今回紹介するのは、三重県にある有料道路の「伊勢志摩スカイライン」です。
「伊勢志摩スカイライン」は、伊勢神宮(内宮)~鳥羽市街まで、標高555メートルの朝熊山を越えて縦走する、全長16.3kmの「天空のドライブウェイ」となっています。
ドライブコースでは「自然・眺望・歴史文化」を満喫できる見どころポイントが点在し、1日をかけてゆったりとした時間を過ごすことができます。
一番の見どころと言っても過言ではないのが、山頂付近にある寺院で、昔より「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」と言われて「伊勢神宮」の鬼門を守り続ける寺院として鎮座している、奥の院となる「朝熊岳金剛證寺(あさまだけこんごうしょうじ)」です。
さらに「山頂展望台」では、眼下に広がる伊勢湾の雄大な景色を見ながら楽しむことができる「展望足湯」をはじめとして、無料フリースポットや、小さなお子様でも安心して走り回れる山頂広場もあり、存分に楽しむことができるようになっています。
「山頂展望台」から望むパノラマ状に広がる景色は、伊勢志摩の全景をはじめ、伊勢湾から愛知県、さらに天候に恵まれれば富士山までも眺望することができます。
「山頂展望台」がある朝熊山は、伊勢志摩国立公園の中に位置し「日本百景」に選定されおり、伊勢志摩地方で最高峰となる朝熊山は、古くから「初日の出の遥拝地」として人気があり、太平洋の水平線上から昇る「初日の出」の美しさは、まさに絶景となります。
そんな朝熊山の「山頂展望台」には「天空のポスト」と言うものがあり「恋人の聖地サテライト」に選定されてると聞きいたので、今回は満を持して訪れましたので、紹介していきたいと思います。
準備が整いましたら「伊勢志摩スカイライン」の、散策スタートです。
伊勢志摩スカイライン~天空のポストより愛を【恋人の聖地】
今回は「伊勢志摩スカイライン」の山頂展望台に設置されている「天空のポスト」が「恋人の聖地サテライト」に選定されていることを知り、三重県に向けて車を走らせます。
恋人の聖地を知らないない方は後ほどコチラをご覧下さい!
恋人の聖地~全国に点在する縁結びのパワースポット
今回紹介するのは、全国に点在する、縁結びのパワースポットとして人気上昇中の「恋人の聖地」です。 恋人の聖地プロジェクトでは、2006年4月1日より、全国の観光地域の中から「プロポーズにふさわしいロマンティックなスポット」を「恋人の聖地」として選定し、地域の新たな魅力づくりと、情報発信を図るとともに、 ...
今回訪れる「恋人の聖地」は、平成28年4月1日に「伊勢志摩スカイライン・天空のポスト」として「恋人の聖地サテライト」に選定されています。
「恋人の聖地」と「恋人の聖地サテライト」は、只今人気上昇中の「縁結び」の「パワースポット」になっており、全国各地に点在する聖地の数は、合わせると約240か所ほどにもなります。
伊勢志摩スカイラインの出入口は伊勢料金所と鳥羽料金所!
軽快に車を走らせ、朝一番の8時00分頃に「鳥羽料金所」に到着です!
大阪在住の管理人ですから、本来であれば「伊勢料金所」から入るほうが近かったのですが、朝一番より近くにある「二見興玉神社」を訪れましたので、今回は「鳥羽料金所」からの出発となります。
と、言うように、伊勢市から鳥羽市に縦走している「伊勢志摩スカイライン」ですから、どちらの料金所からでも入ることも、出ることも自由となりますので、ご自身の予定にあわせた出入口を選択してもらえば良いかと思います。
また「伊勢志摩スカイライン」は年中無休となりますが、時期やイベントなどにより、営業時間には多少の違いがありますので、お気を付けください。
基本情報として最後に書いておきますので、後ほどご覧下さい!
全長16.3kmの天空のドライブウェイ!
「伊勢志摩スカイライン」は、整備のいきとどいた走りやすい道が、全長16.3km続く「天空のドライブウェイ」となっています。
片側一車線で、走り始めは両側に木々が生い茂っていて景色も見えませんが、走り進めて行くにつれて、車を走らせながらでも景色を楽しめるのが特徴的となります。
「鳥羽料金所」から登り始めると、約7kmで「山頂展望台」に到着することができるのですが、道中の景色が良いところには「伊勢志摩スカイライン」と書かれた「木柱のモニュメント」が立てられ、展望を楽しめるスペースがあります。
数ヶ所ある展望スペースから見る景色は、視界を邪魔をする木々が無く、眼下に広がる180度のパノラマ状の景色は、ウットリするほどの絶景になっています。
大切な方とお出かけの場合には、少し騒がしい「山頂展望台」と違い、先客がいないときなどは、二人だけでゆっくりと景色を眺めることができますので、お勧めしておきます。
伊勢志摩スカイラインの朝熊山頂展望台からの絶景!
鳥羽料金所から7㎞地点に位置する「朝熊山頂展望台」に到着です。
朝一番と言うこともあり、無料の大型駐車場には、10台ぐらいの先客者がいるだけで、閑散としています。
とてもよく晴れているのですが、前日の雨のせいで、立っているのもしんどいくらいの強い風が、海のほうから吹き込んできます。
まずは、駐車場にある「展望台」へと向かいます。
朝一番と言うこともあり、若干もやがかっているのですが、とても綺麗な景色となります。
標高500メートルに位置する「朝熊山頂展望台」からの眺めは、先ほどの展望スペースから見た景色よりも、高い位置からの眺めとなるため、遠くまで見通せると言う点では良いのですが、木々が多いためV字型の景色となります。
もやが無い、晴れやかな日には、遠く「富士山」までも眺望することができると言うことです。
そんな展望のきく「朝熊山頂展望台」ですが「展望足湯」があると言うことですので、そちらのほうへ移動してみます。
「朝熊山頂展望台」にある「おみやげ屋さん」の上にあたる場所となるので、脇にある階段を登り進めて行きます。
5~6メートル上に登っただけなのに「展望台」からの眺めは、視界を邪魔していた木々が無くなったぶん、素晴らし絶景が目に飛び込んできます。
展望足湯には営業時間があります!
「展望台」より、さらに奥に歩き進めて行くと「展望足湯」が見えてきます。
しかし、まだ誰も足湯している気配がありません!
ここでひとつ注意点があります!
「展望足湯」には営業時間があり、朝の10時00分~夕方の16時00分までとなっています。
それと、入浴料100円となりますので、無人ではありますが、設置されている「料金ボックス」へ、入金するシステムとなっています。
現在の時刻は8時40分となり、営業開始まで1時間20分の時間があります。
と、言うことで、10時00分になるまでの間に「伊勢神宮」の鬼門を守る寺院として鎮座し続ける、奥の院となる「朝熊岳金剛證寺(あさまだけこんごうしょうじ)」に、先に行くことになりました。
すぐ近くにある「朝熊岳金剛證寺」の参拝が終わって戻ってくると「展望足湯」は営業中となっており、早速100円を「料金ボックス」に入れて体験開始です。
「展望足湯」は、場所が場所ですから致し方ないのですが、まずは温泉ではないことが残念なことと、消毒済みの「循環ろ過式」の足湯となっているのが、少し残念なところです。
湯かげんとしては、足を入れた瞬間は「熱っ!」と思う程度なので、丁度いい湯かげんとなっていました。
しかし「展望足湯」の売りは、湯加減ではなく「絶景を目の前に足湯を楽しめる!」と言うことなので、その点については言うまでもありません。
足湯しながらの展望は、まさに絶景となり、パノラマ状に広がる眺めは、いつまででも見ていることができるほど素晴らしいです。
訪れた際は、是非ともお試しください!
天空のポストが恋人の聖地サテライトに選定!
今回「伊勢志摩スカイライン」を訪れることにした最大の目的となるのが「恋人の聖地サテライト」に選定されていると言う「天空のポスト」を、訪れると言うことです。
管理人は、観光地を中心に紹介するなかで、全国各地に点在している、約240ヶ所の「縁結び」の「パワースポット」になる「恋人の聖地」も、併せて紹介しています。
「恋人の聖地」となる場所には「金色のプレート」が設置されており「恋人の聖地サテライト」となる場所には、上記の写真にある「銀のプレート」が設置されています。
さらに、場所にもよりますが、プレートと同時に、その場所ならではのモニュメントが、設置されている場所もあります。
ここ「伊勢志摩スカイライン」の「恋人の聖地サテライト」では「天空のポスト」が、この場所ならではのモニュメントになっています。
晴れわたる空が広がる山頂の広場に、ポツンと立っている「天空のポスト」の姿は、最高の「縁結び」としてのパワーを感じることができます。
「天空のポスト」は、昭和を思い出すレトロな郵便ポストとなっており、正式名称を「1号丸型ポスト」と言い、戦後から昭和30年代にかけて活躍したタイプの郵便ポストになっています。
現在では、SNSやメールやラインと言ったデジタル化が進んで、絶滅寸前で死語となりつつある「ラブレター」と言う、アナログ的な告白の手段が無くなった時代となってきています。
自分の気持ちのこもった手書きの文字で「ラブレター」だけではなく「結婚報告」であったり、自身の「近況報告」などを書いてみてはどうでしょうか?
手書きで気持ちを込めて書かれた手紙は、自然と書き手の想いが乗り、送られた相手の心の奥にまで届くことは間違いありません。
「朝熊山頂展望台」の売店で販売されている、葉書と切手を買って、親しい人に向けて葉書を書いてみてはどうでしょうか?
二人で訪れた記念として、未来の二人に向けてのメッセージを書いてみるのも素敵ですし、想いを寄せる相手や、お友達へのメッセージと言ったことでもいいと思います。
昔ならではの「アナログ」を、是非一度体験してみてください。
意外と良い結果になるかも・・・
集配業務は、日曜日以外、毎日行われていると言うことですので、どうぞご安心下さい。
尚、売店で聞いたことですが、特殊な消印などはなく、普通の消印になるとのことです。(残念!)
奥の院の朝熊岳金剛證寺は伊勢神宮の鬼門を守る寺院
「朝熊山頂展望台」の散策がすべて終了しましたので、すぐ近くにある見どころのひとつとなる「朝熊岳金剛證寺(あさまだけこんごうしょうじ)」に向かいます。
「金剛證寺」までは「朝熊山頂展望台」の駐車場を出ると、1分ぐらいで到着できます。
「金剛證寺」は「伊勢神宮」の鬼門を守る寺院となり「伊勢神宮」の「奥の院」として「伊勢志摩スカイライン」の上に鎮座しています。
「金剛證寺」の御本尊である「福威智満虚空蔵大菩薩」は「日本三大虚空蔵菩薩」の第一位として、広大無辺な「福徳・威徳・智徳」の、三徳を有する仏様となっています。
「伊勢神宮」をお詣りする人は、年間を通して数多くいるのですが「金剛證寺」までをお参りする人は、ほとんどいないのが事実です。
昔より「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」と、伊勢音頭の俗謡にも唄われており「お伊勢参り」する人々は「金剛證寺」まで参詣するのが常であったと言います。
正式な「お伊勢参り」とは「二見輿玉神社」で禊ぎをし「伊勢神宮」の「外宮」と「内宮」を参詣したあと、最後に「朝熊岳金剛證寺」を訪れると言うのが、正式な「お伊勢参り」となります。
そんな「伊勢神宮」の鬼門を守る寺院となりますので「伊勢神宮」を参詣したあとや「伊勢志摩スカイライン」を訪れた際には、是非一度訪れてみてください!
お伊勢参りに関する記事は後ほどコチラをご覧ください!
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「朝熊山頂展望台」から「伊勢料金所」に向かって走って行くと、もうひとつの展望台となる「一宇田展望台」があります。
標高は少し低めですが、開けている市街地を一望することができます。
「朝熊山頂展望台」を含む「鳥羽料金所側」は、海の面積が多いのですが「伊勢料金所側」は、市街地が多いと言うこともあり、夜景を見るとなれば、こちらのほうが綺麗かと思います。
と、言ったところで「伊勢志摩スカイライン」の散策が、すべて終了となります。
今回訪れた「伊勢志摩スカイライン」の上にある「恋人の聖地サテライト」には、大変魅力的な「天空のポスト」があり「縁結び」のパワースポットとしては、申し分のないスポットであったと思います。
ひとりで訪れるも良し、恋人と訪れるも良し、家族や友達と訪れるも良し、誰と訪れても「楽しめること間違い無し!」と、管理人は考えます。
晴れわたる天空に舞い降りる、縁を結ぶパワーを感じた「気まぐれファミリー」は、次なる「恋人の聖地」へと心弾ませ「伊勢志摩スカイライン」をあとにする・・
伊勢志摩スカイラインのアクセス及び駐車場情報!
【基本情報】
*基本情報は、できる限り新しい情報を掲載することを心掛けていますが、すべての変化に対応できないのが現状となりますのでご了承ください。
「伊勢志摩スカイライン」
- 住所:〒516-0023三重県伊勢市宇治館町岩井田山677-1(伊勢料金所)
- 住所:〒517-0011三重県鳥羽市鳥羽1丁目15-2(鳥羽料金所)
- 電話:0596-22-1810(伊勢料金所)
- 電話:0599-25-2852(鳥羽料金所)
- 営業時間:1月~4月・9月~12月(朝の7時00分~夜の19時00分まで)
*5月~8月(朝の6時00分~夜の20時00分まで)
*6月27日・28日(*金剛證寺開山忌は朝の5時00分~夜の20時00分まで)
*伊勢神宮奉納全国花火大会開催日・鳥羽みなとまつり花火大会開催日(朝の6時00分~夜の22時00分まで)
*12月31日(朝の7時00分~深夜24時00分まで)
*1月1日(深夜0時00分~夜の19時00分まで)
*大晦日から元日は終夜営業となります。
*1月2日~1月15日(朝の6時00分~夜の19時00分まで) - 定休日:年中無休
- 料金:自動二輪車126cc以上(880円)
*125cc以下の自動二輪車は通行できません
*軽・小型・普通自動車(1250円)
*マイクロバス(3150円)
*車両総重量8t未満かつ乗車定員11人以上30人未満
*貸切バス・大型貨物自動車(5000円) - 伊勢志摩スカイライン上の駐車場:無料
最後までお付き合いいただき本当にありがとうございます。
「伊勢志摩スカイライン」は「天空のドライブウェイ」と呼ばれ、たいへん見どころの多いスポットとなり、さまざまな絶景も見ることができる、素晴らしい有料道路となります。
また、縁結びのパワースポットとして「恋人の聖地サテライト」に選定されており「天空のポスト」が設置されていますので、昔ならではの、手紙と言うアナログで、親しい人に向けてメッセージを書いてみてはどうでしょうか?
お弁当を片手に、1日かけてゆっくりと走ることができますので、是非一度訪れて、心和む時間をお過ごしください!
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