山梨県~『忍野八海』世界文化遺産の構成資産のひとつ!神秘の泉は伝説だらけ

投稿日:2017年1月7日 更新日:

今回紹介するのは、平成25年6月に『世界文化遺産』に登録された『富士山』の『構成資産』のひとつとして選ばれている『忍野八海(おしのはっかい)』です。

忍野八海』は富士信仰の『古跡霊場』や、富士道者の『禊ぎの場』の歴史や伝説をもち『富士山』を背景とした優れた水景となり『世界文化遺産』である『富士山』の『構成資産』の一部として認定されています。

山梨県忍野村にある『忍野八海』は『富士山』の雪解け水が水源となり、地下の溶岩の間で約20年の歳月をかけて『ろ過』され『湧水(ゆうすい)』となって、八か所の『湧水池(ゆうすいいけ)』を作っています。

忍野八海』は『富士山』の『伏流水』となるため『神の泉』と呼ばれ非常に綺麗に澄みきっています。

水底がはっきりと見えるほどに澄みきった池は、覗き込むほどに厳(おごそ)かで『神秘的』な雰囲気さえ感じさせます。

国の『天然記念物』に指定されているほか、澄みきった水は『名水百選』に選ばれ、さらには県の『新富嶽百景』にも選定されています。

そんな『忍野八海』の八か所の池を中心に紹介していきたいと思います。

準備が整いましたら『忍野八海』の散策スタートです。

 

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山梨県~『忍野八海』世界文化遺産の構成資産のひとつ!神秘の泉は伝説だらけ

今回はお昼を過ぎてからの訪問となるため『駐車場』に空きがあるのか少し心配しながら『忍野八海』に到着です。

さすがは『富士山』の『構成資産』の一部となる『忍野八海』だけに『駐車場』はいっぱいです。

忍野八海』は、山梨県の観光名所としては、超メジャーとなります。

そのため『忍野八海』の周辺には『駐車場』が約10箇所ほどあるので、それほど長い待ち時間にはなりません。

駐車料金に関しては、各『駐車場』で多少の違いはありますが、普通車で1時間300円ぐらいからとなっています。

今回管理人が止めた『駐車場』は、買い物をすれば『無料』となる『忍野八海大林駐車場』です。

『忍野八海大林駐車場』です。

『忍野八海大林駐車場』です!

車を駐車して歩き出すのですが、本日は天気が非常によく、湿度も低いため『富士山』の姿をはっきりと見ることができます。

こんなに存在感のある『富士山』なのですが、いつでも見えるわけではありません!

『富士山』についての記事はコチラをどうぞ!

 icon-pencil-square-o 静岡県~富士山『富士五湖』紅葉とのコラボ!突然現れる世界文化遺産の貫禄!

それでは早速『忍野八海』の中に入ることにします。

忍野八海』とは『出口池』をはじめとして『お釜池』『底抜池』『銚子池』『湧池』『濁池』『鏡池』『菖蒲池』の八か所の『湧水池』の泉からなります。

『忍野八海』の散策マップです。

『忍野八海』の散策マップです!

八か所の『湧水池』は、比較的に近い位置に点在しているのですが『出口池』だけは少し離れた場所になります。

ここで『忍野八海』を紹介していく順番なのですが、1843年に『忍野八海』において、八つの小さな『湧水池』を巡って、祈願や心身の鍛練のため、水を浴びて身を清める『水行』を行う『富士山根元八湖(ふじさんねもとはっこ)』と呼ばれる、巡礼が行われるようになりました。

それに伴い『富士講信者(ふじこうしんじゃ)』によって『出口池』を1番霊場とし『菖蒲池』を8番霊場と定めての『巡礼路』が整備されたということです。

と、言うことで『1番霊場』となる『出口池』から順に紹介していくことにします。

 

忍野八海最大の霊水の池『出口池』!

まず初めに『1番霊場』となる『出口池』です。

1番霊場となる『出口池』です。

1番霊場となる『出口池』です!

先程も少し言いましたが『出口池』だけは、少し離れた場所にあるのですが『忍野八海』がある『忍草地域』の、出口に位置することから名付けられています。

忍野八海』のなかで、最大の霊水の池となります。

少し離れていることもあり、観光客の姿は非常に少ないのですが、最も自然的な姿を見ることができます。

対岸の高台の木々に囲まれる中には『出口稲荷神社』が鎮座しています。

世の中のけがれを、払い落とす『清浄な霊水』として『富士登山』をする行者は、昔から『出口池』の霊水で『穢(けが)れ』を払ってから登山すると言います。

さらに『出口池』の水を持っていくことで、無事に『富士登拝』を果たせるとされているます。

 

忍野八海の悲しい伝説が残る『お釜池』別名『大蟇(おおがま)池』

続いて『2番霊場』となるのは『お釜池』です。

2番霊場となる『お釜池』です。

2番霊場となる『お釜池』です!

お釜池』は『忍野八海』の中で、最も狭い池となります。

お釜池』の面積は、わずか24平方メートルととても小さいのですが、深さは4メートルあります。

初夏』から『初秋』にかけては、梅の花のような白い花を水中につける『バイカモ』が揺れ動く景色を見ることができます。

それと4メートルという水深なのですが、透き通るような青さを観賞することができます。

その昔、池のほとりに年老いた父と美しい2人の姉妹が暮らしていたのですが、妹がこの池で洗濯をしていると、池の中から大きな『ガマガエル』が現れ、その妹を水中に引きずり込んだと言います。

年老いた父と姉は、村人を集めて必死になって妹の姿を探しましたが、いくら探しても妹の姿は無く遺体すらも見つけられませんでした。

以来、年老いた父と姉は『お釜池』のほとりにとどまって、妹の冥福を祈り過ごしたという悲しい話が残っています。

この伝説から『お釜池』を『大蟇(おおがま)池』とも呼ぶようになったと言います。

 

忍野八海『はんのき資料館』唯一有料施設にある池!

続いては『3番霊場』となる『底抜池(そこぬけいけ)』です。

3番霊場となる『底抜池』です。

3番霊場となる『底抜池』です!

底抜池』は、楕円形の浅い池となるのですが、池底には泥が厚く蓄積していて、深さは不明となります。

また、先程の『お釜池』と、この『底抜池』は、地底で水脈が繋がっていると言われています。

昔から洗い物などをしているときに、あやまって洗っていた『道具』や『野菜』などを『底抜池』に落とすと、渦に巻き込まれて、見つけられなくなってしまうと言われています。

そして無くなった物が『お釜池』からたびたび浮かび上がってきたと言います。

昔から村人たちの間では、この池で洗い物をすること自体が、神様の怒りを買うことになると語り継がれています。

繋がっているなら先程の『お釜池』の妹もひょっとして・・・

この『底抜池』がある場所は『忍野八海』で、唯一『はんのき資料館』という『有料施設』の中にありますので『忍野八海』を完全制覇するには料金を支払い入場しなければ見ることが出来ません。

 

忍野八海の縁結びパワースポットの池『銚子池』花嫁の悲しすぎる伝説!

続いては『4番霊場』となる『銚子池』です。

4番霊場となる『銚子池』です。

4番霊場となる『銚子池』です!

銚子池』は『縁結び』の御利益がある『パワースポット』の池として知られています。

銚子池』は、間欠的な『湧水』で『長柄の銚子』に似ていることが名前の由来となっています。

その昔、結婚式で花嫁さんが『おなら』をしてしまったのですが、その音がすごく大きかったので隠すことができず、その恥ずかしさのあまり身投げしたという、なんとも悲しすぎる伝説が残っています。

いまだにその時に履いていた『草履』が、池の底に見えることがあると言います。

そんな悲しくも少し怖い伝説が残る『銚子池』なのですが、何故か今では『縁結び』の『パワースポット』となっています。

 

忍野八海の中心に位置し飲用水として利用される『湧池』

続いては『5番霊場』となる『湧池』です。

5番霊場となる『湧池』です。

5番霊場となる『湧池』です!

湧池』は『忍野八海』の中で、一番の『湧水量』を誇る池となります。

さらに『湧池』は『忍野八海』の中心にあり、景観も良いため『忍野八海』を代表する池となります。

池の中には、55メートルの長さの『洞窟』があり,藻がびっしりと生えていそうです。

その昔『富士山』が噴火した時に、焼け付くような熱のため大勢の人が苦しみました。

人々の喉の渇きや家の火事を消すために、人々が水を求めて叫ぶ声が天地に広がったとき天からの声で「わたしを信じなさい!そして、永久にわたしをうやまうならば、私がみんなに水をあたえよう」と言う美しい声が聞こえ、その後まもなくして『溶岩』の間から水が湧き出し池になったと言います。

その時の声の主が『木花開耶姫命(このはなさくやひめ)』であったと言われています。

管理人自身このよう話を聞いたことがあり、それが『富士山』そのものをご神体とした静岡県にある『富士山本宮浅間大社』の御祭神が『木花開耶姫命(このはなさくやひめ)』で『富士山本宮浅間大社』の由緒の中に『第7代孝霊天皇』のころ、富士山の噴火により人々が恐れて逃げ出したことから国が荒れ果て、後に『第11代垂仁天皇』が『木花咲耶姫』を『富士山』の麓に祭って山霊を鎮めた・・・

真相の程は定かではないのですが・・・

湧池』の『湧水量』は豊富なので、今では周辺住民の『飲用水』としても利用されています。

 

忍野八海『濁池』川と隣接した景観が素晴らしい池!

続いては『6番霊場』となる『濁池』です。

6番霊場となる『濁池』です。

6番霊場となる『濁池』です!

濁池』は、川と隣接した、景観が素晴らしい池となります。

濁池』は、もともと澄んだ水であったのですが、ある日この地を訪れた、見るからにみすぼらしい行者が、この池の地主の軒先に立ち止まり、一杯の飲み水を求めました。

しかし、その家の老婆が、ただの乞食と思って無愛想に断ったといいます。

すると池は急に濁ってしまったという伝説が残っています。

しかし、その濁った水を器に汲み取ると、不思議なことに澄んだ水に変わったと言われています。

確かにそう言われると、水が濁っている気がする所があるのですが、全体的に澄んでいて清涼感はあると思います。

 

忍野八海『鏡池』善悪を見分ける霊力の宿る池!

続いては『7番霊場』となる『鏡池』です。

7番霊場となる『鏡池』です。

7番霊場となる『鏡池』です!

鏡池』は、池の水自体は濁っていても、風がない日には『富士山』が綺麗に水面に映ることから、この名が付けられました。

さらに『鏡池』の水は、鏡のように物を映しだし、事の善悪を見分けることができる『霊力』があるという伝説もあります。

昔から『部落内』で、もめごとが起きたときには、事を丸く収めるために、争っている双方が『鏡池』の水を浴びて身を清め、祈願したと言われています。

 

忍野八海『菖蒲池』菖蒲で病が治るという伝説が残るパワースポット!

最後は『8番霊場』となる『菖蒲池(しょうぶいけ)』です。

8番霊場となる『菖蒲池』です。

8番霊場となる『菖蒲池』です!

菖蒲池』は、沼状の池で『菖蒲(しょうぶ)』が生い茂っていることから、そう呼ばれています。

菖蒲池』の『菖蒲』を身体に巻きつけると「病気が治った!」という伝説があり、現在では『パワースポット』としても知られています。

さらに『菖蒲池』は毎月のように『湧水量』が変わるという面白い池となります。

以上の8か所の池が『忍野八海』となります。

それぞれに言い伝えや伝説が残り、それぞれに見ごたえがある清涼感のある『神の泉』となります。

 

忍野八海の『中池』は忍野八海じゃない・・・!?

忍野八海』を訪れた人が必ずと言っていいほど『忍野八海』のひとつだと間違う池があります。

その池は『忍野八海』の中心に位置する場所にあり『中池』と言うのですが、多くの観光客が『中池』を覗き込むのですが、一度覗き込むとその場所から離れることが出来なくなります。

多くの観光客が集まる『中池』です。

多くの観光客が集まる『中池』

そのため『中池』は『忍野八海』を訪れた時の一番の『見どころ』と言っても過言ではないことになります。

中池』の水深は、10m以上はあると思うのですが、青く透き通った水は、まさに『神秘的』な光景となります。

神秘的な光景が広がる『中池』です。

神秘的な光景が広がる『中池』

しかし、残念なことに『中池』は天然ではなく『人工池』であるということです。

先程も言いましたが、ひとたび中を覗き込むと、誰もがその場にくぎ付けとなります。

これほどに、心奪われるほど透き通った『』は、他に類を見ないほどです。

水深が10m以上もあるというのに、濁りなき水のため底まではっきりと見ることができます。

中池』には、張り紙がされており『お金の投げ込み厳禁!罰金千円』とまで書かれています。

数枚のお金が底にあるのが見えるので、間違えてお金を投げ込まないように・・・

そんな『中池』同様に『はんのき資料館(有料)』の内部にも、きれいで大きな池があるのですが、これもまた『人工池』となり『忍野八海』には含まれません。

『はんのき資料館』の人口池です。

『はんのき資料館』の人口池です!

基本的に『忍野八海』では、餌やりは『禁止』されているのですが、ここ『はんのき資料館』の『人口池』だけは『餌やりOK!』となります。

はんのき資料館』に入るには『入場料』が必要となるのですが、先程も言いましたが『忍野八海』を、完全制覇するには『底抜池』がありますので、どうしても入らなければいけません!

と言うところで『忍野八海』の散策がすべて終了となります。

ここまで紹介したすべてを回るには、所要時間として、2時間~3時間は必要と思われます。

時間には余裕をもって、行かれることをお勧めします。

以上が『忍野八海』の魅力となり、今回はすべて回れたので『完全攻略』に成功です。

忍野八海』の透きとおる水の如く、我が心も透きとおるようにと願い『気まぐれファミリー』は、賑わい続ける『神の泉』をあとにする・・・

 

『忍野八海』のアクセス及び駐車場情報!

【基本情報】

*基本情報は、できる限り新しい情報を掲載することを心掛けていますが、すべての変化に対応できないのが現状となりますのでご了承ください。

忍野八海

  • 住所:〒401-0511山梨県南都留郡忍野村忍草
  • 電話:0555-84-7794(忍野村役場 観光産業課)
  • 時間:24時間自由
    *ただし底抜池は「榛の木林」資料館の敷地内にあるため9:00分~17:00
  • 駐車場:約10か所の周辺駐車場(有料で料金はそれぞれ違いあり)
  • アクセス:【車】中央自動車道「河口湖IC」から20分、東名高速道路「御殿場IC」から45分
    【電車】富士急行大月線「富士山駅」から路線バス「内野行き」又は「ふじっ湖号」に乗車25分「忍野村役場前」下車
    「御殿場駅」から路線バス「河口湖方面行き」に乗車50分「忍野村役場前」下車
    【高速バス】新宿駅西口から中央高速バス「富士五湖方面行き」に乗車140分「忍野村役場前」下車

はんのき資料館

  • 住所:〒401-0511山梨県南都留郡忍野村忍草265
  • 電話:0555-84-2587
  • 時間:9:00分~17:00
  • 料金:大人(中学生以上)300円、子供(小学生以下)150円、幼児(1歳以上~幼稚園児)
  • 定休日:不定休(悪天候・冠婚葬祭時など)
  • 駐車場:約10か所の周辺駐車場(有料で料金はそれぞれ違いあり)
  • アクセス:【車】中央自動車道「河口湖IC」から20分、東名高速道路「御殿場IC」から45分
    【電車】富士急行大月線「富士山駅」から路線バス「内野行き」又は「ふじっ湖号」に乗車25分「忍野村役場前」下車
    「御殿場駅」から路線バス「河口湖方面行き」に乗車50分「忍野村役場前」下車
    【高速バス】新宿駅西口から中央高速バス「富士五湖方面行き」に乗車140分「忍野村役場前」下車

最後までお付き合いいただき本当にありがとうございます。

忍野八海』は、大変に『見どころ』が多く、時間を忘れていつまでもその場を「離れたくない!」と思うくらいに『神秘的』で心癒される場所となっています。
大変人気の高い観光地となりますので、賑わいがあり楽しい時間を過ごせることは間違いございません。
一度、訪れてご自身の目で『神秘的』な光景をご堪能下さい。

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