今回紹介するのは兵庫県芦屋市朝日ケ丘町に整備されている「朝日ヶ丘北公園」より望む夜景です。
朝日ヶ丘北公園は芦屋霊園のすぐ南側に整備された小さな公園です。
朝日ヶ丘北公園の西側にある城山及び背景にある劔谷(つるぎや)の緑と共に土砂災害に対する安全性を高めるため、市街地に隣接する山麓斜面にグリーンベルトとして一連の樹林帯を形成することで「緑の芦屋」として地域住民に親しまれて芦屋市の財産になっています。
芦屋市の中部には芦屋を代表する風光明媚な街並みが広がる高級住宅街が建ち並ぶのですが、そんな中で最も北側に位置する山手エリアに朝日ヶ丘北公園はあります。
公園の横にある階段を登り進めて少し小高くなった歩道からは、高級住宅街が立ち並ぶ芦屋市の街明かりを中心とした阪神間の夜景が広がりを魅せる形となります。
朝日ヶ丘北公園が位置する場所は標高が低く奥行きのある夜景ではないのですが、高層ビルや低層ビルの凹凸がはっきりと分かる立体感のある夜景が展開され遠く大阪のシンボルとなる「あべのハルカス」までを眺めることができます。
そんな芦屋市の高級住宅街にある朝日ヶ丘北公園から望む夜景の紹介となります。
準備が整いましたら「朝日ヶ丘北公園」の散策スタートです。
朝日ヶ丘北公園【アクセス・駐車場】芦屋市中心のリアルな夜景
今回は兵庫県芦屋市朝日ケ丘町に位置していて芦屋市を代表する高級住宅街が建ち並ぶ山手エリアにある朝日ヶ丘北公園より夜景を眺めるため、バイクにまたがり山の麓へと走らせます。
芦屋市より北側に立ち並ぶ六甲山系には多くの展望台が設置されていて人気の夜景スポットとして多くのカップルをはじめご家族までが訪れる聖地になっているのですが、アクセスの面ではマイカーが必須アイテムでそれ相応の気苦労があります。
そんな六甲山系より山を下った麓に位置する芦屋市は、比較的に交通の便が良くて今回紹介する朝日ヶ丘北公園に関しても簡単にアクセスできるのが良い点となります。
まず初めに朝日ヶ丘北公園を訪れるための「アクセス」と「駐車場」に関して簡単に紹介しておきます。
朝日ヶ丘北公園へのアクセスは公共交通機関がお勧めです
朝日ヶ丘北公園を訪れるには「公共交通機関」を利用しても「マイカー」を利用しても比較的簡単に行くことができますが、どちらかと言えば公共交通機関を利用するのがお勧めとなります。
まず初めにマイカーを利用して訪れる場合ですが、大阪方面からは「阪神高速3号神戸線」の「芦屋IC」を降りることになります。
降りたら「国道43号線」を西(三宮方面)に走り「精道」の交差点を右折して「県道344号線」に入ります。
しばらくのあいだ北上するように走り進めて行き、その先にある「芦屋浄水場前」の信号をUターンするように右に曲がります。
しばらく道なりに走り進めて行き、1つ目の信号(左手側に甲南高校あり)を越えた先の1つ目の左手側に曲がれる一方通行の道を進みます。
突き当りを左折したら200mぐらい走り進めた先の左手側が朝日ヶ丘北公園となります。
「芦屋IC」から朝日ヶ丘北公園まで5.5kmほどですので、約20分で行くことができます。
また神戸三宮方面からは「阪神高速3号神戸線」の「深江IC」が出口となります。
降りたら「国道43号線」を東(大阪方面)に走り「精道」の交差点を左折して「県道344号線」に入ってからは先ほどと同じです。
ここで1つ問題点があって朝日ヶ丘北公園には専用駐車場がありません。
周辺にもコインパーキングらしきものが無いので、最初に言いましたが公共交通機関を利用することをお勧めしています。
朝日ヶ丘北公園の東側にあたる道路に「駐車禁止」の標識が無い場所があるので紹介しておきます。
急勾配の坂道なので駐車しにくいですが2~3台ぐらいは駐車できそうです。
急勾配の坂道は30mほどで突き当りで左手側には「消防水利」の標識と「消火栓」があるため、標識が設けられている位置や消防用防火水槽の吸水口及び吸管投入孔から5m以内の部分への駐車は禁止されています。
従って坂道の上の方ではなく下の方に止めることになります。
続いては「公共交通機関」を利用する場合の最寄り駅となるのは「阪急神戸線」の「阪急芦屋川駅」です。
朝日ヶ丘北公園まで1.7kmほどですので、約30分程度で行くことができます。
また「JR東海本線」の「芦屋駅」からでも1.8kmほどとなりますので、こちらからでも約30分で行くことができます。
いずれの駅からでもバスを利用することができますが「JR東海本線」の「芦屋駅」から朝日ヶ丘北公園のバス停留所を通る便に関しては、お昼の12時以降にはありません!
従って夜景の観賞になると「阪急神戸線」の「阪急芦屋川駅」から「阪急バス(31系統・62系統)山手町/芦屋病院行き」のバスに乗ることになりますが「平日」は夕方16時42分で「土曜日・日曜日・祝日」に関しても夕方16時43分が最終便となりますので、夏場に関しては早めに到着する形となります。
帰りに関しては「阪急バス(12系統・31系統)甲南高校→芦屋(JR・阪急)行き」の最終便が「平日」は夜の22時44分で「土曜日・日曜日・祝日」に関しても夜の22時33分で特に問題ないかと思います。
マイカーを利用すると駐車場の問題があり、公共交通機関を利用するとバスの時間帯の問題はありますが最寄り駅から歩くことは可能ですので、以上の点を考えたうえでご自身にあったアクセス方法をお選び下さい!
以上が朝日ヶ丘北公園を訪れるための「アクセス」と「駐車場」の紹介となります。
観賞ポイントまでは歩いて100メートル足らずです!
バイクを駐車して夜景を観賞できるポイントに移動しますが、先ほど紹介した消防水利の標識と消火栓がある横に整備の行き届いた綺麗な遊歩道があります。
左手側に朝日ヶ丘北公園を見る形で歩き進めて行きます。
遊歩道は軽い登り坂で50mほど歩き進めると平坦な道へと変わります。
左手側には朝日ヶ丘北公園の中で一番人気ではないかと思われる急勾配に長く伸びるジャンボ滑り台がありますので、訪れた記念に滑ってみるのも良いかもしれません!
ジャンボ滑り台を横目に見ながら観賞ポイントに向かいますが、観賞ポイントまでは100m足らずですのでここまで来れば半分は進んだことになります。
すぐ先に出入口があって右手側にあるグランドを横目に見ながら歩き進めます。
出入口を出ると南北に渡って長く続く上り坂の遊歩道があってその先に石階段があります。
夜景の観賞に出かける際はヘッドライトなどの光り物を持参して行くのですが、ここ朝日ヶ丘北公園は随所に街灯が設置されているので光り物は必要ありません!
真っ暗な山の上にあるひと気の少ない夜景スポットでは、身の危険を感じてゆっくりと腰を据えることができないことが多々あります。
そういった面から考えると、安全に夜景の観賞ができる点が特徴的なスポットになっています。
石階段の最上部が観賞ポイントです!
この辺り一帯は閑静な高級住宅街になっていて大変静かでひと気が少ないので、人気の夜景スポットでは無いので先客者の姿はありません!
長く続く石階段を上りきったところで振り返ってみると、芦屋市を中心とした街明かりの夜景が広がりを魅せます。
朝日ヶ丘北公園が位置する場所は標高が低く、ここ階段上の歩道まで登っても夜景を眼下に見下ろす形ではなく目の高さの夜景を横に見る形となります。
従って奥行きのある夜景ではないのですが、高層ビルや低層ビルの凹凸がはっきりと分かる立体感のある夜景で、遠く大阪のシンボルとなる「あべのハルカス」までを眺めることができます。
少し残念なのは、眼下にある朝日ヶ丘北公園には多くの立派な木々が植樹されていることで視界を邪魔する形となります。
朝日ヶ丘北公園の西側にある城山及び背景にある劔谷(つるぎや)の緑と共に土砂災害に対する安全性を高めるため、市街地に隣接する山麓斜面にグリーンベルトとして一連の樹林帯を形成することで「緑の芦屋」として地域住民に親しまれて芦屋市の財産になっています。
それゆえに、緑に関しては大変に豊かに思うのですが、夜景スポットとしてはそれが仇になってしまっているようにも感じます。
阪神間の街並みの夜景は手を伸ばせば掴めそうになるほどリアルで心落ち着く夜景となるのは間違いないのですが、なんとも言えない「非常に惜しい!」夜景スポットになります。
芦屋市の北側に位置する山手エリアで風光明媚な高級住宅街が建ち並ぶ中に朝日ヶ丘北公園は整備され、少し小高い階段上の展望スペースは静かで多くの方が訪れることの無い隠れた夜景スポットになります。
大切な方と是非一度訪れて、非常に惜しい夜景をご堪能下さい!
朝日ヶ丘北公園のアクセス及び駐車場情報!
【基本情報】
*基本情報はできる限り新しい情報を掲載することを心掛けていますが、すべての変化に対応できないのが現状となりますのでご了承ください。
「朝日ヶ丘北公園」
- 住所:〒659-0012兵庫県芦屋市朝日ケ丘町16
- 電話:0797-38-2065・FAX:0797-38-2135(芦屋市都市建設部公園緑地課)
- 時間:園内自由
- 入園料:無料
- 定休日:年中無休
- 駐車場:無し
- アクセス:【公共交通機関】「阪急神戸線」の「阪急芦屋川駅」から徒歩1.7km(約30分)
「JR東海本線」の「芦屋駅」から徒歩1.8km(約30分)
「阪急神戸線」の「阪急芦屋川駅」から「阪急バス(31系統・62系統)山手町/芦屋病院行き」もしくは「阪急バス(12系統・32系統)甲南高校/芦屋病院行き」に乗車して「朝日ヶ丘北公園」のバス停留所で下車して徒歩150m(約3分)
「阪急神戸線」の「阪急芦屋川駅」から「阪急バス(31系統・62系統)山手町/芦屋病院行き」もしくは「阪急バス(12系統・32系統)甲南高校/芦屋病院行き」に乗車して「朝日ヶ丘北公園」のバス停留所で下車して徒歩150m(約3分)
【お車】「大阪方面」からは「阪神高速3号神戸線」の「芦屋IC」を降りて「国道43号線」を「西(三宮方面)」に走り「精道」の交差点を右折して「県道344号線」に入ってしばらくのあいだ北上して行き「芦屋浄水場前」の信号を「Uターン」するように右に曲がり道なりに走り進めた先にある1つ目の信号(左手側に甲南高校あり)を越えたら1つ目の左手側に曲がれる「一方通行」の道を進み突き当りを左折して200mぐらい先の左手側が「朝日ヶ丘北公園」です5.5km(約20分)
「神戸三宮方面」からは「阪神高速3号神戸線」の「深江IC」を降りて「国道43号線」を「東(大阪方面)」に走り「精道」の交差点を左折して「県道344号線」に入ってしばらくのあいだ北上して行き「芦屋浄水場前」の信号を「Uターン」するように右に曲がり道なりに走り進めた先にある1つ目の信号(左手側に甲南高校あり)を越えたら1つ目の左手側に曲がれる「一方通行」の道を進み突き当りを左折して200mぐらい先の左手側が「朝日ヶ丘北公園」です5.3km(約20分)
最後までお付き合い頂きまして、本当にありがとうございます。
朝日ヶ丘北公園の展望スペースとなる階段上の歩道からから眺める夜景は芦屋市を中心とした阪神間の街明かりが広がりを魅せ、なかなかに素晴らしい夜景を望むことができます。
人気の夜景スポットではなく知る人ぞ知る隠れた夜景スポットになりますので、多くの方は訪れずゆったりとした時間を大切な方と二人で過ごすことができます。
是非一度訪れて、非常に惜しい夜景をご堪能下さい!
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