建部大社~見どころ紹介【アクセス・駐車場・御朱印】

今回紹介するのは、滋賀県大津市神領に位置する近江國一之宮となる「建部大社(たけべたいしゃ)」です。

建部大社」は、景行(すいこう)天皇46年(116年)に「建部稲依別王命(たけべいなよりわけおうのみこと)」により「日本武尊(やまとたけるのみこと)」の神霊を祀られたのが始まりとなる、1900年の古い歴史のある神社となります。

さらに、755年に「大己貴命(おおなむちのみこと)」を権殿にお祀りすることにより「近江國一之宮」と、正式に定められたと言うことです。

近江國一之宮となる建部大社です。

近江國一之宮となる建部大社です!

日本武尊(やまとたけるのみこと)」の御神徳は「開運・出世・必勝・厄難除け」となり「大己貴命」の御神徳が「縁結び・商売繁盛・家内安全・病気平癒・醸造」の祈願ができることもあり、注目のパワースポットになっています。

境内には「一夜にして成長した!」との伝説が残る御神木の「三本杉」のほか、霊験あらたかな「白石」に願いを込め「朝夕に願掛けすることで願いが叶う!」と言われる「願い石」が、初穂料1000円で授かれます。

さらに、由縁については不明ながらも「縁結びの御利益がある!」と、多くの方が本殿を参拝したあと「必ず参拝する!」と言う特別な神社「大野神社」などがあります。

それ以外にも、さまざまなパワースポット、または見どころなどが点在する境内の紹介となります。

準備が整いましたら「建部大社」の、散策スタートです!

 

建部大社~見どころ紹介【アクセス・駐車場・御朱印】

今回は、数々のパワースポットが境内に点在すると言われる「近江國一之宮」となる「建部大社」に向けて車を走らせます。

建部大社」は「近江國一之宮」と言われ、地域の中では、最も社格の高い神社となります。

過去にも、いくつものパワースポットを巡ってきたのですが、今回訪れる「建部大社」の境内は、それほど広くないにも関わらず、たくさんの御利益を頂けるスポットがあると聞き、一度訪れてみないことには分からないと思い、満を持して訪れました。

まず初めに「建部大社」を訪れるにあたっての「アクセス」と「駐車場」について、簡単に紹介しておきます。

 

建部大社へのアクセスは良好です!

建部大社」を訪れるにあたり「マイカー」及び「公共交通機関」でのアクセス面は、比較的良好かと思います。

マイカーで「高速道路」をご利用でしたら「大阪方面」からの場合は「名神高速道路」を利用して「瀬田西IC」を降りることになります。

瀬田西IC」からは800メートルほどですので、3分ほどで行くことがきます。

また「名古屋方面」からの場合には「名神高速道路」の利用で「瀬田東IC」を降りることになります。

こちらですと1.5kmほどありますが、5分もあれば行くことができます。

続いて「公共交通機関」を利用の場合は「京阪電車石山坂本線」の「唐橋前駅」で下車するのですが、降りてから1.1kmほどですので、15分で行くことができます。

また「歩くのはちょっと!」と言う場合には「京阪石山駅」の2番乗り場より「近江バス(瀬田駅行き・野郷原行き)」に乗車し、その後「建部大社前」のバス停留所で下車すれば良いだけです。

また、3番乗り場より「帝産バス(龍谷大学行き・牧口行き)」に乗車しても、同じく「建部大社前」のバス停留所で下車するだけの、簡単なアクセスとなります。

 

建部大社の無料駐車場はゆったりスペースです!

今回管理人は「マイカー」を利用して訪れたのですが「建部大社」には「無料」で利用できる大型駐車場がありますので「マイカー」利用ですと、経済的には優しくなります。

県道16号線」より「建部大社」の「一の鳥居」をくぐり、参道を少し走って行くと「二の鳥居」があり、その「二の鳥居」を挟むかたちで、両側に「第1駐車場」と「第2駐車場」があります。

『第1駐車場』と『第2駐車場』

『第1駐車場』と『第2駐車場』

基本的には、どちらに止めても良いのですが「第2駐車場」に関しては、奥行きが無いため、10台ぐらいの駐車スペースとなりますが、すぐに「二の鳥居」から参道に入ることができます

第1駐車場」に関しては、70台ぐらい駐車可能止となりますが、少し奥行きがあるため「二の鳥居」をくぐる所から歩きたいのであれば、少しだけ歩いて戻らなければなりません。

その代わり「第1駐車場」の最奥に駐車すれば、すぐに境内の入口となる「神門」に行くことができます。

今回管理人は「第2駐車場」に駐車したあと「二の鳥居」からのスタートとなります。

 

二の鳥居から神門に向かうと・・!

二の鳥居」から「神門」までは、100メートルもありません。

両脇に松の木を従えた参道は、とても整備が行き届いた砂利道が続き、歩き進める音が心地よく響きます。

両脇に松の木を従えた参道です。

両脇に松の木を従えた参道です!

参道に玉砂利がよく敷かれますが「歩きにくいから必要ないんじゃないの?」などと、つい考えてしまいますが、玉砂利を敷くには、ちょっとした理由があります。

一つは、砂利を踏みしめながら歩いて行く音が「邪念となる気を寄せ付けない!」と言う考え方があります。

日本では、昔から「神聖な場所」と言われるところには、清浄にするため石を敷きつめたのですが、これは単なる砂利道ではなく「白砂(しらす)」とか「産土(うぶすな)」と呼ばれる、清らかで清浄を意味する小石がまかれています。

鳥居をくぐり参道を歩き進めているときに、人は清浄な石を踏みしめることによって、次第に「身を清め」さらに「心を鎮め」るのですが、その後、心身が最高の状態となったところで参拝ができるように、気持ちを整えながら「神聖な場所」へと向かいます。

参拝するまでの、気持ちや姿勢のあり方が参道には込められており、そうしたことから玉砂利を敷くことで「心身を清める!」と言う絶大な効果があると言われています。

さらに、参道の中央は「物を二等分する真ん中のところ!」と言う意味で「正中(せいちゅう)」と言われるのですが、昔から神社の参道において「神様の通り道」とされていることで、参道の真ん中を歩かないように心がけていたと言います。

そんなことも少しだけ意識しながら、本殿に向かわれるのも良いかもしれませんね。

 

日本三大巨桜のひとつ神代桜の苗木!

参道を歩き進めて行くと「神門」の手前には、手水舎があるので身を清めるのですが、ふと右手側を見ると「参集殿」があります。

参集殿」の中央には、少し見頃を過ぎた小さな桜の木が咲いています。

近づいてみると、山梨県の「日本三大巨桜」のひとつ「神代桜」の苗木が植えられています。

神代桜の苗木が植えられています。

神代桜の苗木が植えられています!

神代桜」と言えば「樹齢が2000年!」と言われる名桜で、1922年には、日本で第一号となる「天然記念物」に指定されています。

さらに「神代桜」は「日本武尊(やまとたけるのみこと)」が、東征の折「実相寺」に「自らがお手植えされた!」と言われる、桜の木となります。

建部大社」の御祭神が「日本武尊(やまとたけるのみこと)」と言う繋がりもあり、苗木を分けて頂いたのではないかと思います。

平成25年3月31日に植樹した「神代桜」の幼木は、見るからにまだ小さな「神代桜」で、少し見ごろを越えていることで、緑の葉がたくさん出てきていますが、近くで見るとたくさんの花びらが開いています。

時期を合わせて訪れると、きっと綺麗な姿を見せてくれるに違いありません!

そして数十年、数百年後には、立派な「神代桜」の子孫として、語り継がれていくのでしょう

 

見どころのひとつとなる御神木「三本杉」

さて「神門」をくぐり「建部大社」の神域となる境内に入ると、まず感じるのは、とても綺麗な境内になっていることです。

大人気のパワースポットとしてのオーラも、十分に感じることができます。

正面には拝殿が見えているのですが、その手前には、見どころのひとつとなる御神木の「三本杉」が鎮座しています。

見どころとなる御神木『三本杉』

見どころとなる御神木『三本杉』

まずは、拝殿にて参詣を済ませると、続いて御神木となる「三本杉」に近づいてみます。

御神木となる「三本杉」は、755年に「大己貴命」を「権殿」へと奉祀された際に「一夜にして成長した!」との伝説が伝わっています。

三本杉」には、神域の結界を示す「注連縄(しめなわ)」や「紙垂(̪しで)」が付けられていることで「その場所に神が宿っている!」と言うことが、目で見て分かるように示めされています。

ちなみに「三本杉」は「建部大社の神紋」にもなっています。

樹齢が約1300年の老木」であると言うことと「御神木である」と言うことで、触れることはできませんが「三本杉」に向かって手をかざすことで「御神木に宿るパワー!」を、心身に充填することができます。

 

御祭神は日本武尊・大己貴命の二本柱です!

拝殿の裏手に回ると、本殿と権殿が鎮座しています。

正面左手側が「本殿」となり「日本武尊(やまとたけるのみこと)」がお祀りされており、並ぶように右手側に鎮座する「権殿」には「大己貴命(おおなむちのみこと)」が、お祀りされています。

建部大社の『本殿』と『権殿』

建部大社の『本殿』と『権殿』

建部大社」は、景行(すいこう)天皇46年(116年)に「日本武尊(やまとたけるのみこと)」の「御子(みこ)」である「建部稲依別王命(たけべいなよりわけおうのみこと)」が「神崎郡建部郷千草嶽(かんざきぐんたけべごうちぐさだけ)*現在の東近江市五個荘伊野部町箕作山」に「日本武尊(やまとたけるのみこと)」の神霊をお祀りしたのが、始まりとなります。

天武天皇白鳳元年6月24日に起きた、古代日本で「最大の内乱」と言われる「壬申の乱(じんしんのらん)」が、瀬田川を舞台として行われたため、天武天皇白鳳4年(675年)には、勅命によって近江国府の所在地であった「瀬田の地」に、御祭神「日本武尊(やまとたけるのみこと)」を遷座し、現在に至ります。

755年に「大己貴命(おおなむちのみこと)」を「権殿」にお祀りしたことによって「日本武尊」との「二柱の神様」をもって「建部大社」は「近江國一之宮」に定められました。

 

建部大社の摂社及び末社に由縁の不明な縁結びが・・

建部大社」の本殿の左右には「摂社・末社」が、本殿を囲うように立ち並んでいます。

本殿を囲うように左手側に4社、同じく右手側に4社で、合計八つの小さなお社が並ぶのですが、上座にあたる4社のうち、左手側の2社には「日本武尊」の父母である「景行天皇」と「皇后」がお祀りされ、右手側の上座にあたる2社には「御妃」と「御子」が、それぞれお祀りされています。

左右の下座にあたる4社には「日本武尊」の遠征に付き従った家臣が、それぞれお祀りされています。

本殿を囲うように立ち並びます。

本殿を囲うように立ち並びます!

本殿の左右には、上記の8社の「末社」がありますが、境内の手前の右手側にも「摂社・末社」があります。

まず、本殿を参詣したあとに「必ず!」と言っても良いくらい「立ち寄る!」と言われる特別な神社「大野神社」が鎮座しています。

大野神社は縁結びのパワースポットです。

大野神社は縁結びのパワースポット!

大野神社」は「建部大社」の摂社のひとつとなり「縁結び」のパワースポットとして、多くの方が訪れて祈願していきます。

大野神社」の御祭神は「草野姫命(かやのひめのみこと)」で「草の神様」となります。

草の神様」なのに「何故、縁結び・・!」と、思うでしょうが、何故なのかの由縁などは一切なく「建部大社」が、現在地へ遷座される前から、この地の地主神としてお祀りされていたと言います。

氏子の方々は、今でも本殿を参詣したあとには「必ず続けて参詣する!」と言う、由緒のある神社です。

縁結び」としての御利益があるからこそ、多くの方が参詣していくと思いますので、ご興味のある方は是非一度、祈願してみてはどうでしょうか?

さらに横に並ぶように「武富稲荷神社」があり、御祭神は「稲倉魂命(いなくらたまのみこと)」で「稲の神様」となるのですが「家内安全・商売繁盛」の御神徳を授かることができます。

その横に鎮座するのは「八柱神社」となり、御神徳は「諸願成就」を祈願できるようになっています。

さらに、近くにもう一社「桧山神社遥拝所」があるのですが、末社のひとつとして「桧山神社」の「旧社殿」が鎮座しています。

『桧山神社』の『旧社殿』です。

『桧山神社』の『旧社殿』です!

現在の「桧山神社」の社殿は「建部大社」を出て、北に10分ほど歩いた「御旅山(おたびやま)」にあります。

この神社は境内の御旅山に鎮座し、御祭神は「伊邪那美命(いざなみのみこと)」をはじめ「大山祇命(おおやまつみのみこと)」・「息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)」・「武内宿祢大臣(たけしうちのすくねのおおおみ)」・「住吉大神(すみのえのおおかみ)」をお祀りし「元熊野神社」と「山神社(七ヶ所)」さらに「鞭指神社」の御祭神を合祀して「桧山神社」と、改称されました。

平成7年4月には、本殿の改築に伴い、江戸時代建立の本殿を解体修理をしてこの地に移築し「遥拝所」として保存することになったと言うことです。

 

見どころのひとつ「彌栄の御神木」

八柱神社」の横には「彌栄(いやさかえ)の御神木(産霊(むすひ)の樹)」が鎮座しています。

この御神木は「建部大社」の大神様の御神威(ごしんい)の思うままに、幾百年の永い歳月ものあいだ「彌栄」繁昌を続けた境内林中の、唯一のありがたい御神木の「松根(しょうこん)」となります。

『御神木』の『松根』です。

『御神木』の『松根』です!

非常に複雑に絡み合いながらも、大きく広がりを魅せる御神木からは、見ているだけでもその力を感じ取ることができます。

彌栄」と呼ばれる御神木の名の通り「家庭がますます栄える!」ことを祈願できますので、より一層の開運発展ができるように、お祈りしてみてください。

続いては、境内の左手側に移動してみます。

 

パワーストーンの願い石に祈りを込めて!

建部大社」の拝殿の左手側には、古くから伝わる「霊験が宿る!」と言われる、丸みを帯びた白い石となる「願い石」があります。(初穂料1000円)

このパワーストーンとなる「願い石」を持ち帰ったら「願い石」に願い事を書き込み、そして朝夕に願かけをします。

無事に願い事が叶った時に「願い石」を「建部大社」にお返しすれば、本殿にて「願い石」の持ち主および、その家庭の安泰を祈願してくれると言うものです。

丸みを帯びた白い石の『願い石』です。

丸みを帯びた白い石の『願い石』

また「願い石」の周りには「お食い初め石」があります。

お食い初め」と言うのは「我が子が一生食べ物に困らないように!」との願いを込めて、乳歯が生え始める生後100日目に行われる儀式です。

お食い初め石」は「歯固めの石」と言って、丈夫な歯が生えてくるように添えるものです。

建部大社」では「福石」と称して「無料」でいただけますので、生後100日目を迎えそうな赤ちゃんのいるご家庭は「建部大社」の「お食い初め石」を頂いてみてはどうでしょうか?

 

見どころのひとつとなるパワーストーン「菊化石」

パワーストーン」と言えば「建部大社」の本殿の裏手に回れば「菊化石」と呼ばれる、縁起の良い石があります。

本殿の周りは、ぐるり1周まわれるようになっているので、本殿の左横から入って行きます。

本殿の裏手に回ると、全体的に木の柵で囲われているのですが、柵の間から3ヶ所だけ木の棒が突き出しています。

突き出した木の棒があります。

突き出した木の棒があります!

一番手前の突き出た木の棒を覗き込むと、パワーストーンとなる「菊花石」が置かれており、突き出していた木の棒は、斜め下に置かれた「お賽銭箱」へと伸びています。

木の棒の中央には幅2~3mmぐらいの切り込みが付けられており、その切り込みを伝って「お賽銭箱までお賽銭が運ばれる」と言う、ちょっと変わった形になっています。

見どころとなる「菊花石」は特別天然記念物となり、自然の力によって「菊の模様」が入るのですが、鑑賞石の中でも最高峰となる天然石で、パワーストーンとしても大変知られた鑑賞石となります。

『菊花石』と『神鏡』と『菊紋壺』です。

『菊花石』と『神鏡』と『菊紋壺』

建部大社」の「菊花石」の模様は、かなり大きくて鮮明に浮き出ており、非常に良いものだと思います。

線の出方や色の具合には個性があり、満開の菊のように見えるものから、可憐なつぼみの模様のものまであります。

真実を見極める目を与えて、高貴な人格を形成する手助けをしてくれると言います。

また物腰や言葉に優美さをそえて、寛容で美しい心を育ててくれるパワーストーンとなります。

続いて、中央にある木の棒を覗き込むと「神鏡」があります。

古くから「神鏡」は、剣や勾玉と共に祭具のひとつとして、重要な意味を持って扱われていましたが、神社にお祀りされる神様には、具体的な姿や形が無いことで「」や「」などに「神様が依よりつく!」と、考えられてきました。

神鏡」もまた、神様が宿られる「依代(よりしろ)」のひとつとして、神様の存在と威儀を示しています。

神鏡」を通して神様と自分が向かい合い、誠実で清らかな心でお詣りをする、そんな役割も「神鏡」は、担っていると言うことです。

さて、最後の木の棒を覗いてみると「建部大社伝承古壺」となる「菊紋壺」があります。

菊紋入り」の「信楽焼古壺」となるのですが、伝承の由来や年代の記録などは残っておらず、ほとんど情報となるものはないのですが「社宝」として、長い間大切に扱われてきたと言うことです。

と、言ったところが「本殿」の裏手にある見どころとなります。

 

建部大社のエンコより自噴する御神水!

建部大社」では「エンコ」より自噴している御神水を、持ち帰ることができます。

神門を入ってすぐ左手側にある社務所の前にあるのですが、まずは、御神水が湧き出る井戸のそばには「水琴窟(すいきんくつ)」と称される手水鉢があり、地中に作りだした空洞の中に水滴を落下させ、その際に発せられる音を反響させる仕掛けがされています。

御神水が湧き出る『水琴窟』です。

御神水が湧き出る『水琴窟』です!

備え付けの竹筒で「水琴窟(すいきんくつ)」に耳を当ててみると、なんとも言えぬほど心地よく響くしずくの音が聞こえてきて、心がとても落ち着きます。

どんな音かの表現はとても難しいので、訪れた際にご自身でお確かめください。

水琴窟」で心落ちつかせたところで、隣にある「頼朝公の出世水」を見てみると「エンコ」より自噴する御神水が、地下より溢れだしています。

頼朝公の出世水」は「源頼朝」が「源氏再興を祈願した!」とも言われており「開運・出世・必勝」の御利益があると言われています。

それと「エンコ!」と、先ほどから言っていますが、この呼び名はこの地域独特のものとなり、地下100メートルぐらいの水脈より湧出する「自噴式井戸」のことになります。

昭和30年頃までは、瀬田地区のあちらこちらにあり、共同で利用していたそうです。

現在は地下より直接ポンプで汲み上げているのですが、毎日のようにたくさんの方々が水を汲みにきていると言うことです。

水質検査の結果も「良好」となり、煮沸せずにそのまま飲める御神水となります。

この御神水は、無料で頂くことができるのですが、容器に関しては各自で用意しなければいけません。

管理人は、容器を持ち合わせていませんでしたので、この場にて少しいただきました。

お持ち帰りしたい方は、容器をお忘れなきように・・・

と、言ったところで「建部大社」の見どころの散策が、すべて終了となります。

最後になりますが、太平洋戦争終戦後直後の昭和20年(1945年)8月に、日本で初めて発行された1000円紙幣があるのですが、なんとそこには「建部大社」と「日本武尊」が描かれています。

この1000円紙幣は、当時の最高額の日本銀行券でした。

それまでのお札に比べると、もっとも多くの刷色で作られているのが特徴でしたが、わずか7ヶ月間だけの通用期間だったため、大変貴重な紙幣となり「幻の紙幣」と言われているそうです。

ご自宅に古い紙幣をお持ちの方は、是非一度、お調べになるのも楽しいかもしれません。

もしも「幻の紙幣」が紛れていたら・・・

 

建部大社の御朱印です!

建部大社」の参詣がすべて終了した証として「御朱印」をいただきました。

『建部大社』の『御朱印』です。

『建部大社』の『御朱印』です!

尚「御朱印」に関しては、基本的には、ひとつにつき300円を納めれば、誰でも頂くことができます。

御朱印」に関しては、寺社で参拝しなければ頂けないと言うものではなく「仏像鑑賞」や「パワースポット巡り」など、別な楽しみも兼ねた証として頂くと言う考え方もあります。

寺社を訪ねるだけでなく「御朱印集め」は「何を書くのか?」や「どんなハンコ(朱印)を押すのか?」さらに「字の良し悪し」などを、楽しみのひとつとして収集するのも良いものですよ。

管理人は、訪れた寺社仏閣では必ず「御朱印」を頂いているので、正確に数えたことはないですが、知らず知らずの間に「1000」に手が届きそうなくらいになっています。

御朱印集め」を、始めようとお考えの方には、是非お勧めしたいと思います。

尚、近年では「御朱印」を「スタンプラリー」のように、参拝もしないで頂きに行く方が増えていると言うことですが、最低限のマナーとしては、参拝が終了してから頂くことをお勧めしておきます。

建部大社」は、さまざまなパワースポットが点在する神社となっています。

慌ただしく流れる日々の生活で、心身に溜まった心の疲れを振り払いに行ってみてはどうでしょうか・・・

 

建部大社のアクセス及び駐車場情報!

基本情報

*基本情報は、できる限り新しい情報を掲載することを心掛けていますが、すべての変化に対応できないのが現状となりますのでご了承ください。

建部大社

  • 住所:〒520-2132滋賀県大津市神領1-16-1
  • 電話:077-545-0038
  • 拝観時間:朝の9時00分~夕方の16時00分
  • 定休日:年中無休
  • 拝観料:境内無料
    *但し宝物館の拝観料は200円です。
  • 駐車場:無料
    • アクセス:【公共交通機関】「京阪電車石山坂本線」の「唐橋前駅」で下車して徒歩1.1km(約15分)
      JR琵琶湖線」の「石山駅」で下車して徒歩1.8km(約30分)
      石山駅」から「近江バスをご利用の場合(2番乗り場)瀬田駅行き・野郷原行き」に乗車して「建部大社前」のバス停留所で下車してすぐ
      石山駅」から「帝産バスをご利用の場合(3番乗り場)龍谷大学行き・牧口行き」に乗車して「建部大社前」のバス停留所で下車してすぐ
      お車】「大阪方面」からは「名神高速道路」をご利用の場合「瀬田西IC」より800m(約3分)
      「名古屋方面」からは「名神高速道路」をご利用の場合「瀬田東IC」より1.5km(約5分)

最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございます。

近江國一之宮となる「建部大社」の境内は、それほど広くはないのですが、密に見どころが点在しており、並々ならぬほど目に見えぬパワーが溢れかえっています。
是非一度訪れて、日頃の生活で疲れた心身に、パワーを充填してみてください。

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