金引の滝【アクセス・駐車場】京都随一の名瀑『滝めぐり』

今回紹介するのは、京都府宮津市滝馬にある、京都随一言われる名瀑「金引の滝(かなびきのたき)」への「滝めぐり」です。

平成2年に、京都府で唯一「日本の滝100選」の、ひとつに選ばれた「金引の滝」は「金引(かなびき)」と「白竜(はくりゅう)」さらに「臥竜(がりゅう)」と称される、三瀑を総称して「金引の滝」と呼ばれています。

主瀑となる「金引」は、高さが40メートルで、滝幅が20メートルとなり、二手に分かれて流れ落ちる、滝幅の少し狭い左手側を「女滝(めだき)」といい、滝幅の広い右手側を「男滝(おだき)」と、呼ばれる名瀑となっています。

日本の滝100選「金引の滝」です。

日本の滝100選「金引の滝」です!

金引山の山中より、流れ落ちる清流は、一年を通して、豊富な水量を誇る美しい清流で「大手川」を経て「宮津湾」へと、流れ落ちていきます。

金引の滝」は、点在する岩の味わいと、緑豊かな風景の素晴らしさと、涼しい癒しの自然空間が広がっているので、暑い夏の観光には、お勧めのスポットとなっています。

数多くある滝の中でも「金引」には「滝壺」が、無いのが特徴的になっており、滝のそばまで近づくことができ、流れ落ちてくる水に、触れることができる、珍しい名瀑となっています。

そんな「日本の滝100選」に選ばれている、名瀑の紹介となります。

準備が整いましたら「金引の滝」の散策スタートです。

 

金引の滝【アクセス・駐車場】京都随一の名瀑『滝めぐり』

今回は、京都府宮津市滝馬にある「金引の滝(かなびきのたき)」へ「滝めぐり」を行なうため、車を走らせます。

金引の滝」は、京都府で唯一「日本の滝100選」に、選ばれた名瀑となり、たくさんの方が訪れる、人気のスポットとなっています。

そんな「金引の滝」への「アクセス」は、比較的簡単に訪れることができますが、少しだけ問題もあります。

まずは「金引の滝」への「アクセス」の方法を、簡単に紹介します。

 

金引の滝へのアクセスは狭い道が続きます!

金引の滝」への「アクセス」に関しては「公共交通機関」を、利用しても「マイカー」を利用しても、比較的簡単に行けます。

まずは「公共交通機関」を、利用していくには「京都丹後鉄道」の「宮福線」の「宮津駅」から、路線バスを利用して「金引の滝口」で下車してからは、徒歩で約300メートルほどですので、5分もあれば「金引の滝」の、入口まで行くことができます。

また「京都丹後鉄道」の「宮福線」の「宮津駅」から、バスを利用せずに、徒歩で行くことも可能ですが「金引の滝」の、入口までは、約2.3kmほどとなり、普通に歩いても、30分ぐらいはかかります。

あと「京都丹後鉄道・宮福線」の「宮村駅」で下車した場合は、少し歩く距離は少なくなり、1.5kmほどですので、約25分ぐらいで行けます。

続いては「マイカー」を利用して、訪れる場合には「京都縦貫自動車道・綾部宮津道路」からのスタートになりますが「府道9号線」を北上し、標識で「金引の滝1km」と、書かれた「宮津高校の手前」の信号を、左折したあとは、看板に従い、かなり道幅の狭い、民家と畑道の道を進んで行くことになります。

金引の滝」には「無料」の「駐車場」が用意されているのですが、駐車スペースには、はっきりとした線引きが無いので、止め方にもよりますが、10台~15台ぐらいは、駐車できそうな駐車場となります。

『金引の滝』の無料の駐車場です。

『金引の滝』の無料の駐車場です!

時期」や「時間帯」さらには「曜日」にもよりますが、それほど広い駐車スペースではないため、たくさんの人が訪れるような時は、少し厄介なことになります。

多くの方が訪れると言うことは、駐車場に行くまでの道のりが、少し問題になります。

駐車場に行く手前の、約500メートルから600メートルぐらいは、車1台がギリギリ通れる、かなり狭い道となっており、対向車が来ると、ちょっと嫌な感じになります。

対向車を交わす場所も、それなりにはありますが、運転に自信のない方は、気を付けたほうがいいと思います。

今回管理人は、平日に訪れたことと、朝一番の8時前の到着でしたので、先客者が誰もいてなかったので、特に問題ありませんでしたが、やはり「時期」や「時間帯」さらに「曜日」によっては「公共交通機関」を、利用して行くか、もしくは「マイカー」を、近くにある「道の駅」となる「海の京都宮津」(〒626-0012 京都府宮津市浜町3008)に「無料」で駐車して「レンタサイクル」にて、向かうと言う方法もあります。(2.1kmで約10分~15分)

レンタサイクル記事は後ほどコチラをどうぞ

松の木を従えた『日本の道100選』です。
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実は管理人も「道の駅」となる「海の京都宮津」で「レンタサイクル」を借りて「日本三景」の「天橋立」を、走り抜けたことがありますので「料金」なども、詳しく書いていますので、良ければそちらをご覧下さい!

と、言うように「金引の滝」への「アクセス」は、どれをとっても、比較的簡単に行くことができますので、ご自身にあった「アクセス」方法で、訪れてください。

 

金引の滝には神秘的な大自然の景観が残る!

朝一番で、平日と言うこともあり、誰もいない駐車場に、車を駐車すると、早速にも「金引の滝」に向けて、歩き出します。

金引の滝」の、入口には、苔むして味わい深い景色の中に、まるで溶けこむように「日本の名瀑・金引の滝」と刻まれた、記念の「石碑」が、まだ見ぬ「金引の滝」への、期待を高めてくれます。

『日本の名瀑・金引の滝』です。

『日本の名瀑・金引の滝』です!

金引の滝」は、金引山の山中にあるのですが、山中と言っても、数百メートルほど、山の麓から入っただけなのですが、山奥まで入ってきたかのように、感じるぐらいの景色が広がっています。

大自然を、ダイレクトに肌で感じることができ、荒地のようにも見える景色は、よく見ると神秘的とも言える景色が、広がっています。

金引の滝」の、入口の前には、きれいに整備された「お手洗い」もありますので、その点では安心できるかと思います。

早速ですが「金引の滝」へと続く、遊歩道を歩き進めてみます。

勾配がきつい石階段です。

勾配がきつい石階段です!

歩きはじめると同時に、いきなりの石階段となりますが、整備が行き届いているので、とても歩きやすい石階段となります。

金引の滝」までは、おおよそ5分ぐらいで、行くことができますが、勾配はとてもきつく、力を必要とする、石階段が続いています。

 

金引と白竜と臥龍の三瀑を総称して金引の滝

2~3分も歩くと、一時的に石階段が終わり、左手側には、小さなお堂があるのですが「北向き地蔵尊」と、書かれたお堂となっています。

『北向き地蔵尊』です。

『北向き地蔵尊』です!

まず、お堂を「北向き」に、建てること自体が、かなり珍しいのですが、この「地蔵尊」が、なぜ「北向き」に祀られたのか?

北側は、風水の観点からすると、悪い気が吹きだまっているところとなるため、皇帝や王侯は、北を背にして、家臣は、北を向く形で「王宮」が、つくられているほか、京都の「御所」などでも、この様式を受け継いで、南向きにつくられていると言います。

仏壇なども、北を向くことを、良しとしないのに、ここの「お地蔵さん」のお堂は、なぜ「北向き」に、建立されているのか?

お地蔵さん」は、我々に寄り添いながら救ってくれ、常に民衆と共にあることから、あえて人の下座となる「北向き」に、配された形となるのが「北向き地蔵」です。

全国にある「お地蔵さん」が、500万体以上ある中で、北を向いてる「お地蔵さん」に関しては、400体程と言う、非常に稀な形となるのですが「北向き」に建てられた「お地蔵さん」は、その分、珍しく変わった功徳が、あるとされています。

北向き地蔵」は、一般的に「一願本尊」としての、ご利益があると言われ、願いごとをひ1つだけ、聞いてくれると言います。

叶えたい願いがあるようでしたら、是非、霊験あらたかな「北向き地蔵」の御利益を、授かってください!

と、言うことで「北向き地蔵尊」があるところで、すでに半分ぐらいは「金引(かなびき)」に、近づいたことになりますが「金引の滝」は「金引」と「白竜(はくりゅう)」さらに「臥龍(がりゅう)」の三瀑を総称して、呼ばれると言います。

北向き地蔵尊」の前には、三瀑のひとつとなる「白竜」があります。

三瀑のひとつとなる『白竜』です。

三瀑のひとつとなる『白竜』です!

左手側の写真が「白竜」となり、分かりやすかったので、写真に収めることができたのですが、右手側の写真に関してですが「臥竜(がりゅう)」と思い、撮ったのですが、どうやら違う滝を撮ってしまったようです。(-_-;)

滝の名前を示す看板などを、目にした記憶が無いのですが、ひょっとしたら見落としたのかもしれませんので、訪れた際は、お間違いのないように、三瀑の観賞をしてください!

また、近くに立ち寄った際には「臥竜(がりゅう)」の写真を撮って、差し替えておきます。

 

金引の滝の周辺は神秘的な自然の景観が残る!

北向き地蔵尊」から「金引の滝」は、少しの階段と、スロープの道となり、1分~2分もあれば到着できます。

小さな石橋が架かっており、渡ると「滝見の場」となり、長椅子などが置かれています。

最初にも言いましたが、ここ「金引の滝」の周辺は、山深いわけでもないのですが、緑が豊富で、神秘的ともいえる自然の景観が、辺りを包み込んでいます。

主瀑となる『金引』です。

主瀑となる『金引』です!

そんな、緑豊かな空間に、むき出しとなった「花崗岩」や「閃緑岩」から流れ落ちる、水しぶきが、大量の「マイナスイオン」を作り出し、居心地の良い、癒しの空間へと変えています。

主瀑となる「金引」は、高さが40メートルで、滝幅が20メートルとなり、滝口の中央に、張り出した大岩に立つ木々を境に、二手に分かれて、流れ落ちる形となるのですが、左手側の、滝幅の狭い滝を「女滝(めだき)」と呼び、右手側の、滝幅の広い滝を「男滝(おだき)」と、呼ぶのですが、京都府で、唯一「日本の滝100選」に選ばれる、名瀑の姿となっています。

『女滝』と『男滝』です。

『女滝』と『男滝』です!

金引山は、標高が265メートルと、意外と低山ですが、山中より流れ落ちてくる清流は、一年を通して、豊富な水量が特徴的で、美しい清流の水しぶきで、辺り一面は、とても清涼感が漂う、癒しの自然空間が広がっています。

そんな「金引の滝」は、暑い夏の観光には、特にお勧めのスポットとなっています。

数多くある、滝の中でも「金引」には「滝壺」が無いのが、特徴的となっており、滝のすぐそばまで、近づくことができ、流れ落ちてくる水に、触れることができる、珍しい名瀑となっています。

滝壺が無いのが特徴的です。

滝壺が無いのが特徴的です!

滝壺が無い「金引」付近は「砂地」となっており、小さなお子様などでしたら、水遊びぐらいですが、楽しむことができるかと思います。

泳げるほどの深さはないので、安心はできますが、ひとつだけ注意点があるとすれば「砂地」より先は、ガチャガチャした岩場となり、点在する岩は、かなり苔むしていますで、岩の上に登ったりすると、たちまちにして滑り落ちて、怪我をすることになるので、岩の上には、登らないようにして下さい!

砂地」のスペースには、長椅子もありましたので、お子様が遊んでいる間は、長椅子より、目を離さずに監視することを、お勧めしておきます。

あとの見どころとしては、足元が少し、悪くはなりますが「金引の滝」を、上から見ることができる「滝見の場」があります。

木製の『金引不動明王』です。

木製の『金引不動明王』です!

何度も言いますが、岩々がたいへん苔むしていますので、気を付けながら上らなければいけませんが、少し違った姿の「金引の滝」を、見ることができますが、意外と木々が邪魔をして、最高の眺めとはなっていないのが、少し残念なところです。

最後に木製の「金引不動明王」も、見どころのひとつとなります。

滝のある所では、滝の名前に「不動明王」が、付いていたり「不動明王」の「お堂」や「石像」が、置かれていることが、多々あるのですが「不動明王」は「奴僕三昧(ぬぼくざんまい)」の、誓いをたてており「信仰者」を「主人」として、忠実に使え、主人となる「修行者」のために、下僕となって、その修行をたすけ、修行の邪魔をする「」から「守護」してくれるとされています。

修験霊場」の「御瀧場」には、よく「不動明王」が、お祀りされていることがあるのですが、これもその内の、ひとつだと思います。

と、言ったところが「金引の滝」の、見どころとなり、すべての散策が終了となります。

金引の滝」のように、見ごたえのある名瀑を、観賞しようと思えば、なかなかに険しい道のりを、アップダウンを、繰り返しながら進まないと「目的の名瀑まで到達できない!」と、言うような場所が多いなか「金引の滝」は、意外と簡単に、観賞ポイントに到達できます。

神秘的な空間にある「金引の滝」は、一見の価値があると思いますので、是非一度、お出かけください!

尚、この「金引の滝」の、滝壺付近では、毎年恒例となる「滝祭り」が、7月の最終の日曜日の、19時頃より開催されると言います。

滝へと向かう遊歩道や、滝壺の周囲には「竹燈篭」や「ペットボトル」などに、ロウソクで火がともされ「金引の滝」が、綺麗に「ライトアップ」されるほか「かがり火」が焚かれて、大自然と会場が、幻想的な雰囲気に包まれると言います。

滝祭り」は「金引の滝」の、近くに住みついた、悪い「赤鬼」を、神火の矢で射て、滝を業火に変え、退散させたことから、はじまったお祭となり、滝壺の前に設けられた舞台において「滝開き」の「神事」から始まり「巫女舞」や「火の滝太鼓」さらには「津軽三味線」などの、催し物が行なわれ、大いに盛り上がります。

7月の最終の日曜日に、訪れる機会があれば、楽しまれるのもいいかと思います。

 

金引の滝のアクセス及び駐車場情報!

基本情報

*基本情報は、できる限り新しい情報を掲載することを心掛けていますが、すべての変化に対応できないのが現状となりますのでご了承ください。

「金引の滝」

  • 住所:〒626-0034京都府宮津市滝馬
  • 電話:0772-22-8030(天橋立駅観光案内所)
  • 時間:散策自由
  • 定休日:無休
  • 料金:無料
  • 駐車場:無料(約15台)
  • アクセス:【公共交通機関】「京都丹後鉄道・宮福線」の「宮村駅」で下車して徒歩で1.5km(約25分)
    京都丹後鉄道・宮福線」の「宮津駅」で下車して徒歩で2.2km(約35分)
    京都丹後鉄道・宮福線」の「宮津駅」から「路線バス」に乗車して「金引の滝口」で下車して約300m(約6分)
    お車】「京都縦貫自動車道・綾部宮津道路」の「宮津天橋立IC」から「府道9号線」を北上し「浜町」の標識で「金引の滝1km」と書かれた「宮津高校の手前」の信号を左折し看板に従い「かなり狭い」民家と畑道を進んで行くと「金引の滝駐車場」があります。

最後までお付き合いいただき本当にありがとうございます。

金引の滝」は、大変見ごたえのある、名瀑となるほか「金引の滝」に向かう遊歩道や、滝見の場などは、自然が織りなす景観がとても神秘的で、心癒される空間が広がっています。
マイナスイオン」で溢れかえる、大自然の中に身を置き、日々の疲れを癒して、心身共にリフレッシュしてみてください!

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