潮岬灯台【アクセス・駐車場・夕日】本州最南端の参観灯台

今回紹介するのは、和歌山県東牟婁郡串本町潮岬に位置する「潮岬灯台」です。

潮岬灯台」は、本州最南端となる紀伊半島の南端に位置し、太平洋に突き出た、30メートルに及ぶ断崖の潮岬に建つ、高さ22.51mの「白亜の灯台」となります。

高さ22.51mの白亜の灯台です。

高さ22.51mの白亜の灯台です!

また「潮岬灯台」の周辺一帯は、南紀の景勝地となり「吉野熊野国立公園」に指定されています。

潮岬灯台」は、1866年の5月に結ばれた改税条約によって、建設を約束された8基の洋式灯台のひとつで「灯台の父」と呼ばれる「リチャード・ヘンリー・ブラントン」が、設計から指導まで行ない、明治2年となる1869年の4月に、同じ串本町に建設予定だった「樫野埼灯台」と共に、着工することになりました。

翌1870年の6月10日に完成しましたが、当初の予定では、建物の完成と共に本点灯して業務を開始するはずでしたが、イギリスから届くはずの灯台機械を積んだ運搬船が「東シナ海で沈没してしまう!」と言うアクシデントに見舞われ、仮点灯での業務開始となったのですが、代用品として取り寄せたのが、アメリカの蒸気機関車のヘッドランプだったと言います。

潮岬灯台」は、古くより海上交通の要衝となっており、沖合は流れが速いうえに風も強いため、航海するにあたっては難所とされていました。

仮点灯から3年以上遅れましたが、1873年の9月15日に、待ちに待った本点灯が開始されたと言います。

明治初期より100余年ものあいだ、海上交通の要所として、沖行く船を照らし続ける「潮岬灯台」は、歴史的にも文化的にも価値が高い、Aランクの保存灯台に指定されており「日本の灯台50選」に選ばれています。

そんな「潮岬灯台」の紹介となります。

準備が整いましたら「潮岬灯台」の、散策スタートです!

 

潮岬灯台【アクセス・駐車場・夕日】本州最南端の参観灯台

今回は、紀伊半島南端の串本町潮岬にある「潮岬灯台」を訪れるべく、大阪より「マイカー」に乗り込み、軽快に走り始めます。

本州最南端に位置する潮岬を訪れるにあたり、以前までの「車でのアクセス方法」としては「阪和自動車」の「南紀田辺IC」までしかなく、紀伊半島南端に位置する串本町まで行くのは大変でした。

2015年(平成27年)7月12日に「紀勢自動車道」の「無料区間」として「南紀田辺IC」から「南紀白浜IC」間が開通し、さらに2015年(平成27年)8月30日に「南紀白浜IC」から「すさみ南IC」間が「無料区間」で開通したことによって、格段に紀伊半島南端の串本町まで訪れやすくなりました。

開通した「南紀田辺IC」から「すさみ南IC」までは、約40kmあり「無料区間」と言うことで、経済的にも大変やさしく訪れることができます。

そんな「潮岬灯台」を訪れるにあたり、まずは「アクセス」と「駐車場」に関する紹介を、簡単にしておきます。

 

潮岬灯台へのアクセスは公共交通機関で楽に・・

潮岬灯台」を訪れるにあたっては、やはり「紀勢自動車道」が「すさみ南IC」まで伸びたとしても、本州最南端に位置する潮岬を訪れるのは、大変なことに違いありません!

マイカー」を利用するとなると「すさみ南IC」を降りてから「紀伊半島」の入口となる「潮岬西入口」の交差点、もしくは「潮岬東入口」の交差点まで「国道42号線」を、約23kmほど走り進めることになります。

あとは「潮岬西入口」から「潮岬灯台」までは「県道41号線(潮岬周遊線)」を、約4.7kmほど走り進めるだけですので、簡単に行くことができます。

潮岬灯台」には「有料」ではありますが、100台(1日1回300円)ほど駐車できる大型駐車場が用意されていますので、訪れた時に満車と言うことはまずありません。

潮岬灯台の『有料』の駐車場です。

潮岬灯台の『有料』の駐車場です!

本日は天候が良く、絶好の観光日和となるため、見渡す限りで50台ぐらいの車が駐車されており、訪れにくいスポットのはずの「潮岬灯台」ではありますが、それなりの賑わいがあります。

続いて「公共交通機関」を利用して訪れる場合の「最寄り駅」は「JR紀勢本線」の「串本駅」となります。

串本駅」からは「串本町コミュニティーバス(潮岬線行き)」に乗車するのですが「潮岬灯台前」で下車すると、すぐ目の前が上記の駐車場となりますので、簡単に訪れることができます。

串本町コミュニティーバス」は「紀勢自動車道」が「すさみ南IC」まで開通した同年の、平成27年10月1日から運行しています。

さらに、天災やその他の事情が無い限り「土曜日・日曜日・祝日・年末年始」に関係なく、基本的に毎日運行しています。

1乗車200円となり「障害者手帳等」などの提示で、割引が適用されます。

路線も豊富で、今回訪れた「潮岬線行き」になると、1時間に1本ペースで、1日に10本の「串本町コミュニティーバス」が、潮岬に向かって走っています。

マイカー」を利用しても「公共交通機関」を利用しても、比較的に散策しやすくなっていますので、ご自身の予定にあったアクセス方法をお選びください!

 

潮岬灯台は全国に15ある参観灯台です!

車を駐車すると、早速ではありますが「潮岬灯台」に向けて歩き進めて行きます。

潮岬灯台」までは、整備の行き届いた平坦な遊歩道を、約200メートル歩き進めるだけですので、歩くのが苦手な方でも安心です!

『潮岬灯台』の入り口の受付です。

『潮岬灯台』の入り口の受付です!

緑の生い茂る遊歩道を歩き進めていると、左手側の木々の切れ間より、紀伊半島の荒海を見下ろす形ではありますが、観賞することができます。

そんな景色を横目に見ながら歩き進めていると、すぐに「潮岬灯台」への出入口が、正面に見えてきます。

現在、全国にある15の灯台が「参観灯台(さんかんとうだい)」となっているのですが、参観料金は、一律で200円となりますが、小人に関しては無料になっています。

参観灯台」と言うのは「内部が常時一般公開」されている灯台のことで、主に社団法人燈光会が、海上保安庁から委託を受けて、有料で参観事業を行っています。

従って「潮岬灯台」も、内部のらせん階段で、上部まで登って眺望を楽しむことができるほか、資料館や展示室も併設されています。

潮岬灯台の広場の景色です。

潮岬灯台の広場の景色です!

参観料金」を支払って中に入ると、少し広い空間となり「スイミー」と題されている、潮岬小学校の1年・2年・3年生の合作で描かれた壁画が目に入ります。

潮岬」を象徴する海の生き物たちが、大きな壁をキャンパスとして、見事に描き込まれています。

その先には、太平洋の海を眺められる展望所があるのですが、木々が邪魔することで最高の眺めとはなりませんが、潮風がとても気持ちよく吹き抜けてきます。

多くの方々が、この少し広くなったスペースを利用して、高さが22.51メートルを誇る「潮岬灯台」を背景として、写真に収めるためのフォトポイントを探しています。

本州最南端のシンボル『潮岬灯台』です。

本州最南端のシンボル『潮岬灯台』

潮岬灯台」は、本州最南端となる紀伊半島南端に位置し、太平洋に突き出た30メートルの断崖の潮岬に建てられた、高さ22.51mの「白亜の灯台」となります。

潮岬灯台」は、明治3年に、イギリスから届くはずの「灯台機械が届かない!」と言うアクシデントによって、急遽アメリカの蒸気機関車のヘッドランプを代用して、仮点灯での業務開始となりました。

以来100余年もの間、海上交通の要所として、沖行く船の道しるべとして照らし続けてきた、30mの断崖の上に建つ「潮岬灯台」は、本州最南端のシンボルと言うべき存在となります。

 

潮岬灯台の歴史を知る!

潮岬灯台」を訪れたからには、内部に設けられた「らせん階段」を登って、紀伊半島南端から望む、太平洋の大海原を観賞しなければいけません。

潮岬灯台」の内部への出入口に向かうと、左手側に扉があり「潮岬資料展示室」と書かれた部屋があるので、まずはそちらからの見学となります。

『潮岬資料展示室』です。

『潮岬資料展示室』です!

潮岬資料展示室」の中に入ると、所狭しとパネルで串本町の歴史や「潮岬灯台」に関する説明がされているほか「初代潮岬灯台」の模型なども置かれています。

今の形になる前の「潮岬灯台」の姿を知ることができるのですが、現在の形とは違う、八角形の木造で「日本最初の木造灯台」としての姿を見ることができます。

使用されていた灯器は、反射鏡19個と、第一等不動灯が備え付けられていました。

初代潮岬灯台」は、8年の時を経て、明治11年の9月15日に「円形の石造り灯塔」に改築されました。

潮岬資料展示室」の中には、ひときわ大きな展示物となる「第2等不動レンズ」が置かれており、大正4年9月13日に「潮岬灯台」に設置されていたものとなります。

昭和32年に、90センチの「回転式灯器」に変更されたことで撤去されたものが、保存展示されていると言うことです。

現在は、さらに大きな、120センチの「回転式灯器」が、昭和59年より取り付けられています。

そんな、密に見どころの詰まった「潮岬資料展示室」を一通り見て回ると、最後は「潮岬灯台」の上部へと向かいます。

 

潮岬灯台の上部からの眺め!

潮岬資料展示室」を見学したあとは「潮岬灯台」の上部にある、360度のパノラマビューを展望するため、内部のらせん階段を登り進めます。

潮岬灯台の内部のらせん階段です。

潮岬灯台の内部のらせん階段です!

潮岬灯台」は「灯台の父」と呼ばれる「リチャード・ヘンリー・ブラントン」が、設計から指導までを行ない、明治2年となる1869年の4月に、改税条約によって同じ串本町で建設予定のあった、8基のうちのひとつ「樫野埼灯台」と共に、着工することになりました。

内部に設けられているらせん階段は、実に68段となりますが、意外と急角度でらせんしているため、登り進めると目が回ってきます。

らせん階段を登りきると、最後はほぼ直角のハシゴで、最上部に登る形となりますので、登っている最中に足を踏み外すと、かなり痛い思いをします。

手すりが付いていますので、慎重に登り進めて下さい。

ハシゴを登りきると、小さな出入口が2つあり、どちらから出ても「潮岬灯台」の上部にある、360度のパノラマビューが楽しめる、展望スペースに出ることができます。

潮岬灯台上部から眺める景色です。

潮岬灯台上部から眺める景色です!

本州最南端に位置する、紀伊半島の南端に位置し、太平洋に突き出た、30メートルにも及ぶ断崖の潮岬に建つ、高さ22.51mの「潮岬灯台」の上部となると、高さが50メートルを超えてきます。

展望スペースに出ると、爽やかな海風が吹いており、西側から南側にかけての眼下には、太平洋の大海原が広がりを魅せ、まさに絶景となります。

また、東側には「潮岬観光タワー」が見え、北側には「潮御崎神社」の社殿を見ることができます。

潮岬灯台」は、歴史的に見ても文化的に見ても、非常に価値が高いとされる、Aランクの保存灯台に指定されているほか「日本の灯台50選」にも選ばれています。

そんな「潮岬灯台」は、一度は訪れてみるだけの、価値のある灯台であることは間違いありません!

日本全国には、3000を超える灯台があるのですが「潮岬灯台」は「参観灯台」すなわち「登れる灯台」として、全国にある15の灯台のひとつとなります。

そんな、数少ない「登れる灯台」からの絶景を、是非一度ご堪能下さい!

と、言ったところで「潮岬灯台」の散策が、すべて終了となります。

 

潮岬灯台と夕景をバックに記念撮影!

最後になりますが「潮岬灯台」の駐車場より、約150メートルぐらい東の方向に「県道41号線(潮岬周遊線)」を歩き進めれば、和歌山県の「朝日夕陽100選」に選ばれているスポットがあります。

潮岬灯台と夕日の景色です。

潮岬灯台と夕日の景色です!

夕方近くに「潮岬灯台」の周辺の観光をしていたら、是非立ち寄ってみてください!

広大な太平洋の、遥か彼方の水平線上に沈みゆく「夕日」と「潮岬灯台」をバックにできる、とても良いフォトスポットになっています。

夕暮れになると、たくさんの方が「夕景」を楽しむため訪れます。

マイカー」でしたら、数台止めることができますし、もし駐車スペースがいっぱいなら、先程紹介した「潮岬灯台」の「有料駐車場」か「夕景」を観賞できるポイントから、さらに400メートル「県道41号線(潮岬周遊線)」を進んだ「潮岬観光タワー」の「無料」の駐車場に止めれば、歩いて行くこともできます。

和歌山県の「朝日夕陽100選」に選ばれる「夕景」は、これまた一見の価値ありです!

 

潮岬灯台のアクセス及び駐車場情報!

基本情報

*基本情報は、できる限り新しい情報を掲載することを心掛けていますが、すべての変化に対応できないのが現状となりますのでご了承ください。

潮岬灯台

  • 住所:〒649-3502和歌山県東牟婁郡串本町潮岬2877
  • 電話:0735-62-3171(串本町観光協会)
  • 時間:10月~4月(朝の9時00分~夕方の16時00分)
    5月~9月(朝の9時00分~夕方の16時30分)
  • 定休日:年中無休
  • 入場料:大人(中学生以上)200円・小学生以下は(無料)です。
  • 駐車場:有料100台(1日1回300円)
  • アクセス:【公共交通機関】「JR紀勢本線」の「串本駅」より「串本町コミュニティーバス(潮岬線行き)」に乗車して「潮岬灯台前」のバス停留所で下車してすぐ
    お車】「紀勢自動車道」の「すさみ南IC」を降りてから「国道42号線」を走り進めて「潮岬西入口」の交差点を右折して「県道41号線(潮岬周遊線)」を走り進めると「潮岬灯台」に到着です28km(約35分)

最後までお付き合いいただき本当にありがとうございます。

潮岬灯台」は、日本全国に点在する3000を超える灯台の内の、15の灯台しかない参観灯台、すなわち「登れる灯台」となります。
景色も最高で、ゆったりとした時間を過ごせるスポットになります。
是非一度訪れて「登れる灯台」から眺める、太平洋の大海原の景色をご堪能下さい!

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