今回紹介するのは、大阪府吹田市古江台四丁目に位置する阪急電鉄千里線の「北千里駅」の北側の通りを東西にのびる「三色彩道」にて観賞する「紅葉」です。
「阪急電鉄千里線」の「北千里駅」と「千里北公園」までを東西に結ぶ長さ約500mの通りは「三色彩道」と名付けられているのですが、春は新緑、秋は黄葉、初冬には深紅といった季節ごとに三つの色に通りを彩ってくれる樹々たちにちなんで付けられた市民公募による愛称となります。
千里ニュータウンの開発で生まれた閑静な住宅街の中に植栽された並木道には「タイワンフウ」「アメリカフウ」「トウカエデ」と言う3種類の落葉高樹が植えられていて「三色彩道」の両沿道に列植されたそれらの木々が色鮮やかで見事な「紅葉のトンネル」になる景観が見どころとなります。
例年11月20日~30日頃までが一番の見頃となるのですが、その期間には県外ナンバーの車もたくさん訪れる「大阪屈指の紅葉の名所」になっています。
「三色彩道」は比較的に交通量は少なめではありますが、近隣にお住いの方の生活道であり住宅街でもありますので、路上駐車の禁止はもちろんのこと観賞マナーには注意が必要となります。
そんな、大阪府が誇る紅葉の名所「三色彩道」に立ち並ぶ「紅葉」の並木道の紹介となります。
準備が整いましたら「三色彩道」の散策スタートです!
三色彩道~大阪府屈指の紅葉の名所【アクセス・駐車場】
今回は、大阪府吹田市藤白台に位置する「三色彩道」に立ち並ぶ並木道の「紅葉」の観賞をするため、バイクにまたがりアクセルを絞ります。
大阪府屈指と言っても過言ではない紅葉の名所になっている「三色彩道」ですので、土日祝日に関しては混雑が予想されますので、最盛期を迎えるであろう11月下旬の平日に訪れることにしました。
千里ニュータウンの開発で生まれた閑静な住宅街と言うこともあり「公共交通機関」を利用すれば簡単なアクセスとなるのですが、その後の予定の加減でバイクで訪れることになりました。
まず初めに「三色彩道」を訪れるための「アクセス」と「駐車場」について簡単に紹介しておきます。
三色彩道へのアクセスは良好です!
「三色彩道」への「アクセス」に関してですが「マイカー」を利用して訪れることも可能ですが、どちらかと言うと「公共交通機関」を利用するのがお勧めとなります。
まず初めに「公共交通機関」を利用して訪れる場合ですが、最寄り駅となるのは「阪急電鉄千里線」の「北千里駅」となります。
「北千里駅」の北側の通りを東西に伸びるのが「三色彩道」となりますので、下車して北へ100mで「三色彩道」に立ち並ぶ並木道へと入ることができる気軽さです。
下車してすぐに「三色彩道」に入れることからお勧めとしていますが「マイカー」を利用しても比較的簡単なアクセスとなります。
「三色彩道」がある大阪府吹田市藤白台を中心に、東西南北にあたる都道府県からアクセスする場合に降りる「最寄りの高速道路のインターチェンジ」は「吹田IC」となります。
「吹田IC」は「名神高速道路」と「中国自動車道」と「近畿自動車道」のジャンクションとなり、北に位置する京都府方面からは「名神高速道路」の「吹田IC」を降りることになり、西の兵庫県方面からですと「中国自動車道」さらに南方面の大阪府や和歌山県さらには奈良県などは「近畿自動車道」の「吹田IC」で降りることになります。
「吹田IC」を降りてからは約5.5kmほどですので、約10分で行くことができます。
最後に「駐車場」に関してですが「三色彩道」は通りになりますので専用の駐車場はありませんが、周辺には幾つかの「コインパーキング」があります。
一番わかりやすいのは「北千里駅」の西側にある巨大なショッピングモール「dios(ディオス)北千里」にある「ディオス北千里第1立体駐車場」ではないかと思いますが、隣り合わせにある「阪急オアシス北千里店」でも良いかと思います。
「ディオス北千里第1立体駐車場」の営業時間は朝の5時00分~翌1時00分までで、最初の1時間までが330円で以降30分毎に160円となり、最大料金は入庫後24時間まで1000円となります。
年中無休で収容台数は220台で身障者専用は2台あります。
お買上による駐車料金割引サービスがあり、直営・同友店・コンセでお買上げ合計金額1000円以上で2時間無料となり、サービス入力などで最長4時間まで無料となります。
サービスを利用する際は地下1階サービスカウンター及び各階センターレジにて駐車券を提示します。
少し離れたところに「dios北千里第2駐車場」もあるのですが、収容台数に問題はなく料金も同じですので「ディオス北千里第1立体駐車場」で大丈夫だと思います。
「阪急オアシス北千里店」のコインパーキングは「三色彩道沿い」に出入口があるのですが、駐車台数が少なく15台程度でした。
営業時間は24時間利用可能で朝の10時00分~夜の23時00分までは、最初の1時間までが300円で以降1時間毎に300円となります。
「阪急オアシス北千里店」で1000円以上のお買い物をすれば最初の1時間は無料で以降30分毎に150円となるのですが、最大料金の設定はありません。
お買い物があればどちらに駐車してもお得ですが「阪急オアシス北千里店」は駐車台数に限りがありますのでタイミング次第となります。
自転車・バイクに関しましては「阪急オアシス北千里店」及び「ディオス北千里」のどちらにもあります。
「阪急オアシス北千里店」の駐輪場は自転車及びバイク共に最初の90分までは無料となり、以降は自転車は(Aエリア)6時間ごとに180円で(Bエリア)に関しては12時間ごとに180円となっています。
バイクは(Aエリア)及び(Bエリア)共に8時間ごとに360円になっています。
「ディオス北千里」の駐輪場は自転車及びバイク共に最初の2時間までは無料となり、以降は自転車は1日毎に170円でミニバイクは1日毎に270円さらに大型バイクは1日毎に570円になっています。
以上が「三色彩道」を訪れるための「アクセス」と「駐車場」の紹介となります。
大阪府屈指の紅葉の名所「三色彩道」
平日ではありますが、駅前と言うこともあって駐輪場はほぼほぼ空きの無い状態でしたが、タイミングよく駐車したところで「三色彩道」へと向かいたいと思うのですが、駐輪場は通り沿いに出入口がありますので、すぐに「三色彩道」へと入ることができる気軽さです。
「三色彩道」は東西に伸びる通りで「北千里駅前」の交差点から東方面に向かって両沿道に木々が植栽される並木道となります。
大阪府屈指の紅葉の名所と言われる「三色彩道」の紅葉の並木道ですが、この時点では正直なところ「こんなもん?」と思うほど少し寂し気な並木道となります。
今回訪れたのは11月末で「少し訪れるのが遅いか?」と心配していたのですが、それにしても片側の沿道に植栽されている木々の少なさが気になります。
すでに落葉している木々が多いのも気になるのですが、100mほど歩き進めているうちに少しづつ紅葉感は増していきます。
訪れるタイミングにもよるかもしれませんが「北千里駅前」の辺りは少し紅葉するのが早くて11月末にもなれば全て落葉して枝のみの木々が増えて残念な景観になるのかもしれません。
「北千里駅前」の交差点より始まり約500m先の「千里北公園」まで続く「三色彩道」の並木道ですが、約350mほど歩き進めた次の交差点より一気に紅葉感の増した並木道へと変わります。
通り自体に「三色彩道」と名付けられているのですが、春は新緑、秋は黄葉、初冬には深紅といった季節ごとに三つの色に通りを彩ってくれる樹々たちにちなんで付けられた市民公募による愛称となります。
一年かけて三色に彩られることから名付けられた「三色彩道」は、春の芽吹き後の新緑の状態も美しいのですが、やっぱり秋に薄紅色・淡黄色・淡緑色の三色に染まる様が圧巻となるのですが、冬の裸樹・雪花まで四季折々に訪れる人々を魅了します。
関西随一の並木道と言えばやはり滋賀県の「メタセコイヤ並木」が有名なところではありますが「三色彩道」の密に立ち並ぶ並木道もそれに負けず劣らずの見事な「紅葉のトンネル」となります。
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「メタセコイヤ並木」の枝には細長い羽のような葉っぱが左右対称にすき間なく茂っていて、秋になると橙褐色に紅葉して枯れ落ちるのに対して「三色彩道」の並木道は「タイワンフウ・アメリカフウ・トウカエデ」が混在した並木道となります。
「台湾楓(タイワンフウ)」の原産地は中国・台湾でフウ科(マンサク科)フウ属の落葉高木で、葉は直径は7~20cmほどで浅く3~5つに裂けていてそれぞれの先端は尖っています。
葉の縁には細かなギザギザがあって5~10cmほどの長い葉柄があるのですが、葉色が移り行く様が大変美しく、葉は枝から互い違いに生じているのに対して、対になって生じるカエデ類とは異なります。
「アメリカフウ」は北アメリカ中南部・中央アメリカが原産地と言うことからの別名で、本来はモミジに似た葉をもつフウの木(楓の木)の意味から「紅葉葉楓(モミジバフウ)」と言います。
「アメリカフウ」はフウ科(マンサク科)フウ属の落葉高木となるのですが、葉は5~7つに裂けていてモミジの葉に似ているが大きさはモミジより数倍大きいので一目で違いは分かります。
モミジ類との区別点は対生ではなく互生で、葉柄は長く鋸歯は細かいのが特徴です。
「トウカエデ」は中国原産のムクロジ科の落葉高木となるのですが、この3種の中では比較的小ぶりな樹木ではありますが、紅葉や新緑が美しい上に乾燥や大気汚染さらには病害虫に強いため街路樹として植栽されることが多い樹木です。
一般的にはあまり名前が知れ渡っていませんが街路樹としての本数はランキングの上位に入ります。
葉の長さが4~9cm、幅が2~5cmほどで長い葉柄があって水かきの付いたアヒルの足のような形となるのですが、主脈は葉のつけ根から三叉に分かれて伸びます。
漢名及び別名は「サンカクカエデ」と言い、若木のあいだは葉の縁にギザギザはあるが成木ではそれが無く、葉の形状は多様で葉の上面には光沢があって裏面は白っぽい青緑色になるほか、新芽には白い軟毛があります。
上記のような特徴的な樹木が立ち並ぶ「三色彩道」の並木道ですが、良く晴れた日の青空に加えて薄紅色・淡黄色・淡緑色の三色に染まる様の色のコントラストが最高で「紅葉のトンネル」に身を置いているだけでも癒されます。
春は新緑、秋は黄葉、初冬には深紅といった季節ごとに三つの色に通りを彩ってくれる樹々たちにちなんで付けられた「三色彩道」の愛称から、春や初冬に訪れてみるのも良いのかもしれませんが、やはり一年のうちでこのタイミングでしか見ることができない赤黄緑3色の素晴らしい景観は見逃すことはできないと思います。
一番見ごたえのある観賞スポットには幾つかのベンチも設置されていますので、ゆっくりと腰を下ろして静かな秋の美しさを堪能できるのもこの時期ならではの楽しみ方で、日々の慌ただしく流れる時間のことも忘れることができますので心穏やかになります。
また、もうひとつの楽しみ方として沿道を真っ赤に染めあげる景観が実に味わい深いものがあり、落葉している様を「敷紅葉(しきもみじ)」や「筵(むしろ)」と言う竹を編んで作った敷物に見立てた「紅葉筵(もみじむしろ)」など美しい言葉で呼ばれてきた景観も見ごたえ十分となります。
「三色彩道」では訪れる時期次第で様々な紅葉の景観を楽しめるのが特徴的ではあるのですが、紅葉最盛期を迎える時期には一目見ようと県外ナンバーの車も多く集まってきます。
今回訪れた際に感じたことは、路上駐車して道の真ん中に行って写真を撮る方の姿をたびたび見かけたのですが「マナー的にいかがなものでしょうか?」と思ってしまいます。
それと、私自身は沿道を歩きながら対面の沿道沿いの並木道を写真に撮り収めようとするのですが、とにかく車が頻繁に走り抜けていきます。
前方だけを見ていると後ろから急に車が・・!ならば後方の状況を確認して、いざ写真を撮ろうとすれば前方から車が・・!と言った感じで、なかなか車の切れ間がなく、シャッターチャンスがありません!
当然「三色彩道」は普通の道路ですので車が通るのは当たり前で「三色彩道」と言うスポット自体が「ホコ天」すなわち「歩行者天国」になっている訳では無いので致し方無いところです。
沿道のギリギリのところで目の前に立ち並ぶ紅葉した木々に目を奪われて歩いていると、すぐ横を結構な速度で車が走り抜けるので一瞬「ドキッ!」とします。
安全なガードレールで守られている訳ではなく一部はほぼ無防備な状態になっていることに加えて、車で走っている方も恐らく目の前に広がる紅葉に目を奪われているかと思いますので、それ相応に危険なポイントもありますので観賞の際には十分にお気を付け下さい!
車道の真ん中で「両サイドに立ち並ぶ紅葉の写真を撮りたい!」と考えるかと思いますが、その場合は車道には出ずに信号が赤になって交差点を渡っている最中に「サッ!」と撮ることをお勧めしておきます。
ただ、マナー的に問題のある路上駐車の車が結構あるのが現実で、ほぼほぼシャッターチャンスが無いのが残念ではありますが・・・(-_-;)
何はともあれ「三色彩道」の紅葉の並木道は、大阪府屈指の紅葉の名所であることは間違いございません!
カップルをはじめ、小さなお子様連れのご家族でもお年を召した方でも簡単に絶景を望むことができますので、是非一度訪れて、記憶に残るウットリとした超絶景の景観をご堪能下さい!
三色彩道のアクセス及び駐車場情報!
【基本情報】
*基本情報はできる限り新しい情報を掲載することを心掛けていますが、すべての変化に対応できないのが現状となりますのでご了承ください。
「三色彩道」
- 住所:〒565-0873大阪府吹田市藤白台4-34-5
- 電話:06-6872-6114(吹田市役所/道路室資産管理担当)
- 時間:散策自由
- 観覧料:無料
※近隣の方々の迷惑にならないように観覧するマナーを心掛けて下さい。 - 定休日:年中無休
※毎年11月中旬頃~11月下旬頃が見頃となりますがその年の気温の高低で多少のズレがあります - 駐車場:無し(※近隣のコインパーキングを利用)
※路上駐車などは固く禁じられているほか近隣の方の生活に支障をきたさないようにご協力をお願いします - アクセス:【公共交通機関】「阪急電鉄千里線」の「北千里駅」で下車して北へ100m
【お車】兵庫県方面からは「中国自動車道」の「吹田IC」を降りて約5.5km(約10分)
京都府方面からは「名神高速道路」の「吹田IC」を降りて約5.5km(約10分)
大阪府・和歌山県・奈良県方面からは「近畿自動車道」の「吹田IC」を降りて約5.5km(約10分)
最後までお付き合い頂きまして、本当にありがとうございます。
春は新緑、秋は黄葉、初冬には深紅といった三つの色に通りを彩ってくれる樹々たちにちなんで付けられた市民公募による愛称「三色彩道」は、大阪府屈指の紅葉の名所となります。
閑静な住宅街の中に植栽された並木道には「タイワンフウ・アメリカフウ・トウカエデ」と言う3種類の落葉高樹が植えられていて「三色彩道」の両沿道に列植された木々が色鮮やかで見事な「紅葉のトンネル」になる景観が見どころとなります
例年11月20日~30日頃までが一番の見頃となるのですが、その期間には県外ナンバーの車もたくさん訪れてお花見客で賑わう憩いの空間になっています。
是非一度お出かけになり、大阪府屈指の紅葉の名所と言われている「三色彩道」の紅葉の並木道をご堪能下さい!
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