今回紹介するのは「恋人の聖地」に選定されている、兵庫県川辺郡猪名川町柏原尾野ヶ嶽に位置する「大野アルプスランド」です。
阪神地域最高峰で、標高753メートルを誇る大野山の頂上に整備されている「大野アルプスランド」には、猪名川天文台「アストロピア」があり、口径50cmにもなる反射望遠鏡で、お昼間は太陽の黒点、さらに夜は惑星などが観測可能となります。
そんな「大野アルプスランド」が、2019年4月1日より「プロポーズにふさわしいロマンティックなスポット!」として、県内では5箇所目となりますが、阪神地区では初めて「恋人の聖地」に認定されました。
「アストロピア」の建物の横には、恋人の聖地であることを示すお馴染みの「金色のプレート」と、この場を象徴するモニュメントとして「Two Rings」が設置されています。
例年たくさんのあじさいが咲き誇る「大野アルプスランド」は、平地より気温が4~5度ほど低いため、通常のあじさいより開花時期が遅く、6月下旬~7月上旬が見ごろとなるのですが、頭上に広がる空の青とあじさいの青が一体となって、山頂付近に広がりを魅せるのが圧巻の美しさとなります。
また、光害を受けにくいことから関西屈指の星空観賞スポットとしても大変人気があるほか、当日現地予約で無料利用できるキャンプ場やバードウォッチングさらにはプチハイキングでの大野山岩めぐりなどを楽しめるのが特徴的です。
ここでは「大野アルプスランド」の「アストロピア」の横に設置された「恋人の聖地」のモニュメント「Two Rings」の紹介となります。
準備が整いましたら「恋人の聖地」となる「大野アルプスランド」の、散策スタートです!
大野山アルプスランド~恋人の聖地に愛誓う指輪【アクセス・駐車場】
今回は、兵庫県川辺郡猪名川町柏原尾野ヶ嶽に位置する「大野山」の山頂に整備されている「大野アルプスランド」が「恋人の聖地」に選定されていることを知り、訪れることになりました。
実は以前にも1度「星空観測スポット」として有名なこのスポットを訪れて、真夜中の駐車場より星空を眺めに来たことはあったのですが、その時には「アストロピア」の建物の横には「恋人の聖地」のモニュメントはありませんでした。
そんなことから、改めて山頂付近に設置されている愛誓う指輪「Two Rings」を鑑賞すべく、車に乗り込みアクセルを踏み込みます。
今回訪れたのは、平日の夕方の16時頃となるのですが、駐車場には10台ほどの先客者の車が駐車されています。
前回は、訪れた時間的にも猪名川天文台「アストロピア」は閉館でしたので、併せて鑑賞してみたいと思います。
まず初めに「大野アルプスランド」を訪れるための「アクセス」と「駐車場」について、簡単に紹介しておきます。
大野アルプスランドへのアクセスはマイカーがお勧めです
今回訪れた「大野アルプスランド」へのアクセスは「公共交通機関」を利用して訪れることも可能ですが、どちらかと言うと「マイカー」で訪れるのがお勧めとなります。
まず初めに「公共交通機関」を利用する場合の最寄り駅は「能勢電鉄」の「日生中央駅」となるのですが、その後「阪急バスの41系統杉生線」に乗車して「杉生」のバス停留所で下車します。
「大野山」の登山口となる麓には「柏原」と言うバス停があったのですが、現在は「休止中」と言う張り紙がしてあり、どれぐらい前からかは不明ですが、現在では「杉生」と言うバス停留所が終点となるようです。
大野山の麓の「柏原」のバス停から山頂の「大野アルプスランド」までは約3.2kmほどでしたが、現在の終点「杉生」のバス停からですと、倍以上の7.1kmとなるほか、道中も急勾配の道が続きますので、ハイキング上級者でないと徒歩で向かうのは困難な状態となります。
従って「大野アルプスランド」への「アクセス」に関しましては「マイカー」がお勧めとなります。
続いて「マイカー」で訪れる場合ですが「最寄りの高速道路」と言いますと「新名神高速道路」となり、岡山県方面・京都府方面共に「川西IC」が降り口となります。
「川西IC」を降りたらすぐにある信号を右折します。
走り出してすぐにある「川西インター西」の信号を右折して「県道12号線(川西篠山線)」に入ったら、篠山方面に向かって北上していきます。
しばらく走り進めていると「杉生」の交差点があり、左折して「府道507号線(島川原線)」に入ったら、そのまま道なりに走り進めて行き、突き当たりとなる「柏原」のバス停留所まで走り進めて行きます。
そこからは山道へと入って行くのですが、案内看板に従いながら大野山の山頂付近に整備されている「大野アルプスランド」へと向かいます。
山道に入ってしばらくすると、険しく道幅の狭い急勾配の道に変わるほか、時には鹿や猪などの獣がいきなり飛び出してくることもありますので、慌てず慎重に走り進めることをお勧めしておきます。
「川西IC」から21.7kmほどですので、約40分で行くことができます。
大阪方面からですと「阪神高速池田線」の「池田木部第二IC」を降りることになりますが、降りたらそのまま「国道173号線」を篠山方面に向かって北上していきます。
しばらくすると「栗栖」の交差点がありますので、左折して「府道602号線(島能勢線)」に入り、そのまま道なりに走り進めて行けば「杉生」の交差点があります。
直進して「府道507号線(島川原線)」を経由しながら走り進めて行くと、先程と同じように町内柏原地区の「阪急バス」の終点となる「柏原」のバス停留所があり、最後は案内看板に従いながら「大野アルプスランド」へと向かいます。
「池田木部第二IC」からですと30.3kmほどありますが、約55分で行くことができます。
最後に「駐車場」に関してですが「大野アルプスランド」には、全ての施設が共通で利用する「山上駐車場」が用意されています。
「山上駐車場」は、24時間利用できる無料の駐車場となるのですが、特別な線引きなどはありませんが、約50台分の駐車スペースがあります。
広々とした駐車場ですので、ハイシーズン以外には、特に満車になるようなことはないかと思います。
以上が「大野アルプスランド」を訪れるための「アクセス」と「駐車場」の紹介となります。
恋人の聖地のモニュメント愛誓う指輪/Two Rings
今回は「大野アルプスランド」が「恋人の聖地」に選定されていることを知ったことで改めて訪れたので、山頂の状況はある程度把握できているので、足早に「恋人の聖地」のモニュメントが設置されている天文台広場に移動します。
「山上駐車場」のすぐ前より急勾配のスロープを登り進めて行くと、猪名川天文台「アストロピア」が整備されている広場に到着となります。
車を降りて僅か数分で到着できる「アストロピア」がある天文台広場の南の端には「恋人の聖地」のモニュメントが設置されています。
日本全国に140ヶ所を越える「恋人の聖地」では、多くのカップルをはじめとして、ご家族や友人同士で訪れ、ある者はこの場で永遠の愛を誓い合い、またある者は恩愛の絆を深めるための場としての人気があり、今まさに注目を浴びています。
「恋人の聖地」に選定された場所には、ひと目見てわかるように「恋人の聖地!」と大きく刻まれた、共通の「金色のプレート」が設置されています。
それと同時に、その場所を象徴するような「モニュメント」(*場所によってはモニュメントがなく、金色のプレートのみの場所もあります。)があり、訪れた者たちは、その「恋人の聖地!」と書かれた「金色のプレート」の前に立ち、恋人同士は愛を誓いあい、夫婦は愛の確認をし、友達同士は友情を深めあったりとさまざまです。
「大野アルプスランド」は、全国の観光地域の中から2019年4月1日より「プロポーズにふさわしいロマンティックな場所!」として「恋人の聖地」としての認定を受けたのですが、県内では5箇所目、阪神地区では初めて「恋人の聖地」に認定されました。
恋人たちが永遠の愛を誓う場所として「Two Rings」と名づけられたモニュメントが設置されていているのですが、ハイキングを楽しむ方々をはじめ、たくさんの若いカップルが訪れて愛を誓い合います。
直径が約1.9mと約1.3mの指輪をかたどった二つの交差した真ちゅう製の輪からなる「Two Rings」は、つながりや永遠を表現していると言います。
お二人の思い出のひとつとなる最高の写真スポットが「恋人の聖地」であり、今まさに縁結びのパワースポットとして人気急上昇中のスポットになっています。
阪神地域最高峰で、標高753メートルを誇る大野山の頂上付近ですから、大変素晴らしい展望が広がりを魅せるのも魅力のひとつです。
猪名川町の北部に位置する「大野山」は、阪神地域の都市近郊に位置しているにもかかわらず、山の周囲に街灯りなどの光害が少ないことから「天体観測」に適しているスポットとして大変に有名です。
従って、日中に眺める景色は、緑豊かな大自然の山々が中心で、六甲山をはじめ北摂山系の山脈が雄大に広がりを魅せています。
天文台広場には、ゆっくりと腰を掛けて景色を眺められるベンチがいくつか置かれているほか、屋根付きのベンチもありますので、景色を楽しみながらお弁当をいただくのも良いかと思います。
また、例年6月下旬~7月初旬には、猪名川天文台「アストロピア」の周辺を中心に見ごろを迎える約1万6000株ものあじさいが最大の見どころでもあり、山の上で青空に溶け込むように咲き誇るあじさいは、本当に素晴らしい眺めになると言うことです。
猪名川天文台アストロピアで天体観測!
今回は、金曜日に訪れたことで、猪名川天文台「アストロピア」が開館日でしたので、日没を迎えるまで滞在して訪れてみました。
但し、ひとつ誤算だったのが、入館手続きが終わってから「写真撮影大丈夫ですか?」と訪ねたところ手を×にして「駄目です!」との事でした。
他の方のブログで紹介のため撮影している方もいますので、写真撮影がOK!かNG!かは、その時の受付の方次第のようにも思います。
上記のことからお写真はありませんが、簡単に紹介だけしておきます。
まず、受付で、住所・氏名・電話番号など書く必要がありますが、今の時代ですから新型コロナウイルス感染症対策のひとつで、マスク着用の上で消毒・検温などは、入館前にきっちりとされていました。
毎週木・金・土・日曜日および祝日が開館日となり、開館時間は午後1時30分から午後9時30分までです。
高校生以上は入館料200円で、中学生以下は無料です。
入館したら1階でデジタルプラネタリウムを見るのですが、猪名川天文台「アストロピア」で眺められるプラネタリウムは10人ぐらいの定員で、床に寝転がって楽しむスタイルとなるのですが、今夜の星空解説や惑星・星雲星団などの天体の映像が10分ほど上映されます。
デジタルプラネタリウムが終了したあとは、受付の方2階に上がって口径が50cmの反射望遠鏡で、星空観察や日中でしたら太陽の黒点観察などを体験することができます。
今回は、夜の18時30分に訪れたので、木星と土星を見せてくれるとのことでした。
まずは木星に望遠鏡を設定しながら「今日は雲が厚いな~」と言ったあと「覗いてみ!」と言われて、少しドキドキしながら覗いたのですが、米粒ほどの光の点が見える感じで「なるほど~」の一言でした。
正直なところ、バズーカー砲のような天体望遠鏡でしたので、もっとくっきりはっきりと見えるのかと思ったのですが、少し期待しすぎたように思います。
地球から木星までは、約8億8600万kmほどあると言いますし、土星までは約16億1900万kmあると言いますので、そんなものと言えばそんなもので、考えようによっては見えること自体がすごいことなのでしょう。
惑星間の距離は、それらが軌道に沿って移動しているため、絶えず変化しているので、訪れる時期によってはもっと大きく見えるのではないでしょうか?
土星に関しましては、木星の倍ほどの距離があるのですが、見た目は木星よりも大きく、土星を取り巻く環もはっきりと確認できました。
その2つの惑星を、もう一組の親子と交代で見たところで、全てが終了となりました。
そのまま1階に降りて出て行く感じですが、滞在時間はおおよそ20分~30分ほどではないでしょうか?
入館料が高校生以上200円と比較的にリーズナブルですので、お値段以上には楽しめるかと思います。
年間を通じて、天体写真教室や観望会などさまざまなイベントも開催されていますので、比較的に幅広い世代に人気とのことです。
特に予約の必要はなく、訪れた際にお時間があれば立ち寄ってみれば良いかと思いますが、星を楽しみたいと感じたその瞬間に宇宙の神秘に出会えるスポットではないかと思います。
大野山アルプスランドのアクセス及び駐車場情報!
【基本情報】
*基本情報は、できる限り新しい情報を掲載することを心掛けていますが、すべての変化に対応できないのが現状となりますのでご了承ください。
「大野山アルプスランド」
- 住所:〒666-0204兵庫県川辺郡猪名川町柏原尾野ヶ嶽1-1
- 電話:072-766-8707・FAX:072-766-8902(猪名川町企画政策課広報戦略室)
- 時間:散策自由
- 定休日:年中無休
- 入園料:無料
- 駐車場:無料(*山上駐車場に約50台駐車可能です)
- アクセス:【公共交通機関】「能勢電鉄」の「日生中央駅」から「阪急バスの41系統杉生線」に乗車して「杉生」のバス停留所で下車してから徒歩で7.2km(約1時間55分)
【お車】大阪方面からは「阪神高速池田線」の「池田木部第二IC」を降りたら「国道173号線」を篠山に向かって北上していき「栗栖」の交差点を左折し「府道602号線(島能勢線)」を道なりに走り進めて「杉生」の交差点より「府道507号線(島川原線)」に入ったら道なりに町内柏原地区の「阪急バス」の終点となる「柏原」のバス停留所まで走り進めたところより案内看板に従いながら一方通行で大野山山頂へ向かいます30.3km(約55分)
岡山県・京都府方面からは「新名神高速道路」の「川西IC」を降りたらある信号を右折しすぐにある「川西インター西」の信号を右折して「県道12号線(川西篠山線)」に入ったら篠山に向かって北上していき「杉生」の交差点を左折して「府道507号線(島川原線)」に入ったら道なりに町内柏原地区の「阪急バス」の終点となる「柏原」のバス停留所まで走り進めたところより案内看板に従いながら一方通行で大野山山頂へ向かいます21.7km(約40分)
「猪名川天文台(アストロピア)」
- 住所:〒666-0204兵庫県川辺郡猪名川町柏原尾野ヶ嶽1-1
- 電話:開館日/072-769-0770(猪名川天文台アストロピア)
閉館日/072-766-8707(猪名川町企画政策課広報戦略室) - 開館日:毎週木・金・土・日および祝日
- 時間:お昼の13時30分~夜の21時30分まで
- 入館料:高校生以上200円(*中学生以下は無料です)
- 駐車場:無料(*山上駐車場に約50台駐車可能です)
「キャンプ場」
- 住所:〒666-0204兵庫県川辺郡猪名川町柏原尾野ヶ嶽1-1
- 電話:072-766-8707・FAX:072-766-8902(猪名川町企画政策課広報戦略室)
- 利用可能日:木・金・土・日・祝日のみで令和2年12月から営業再開(*ルールやマナー違反があれば再度閉鎖されます)
*年末年始の12月29日~翌年1月3日は利用不可です - 時間:チェックインはお昼の13時30分~チェックアウトは翌日のお昼12時00分まで
*日曜日はお昼の13時30分~夜の21時30分までのデイキャンプのみ
*受付時間:お昼の13時30分~夜の19時00分まで(*通常はお昼の13時30分~夜の21時30分までですが緊急事態宣言中のみ時間変更あり) - 利用料金:無料
- 駐車場:無料(*山上駐車場に約50台駐車可能です)
最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございます。
兵庫県内では5箇所目、阪神地区では初めて縁結びのパワースポットとして「恋人の聖地」に認定された「大野アルプスランド」ですが、猪名川天文台アストロピアの建物の横に設置された「Two Rings」は、つながりや永遠を表現していると言います。
直径が約1.9mと約1.3mの指輪をかたどった二つの交差した輪の前に立って、お互いの愛を誓い合ってみてはどうでしょうか?
綺麗な景色を眺めながら、言葉に出せずに悩むあなたの想いを伝える場として、是非一度、訪れてみてください!
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