今回紹介するのは、和歌山県西牟婁郡白浜町にある「三段壁(さんだんべき)」です。
「三段壁」は、近くにある「千畳敷」や「円月島」と肩を並べて、白浜町の景勝地となり、国の名勝として指定されています。
「三段壁」と言う呼び名の由来は、魚の群れ(*一説によれば鯨とも言われています)を見つけたり、行き来する船を見張るための監視場となっていたこの場を「見壇(みだん)」と呼んでおり、時が経つにつれて「見壇壁」から「三段」と変わり「三段壁」と呼ばれる様になったと言う説が伝わっています。
長さ2kmにも渡って海に直立する断崖絶壁は、高さ50メートル~60メートルに及ぶ見事な柱状節理の大岩壁となり、壮大で見ごたえのある景観を創り出しています。
断崖に設けられた展望台より、雄大な太平洋に向かって伸びる断崖絶壁を観賞できるほか「海蝕洞窟」が形成されている地下36メートルにエレベーターで降りて「洞窟内部」の観覧ができるようになっています。
そんな「三段壁」は、悲しいことに自殺志願者が多いとのことですが、1950年6月10日には「許されぬ結婚と病苦」から、生まれ変わって一緒になることを誓い合った若い男女が、断崖より海に身を投じたと言う話が良く知られています。
しかし、いつの頃からか「恋愛成就」としての噂が広がり、近年では「縁結びのパワースポット!」としての御利益が得られると言う話が有名になっています。
そんなことから、2016年6月12日(恋人の日)に、人気沸騰中となる「恋人の聖地」に選定され「プロポーズにふさわしいロマンティックなスポット!」となり、選定記念として展望台の横に、ハート型のモニュメントが設置されました。
そんな「ロマンティックなスポット」として「恋人の聖地」となった「三段壁」の紹介となります。
準備が整いましたら「三段壁」の、散策スタートです!
三段壁【アクセス・駐車場】柱状節理の断崖絶壁【恋人の聖地】
今回は、和歌山県の白浜町の観光を楽しむため、景勝地で国の名勝となる「三段壁」に向けて車を走らせています。
朝一番より、同じ白浜町の名勝に選ばれている「円月島」に続けて「千畳敷」の観賞は済ませましたので、ここ「三段壁」は、3ヶ所目の訪問となり、現在の時刻は朝の8時00分となります。
「三段壁」の紹介を進めるにあたり、管理人は全国に140ヶ所以上存在する「恋人の聖地」に関しても同時に紹介をしていますので、ここで紹介する「三段壁」は、そのうちの1つとなりますので、併せて紹介を進めていきます。
恋人の聖地をご存知ない方は後ほどコチラをご覧ください!
恋人の聖地~全国に点在する縁結びのパワースポット
今回紹介するのは、全国に点在する、縁結びのパワースポットとして人気上昇中の「恋人の聖地」です。 恋人の聖地プロジェクトでは、2006年4月1日より、全国の観光地域の中から「プロポーズにふさわしいロマンティックなスポット」を「恋人の聖地」として選定し、地域の新たな魅力づくりと、情報発信を図るとともに、 ...
「三段壁」の紹介にあたり、まずは「アクセス」及び「駐車場」の紹介から始めたいと思います。
三段壁へのアクセスはマイカーがお勧め!
「三段壁」がある「白浜町」へのアクセスに関しては「公共交通機関」を利用しても「マイカー」を利用しても、比較的簡単に行くことができます。
見どころとなる場所が点在する「白浜町」は、何と言っても機動力がモノを言いますので、基本的には動きやすい「マイカー」がお勧めとなります。
まずは「公共交通機関」を利用して訪れる場合ですと「JR白浜駅」が最寄り駅となり「明光バス三段壁線(臨海経由105系統)」もしくは「明光バス町内循環線(101系統左回り)・(102系統右回り)」さらに「明光バス三段壁行き(12系統・30系統)」に乗車します。
「三段壁」のバス停留所で下車してからは、徒歩300メートルほどですので、ゆっくり歩いても約5分もあれば行くことができます。
「公共交通機関」を利用して行くとなれば「三段壁」の観賞が済んだ後にも、さまざまな場所の観光を予定していると思いますので、その都度、バスの運賃を払っていると意外と経済的にやさしくありませんので、何度もバスに乗る予定の方は、お得な「とくとく乗車フリー券」なるものが販売されていますので、そちらをお買い求めになるほうが安くつくかもしれません!
「とくとく乗車フリー券」は「白浜駅」から「白浜の名所」を結ぶバス路線が「乗り放題」となります。(*高速バスには乗車することはできません!)
1日フリー券が、大人1100円となり子供550円です。
2日フリー券が、大人1500円となり子供750円です。
3日フリー券が、大人1700円となり子供850円です。
詳しくは知りたい方は「明光バス白浜駅前案内所:0739-43-0502」もしくは「白浜営業所:0739-42-3973」に、お電話にてご確認ください!
三段壁の駐車場は無料と有料があります!
続いて「マイカー」を利用して向かう場合ですが「紀勢自動車道」の「南紀白浜IC」が最寄りのインターとなります。
降りたらそのまま「県道34号線」を道なりに走り進め「権現谷東」の交差点を左折します。
あとは「県道34号線」を道なりに走り進めて行くと左手側に「町営駐車場」があります。
「三段壁」までは、約7.9kmほどですので、10分もあれば簡単に行くことができます。
続いては「駐車場」に関してですが「三段壁」には「無料」で利用できる「町営駐車場」があり、30台分ぐらいの乗用車の駐車が可能となっています。
しかし、意外と知られていないため、すぐそばにある「民間の有料駐車場」に止めてしまう方が多くいるのが現状です。
「町営駐車場」は、控え目な「P」の看板しか無いので、見落としがちになります。
管理人のように「千畳敷」の方面から「県道34号線」を走ってくると「三段壁」の交差点があるのですが、信号を越えてすぐ右手側が「町営駐車場」となります。
反対に「南紀白浜IC」から「三段壁」に向かって「県道34号線」を走ってき場合は「三段壁」の交差点の手前の左手側となります。
なぜ、多くの方が「民間の駐車場」に入ってしまうのかと言いますと、管理人のように「千畳敷」の方から走ってくると、一目で「駐車場」と分かる少し派手めな「おみやげ屋さん」の「P」の文字が目に入り、思わず入ってしまうからです。
「福亀堂」と言う「おみやげ屋さん」の「有料駐車場」なのですが「3時間500円」となりますが「1000円以上のお買い物で無料!」と言うパターンの駐車場となります。
2件ある「福亀堂」の「福亀堂本店」は「三段壁」の交差点より300メートル手前で「福亀堂2号店」は「町営駐車場」の斜め前となります。
おみやげを買う予定の方は、こちらの駐車場の利用でも良いのですが、その気が無ければ無駄な出費となります。
今回管理人は「無料」の「町営駐車場」に止めたのですが、以前に訪れた時には「福亀堂」に駐車し、買うつもりもないおみやげを購入したことを思い出します。
この「福亀堂」の「有料駐車場」に止めて嫌だったのが「車の鍵」を預けなければいけないところです。
物騒な今の世の中で車の鍵を「逃げ得防止」の為とはいえ、担保代わりに渡してしまうのはいかなものでしょうか?
もしも、車の鍵を渡したのがお店の人とは違って、新手の自動車窃盗団であって「戻って来たら車が無い!」なんて可能性もゼロではないので・・・
まずは「町営駐車場」を覗いてみて「満車」でしたら「福亀堂」の「駐車場」に止めることをお勧めしておきます。
三段壁に設置された「ピンクの郵便ポスト」
「町営駐車場」に車を駐車すると、早速にも「三段壁」の断崖へと歩き出すのですが、すぐに小さな可愛い「ピンクの郵便ポスト」が目に入ります。
「三段壁」が「恋人の聖地」に選定されたのを機に「田辺郵便局」及び「白浜郵便便局」の協力によって設置されたと言う「ピンクの郵便ポスト」は、大切な人に対して日常よりなかなか恥ずかしくて伝えることができない「愛や感謝などの気持ちを届けることができるように!」との思いが込められ、設置されたと言います。
「恋人の聖地」は、日頃よりさまざまな想いがありながら「なかなか勇気が出せない!」と言うあなたのような方が、一歩前に進むための「聖地」となります。
「恋人の聖地」となる「三段壁」を訪れた旅の思い出と考え、勇気を出して手紙を投函してみてはどうでしょうか?
恋人の聖地に設置されたハート形のモニュメント!
「ピンクの郵便ポスト」をあとにし、まっすぐに伸びるメインストリートの遊歩道を100メートルほど歩き進めて行くと「三段壁」を観賞するための「展望スペース」があるのですが、少し手前に「恋人の聖地」のモニュメントが設置されたスペースがあるので、まずはそちらに立ち寄ってみます。
「恋人の聖地プロジェクト」では、2006年4月1日より、全国の観光地域の中から「プロポーズにふさわしいロマンティックなスポット!」を「恋人の聖地」として選定しています。
現在では日本全国で選定された「恋人の聖地」の数は、140ヶ所を越えるほどとなり、その中の1つが、2016年4月に選定された「南紀白浜/三段壁」となるのですが、和歌山県では「和歌山マリーナシティ」に次いで2ヶ所目となります。
和歌山マリーナシティの記事は後ほどコチラをご覧ください!
和歌山マリーナシティ【アクセス・駐車場】恋人の聖地と伝説
あなたは「恋人の聖地」と言うのを、聞いたことがありますか? 全国各地にある観光地の中から「プロポーズにふさわしいロマンチックなスポット!」として「恋人の聖地」が、選定されています。 恋人たちが訪れて、愛を誓いあい! 夫婦が訪れて、愛を確かめあい! 友達同士で訪れて、友情を深めるため存在する「恋人の聖 ...
「恋人の聖地」となる場所には、一目見ればわかる「恋人の聖地」と刻まれた、共通の「金色のプレート」が、どこかに必ず置かれているのと同時に、その場所を象徴するモニュメントが設置されているスポットもあります。
ここ「三段壁」には「ハート型の鍵」や「ハート形」で「縁」と刻まれた絵馬を掛けられる「ハート形」のモニュメントが設置されています。
二人の愛を誓うための南京錠となる「愛鍵」及び「絵馬」は、近くにある「三段壁洞窟」や「おみやげ屋さん」で、お買い求めることができます。
古来より、神秘的なパワーを持っていると言われている「鍵」ですが、1990年代から2000年代の初めにかけて見られるようになった現象で、恋人たちが「永遠の愛の象徴」として、南京錠を「フェンス」や「門扉」さらには「橋」などの、公共設備にかける儀式のようなものがあります。
現在では、世界中で増え続けているのですが「三段壁」では「鍵」をかけるためのモニュメントが特設されていると言うことです。
尚、最初に紹介した「ピンクの郵便ポスト」に投函するための「絵葉書セット」なども販売されていますので、ご自身にあった方法で「誓い!」をたててみてください!
あとは、お馴染みの「恋人の聖地」と刻まれた「金色のプレート」の場所ですが、基本的には、モニュメントと同じ場所にあることが多いのですが、いくら周辺を探しても見当たらず、諦めかけて「三段壁」の断崖のほうに移動したときに見つけました。
三段壁は荒波に削られて創り出された大岩壁!
さて「恋人の聖地」のモニュメントから離れること10メートルの位置に「三段壁」を展望するためのスペースがあるので移動します。
「展望台」の手前には「三段壁」と書かれた立看板があり、よ~く見ると「恋人の聖地」と刻まれた「金色のプレート」が張り付けられています。
「金色のプレート」は、2016年6月12日(恋人の日)に設置されたと言いますが、数年しか経っていないと言うのに、腐食が進んでかなり古びた状態となるのですが、潮風と言う劣悪な環境であることが一目見て分かります。
「三段壁」は、長さ2kmにも渡って海に直立する「断崖絶壁」となるのですが、高さ50メートル~60mメートルにも及ぶ、見事な柱状節理の大岩壁となっており、壮大で見ごたえのある景観を創り出しています。
そんな「三段壁」は、悲しいことに「人生の終着点」として訪れる「自殺志願者が多い!」との話を聞いたことがありますが、現在では「白浜警察署」をはじめとして、さまざまな団体などが連携し「三段壁」の周辺のパトロールを強化していると言います。
自殺志願者の自立や更生のための活動が、継続的に行われていると言うことです。
同じように「自殺の名所!」として名高い、福井県の「東尋坊」なども、たくさんの方々の力により、現在ではほとんど「自殺志願者」がいないと言います。
東尋坊の記事は後ほどコチラをご覧ください!
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「東尋坊」には、自殺志願者を救うための最後の砦となる「公衆電話」があったのですが、ここ「三段壁」にも、同じような役割を果たす「公衆電話」があります。
「東尋坊」にある「公衆電話」は「救いの電話!」と言う名前があるのですが、ここ「三段壁」にある「公衆電話」は「いのちの電話!」と名前が付けてあります。
「自殺志願者」が、断崖絶壁に向かうときに気付くように置かれており「重大なる決断」をする前に相談できるように「NPO法人白浜レスキューネットワーク」の連絡先が書かれています。
「東尋坊」の「救いの電話」には、持ち合わせの無い自殺志願者の為に「10円玉が数枚」と、一旦落ち着けるように「タバコとライター」などが置かれているのですが「いのちの電話」には、そういった類(たぐ)いものは置かれていません!
少し昔の話になりますが、1950年6月10日に「許されぬ結婚と病苦」から「岩」に「白浜の海は、今日も荒れてゐる」と、口紅で書き残したあとで、若い男女が「生まれ変わって一緒になる」ことを誓いつつ、断崖より海に身を投じたと言う話が残っています。
口紅で書き残された文字は「二人の思いが成就するように!」との願い込めて、翌年の同じ日に友人が「岩」に刻みこんだと言われるのですが、見どころのひとつとなっています。
今回「口紅の碑」なる場所を探し回ってみたのですが、どこにあるのかの確認ができませんでした。
ただ「三段壁洞窟」の建物の前に「無料で楽しめる足湯!」があり、断崖のほうに向かって遊歩道が続いていたのですが、その先にはチェーンが張られ、立ち入ることができない場所がありました。
確かな情報ではないのですが、恐らくは、その先に「口紅の碑」があるのかもしれませんので、訪れた際に「立入禁止!」が解除されていたら散策してみて下さい!
そんな、少し悲しい話が伝わっていますが、二人の若い男女と、その友人の想いには「恋愛成就」の意が込められていたと言うことから「カップル」や「夫婦」で「口紅の碑」に触れることで「いつまでも一緒で幸せになれる!」と言う噂が広がっています。
また、好きな人と一緒に触れると「両想い」になれると言う噂も広がり、いつの頃からか「恋愛成就」をはじめ、縁結びのパワースポットとしての御利益が得られると言うことが有名になりました。
そんなことから、2016年6月12日(恋人の日)に、人気沸騰中の「恋人の聖地」に選定され「プロポーズにふさわしいロマンティックなスポット!」へと変わり、選定記念として、展望台の横にハート型のモニュメントが設置されたと言う流れになります。
さて、上記の写真にも写っていた「三段壁洞窟」の施設前に整備されている「三段壁足湯」ですが、平成25年12月にオープンしたもので、無料で利用することができます。
180度に広がる太平洋のパノラマビューを目の前に、足湯を楽しみながらゆったりと流れる時間を過ごすことができます!
今回は、訪れたのが早すぎたため、お湯は張られていませんでしたが、朝の9時00分~夕方16時30分まで利用できます。
三段壁洞窟の入場料は安い?高い?
「三段壁」を訪れて、一番の見どころとなるのは、やはり雄大な太平洋に向かって伸びる「断崖絶壁の観賞」であることは間違いないのですが「海蝕洞窟」が形成されている、地下36メートルまでエレベーターで降りて「洞窟内部」の観覧ができる「三段壁洞窟」も、見どころのひとつとなります。
ただ、大変人気があるのですが、なんと言っても「入場料が高い!」のひと言に尽きます。
朝の8時00分を向かえ「三段壁洞窟」の施設の営業が始まると同時に、何組かの御家族をはじめ、カップルや1人で訪れた方々が入場券を買い求め、エレベーターを利用して地下36メートルまで降りると「洞窟内部」の観覧を開始します。
大人(中学生以上)1人の入場料は1300円となり、小人(小学生)650円で、小学生未満は無料となりますが、我が家は家族4人で「少し高いのでは?」と感じながらも、5000円近くを支払いエレベーターに乗り込みました。
地下36メートルにある「洞窟」へと降りて行くと、冷ややかな空気が漂う幻想的な空間が広がりを魅せます。
「三段壁洞窟」は、平安時代の「源平合戦」で知られる「熊野水軍」が船を隠していた伝説が残る洞窟と言われ、内部には200メートルの通路があると言うのですが、天井の至る所からポタポタと水滴が落ちています。
通路内の最初の見どころは「熊野水軍」が戦いの合間に休息をとったと言う「番所小屋」で、当時の状況をリアルに体験できるようになっています。
勇猛果敢をうたわれた「熊野水軍」との記念撮影ができるスペースも設けられているのですが、船の前には鎧が置かれており、その鎧の後ろに立つことで、身に着けているかのような写真が撮れます。
兜や槍などもありますので、必要に応じて身に着けることができます。
そんな「熊野水軍の守り神」で「水の神(神社仏閣の守り神)」となる「牟婁大辨才天」をはじめ「大黒天」や「毘沙門天」さらには「十六童子」を従えたパワースポットもあるのですが「どんなお願い事でも叶えてくれる!」としてお祀りされています。
「牟婁大辨才天」は、青銅で造られた日本最大級のものとなります。
「牟婁大辯才天」に向かって左手側の壁面には「湧泉洞」と言う手水舎があり、龍の口から温泉が湧き出ているのですが「飲める!」とのことで少し飲んでみたのですが、なんとも言えない独特な味で、少し気分が悪くなったのでお勧めはしません!
最後は「潮吹き岩」に向かいます。
「潮吹き岩」の岩盤の下には、大きな空洞があり、その空洞に勢いよく海水が入ることによって、上に開いた穴から海水が吹きあがると言うものなのですが、今回は海水の勢いはあるのですが、潮の満ち引きの加減からか?上手く海水が吹きあがりませんでした。
「潮吹き岩」の潮の吹き上げは「自然現象」となるため、いつでも見れる訳ではないと言うことで、タイミングよく綺麗に吹き上がる景色を見ることができれば、それ自体が奇跡的なことですので、貴重な光景を見ることができたと考えるほうが良いと言うことです。
もうひとつ天井の岩盤にも見どころがあり「漣痕(れんこん)」またの呼び名を「リップル」と言う紋状があるのですが、波の打ち寄せる作用によってできた「波紋」すなわち「漣痕」を見ることができるのですが「三段壁洞窟」の「リップル」は、数千年前のものと言われ、数少ない貴重な資料と言われています。
そんな「三段壁洞窟」の見どころを見て回る所要時間は、早くて30分ぐらいで、ゆっくり回っても1時間までです。
正直な感想として、見ごたえは十分あるのでその点は良いのですが、残念な点は、御家族のように人数が増えれば、かなりの出費となるところです。
入場料としての「大人1300円は高いか?安いか?」と聞かれたら、迷わず「高い!」と答えます!
大阪在住となる管理人ですから、いつでも行けると言う訳ではないので、訪れた限りはと思い「清水の舞台から飛び降りるつもり」で、家族4人で入場しましたが、もう少し入場料を下げてくれたら、もう少しは楽しめたのではないかと思います。
と言ったところで、現在の時刻8時40分となり「三段壁洞窟」及び「三段壁」の散策のすべてが終了となります。
展望台より望む「三段壁」の姿は、まさに「絶景!」と言える景色が広がり「観覧料が要らない」ことと「観賞時間に決まりが無い」と言うことで、朝一番であっても十分に楽しめる名勝であったと思います。
1日で白浜観光を進めるにあたり、今回紹介した「三段壁」をはじめ、近くにある「千畳敷」と「円月島」の3ヶ所の名勝は、その他の施設の営業が始まるまでに訪れて、1ヶ所でも多くの白浜観光を行なう「コツ」と、考えても良いと思います。
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三段壁のアクセス及び駐車場情報!
【基本情報】
*基本情報は、できる限り新しい情報を掲載することを心掛けていますが、すべての変化に対応できないのが現状となりますのでご了承ください。
「三段壁洞窟」
- 住所:〒649-2211和歌山県西牟婁郡白浜町2927-52
- 電話:0739-42-4495・FAX:0739-43-3278
時間: 朝の8時00分~夕方の17時00分まで(最終入場は夕方の16時50分まで)
観覧料:大人(中学生以上)1300円・小人(小学生)650円・小学生未満は無料です。
定休日:年中無休
*12月中旬に洞内点検のため臨時休館する場合があります。
駐車場:無料「町営駐車場:自家用車(30台)・大型バス(5台)」
*民間有料駐車場あり「福亀堂:3時間まで500円(*1000円以上のお買い物で無料です)」
「三段壁」
- 住所:〒649-2211和歌山県西牟婁郡白浜町2927-52
- 電話: 0739-43-5511(白浜観光協会)
- 時間:散策自由
- 観覧料:無料
- 定休日:無し
- 駐車場:無料「町営駐車場:自家用車(30台)・大型バス(5台)」
*民間有料駐車場あり「福亀堂:3時間まで500円(*1000円以上のお買い物で無料です)」
アクセス:【公共交通機関】「JR紀勢本線」の「白浜駅」から「明光バス三段壁線(臨海経由105系統)」もしくは「明光バス町内循環線(101系統左回り)・(102系統右回り)」さらに「明光バス三段壁行き(12系統・30系統)」に乗車して「三段壁」の停留所で下車して徒歩300m(約5分)
【お車】「紀勢自動車道」の「南紀白浜IC」を降りたらそのまま「県道34号線」を道なりに走り進め「権現谷東」の交差点を左折しあとは「県道34号線」を道なりに走り進めて行くと左手側に「町営駐車場」があります7.9km(約10分)
最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございます。
「三段壁」は、近くにある「千畳敷」や「円月島」と肩を並べて、白浜町のシンボルとして、国の名勝に指定されており、素晴らしい景色を眺めることができる観光地となります。
是非一度訪れて、ご自身の目で「三段壁」の壮大な姿をご堪能下さい!
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