなっています。

足を滑らして水に落ちると、そのまま滝壺への『ダイブ』となります。

岩肌は『デコボコ』がない『つるっ』とした感じで、流れも速いので、落ちると止めることが出来ずそのまま『ダイブ』となると『大怪我』もしくは『死亡事故』になりかねませんので『小さなお子様や女性の方』などは、特に気を付けて『笹の滝』の観賞をお楽しみください。

 

『笹の滝』の滝壺へ向けて・・

最高の『笹の滝』の『フォトスポット』から十分に観賞したので『巨石』の『隙間』を抜けて『笹の滝』の滝壺に向かいます。

これより先は、岩肌が滑りやすくなっており、濡れていたりすると苔の加減もあり、危険度が少しだけ上がります。

そのため、数か所に『チェーン』が持ち手として張られていますので、必要に応じて利用して進みます。

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少しだけ冒険気分を楽しむことが出来ます。

巨石』をくぐり抜けると、広い岩場となります。

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先程『笹の滝』を観賞した時の白糸の如く流れていた『渓流瀑』の部分を横目に見ながら歩き進めることになります。

正面から見る白糸の如く流れていた『渓流瀑』も良かったのですが、横目に見る『渓流瀑』も大変見ごたえのある流れです。

主爆となる『笹の滝』の水量が豊富なため『渓流瀑』となる、大小の滝の姿も小さいながらも激しく流れ、それらすべてが合わさることで『神秘的』な景観が作られているように見えます。

しばらく歩いていると『階段』が見えてきます。

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階段の近くには『巨石』が至る所にあります。

ひとの手で運び込むことなど不可能な『巨石』があちらこちらにあり、それらがまた『芸術的』な景観を作り出しています。

階段を越えると先程までの『つるっ』とした岩場ではなく『ガチャガチャ』した岩場となります。

歩きやすい部分を探しながら滑らないように進んでいくと『笹の滝』の主爆のみの姿が見れるぐらいまで近づきます。

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水の吹き出し口は意外と小さいのに、その後大きく広がりを見せて流れ落ちる姿も『見どころ』のひとつです。

この時点でかなり『笹の滝』に近づいたのですが、これより先がまだあります。

我が姫君は運動神経が少し・・・ですので、これより先は『カメラマン』となり、少し危険度が高くなる部分に向かう管理人の撮影となります。

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これより先は『チェーン』を使い、最も『笹の滝』へと近づける位置へと移動していきます。

所々に『』がありますので、うまく避けながら進んでいきます。

つるっ』とした岩ですので『』を踏むとたちまちにして滑ります。

慎重に進んで、最後の一段を登ると、最も『笹の滝』に近い『滝見の場』となります。

笹の滝』に手が届くほどではないのですが、かなり近いため『水しぶき』は感じられます。

またこの距離で聞く轟音はさすがに迫力満点です。

水しぶきと言えば『笹の滝』の水ですが、この場所が『滝川渓谷』の上流となり、濁りの無い清流となるこの『滝川渓谷』の水は、古くから地域の人々の生活と密接に関わり、守られてきた清澄な『』として、奈良県に36か所ある『やまとの水』のひとつに選ばれるほどの『名水』となっています。

辺り一面に広がる『やまとの水』の水しぶきが、自然の『マイナスイイオン』となり、癒しの空間をつくりだし、心地よい気分となります。

日頃の生活で疲れきった心身の『リフレッシュ』の場として、一度訪れてみてはどうでしょうか?

スッキリと癒されること間違い無しです!

と、言うところで『笹の滝』の散策がすべて終了となります。

 

『笹の滝』まで訪れたら『不動滝』にも行くべし!

笹の滝』の散策がすべて終了となりましたら、もう一か所『見どころ』となる名瀑がありますので併せて紹介しておきます。

その滝は『不動滝』と言うのですが、せっかく『アクセス面』の悪いこんな山奥まで来たのですから、ついでに見ておかなければ損です。

不動滝』までは、車で向かうことになりますので一旦『駐車場』に戻ります。

車に乗り込むと、さらに奥に向かって走り進めていきます。

駐車場』からは、だいたい1.4kmとなりますので、10分ぐらいで行けます。

歩きとなると、上りの勾配がかなりきついため、歩きなれた方でないと難しいかと思います。

車を走り進めていくと車3台分ぐらい止められる『スペース』があり、車を止めると20~30mぐらい車道を歩き進めていき、下を覗くと『不動滝』が見えます。

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ここからしか見ることは出来ませんが、その点では楽に『不動滝』の姿を観賞することが出来ます。

注意書き』の書かれた看板があるのですが『滝壺までの道はありません!岩壁となり危険です!』と、書かれていますので、間違っても『不動滝』の滝壺に行こうと降りていかないようにして下さい。

この『不動滝』まで訪れる人は、とても少なく数日間いない可能性があり、携帯電話の電波も?ですので冗談抜きで発見されません!

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不動滝』は、この高さから見ても大変素晴らしい名瀑と言えます。

水がどのように流れてきているのか詳細は分かりませんが、望遠レンズ装着で最大ズームをきかし中を見てみたのですが、洞窟のような感じとなっており、絶えず豊富な水が湧き出すように、流れ出してきており見ごたえ十分となります。

笹の滝』と同じく清流で、滝壺もエメラルドグリーンとなり、これもまた『神秘的』な景色となります。

と、言うように『笹の滝』と『不動滝』はとても素晴らしい名瀑となっています。

あまり訪れる人の姿がないのが不思議なくらいです。

時期によるものかもしれませんが『紅葉』の時期などは多くの方が訪れるかもしれません。

素晴らしい名瀑となりますので、一度『超穴場』となる2か所の名瀑を訪れて、ご自身の目で『神秘的』な空間をご堪能下さい。

 

『笹の滝』のアクセス及び駐車場情報!

  【基本情報】

*基本情報は、できる限り新しい情報を掲載することを心掛けていますが、すべての変化に対応できないのが現状となりますのでご了承ください。

笹の滝

  • 住所:〒637-1212奈良県吉野郡十津川村大字内原
  • 電話:0746-63-0200(十津川村観光協会)
  • 時間:自由
  • 観覧料:無料
  • 駐車場:無料(約20台)
  • アクセス:【お車】南阪奈道路(葛城IC)~国道310号から168号経由で1時間50分
    名阪国道(亀山IC)~西名阪自動車道(郡山IC)~国道24号線から国道168号線を経由し(要注意!)大きなカーブの手前で左折(笹の滝の看板があります) 滝川渓流沿いを約13km(約30分)となり2時間20分
    バス】『近鉄八木駅(南)』から八木新宮線バスで(3時間20分)『風屋』で下車したあとタクシーで30分、もしくは『滝川口』か『風屋花園』で下車したあと十津川村の運行する村営バスの(奥里行き)(内原線・本線)(※上野馳行き・杉清行きも一部可)に乗車し終点の『奥里』で下車し徒歩5.6km(1時間35分)
    JR五條駅』から新宮駅行きバスで(1時間50分)『風屋』で下車したあとタクシーで30分、もしくは『滝川口』か『風屋花園』で下車したあと十津川村の運行する村営バスの(奥里行き)(内原線・本線)(※上野馳行き・杉清行きも一部可)に乗車し終点の『奥里』で下車し徒歩5.6km(1時間35分)
    新宮駅』から八木新宮線バスで(3時間10分)『風屋』で下車したあとタクシーで30分、もしくは『滝川口』か『風屋花園』で下車したあと十津川村の運行する村営バスの(奥里行き)(内原線・本線)(※上野馳行き・杉清行きも一部可)に乗車し終点の『奥里』で下車し徒歩5.6km(1時間35分)

最後までお付き合いいただき本当にありがとうございます。

笹の滝』と『不動滝』は、とても素晴らしい名瀑となっています。
しかしながら残念なくらい、来訪者の姿がありません。
そうしたことから『穴場』の『スポット』となりますので、一度訪れてご自身の目でご堪能いただけたらと思います。

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