今回紹介するのは兵庫県神戸市灘区六甲山町南六甲にある展望スペースの「鉢巻展望台」から眺める夜景です。
六甲山は兵庫県の南東部に位置する神戸市街地の西から北にかけて立ち並んでいる大小の山々を含む六甲山系全域にある山魂です。
六甲山系は瀬戸内海国立公園の区域に指定されており「日本三百名山」をはじめ「ふるさと兵庫50山」に選ばれています。
鉢巻展望台は六甲山系へと繋がる表六甲ドライブウェイ(無料)上にあり、六甲山の中腹の標高が675mほどに位置する展望スポットとなります。
六甲山系に数多くある展望台の中でも標高が一番低いことから気象条件によって夜景が左右されにくいのが特徴的となるのですが、2004年には「日本夜景遺産」として認定を受けています。
Vの字型に広がりを魅せる夜景は六甲アイランドを中心とした神戸市街地の街明かりとなるのですが、手を伸ばせば掴めるのではないかと思うほどの臨場感を味わえる夜景となります。
六甲山の中腹にあることで公共交通機関を利用するのは困難ですが、マイカーやバイクを利用して訪れるぶんには市街地より近いため、一度ならず二度、三度と訪れる方がいるほど夜景は素晴らしいものがあります。
そんな、意外と人気が高い鉢巻展望台の紹介となります。
準備が整いましたら「鉢巻展望台」の散策スタートです!
鉢巻展望台~臨場感溢れる夜景【アクセス・駐車場】
今回は兵庫県神戸市灘区六甲山町南六甲にある展望スペースの鉢巻展望台で夜景を観賞するため、マイカーに乗り込み軽快に車を走らせています。
表六甲ドライブウェイ上にある鉢巻展望台は六甲山の中腹に位置するため、神戸の市街地からのアクセスが非常に良いことが特徴的な展望スペースです。
展望スペースより眺める夜景が大変に素晴らしいことから、二度、三度と訪れる方がいる大人気の夜景スポットとなります。
まずは、そんな鉢巻展望台への「アクセス」に関して簡単に紹介しておきます。
鉢巻展望台へのアクセスはマイカーの利用が必須条件です!
鉢巻展望台がある六甲山の中腹へは「表六甲ドライブウェイ(無料)」を走り進めることになります。
従って「公共交通機関」を利用して行くとなれば、不可能では無いにしても多少の問題があります。
公共交通機関を利用して行く場合は「阪神御影駅・JR六甲道駅・阪急六甲駅」などより「神戸市バス-16系統」に乗車して「六甲ケーブル下駅」で下車することになります。
その先から「表六甲ドライブウェイ(無料)」が続いているのですが、バスなどは通っていないためタクシーで向かうことになります。
4.8kmほどありますので、約10分ほどで行くことができますが、タクシーを拾えるかが第一の問題点となります。
もうひとつの方法として「六甲ケーブル」に乗車して六甲山上駅に行ってからタクシーを拾うことができれば鉢巻展望台までは2.9kmほどとなり、約8分で行けますがいずれにしてもタクシーを利用できるかが問題となります。
最後の方法としては、六甲山上駅より六甲山上バスに乗って「丁字ヶ辻」のバス停留所で降りたあと約850mほど表六甲ドライブウェイを歩いて降りて行くと言うものです。
鉢巻展望台まで歩いて行けると思いますが、車が行き交う夜の表六甲ドライブウェイの車道脇を歩いて行くのは、あまりにも無謀なことでお勧めはできません!
そんな点から考えると、やはりマイカーを利用するのが必須条件になるように思います。
マイカーを利用するとなればアクセス面は一気に楽になります。
「大阪方面」からは「阪神高速3号神戸線」の「魚崎IC」を降ることになります。
降りたら国道43号線を三宮方面に進み「東明」の交差点を右折して県道95号線に入ります。
しばらく直進していると表六甲ドライブウェイ(無料)に入ることになるのですが、そのまま走り進めて六甲山の中腹あたりにあるヘアピンカーブを過ぎたすぐ左手側に鉢巻展望台の出入口があります。
「魚崎IC」から10.7kmほどですので、約20分で行くことができます。
また「三宮方面」からでしたら「阪神高速3号神戸線」の「摩耶IC」が降り口となるのですが、降りてすぐの交差点を左折したあと1つ目「岩屋」の交差点を右折して国道43号線に入ります。
大阪方面へ直進して行き「東明」の交差点を左折して県道95号線に入ってからは、先程と同じルートで鉢巻展望台へと向かうことになります。
「摩耶IC」から11.1kmほどですので、約20分で行くことができます。
以上のようにマイカーを利用すれば簡単に訪れることができますので、是非ともマイカーでの検討をお願いします!
Vの字型に広がりを魅せる臨場感溢れる夜景!
臨場感のある夜景が眺められる鉢巻展望台に向かうため表六甲ドライブウェイを軽快に走り進めて行くのですが、ひとつだけ気を付けなければいけないことがあります。
鉢巻展望台の出入口の手前には鋭いヘアピンカーブがあって、視界が非常に悪い中で急に現れる出入口を入らなければいけないと言う点です!
出入口からは頻繁に車が出てきますので、鉢巻展望台の手前では減速しつつ十分に注意しながら走り進めるようにして下さい!
鉢巻展望台の駐車場に入るとたくさんの先客者の車があります。
曜日や時間帯にもよりますが、出て行く車があれば入って来る車があると言った状態が永遠と続くのですが、本日は特に駐車場が混みあっています。
車を降りてすぐに展望スペースがあるので一人一人の滞在時間はそれほど長くなることはありませんので、渋滞するようなことは無いかと思います。
車を駐車したところで、展望スペースの方へと向かいます。
展望スペースでは、たくさんの方が思い思いの方向の夜景を楽しみながら賑わっています。
段差のある展望スペースには、車イスでも安全に移動ができるようにスロープも設けられています。
車を降りて数十秒で展望スペースに到着と言う気軽さなのですが、休憩用として小さな東屋が設置されていているほか、夜景を観賞するスペースにも幾つかの石のベンチが設置されていることで、ゆったりとした時間を過ごせるようになっています。
六甲山系にある展望台の中でもアクセス面が容易であることのほか、六甲山系に点在する本命の夜景スポットに向かう道中にあることで、帰りがけに立ち寄ったりするのも可能ですから、その日の最後を締めくくる夜景として楽しむ方などで常に賑わいがあるようにも思います。
鉢巻展望台から眺める夜景は、2004年に「日本夜景遺産」に選定されているのですが、六甲山の中腹で標高が低いこともあって気象条件や夜景を眺める時の妨げとなる霧の影響をあまり受けないと言うのが特徴的で、綺麗に透き通るような夜景が眼下に展開されます。
眼下に広がりを魅せる透き通るような臨場感あふれる市街光はVの字型に広がりを魅せ、その先にある大阪湾が作り出す闇の部分をCの字型に包み込む街明かりの光粒群は絶景となります!
六甲アイランドを中心として神戸市街地の粒状に点在する街明かりは手を伸ばせば掴めそうなほど近くに感じ、その眩いばかりの光はロマンチックで思わずウットリと見とれてしまいます。
六甲山系には神戸を代表する1000万ドルと称される夜景が眺められる「六甲ガーデンテラス」をはじめ「六甲山上駅・天覧台」さらには「日本三大夜景」に選ばれている摩耶山にある「掬星台」などが有名で「六甲三大夜景スポット」と称され人気が高くなっています。
そんな名だたる夜景スポットが若いカップルのあいだで聖地として君臨しているだけに、鉢巻展望台で望む夜景は影に隠れた存在となります。
「ついでに立ち寄る!」と言えども訪れる人の数としては「六甲三大夜景スポット」に負けず劣らずとなるほか、夜景に関しても引けは取らないと思います。
一度ならず、二度、三度と訪れてしまう鉢巻展望台は、六甲山の中でも「一番アクセスが良い!」と言うだけでなく、眼下に広がりを魅せる夜景が大変に素晴らしと言うのが本当のところだと思います。
気軽に訪れることができて素晴らしい夜景が観賞できる鉢巻展望台へ、是非一度お出かけになってみてはどうでしょうか?
きっと、あなたも二度、三度と足を運びたくなること間違い無しです!
鉢巻展望台のアクセス及び駐車場情報!
【基本情報】
*基本情報はできる限り新しい情報を掲載することを心掛けていますが、すべての変化に対応できないのが現状となりますのでご了承ください。
「鉢巻展望台」
- 住所:〒657-0101兵庫県神戸市灘区六甲山町南六甲
- 電話:078-230-1120・FAX:078-230-0808(神戸観光局)
- 時間:散策自由
- 定休日:年中無休
- 観覧料金:無料
- 駐車場:20台(無料)
- アクセス:【お車】「大阪方面」より「阪神高速3号神戸線」の「魚崎IC」を降りて「国道43号線」を「三宮方面」に進み「東明」の交差点を右折して「県道95号線」に入りしばらく直進したあと「表六甲ドライブウェイ(無料)」に入って走り進めた中腹あたりの左手側に駐車場があります10.7km(約19分)
「三宮方面」より「阪神高速3号神戸線」の「摩耶IC」を降りてすぐの交差点を左折して1つ目「岩屋」の交差点を右折して「国道43号線」に入り「大阪方面」へ直進して「東明」の交差点を左折して「県道95号線」に入りしばらく直進したあと「表六甲ドライブウェイ(無料)」に入って走り進めた中腹あたりの左手側に駐車場があります11.1km(約21分)
最後までお付き合い頂きまして、本当にありがとうございます。
鉢巻展望台はマイカーによるアクセスに関しては非常に良いと言う点が魅力的な夜景スポットになりますが、それ以上に臨場感あふれる夜景も魅力的となります。
六甲山系は恋人同士が夜景を楽しむだけの場ではなく、さまざまな遊ぶ場もあって見どころの多いスポットとなります。
是非一度訪れて、1日かけて六甲山系の見どころを満喫してみてください!
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