今回紹介するのは、福井県三方上中郡若狭町にある「梅丈岳(ばいじょうだけ)」の山頂にある「レインボーライン山頂公園」です。
「レインボーライン山頂公園」は、福井県の「美浜町笹田」から「若狭町海山」の両町をまたぐ、全長11.24kmの「三方五湖有料道路」の、ほぼ中間の位置にあります。
正式名称は「三方五湖有料道路」となるのですが、ちょっとだけカッコ良く「三方五湖レインボーライン」と呼ばれることの方が多くなり、今では親しみを込めて呼ばれるようにまでなりました。
「梅丈岳(ばいじょうだけ)」は、福井県南西部の若狭町に属する位置となり「三方五湖」のひとつである「水月湖」の北西で「日向湖」の西にあたる、標高400メートルほどの山となります。
さらに「梅丈岳」は、観光の中心となり「若狭湾国定公園」の一角に位置し、国の名勝に指定されるほどで「三方富士」とも呼ばれています。
若狭湾を展望するのには、たいへん優れた位置となるのですが、山頂にある「レインボーライン山頂公園」からは、五胡のそれぞれの美しさをはじめ、浦見川や日本海の広さまで臨むことができ、湖と海のそれぞれの色合いや、大きさの違いを比較しながら楽しめます。
以前は、家族向けとしては絶好のハイキングコースでしたが「三方五湖レインボーライン」が開通したことで、現在ではハイキングコースはなくなりました。
「梅丈岳」は、その名の通り、初春になれば梅花が咲き乱れ、山全体に梅特有のほんのりと甘い香りが漂います。
さらに初夏を迎えれば、新緑の香りに包まれ、秋になれば紅葉が紅く色付いてゆく姿を見ることができます。
そんな「三方五湖レインボーライン」にある「レインボーライン山頂公園」が、縁結びのパワースポットとして、今まさに人気沸騰中の「恋人の聖地」に選定されていること知り、訪れてみることになりました。
準備が整いましたら「恋人の聖地」となる「レインボーライン山頂公園」の、散策スタートです!
レインボーライン山頂公園~三方五湖の絶景【恋人の聖地】
今回は、福井県三方上中郡若狭町にある「梅丈岳(ばいじょうだけ)」の山頂にある「レインボーライン山頂公園」が、全国各地に点在している、縁結びのパワースポットとなる「恋人の聖地」に選定されていることを知り、訪れてみることになりました。
恋人の聖地を知らない方は後ほどコチラをご覧下さい!
恋人の聖地~全国に点在する縁結びのパワースポット
今回紹介するのは、全国に点在する、縁結びのパワースポットとして人気上昇中の「恋人の聖地」です。 恋人の聖地プロジェクトでは、2006年4月1日より、全国の観光地域の中から「プロポーズにふさわしいロマンティックなスポット」を「恋人の聖地」として選定し、地域の新たな魅力づくりと、情報発信を図るとともに、 ...
「レインボーライン山頂公園」は、以前より「三方富士」と呼ばれ,若狭湾を展望する景色がとても優れていて「絶景を見ることができる!」と聞いていたこともあり「一度は行ってみたい!」と、考えていたのですが、今回「恋人の聖地」にも選定されていると知ったことで、満を持して訪れる決意をしたと言うことです。
「レインボーライン山頂公園」の紹介をするにあたり、まず初めに「アクセス」について、簡単に紹介しておきます。
レインボーライン山頂公園へはマイカーが必須アイテムです!
まず初めに注意して頂きたいのは「レインボーライン山頂公園」を訪れるにあたっては「マイカーが必須アイテム!」となることです。
「公共交通機関」を利用して行くのも不可能ではないのですが、経済的には優しくありません!
何故かと言いますと「レインボーライン山頂公園」まで行くには「三方五湖有料道路」すなわち「三方五湖レインボーライン」と呼ばれる「有料道路」を走行するのですが、このルートを走る「バスが無い!」と言うことです!
「JR西日本(小浜線)」の「三方駅」か「見山駅」さらには「美浜駅」などから「タクシー」を利用するなら、行くことも可能ですがお勧めできません!
距離的には、いずれの駅からも7km~10kmほどあるうえ「三方五湖レインボーライン」の「通行料金」がいることと「レインボーライン山頂公園」で、景色やその他の見どころを楽しむあいだ「タクシー」に待機してもらうのも、経済的には優しいとは言えません!
と、言うような理由でお勧めしないだけで、行けないと言う訳ではありませんので・・・
続いては「マイカー」を利用して訪れる場合は「舞鶴若狭自動車道」の「若狭三方IC」が、一番近いかと思いますが、降りたら「国道27号線(丹後街道)」を走りだし、すぐにある「気山」の信号を左折して「県道244号線」を経由しながら「三方五湖有料道路(レインボーライン)」の「美浜町側」の「日向料金所」から入ります。
あとは道なりに「レインボーライン第一駐車場」まで走り進めるだけとなります。
「若狭三方IC」からは10Kmほどになりますので、約20分もあれば到着できます。
以前は「梅丈岳」の山頂にある「山頂公園」に行くにあたり、家族向けとしては、絶好のハイキングコースだったこともありましたが、現在では「三方五湖レインボーライン」が開通したことで、綺麗なハイキングコースが「閉鎖」されて、歩いて行くことができなくなったと言います。
何故「閉鎖!」することになったのかは分かり兼ねますが、立ち入れぬように固く柵が設けられていると言うことです。
と、言ったことで「マイカー」の利用をお勧めしましたが「三方五湖有料道路(レインボーライン)」の出入口は「美浜町側」からでしたら「日向料金所」から入り「若狭町側」からですと「海山料金所」からとなるのですが、どちらからでも出入りは可能なっています。
三方五湖レインボーラインには山頂以外の展望所無し!
今回管理人は「若狭町側」となる「海山料金所」から「レインボーライン山頂公園」に向かったのですが、本日11月3日となり「三方五湖有料道路(レインボーライン)」への入場は、朝の8時00分からとなります。
一番乗りとなる7時55分に到着となり、料金所がすでに開いていたので料金を払おうとすると「8時00分からですのでもう少しお待ちください!」との返答です!
なかなかにシビヤな対応ですが、当然と言えば当然ですので、静かに待つことにします。
料金所のおじさんが言うには「慌ててレインボーライン山頂公園に行っても、9時00分からしか山頂には登れないので・・・」と言うことです。
「レインボーライン山頂公園」までは、わずか4km足らずで、5分から10分もあれば行くことができます。
山頂までの4kmの道のりのあいだには、特に展望スペースなどは設けられておらず、景色などは所々で見えますが、停車してまで見るほどのことは無く「レインボーライン山頂公園」までは、ノンストップで走り進めることになります。
「レインボーライン山頂公園」の駐車場に到着すると、時刻は8時10分となり、時間が来るまでの間に、駐車場にある見どころを散策しておきます。
お白粉地蔵尊と大名だぬき角兵ヱのかっちゃん!
「レインボーライン山頂公園」に向かうリフトの横には、小さなお堂があり、中には「安全地蔵尊」がお祀りされています。
「安全地蔵尊」は、美浜町および若狭町の有志により、昭和33年7月吉祥日に「梅丈岳」の山頂の地に、民衆の「家内安全」をはじめとして「交通安全・海上安全」や「商工業安全」さらに「五穀豊穣」を祈願するために、安置御守護祈願成就されたと言います。
お堂の中には、御本尊となる「安全地蔵尊」と、もう一体左手側に小さなお地蔵さんがあるのですが、名を「お白粉地蔵尊(おしろいじぞうそん)」と言います。
さまざまな悩み事や迷い事があれば、目を閉じて「お白粉地蔵尊」を静かに両手で持上げて「軽重」の感じ方よって「良い方に向かう!」か「悪い方に向かうか!」を、知ることができると言います。
さらにもうひとつ祈願できることがあり「お白粉地蔵尊」の名の如く、ご自身の「病気・疲労・痛みのある個所」と同じ部分を、そばに置かれているお白粉を指先につけて、地蔵さんに塗りつけたあと、その手でご自身の痛みのある部分を撫ぜることで「あら不思議!」病気や怪我が、すっかり治ると言われています。
「病気・疲労・痛み」のある方は、お試しを・・・
そんな「安全地蔵尊」の近くには「大名だぬき角兵ヱ(かくべえ)」と呼ばれる、親子のたぬきの顔出しパネルならぬ、人形が設置されています。
古くから「梅丈岳」の麓にある漁師村に伝わる話があるのですが、たぬきの「角兵ヱ」は、村人を騙したりする、少し迷惑な意地悪たぬきでしたが、大名行列がとても大好きなことと、漁師たちが海へ漁に出て魚が捕れない時などは「角兵ヱ」に教えてもらうことで、不思議と大漁になったと言います。
また、台風などで海が荒れることを前もって教えてもらったりと、村人たちは大変に助かったそうです。
村人を騙したりする、少し迷惑な意地悪たぬきではありましたが、村人たちとの温かい触れ合いと思いやりが、いつの日か深い絆となっていき、そんな「角兵ヱ」のことが、みんな大好きでした。
いつの日からか、大好きなこのたぬきを「大名だぬき角兵ヱ」と、呼ぶようになったと言うお話が伝わっています。
そんな「大名だぬき角兵ヱ」は、親しみを込めて「かっちゃん」と呼ばれ、この地を訪れる人たちを愛くるしい表情で、お出迎えしてくれます。
売店などでは「かっちゃんグッズ」などの販売もされていますので、旅の記念に是非・・・
レインボーライン山頂公園が恋人の聖地に選定!
9時00分頃になると、それなりの来訪者の姿があり、営業開始となるのですが「レインボーライン山頂公園」に向かうには「リフト」もしくは「ケーブルカー」のどちらかを選択して山頂に向かうことになります。
多くの方が「リフト」を選択して「レインボーライン山頂公園」に向かい始めますが、管理人は「ケーブルカー」を選択します。
「ケーブルカー」を選択するには理由があり「恋人の聖地」に選定されている「レインボーライン山頂公園」ならではの見どころのひとつが「ケーブルカー」の中にあります。
「ケーブルカー」の客車の中には「ハート型のつり革」が設置されています。
この「ハート型の吊り革」は「Heart Catcher」と名付けられており「ハートをつかんでしあわせつかもう!」と言う、願いが込められたものとなります。
「レインボーライン山頂公園」の見どころのひとつでもありますので、大切な方と一緒に掴んで、写真に撮り収めてください!
もちろん「これから幸せをつかみたい!」と言うあなたには「良縁を掴むことができる!」に違いありません!
さて、片道約2分足らずで「レインボーライン山頂公園」に到着となります!
言い忘れましたが「レインボーライン山頂公園」に入るには「入園料」が必要となり、大人は800円で、6歳~中学生は小人となり、600円が必要となっています。
もちろんですが「リフト・ケーブルカー」の「往復料金」は、含まれています。
尚、遊歩道を歩いて「レインボーライン山頂公園」に向かえると言うことですが、あくまで「入園料」ですので、徒歩で向かっても同じ「入園料」が必要となりますので「リフト・ケーブルカー」を利用することを、お勧めしておきます。
「レインボーライン山頂公園」は、思っていたほどの広さは無いのですが、見どころを順に回っていきたいと思います。
見どころのひとつ誓いの鍵のモニュメント!
「レインボーライン山頂公園」に到着すると、最初に目に入るのが、見どころのひとつとなる、大きな「誓いの鍵」と称されるモニュメントです。
大きな「誓いの鍵」と称されるモニュメントは、木にぶら下がる、これまた大きな鎖に、南京錠となる「誓いの鍵」が、しっかりと鍵が掛けられたものとなります。
古来より、神秘的なパワーを持っていると言われている「鍵」ですが、この「誓いの鍵」に誓いを立てたあと「誓と刻まれた大きな文字に触れてパワーを得る!」と言う、形のものとなります。
この「誓いの鍵」は「レインボーライン山頂公園」に2ヶ所あるのですが、もう1か所は、右手側に歩き進めた最奥にあたる場所に設置されています。
最も西に歩き進めた場所にある、手すりに囲われた広い空間にも、同じ大きな「誓いの鍵」のモニュメントがあるのですが、それ以上に目に付くのが、手すりに掛けられた、無数の「南京錠」です。
見渡す限りの手すりには、おそらく数千個以上の「南京錠」が掛けられています。
上記写真の「虹にかける誓いの鍵」は、手すりで囲まれた場所の、ちょうど中央辺りに置かれているのですが、1個400円で販売されており「料金BOX」にお金を投入して自ら頂く、セルフ式のものとなります。
「誓いの鍵」に付いている「メッセージカード」に「名前やご自身の誓い」さらには「想い」を記入して、手すりの中央にある「メッセージBOX」に投入して、ご自身の誓いを果たすべく、手すりに固く「錠を掛ける!」と言うものです。
このような「手すりに鍵を掛ける!」ことの始まりになったのは「レインボーライン山頂公園」にある「転倒防止のチェーン柵」に、工事関係者の方か?施設管理者の方か?それとも訪れた観光客なのか?そのあたりは不明なのですが、小さな「南京錠」が掛けてあるのを、職員さんが見つけたことが始まりと言うことです。
その後、多くの方が「必ず結婚します!」や「ずっと一緒にいようね!」などの、愛を誓い合うカップルが現れたと思うと「必ず合格するぞ!」と言う受験生が現われ、それ以降、禁煙やダイエットなどの、さまざまな誓いが立てられ続けていると言うことです。
「鍵を掛ける!」と言うことで、その誓いは「絶対的な想い!」となり、簡単には破れない誓いへと変わり、ご自身の決意の力になってくれます。
現在では「初めてのデートでここを訪れ結婚しました!」などの便りまで届くほどの「縁結びのパワースポット!」になっていると言います。
現在までに訪れた方の、半端ない「誓いの鍵」の数は、今や見どころのひとつであり、圧巻の数に驚かされるかと思います。
さらにこの場所では、もうひとつ楽しめることがあり、それが「かわらけ投げ」です。
「かわらけ投げ」と言えば、京都府の「神護寺」が発祥の地とされるのですが、この遊びは「厄よけ」などの願いを掛けて、高い場所から「素焼き」や「天日干し」された「酒杯」や「皿」を投げるのですが「天橋立」などでも、人気のひとつとなっています。
天橋立の記事は後ほどコチラをどうぞ!
天橋立ビューランド【アクセス・駐車場】飛龍観に龍が降臨
今回紹介するのは、京都府宮津市文珠にある「日本三景」のひとつ「天橋立(あまのはしだて)」です。 「天橋立」は、日本海の「宮津湾」にあり、広島県の「宮島」と、宮城県の「松島」と、肩を並べる「日本三景」のひとつとして、非常に有名で、人気のある観光スポットとなっています。 「天橋立」は、京都府宮津市の「宮 ...
傘松公園・昇龍観【アクセス・駐車場】股のぞき発祥の地!
今回紹介するのは、京都府宮津市文珠に位置する「日本三景」のひとつ「天橋立(あまのはしだて)」です。 「天橋立」は、日本海の宮津湾にあり、広島県の「宮島」と、宮城県の「松島」と肩を並べる「日本三景」のひとつとして非常に有名で、人気のある観光スポットになります。 「天橋立」は、京都府宮津市の宮津湾と、内 ...
「レインボーライン山頂公園」で楽しめる「かわらけ投げ」は「厄除け」ではなく、ご自身の願いを「かわらけ」に書いて、湖の方向に向かって、空高く思いっきり投げてお願いするものとなります。
お願い事は何でも良いのですが「交通安全・商売繁昌・家内安全・良縁成就・入試合格・病気全快」など、今の自分に一番必要と思うお願いごとを書いてください!
「かわらけ」は、1枚100円となり、先程と同じく「料金BOX」にお金を投入して、セルフ式で購入する形となります。
尚「かわらけ」は、 雨が降ると自然に土に戻るようになっており、環境にとてもやさしいものとなりますので、思う存分投げてください!
レインボーライン山頂公園の見どころのひとつ「天狗堂」
「かわらけ」を投げたあとは、後方にある見どころのひとつ「天狗堂」にお参りしてください!
若狭地区は、天狗との関りがあると言うことですが、日本の民間信仰において伝承される天狗は「神」や「妖怪」とも言われる、伝説上の生き物となります。
顔は赤く、鼻が長いことが特徴的で、山伏のような服を身にまとい、怪力の持ち主となり、羽うちわを持って、自由に山や空などを飛びまわる姿がよく知られています。
「梅丈岳」の地にも、大変大きな天狗がいたと伝わっており、この地を支配しており、剛力でワンマンであった為に、村の人々から恐れられていた反面、非常に情深く、弱い者の願いや困った人々の想いを、よく聞いてくれたと言います。
村の人々は、願い事があると「梅丈岳の地に住む!」と言われる天狗を尋ねたのですが、その姿を見ることは叶わず、どこか高いところにおられると考え「かわらけ」にお酒を供えて、空高く願いをこめて投げたところ「願いが叶った!」と言い、先程紹介した「かわらけ投げ」が、始まったと言います。
「天狗堂」の横には、天狗の履物となる「一本歯下駄」の、大きなモニュメントが設置されています。
「一本歯下駄」は、非常にバランスの取りにくい履物のように思いますが、山歩きに適しているとされ、修験者たちが好んで使っていたと言います。
一点で安定してバランスが取れるようになれば、砂利道だろうが岩の上だろうが関係なく立てるようになり、重心を前に倒すことで推進力が得られ、走るのもたやすいと言います。
「一本歯下駄」は、空想上の履物ではなく、例えるなら竹馬のようなもので、実用品として理に叶った履物であると言うことです。
見どころのひとつ「友好の鐘」
「天狗堂」の隣には、見どころのひとつとなる「友好の鐘」と称される「編鐘(へんしょう)」が設置されてます。
この「編鐘」は「幸福を呼ぶ鐘」として、中国古鐘研究会から「友好の証」として寄贈されたものです。
紀元前5世紀(2400年前)となる、 古代中国の打楽器のひとつとして演奏されていたと言い、歴史的発見として注目を集めたものです。
「1つの鐘から2つの音色が出る!」と言いうもので、陰陽の思想として確立されるに至る、1つの物の中に存在する2つの力を「音」と言う形で表す、大変に珍しい鐘となります。
「中国4000年の歴史!」などとよく耳にしますが、まさに2400年前の人間が社会生活において、音楽を取り入れていたことに驚かされます。
「友好の鐘」の2つの音色は、恩恵と幸福をもたらすと言われ、21世紀に向けて世界平和及び、この地を訪れた人々に「幸福をもたらす鐘!」になることを願いつつ設置されたと言います。
この「友好の鐘」は、実際に音が鳴るのですが、個々に鳴らすと大変な数となり、周囲にも迷惑がかかるとのことで「鐘の音」を聞きたい方は「壁にボタン」がありますので、そのボタンを押して音色を楽しんでください!
見どころのひとつ「めだか村」
「友好の鐘」の斜め前には「めだか村」と看板が付けられた、見どころのひとつとなる小さな池があります。
「レインボーライン山頂公園」にある小さな池では、近年では限られた場所でしか見ることができなくなった「絶滅危惧種」の「めだか」を、三方五湖周辺の保護を目的として、捕獲して育てて増やしていると言います。
もとは、事務所で飼っていた8匹のめだかだったそうですが、いつの間にか卵を産み、すぐに30匹程になったと言い「めだか村」と称して、その姿を見ることができると言います。
実際に「めだか村」の池を覗いてみたのですが、めだかを確認することはできませんでした。
寒くなって水温が低くなると、めだかは水面には出て来なくなり、深いところでじっとしているそうなので、実際には数十匹はいたのだと思います。
暖かい時期にお出かけの際は、お見逃しの無いように・・・
さらに見どころとして「野外彫刻」や「巨大カブトムシ」のモニュメントが近くにあります。
さらに「無限ループ」となる「メヴィウスの輪」の彫刻も置かれているのですが、無限に続く輪のように「二人の愛が永遠に続いていくように!」との想いで設置されたもので、彫刻家として有名な「牛尾啓三作」のものとなり、地元出身で東京在住の方々となる「東京美浜会」から贈られたものとなります。
さて「巨大カブトムシ」のオブジェはと言いますと「レインボーライン山頂公園」の西にある「カブトムシの館」からの繋がりかと思いますが、カブトムシの観察を楽しめるのは、7月下旬~8月中旬までとなるそうです。
ジブリの世界に入り込み「虫使い」になった気分で遊べます!(子供なら・・・)
レインボーライン山頂公園が恋人の聖地に選定!
「レインボーライン山頂公園」の「めだか村」の隣には、今回訪れるにあたっての最大の目的となった「恋人の聖地」があります。
「レインボーライン山頂公園」は、かなり昔となる、2006年7月に「恋人の聖地」として認定されたのですが「恋人の聖地」のプロジェクトが開始されたのが、2006年4月1日からなので、最初の頃より選定されていることになります。
現在では、全国に140ヶ所を越える「恋人の聖地」があり、選定されている場所には、お馴染みとなる「恋人の聖地」と刻まれた「金色のプレート」が設置されています。
多くのカップルや家族をはじめ、友人同士が訪れ「金色のプレート」の前で、ある者は「永遠の愛を誓い合い」またある者は「恩愛の絆を深める」ための場として大変人気があり、注目を浴びています。
「レインボーライン山頂公園」にある「恋人の聖地」は、大変展望の利く場所に設置されており「プロポーズにふさわしいロマンティックなスポット!」となっています。
「金色のプレート」には「恋人の聖地」と大きく書かれ、その下に英語がズラズラ書かれていますが、大概の方は読めません!
文言を訳すと、このように書かれています。
私は、この地を訪れるすべての恋人たちに、この地に触れることにことにより沸きあがる感動と、出会うことの素晴らしさ、祝福されて結婚することの素晴らしさ、そして幸せな家庭を築いてゆく素晴らしさを伝えるため、私はこの地を恋人の聖地として認定致します。お二人の出会いを祝福し、幸せな将来をお祈りいたします。
2006年から、ブライダルマザー桂由美
この場所を象徴するモニュメントは「恋人の」と刻まれた記念の石碑と「聖地」と刻まれた記念の石碑となります。
その横には「誓いの鍵」と刻まれた、小さな石碑も配置され「三方五湖」の景色を、眼下に眺めることができます。
まるで、寄り添う二人が「三方五湖」の守護のもと「誓いの鍵」に、永遠の愛を誓い合いながら景色を眺めているようにも見えます!
180度のパノラマ状に広がる「三方五湖」の景色は、プロポーズにふさわしいロマンティックな雰囲気が漂い、まさに絶景となっています。
是非一度訪れて「三方五湖」の絶景となる景色をバックに、プロポーズしてみてはどうでしょうか?
ウットリとした気持ちになり、その想いが届くかも・・・!
と、言ったところが「恋人の聖地」となり、後方には「和合神社」が鎮座しています。
1983年に奉賛会により創建し、奉られた「和合神社」は「一社両拝」となり、二人が向かいあって参拝する、大変珍しい形の神社となります。
「恋人の聖地」に選定されたこの地を訪れた、お二人の出会いを大切にされ、益々の発展を願って建てられたと言う「和合神社」の横には「恋人専用」の「誓いの鍵」が掛けられるスペースが設けられており、先程と同じく、たくさんの「誓いの鍵」が掛けられています。
これ程たくさんのカップルが訪れるほど、縁結びのパワースポットとしての「御利益」が、強いことを意味しているようです!
見どころのひとつ「五木の園」
最後になりますが「五色の湖」と言われる「三方五湖」の景色を眺めるにあたり、最も素晴らしい景色が望める場所に設置されているのが「五木の園」です。
ステージの如く設けられた、ひときわ豪華な舞台は「五木の園」と称され、当地出身の「五木ひろしさん」が、ふるさとを愛する心と、その功績から「三方五湖」の絶景を背景にした舞台となり、歌手として最もふさわしい形のステージとなっています。
舞台上にある「五木ひろしさん」の経歴が刻まれた石碑に設置されたレコード盤に触れることで、名曲「ふるさと」が流れると言う仕掛けが施されています。
「五木ひろしさん」のファン、もしくは演歌が好きな方には、最高の場所となりますが、若者の中には「五木ひろしさん」のこと自体、知らないと言う人もいるかと思いますので・・・
なにはともあれ「五木の園」より眺めることができる景色は、まさに絶景となります。
海と山々、さらには五湖が織りなす自然美を、たっぷりと堪能できるレインボーライン山頂公園であったと思います。
東西南北、360度の景色を眺めることができるパノラマビューは、これまでにない圧倒的な世界観を体験することができます。
幻想的かつ神秘的な景色が広がる「三方五湖」の、ベストビューポイントとして人気が高いことにも、納得がいく絶景ぶりです。
「美浜町笹田」から「三方町海山」まで伸びる、全長11.24kmの「三方五湖レインボーライン」を軽快にドライブしながら、是非一度「レインボーライン山頂公園」を訪れ、ご自身の目で眼下に広がる絶景をご堪能下さい!
レインボーライン山頂公園のアクセス及び駐車場情報!
【基本情報】
*基本情報は、できる限り新しい情報を掲載することを心掛けていますが、すべての変化に対応できないのが現状となりますのでご了承ください。
「三方五湖有料道路」
- 住所:福井県三方郡美浜町笹田~福井県三方上中郡若狭町海山
- 電話:0776-26-7550(福井県道路公社)
- 利用時間:1月1日~4月30日と10月1日~12月31日(朝の8時00分~夕方の18時00分まで)
5月1日~7月20日と9月1日~9月30日(朝の7時30分~夕方の18時30分まで)
7月21日~8月31日(朝の7時00分~夕方の19時00分まで)
*終了時間の30分前より入門できなくなります。 - 利用料金:軽・小型・普通自動車(1060円)
*二輪自動車(740円)
*マイクロバス定員29人以下で車両総重量8トン未満(2500円)
*大型バス定員30人以上で車両総重量8トン以上(4000円)
*大型貨物自動車で積載5トン以上(4000円)
「レインボーライン山頂公園」
- 住所:〒919-1301福井県三方上中郡若狭町気山18-2-2
- 電話:0770-45-2678・FAX:0770-45-1833(株式会社レインボーライン)
- 時間:朝の9時00分~夕方の16時30分まで
*最終乗車・上りは夕方の16時00分まで・下りは夕方の16時20分までです!
*土・日・祭日および夏休み期間中などは時間延長あり。 - 定休日:12月29日~1月1日
- 入園料:大人(800円)・小人6歳~中学生(600円)*リフト・ケーブル往復乗車料込みです。
*障がい者割引:大人(600円)・小人6歳~中学生(400円)
*団体割引(30名以上)大人(700円)・小人6歳~中学生(600円) - 駐車場:無料「第1駐車場~第三駐車場(約200台)」
- アクセス:【公共交通機関】「公共交通機関」のみで「レインボーライン山頂公園」まで行けると良いのですが、実際には「自動車」を利用して行く方法しかありません!
*「JR小浜線」の「三方駅」か「見山駅」さらには「美浜駅」から「タクシー」を利用して行くことは可能ですがあまりお勧めできません!
【お車】「北陸自動車道」の「敦賀IC」を降りて「国道8号線(敦賀バイパス)」から「国道27号線(金山バイパス)から(東美浜バイパス)から(丹後街道)」に入り「気山」の信号を右折して「県道244号線」を経由して「三方五湖有料道路(レインボーライン)」の「美浜町側」となる「日向料金所」から入り「レインボーライン」の「第一駐車場」に到着です約28Km(約40分)
「舞鶴若狭自動車道」の「若狭三方IC」を降りて「国道27号線(丹後街道)」に入り、すぐにある「気山」の信号を左折して「県道244号線」を経由して「三方五湖有料道路(レインボーライン)」の「美浜町側」となる「日向料金所」から入り「レインボーライン」の「第一駐車場」に到着です10Km(約20分)
最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございます。
「レインボーライン山頂公園」は、大変見どころが多いスポットとなるほか、360度に広がりを魅せるパノラマビューの景色は、まさに絶景となります。
アクセス面では「マイカーが必須アイテム!」となり、多少不便な面はありますが、訪れた先には満足のいく景色を楽しむことができるかと思いますので、是非一度訪れて、ご自身の目で絶景をご堪能下さい!
【関連記事】
福井県の観光の記事はコチラをご覧下さい!
東尋坊【アクセス・駐車場】福井県が誇る観光名所は自殺の名所?
恋人の聖地に関する記事はコチラをご覧下さい!
泉南マーブルビーチ【アクセス・駐車場】恋人の聖地で夕景を満喫
明神山自然の森公園~ハイキングで恋人の聖地へ【アクセス・駐車場】
大野アルプスランド~恋人の聖地に愛誓う指輪【アクセス・駐車場】